なお、3学期は1月8日(木)から始まり3月20日(金)までです。

本格的な冬将軍の到来ですが、皆様にはお元気でお過ごしでしょうか。
キッズクラブの2学期の通常レッスンは 12 月 20 日に終了しまして、
現在は冬休みに入っていますが、
休暇中も、一時帰国中の留学生や受験生の指導は個別で対応しています。
なお、3学期は1月8日(木)から始まり3月20日(金)までです。
キッズクラブでは、20 年以上前から短期・長期留学を推奨し、現在数十名の中・高校生が海外で学ん
でいます。留学経験を通して『使える英語』を修得すること、異文化体験を通してグローバル社会に対
する適応力を養うことを目標としています。現在、多くの生徒がカナダの公立学校で学んでいます。
<春の学校体験プログラム>
3月27日(金)から4月5日(日)まで学校体験プログラムを企画しました。カナダ人の Buddy と一緒
に実際の授業を受けてみませんか?Aldergrove 高校と Betty Gilbert 中学校が受け入れをしてくれます。
この期間、増山は長期留学生の引率でカナダに行きますので、短期学校体験を希望する生徒も引率して
いくことができます。この機会にお子さんに海外の現地校で学ぶ体験をさせてみませんか?
<帰国・推薦入試を終えて>
今年の大学推薦入試は年内に終わりました。日本国内・国外の高校卒に関わらず、各種の推薦入試が
ひとつの入試形態として定着しています。推薦入試で求められる力は、いかに充実した高校生活を送っ
たかというアピール力です。実際の試験では小論文を課されることが多いのですが、自己分析から始ま
り、論理的に読み、書き、自分らしい感受性で発想出来るようになることが肝要です。
2014年
大学入試
帰国・自己推薦等
合格発表
青山学院大学
地球共生学部 2名
青山学院短期大学
国際学部 2名
神奈川大学
外・スペイン語学科
関西学院大学
法学部
上智大学
文学部英文学
上智大学
文学部ドイツ文学
上智大学
総合グローバル学部
上智大学
外・ポルトガル語学科
上智短期大学
英語科
聖心女子大学
文学部
デジタルハリウッド大学
デジタルコミュニケーション学部
東海大学
文学部ヨーロッパ文明
東京女子大学
現代教養学部
獨協大学
国際教養学部
中央大学
経済学部
フェリス女学院大学
音楽芸術学科
法政大学
デザイン工学部
日本大学
経済学部 国際経済学科
早稲田大学
社会科学部
フレーザーバレー大学・バンクーバーアイランド大学(カナダ)
<青年期の海外体験について>
青年期の留学は語学習得以上の成果があることは事実です。多文化を体験することのほかに精神的自
立を促すことも出来ますが、同時にリスクもあります。「自由」を「勝手にしていい」と勘違いすることで
過ちを犯す危険性も孕んでいます。その為には、教育委員会、学校の留学担当の先生やホストファミリ
ーと密に連絡を取りながら、生徒を取り巻くセーフティネットを確立することが大事です。
近年は「英語くらい出来るでしょ」というのが世界の常識です。ただし、これは会話が出来るというこ
とだけではなく、語学をツールとして充分に自己表現が出来るという意味です。親世代の英語教育とは
全く異なる指導法が求められていることをご理解ください。世界基準の英語力養成の為には、親も進化
する必要があります。まず先入観を捨てて、自らも学ぶ姿勢を持っていただきたいと思います。
<キッズクラブの英語指導>
導入期の英語指導が最も大切で難しいと言われています。指導者は周到な準備をしますが、子ども達に
は「遊んでいる」と感じさせて、楽しみながら高度な実力をつけることを目指しています。具体的には、
、
、
① 文字の指導の前にサイトワード(見てわかる言葉)を増やし、次にフォニックスで文字と音との関係性を修得させ
る。これは欧米の子どもと同じ学習法です。
② 「英語脳」を鍛える為には、英語で他の教科を学ばせる。算数や理科、社会など多岐に渡る内容で子ど
もの好奇心を刺激する。英語での質疑応答(Q&A)を繰り返して、日本語を介さずに考えさせる。
③ 「英語は英語で教える」。同じ状況下で繰り返し言われる英語は徐々に意味を「想像」するようになりま
す。「何となくわかる」ことこそ大切で、詳しい文法の解説は中学以降で充分間に合います。
④ 「プレゼンテーション能力を鍛える」。日本人が苦手と言われる自己表現力を早い時期から鍛えます。英語劇
やスピーチなどの発表の場を与えることで、自ら積極的に学ぶ姿勢を作ります。
⑤ 文字の指導も怠りませんが、フォニックスの概念に従って「聞いた音は書ける」ことを目標にしています。
<英語指導を取り巻く最近の傾向>
現在、文法解説と英文和訳中心の伝統的な指導スタイルから、英語を使う力を強化する「言語活動」をたくさ
ん行うことへの転換が求められています。ですが、指導スタイルがなかなか変わらない理由のひとつとして、
「高校入試や大学入試が必ずしも『使う力』を問うものになっていないから」というものがあります。
英語の資格試験も、英語検定の他に TOEFL・TOEIC・IELTS・TEAP など多様化が進み、全体の傾向として選択問
題形式から筆記を中心とする試験に移行して、スピーキング力も問われています。このような試験に対応する
為には「自分の意見を英語で正確に表現できること」を目標とする指導が大切となります。英語で意見を書け
るということは「読み聞き話す」にも通じ、自由自在に『使える英語』となるわけです。
<大切なお知らせ>
授業は回数制ですので、英語や中学数学などの同一科目内なら振替可能です。高校の数学及び理数科目
は要望に応じて開講します。新年にはホームページも一新しますので、ぜひご覧になってください。
昨年はいろいろと有難うございました。来年もどうぞ宜しくお願い致します。
2014 年
12 月
増山恵子