ART OSAKA 2015 多くの来場者で賑わい閉幕 入場者数 3760名 (昨年

2015年7月31日
ART OSAKA 2015 クロージングレポート
報道関係各位
ART OSAKA 2015 多くの来場者で賑わい閉幕
入場者数 3760名 (昨年比 3650名)
売上総額 4100万円 (昨年比 3900万円)
第13回現代美術のアートフェア『ART OSAKA 2015』が、7月3日(金)プレビュー、4日(土)、5日(日)一般公
開の3日間、ホテルグランビア大阪26階にて開催されました。今年は、大型サインが会場に施され、アートフェアが
より一層、華やいだ装いとなりました。
初日プレビューは、昨年の来場者数(約680名)を上回る約740名にお越しいただきました。一般公開の土曜日・日曜
日の入場者数は、それぞれ1,480名・1,530名で、3日間合計3,760名(2014年=3,650名)に上り、昨年よりも110名程
上回る結果となりました。
今年のラインナップは、台湾、韓国、マカオ、フランス、ニューヨークより8の海外ギャラリー、国内からは、大阪
以外にも京都、奈良、神戸、愛知、東京、金沢より45のギャラリーが参加され、総勢53軒の現代美術ギャラリーブー
スの展示によって、26階フロアが満たされました。具体的な構成としては、ギャラリーによる展示が、通常の展示室
53室とExhibition Plus(個展形式、またはテーマに基づいた展示)13室、加えて3室の企画展で構成されました。
左より、eitoeiko、the three konohana(Exhibition Plus)、FUKUGAN GALLERY(Exhibition Plus)
今回、ART OSAKA初出展のギャラリーは10軒。なかでも東京のeitoeikoは、岡本光博や島本了多らによる毒々しくキ
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ッチュな作品が関西のコレクターを魅了し、大阪のthe three konohanaが見せた、新進気鋭の建築ユニットNO
ARCHITECTSと小出麻代とのコラボレーションは、従来のフェア展示に新鮮さを加えることとなりました。また、
ART OSAKA の常連である大阪のFUKUGAN GALLERYは、宇加治志帆の作品を着た集団によるパフォーマンスを会
場廊下にておこない、アートフェアでの作品展示のあり方の幅を広げる試みとなりました。
「アートで目覚めるvol.3」左より、西太志の絵画と立体、天牛美矢子のインスタレーション
3つの企画展のうち、京都市立芸術大学協力のもと企画された「アートで目覚めるvol.3」では、逸材の若手作家5名を紹
介しました。今回は、立体、油画、版画、工芸と多様な作家を選出し、彼らによるインスタレーションで客室空間が
埋め尽くされました。若手作家たちの
れんばかりのパワーが来場者を魅了し、好評を得る内容となりました。
ラウンジではサードウェーブ・コーヒーで知られるMERRY TIMEがホストとなり、高品質なコーヒーを一杯一杯、ハ
ンドドリップで提供。コーヒーが苦手な方には、緑茶やハーブティの販売をおこないました。コーヒーのよい香りが
あたりに広がり、来場者のみならずフェア関係者もほっと一息、落ち着ける場となりました。
MERRY TIMEのハンドドリップと、フォーバレルのコーヒー豆
近年来場者数は安定しており、ART OSAKAが、関西の現代アートシーンでの一翼を担い、夏の恒例のイベントになっ
ていることが伺えます。実際、来場者アンケートにも、「毎年楽しみにしている」「多くの作品を見れて刺激的、もっ
とやってほしい」という、好意的な意見を大変多く聞くことができました。しかしながら、作品の購入を目的に来場
される方は全体の1.5割程度という数字が出ており、多くの来場者は、作品鑑賞を目的に来場されていると推測できま
す。
ART OSAKAの主目的としては、現代アート作品のコレクション重要性の社会的認知を広げ、促進することがありま
すが、来場者と運営側(ギャラリー側)の想いには、未だギャップがあることが改めて浮き彫りになりました。
売上げ金額に関して、今年は総額4100万円 (昨年 3900万円)となりました。細かく内容を分析すると、売り上げ総額
が100万円を超えたギャラリー数は昨年のおよそ倍の9軒となり、その内200万円を超えたギャラリーも2軒との結果
でした。高額作品が集中して販売され総売上を押し上げた昨年に比べ、今年は満遍なく各ギャラリーの売り上げが伸
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びる結果となりました。また今年から弊ウェブサイトに導入した[アートワークページ] を利用した作品問い合わせも
多数頂くことができました。
今年1月1日より「美術品等についての原価償却資産の判定」改訂され、法人の美術作品購入がよりしやすくなりまし
た。これを契機に、企業に向けて現代アートのコレクションの促進を働きかけることも、ART OSAKAの新たなミッ
ションです。美術作品購入という直接的行為が、身の回りや職場の環境にクリエイティブな影響をもたらすだけでな
く、若手アーティスト支援、現代美術業界の振興にも重要であることをより多くの方々に知って頂けるよう活動して
参ります。
末筆になりますが、ART OSAKA2015の開催にあたりご支援下さいました関係機関、関係企業の皆様に心よりお礼申
し上げます。
主催:ART OSAKA 事務局
特別協力:ホテルグランヴィア大阪
協賛・後援:アサヒビール(株) / (株)ライブアートブックス / (株)ダイム / ホルベイン工業(株) / 六甲ミーツ・アート芸術散歩2015
(公財)関西・大阪21世紀協会 / 駐大阪大韓民国総領事館 韓国文化院 / 台北駐大阪経済文化弁事処
イベント協力:京都市立芸術大学キャリアデザインセンター / (一社)日本芸術写真協会 / アートのある暮らし協会 / MERRY TIME
メディアパートナー:FM802 / FM COCOLO / KANSAI ART BEAT / artfacts.Net
実行委員長:松尾 良一 / TEZUKAYAMA GALLERY
実行委員:林 聡 / ギャラリーノマル、細川 佳洋子 / ギャラリーほそかわ、石田 克哉 / MEM、加藤 義夫 / 加藤義夫芸術計画室、
八木 光恵 / アートコートギャラリー、井上 佳昭 / Yoshiaki Inoue Gallery、森 裕一 / MORI YU GALLERY
相談役:山口 孝 / ギャラリーヤマグチクンストバウ
事務局:フェアマネジャー / 宮本 典子
アシスタントマネジャー / 鈴木 香澄 、室谷 智子、川西 遥
エキシビターリレイションズ / 宮下 和秀(MUG)
プレス協力:平昌子(TIRA MASAKO PRESS OFFICE) 会場撮影:早川智彬
ART OSAKA 事務局:c/o office N 担当:宮本典子
542-0062 大阪市中央区上本町西4-1-68
T. 06-7506-9338 / E. [email protected]
プレス窓口:TAIRA MASAKO PRESS OFFICE 担当:平昌子
T. 090-1149-1111 / F. 03-5465-7376 / E. [email protected]
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