平成 27 年度 学校関係者評価報告書 - 学校法人ヒラタ学園 大阪航空

平成 27 年度 学校関係者評価報告書
学校法人ヒラタ学園大阪航空専門学校では、平成27年度から教育活動について、実施状況を
総合的かつ客観的に把握することにより、問題点を明らかにするとともに、PLAN、DO、CHECK、ACTION
というサイクルを実効的なものとするため、「学校自己評価」を実施いたしました。
また、自ら行った「学校自己評価」について、学生の日常関係者、関係業界、教職員から成る
「学校関係者評価委員会」において評価を実施いたしました。
本委員会では、貴重なご意見やご指導をいただき感謝申し上げるとともに、改めて学校評価の
重要性を認識いたしました。
学校自己評価及び学校関係者評価につきましては、今後とも規定に基づき継続的に実施し、学
校運営の改善、教育の質の向上等、教育活動の充実・強化に取り組んで参る所存です。
関係者の皆様には、引き続きご支援とご指導を賜りますようお願い申し上げます。
平成 27 年 7 月
学校法人ヒラタ学園 大阪航空専門学校
校長・学校関係者評価委員長
梶谷 勝弘
学校関係者による評価について
1.学校関係者評価委員会委員
委員氏名
所
属
公益社団法人 日本航空技術協会
工東 信郎
事務局長
サンコー・エア・セルテック株式会社
浦田 信雄
代表取締役副社長
エアバス・ヘリコプターズ・ジャパン株式会社
松本 和徳
顧問
CKTS株式会社
菅田 智裕
管理部長
株式会社Kグランドサービス
堤
俊親
総務課長
学校法人ヒラタ学園
平田 光弘
航空事業本部長
学校法人ヒラタ学園
林
宏之
近畿コンピュータ電子専門学校 校長
株式会社南テスティパル
安井 利成
学生食堂店長
賃貸マンション経営者
加藤 喜代美
提携学生寮
梶谷 勝弘
大阪航空専門学校
(委員長)
校長
大阪航空専門学校
平田 徳寛
教務部長
田村 成彦
大阪航空専門学校
(書記)
教務部次長
1
備 考
業界団体
関係者
業界企業
関係者
業界企業
関係者
業界企業
関係者
業界企業
関係者
学園関係者
学園関係者
学生関係者
学生関係者
学内関係者
学内関係者
学内関係者
2.実施要領
学校関係者評価委員会は、
「学校自己評価報告書」に対する再評価をお願いするものである旨
をお知らせするとともに、事前に学校関係者評価委員の皆様に「学校自己評価報告書」を送
付したうえで、開催することにいたしました。
3.評価結果の公表
学校関係者評価委員会おいていただいた評価は、
「学校関係者評価報告書」として取りまとめ、
今後の学校運営の改善、教育活動の向上に活かすとともに、インターネット・ホームページ
(以後、ホームページという。
)を活用して公表します。
4.評価項目毎の学校関係者評価
評価項目に対する学校関係者の評価、ご意見等について報告します。
評価は、4:適切、3:ほぼ適切、2:やや不適切、1:不適切として記載します。
4.1 教育理念・目標
評価 3 (ほぼ適切)
・教育理念・目標については、明確にされており、学校案内やホームページで周知されて
いることを確認しました。
・また、学科目標や育成人材像は業界ニーズに十分対応していると思われますが、自己評
価で改善の余地があるとのことなので、更なる向上が図られるよう期待します。
・その他に関しては特に意見等ありません。
4.2 学校運営
評価 3 (ほぼ適切 )
・学校運営については、理事会をはじめ、評議員会、教職員会議等が組織され、また、意
思決定機能は明確、かつ、有効に機能していると評価します。
・また、自己評価において教育活動における「学校内自己評価」や当該「学校関係者評価」
に係る公表を行う必要があると判断されるとともに、平成 27 年度には公表するとされて
いることから、これを評価します。
・次に、コンプライアンスに係る事項ですが、体制は整っており適切に整備、運用されて
いるとの自己評価で安心をしておりますが、学校は非常に多くの個人情報を取扱ってい
ます。適切な注意喚起と社会の動向を注視しながら法令遵守を怠ることのない学校運営
をお願いします。
・その他に関しては特に意見等ありません。
4.3 教育活動
評価 4 (適切)
・教育課程編成委員会の提言や業界ニーズを取り入れたカリキュラムで授業が行われていると
ともに、所要の資機材については適宜に整備され、実践的な職業教育が行われていると評価
します。とりわけ関係企業から出向教員を迎え入れ、各学科とも実践的な職業教育を行って
いる点について高く評価します。
・教員の研修については、改善するとされていることから、これを進めていただければさらに
良くなると思います。
・その他に関しては特に意見等ありません。
4.4 学修成果
評価 3 (ほぼ適切)
・毎年 95%以上の内定率を維持している点については十分に評価できます。
・退学防止に努めていることが伺えますが、退学理由を細かく分析するなどして、的確な
防止策を講ずることにより更なる退学率の低減を期待します。
2
・また、メンタルケアについては、社会的にも重要な問題の一つになっています。授業の
中に「メンタルヘルス」の時間があればなお良いのではないかと思います。
・卒業生に対する現状把握ができていないとして、企業に対してアンケート調査を行うこ
とで改善するとありましたが、今後は、卒業生からの意見を把握し、教育の改善に活か
していくことも大切だと思います。組織的な対応を期待します。
・その他に関しては特に意見等ありません。
4.6 学生支援
評価 3 (ほぼ適切)
・就職支援、学生相談については、適切に対応ができていると思われるが、今後は、さら
に様々な相談に対応できるよう、体制の強化を図っていただきたい。
・学生の就学金制度や学費の分割制度等、学生を経済的に支援する制度が十分に整備され
ており問題ありません。
・サークル活動に関する規定が制定され、責任体制も明確となり活動の活発化に資するも
のと思われます。学生生活を快適に送れるよう十分整備されていると思います。
・卒業生への支援体制として、組織的に連携、サポートするための仕組みについて検討が
必要だと思います。
・高等学校等からの依頼により、出前授業が行われていることが伺えますが、今後も継続
的に、また、積極的な取組みを期待します。
・その他に関しては特に意見等ありません。
4.7 教育環境
評価 4 (適切)
・施設、設備は、必要に応じて導入・更新されており問題ありません。今後とも計画的に
整備をお願いします。
・インターンシップ体制も整備されています。積極的な推進をお願いします。
・学生の自主学習を支援するほか、必要に応じて教師が個別に指導を行っていることを高く評
価します。
・その他に関しては特に意見等ありません。
4.8 学生の受け入れ募集
評価 4 (適切)
・大阪府専修学校・各種学校連合会 高等学校進路指導協議会との協定の中で、適切な学生募
集活動が行われていると評価します。
・教育成果として、就職率や就職先企業名がインターネット・ホームページで公開され、また、
体験入学やオープンキャンパスにおいても、その実績が伝えられております。
・学納金は適切に決定されていると評価します。
4.9 財務
評価 4 (適切)
・財務状況は安定しており、会計監査も適正に行われています。
・自己評価において、財務情報の公開がなされていないことに鑑み、平成 27 年度からホー
ムページ上で公表するとされていることから、これを評価します。
・その他に関しては特に意見等ありません。
4.10 法令等の遵守
評価 3 (ほぼ適切)
・法令遵守、設置基準の遵守を旨として、必要な改廃届は関係機関に適正に行われており、
適切な学校運営がなされていると思います。
・また、情報の保護、管理に関しても、個人情報の保護に関する規程を定め、適切に実施
されていると評価します。しかしながら、自己評価でも上げられているとおり、情報通
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信機器技術の進展は目覚ましいものがありますので、注意を怠らず変化に対応した適時
の対策を講じていかれるようお願いします。
・「学校自己評価」及び「学校関係者評価」は、平成 27 年度からホームページ上で公開す
るとされていることから、これを評価します。
4.11 社会貢献・地域貢献
評価 4 (適切)
・小中高生を対象にした校外授業の受入れや国家試験等の会場として学校施設を提供する
などの直接的な貢献や省エネ活動に取り組むなど間接的な貢献も行われており評価しま
す。
・ボランティア活動、公開講座等に関しても、学科による強弱はあるものの実施又は、積
極的に推進するとのことであり期待します。
・その他に関しては特に意見等ありません。
学校法人ヒラタ学園 大阪航空専門学校
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