新規な分離・検出の場としての溶液界面

「分析化学」特集“新規な分離・検出の場としての溶液界面”
の論文募集
「分析化学」編集委員会
「分析化学」編集委員会は,溶液界面研究懇談会と共同で「新規な分離・検出の場として
の溶液界面」と題する特集を企画しました.溶液界面研究懇談会(旧非水溶媒研究懇談会)
は,
「分析化学における溶液界面の役割を明らかにし,かつ,その適用を促進するために,溶
液界面についての多方面の研究者が集まり,溶液界面化学の基礎的研究,有用な溶液界面の
開発などを行う」ことを目的としています.ここで言う「溶液界面(solution interfaces)」と
は,少なくとも一つの相が溶液(液体)で,これと固体,液体または気体との間の界面を意
味します.溶媒抽出(液|液),液体クロマトグラフィー(固|液),ボルタンメトリー(固
|液,液|液)
,イオン選択性電極(固|液,液|液)などの分離・検出法は,いずれもこの
溶液界面を分離・検出の場として利用しています.また,気|液界面の全反射 X 線吸収分光
などによる分析法も開発されています.このような分離・検出の場としての溶液界面では,
溶液内のイオンや分子が,その物理化学的性質に応じて選択的に界面移動,吸着,酸化還元・
錯形成などの化学反応を起こします.そして,そこには溶液界面に共通な法則や概念がある
と思われます.これらの知見を情報交換して共有することは,新規な手法の開発にもつなが
ると考え,本特集号を企画しました.溶液界面を用いる分離・検出法の基礎的並びに応用的
研究の成果を幅広く募集します.奮ってご投稿ください.
記
1. 特集論文の題目:「新規な分離・検出の場としての溶液界面」
2. 特集論文の対象:上述の“溶液界面”を用いる分離・検出法に関連する研究成果を含むも
の.
3. 論文の種類:総合論文,報文,技術論文,ノート,アナリティカルレポート
4. 特集論文の投稿規定及び投稿の手引き:一般論文に準拠(「ぶんせき」2015,No.3,又は
URL = http://www.jsac.jp/sites/default/files/toko-j.pdf 参照)
5. 特集論文の審査方法:一般論文の審査方法に準拠
6. 特集論文の申込方法:投稿カード(MS-Word ファイル)に所定の事項を記入(論文種目欄
には朱字で論文の種類と「新規な分離・検出の場としての溶液界面」を記入する)し,
「分析
化学」編集委員会あてにお申し込みください.投稿カードのうち,題名,著者は暫定のもの,
原稿予定枚数などの未定部分の記載は不要です.投稿も電子メールにてお願いします.電子
原稿の投稿要領(http://www.jsac.jp/node/51)を参照し PDF ファイルにしてお送りくださ
い.なお,電子メール投稿ができない場合には,郵送にてご投稿ください.
7. 特集論文申込締切:2015 年 8 月 28 日(金)
8. 特集論文原稿締切:2015 年 10 月 16 日(金)
9. 特集論文掲載号:期限内に審査を通過した論文は,原則として「分析化学」第 65 巻第 3
号に掲載の予定です.ただし,期限を超えたものなどについては,一般論文として他の号
に掲載される場合があります.
10. 特集論文に関する申し込み・問い合わせ先:〒141-0031 東京都品川区西五反田 1-26-2 五
反田サンハイツ 304 (公社)日本分析化学会「分析化学」編集委員会[電話:03-3490-3537,
E-mail:[email protected],URL =http://www.jsac.jp/node/47]