特集“食品機能の評価と分析化学”の論文募集

「分析化学」特集“食品機能の評価と分析化学”の論文募集
「分析化学」編集委員会
超高齢社会を迎えたわが国では,国民の健康寿命の延伸を目的とした「スマート・ライフ・
プロジェクト」が推進され,健康増進や病気予防への関心が高まっています.
「国民が自らの
健康を守るための的確な情報提供と,農産物の海外展開を視野に入れ,諸外国よりもわかり
やすい機能性表示を促す仕組みを作る」ことが安倍内閣による日本再興戦略の一環としてあ
げられています.2015 年 4 月より特定保健用食品や栄養機能食品に続く第三の機能性表示が
可能となり,科学的根拠に基づく健康効果(成分)を持つ食品について,各企業の判断で「機
能性表示食品」に指定することができるようになりました.食品の種類に制限はなく,サプ
リメント,飲料,農水産物,加工食品など,あらゆる食品に対して「機能性表示食品」と指
定することが可能となります.機能性表示食品制度の導入によって,経済効果はもちろん,
新たな食品市場拡大や食品コンセプトの創造などの波及効果も期待されています.新制度で
は食品や機能性関与成分の査読付きの学術論文等原著論文を用いたシステマティック・レビ
ューが必要であり,科学的根拠が求められることから,分析化学の果たす役割は大きいと考
えられます.このような背景から,「分析化学」編集委員会では,「食品機能の評価と分析化
学」と題した特集を企画しました.本特集では,機能性食品やサプリメントに関連する機能
評価における分析法の開発,最先端分析技術を用いた機能解析研究などを対象とします.食
品機能の評価・分析に関連する幅広い技術について論文投稿をお待ちしております.奮って
ご投稿下さい.
記
1.特集論文の題目:「食品機能の評価と分析化学」
2.特集論文の対象:以下の例のような「食品機能の評価と分析化学」に関する論文.
1)食品の機能評価に関連する技術や分析法の開発,2)食品中の機能性成分分析技術
や新たな手法の開発,3)食品機能成分の分離・評価,4)分析化学的手法による新た
な機能性成分の探索,5)機能評価における分析データ解析手法の開発など.
3.論文の種類:総合論文,報文,技術論文,ノート,アナリティカルレポート.
4.特集論文の投稿規定及び投稿の手引き:一般論文に準拠(「ぶんせき」2015,No.3,又は
URL= http://www.jsac.jp/sites/default/files/toko-j.pdf 参照).
5.特集論文の審査方法:一般論文に準拠.
6.特集論文の申込方法:投稿カード(MS-Word ファイル)に所定の事項を記入(論文種目
欄には朱字で論文の種類と「特集 食品機能の評価と分析化学」を記入する)し,
「分析
化学」編集委員会あてにお申し込みください.投稿カードのうち,題名,著者は暫定の
もの,原稿予定枚数などの未定部分の記載は不要です.投稿も電子メールにてお願いし
ます.電子原稿の投稿要領(後頁または http://www.jsac.jp/node/51)を参照し,PDF フ
ァイルにしてお送りください.なお,電子メール投稿ができない場合には,郵送にてご
投稿ください.
7.特集論文申込締切:2015 年 10 月 2 日(金)
8.特集論文原稿締切:2015 年 12 月 4 日(金)
9.特集論文の掲載:期限内に審査を通過した論文は特集論文として「分析化学」第 65 巻第
6 号に掲載の予定です.ただし,期限を超えた論文については,一般論文として他の号
に掲載する場合もあります.
10.特集論文に関する問い合わせ先:〒141-0031 東京都品川区西五反田 1-26-2 五反田サン
ハイツ 304 号 (公社)日本分析化学会「分析化学」編集委員会[電話:03-3490-3537,
E-mail:[email protected],URL =http://www.jsac.jp/node/47]