クリタグループの沿革 (2ページ, 441KB)

クリタグループの沿革
連結売上高と事業展開
( 億円 )
2,500
2,000
水処理薬品
(ボイラ薬品)
1949
1,500
メンテナンス・サービス
1958
水処理装置
1975
1965
1951
1,000
海外薬品子会社設立
(ブラジル)
水処理薬品
(プロセス薬品)
電子産業向け装置
1973
500
0
1949
創業(神戸)
1961
1974
東証・大証上場
東京本社ビル完成(新宿)
経済・産業史
1947–1955 年
戦後復興期
主な成長産業
1955–1973 年
高度成長期
重化学工業(石油・鉄鋼)
沿革
創立∼1950年代
1949(昭和24年)水処理薬品事業(ボイラ薬品)により創業。
創立者が、大型船舶の汽缶技術を活用したボイラ薬品の販売
を開始。
1951(昭和26年)水処理装置事業へ進出。
ボイラ給水の前処理をするための純水装置の販売を契機に、
水処理装置分野へ進出。
薬品・装置による総合的な水処理事業へと発展。
1951(昭和26年)汽缶給水研究所を設立。
1953(昭和28年)化学洗浄事業を展開。
薬品技術を適用し、
ボイラ内部を清浄化する化学洗浄部門を
新たに設置。
1958(昭和33年)メンテナンス・サービスを展開。
水処理装置の安全運転およびアフターサービスの拡充を図る
ため、
メンテナンス・サービスの専門組織を設置。
(株)
鈴木商会
(現栗田エ
1959(昭和34年)化学洗浄部門を分離し、
ンジニアリング
(株)
)
を設立。
1960年代
1961(昭和36年)株式を東京・大阪両証券取引所第二部市場に上場。
水処理装置・施設のメンテナンス・サービス会社として、関西栗
田整備
(株)
(栗田テクニカルサービス
(株)
の前身)
を設立。
1962(昭和37年)株式を東京・大阪両証券取引所第一部市場に上場。
1965(昭和40年)プロセス薬品へ事業拡大。
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Kurita Water Industries Ltd. Annual Report 2015
大量に水を使用する紙パルプ・石油・鉄鋼分野において、生産
性を向上させる薬品を開発し、水処理分野から生産プロセス
へと事業領域を拡大。
1970年代
1973(昭和48年)電子産業分野へ参入。
半導体製造プロセスの微細化によりさらなる高純度の水が求
められる中、超純水製造技術を開発。
1974(昭和49年)東京都新宿区に本社ビル完成。
1975(昭和50年)海外薬品子会社設立。
ブラジルに水処理薬品の製造・販売を行うクリタ・ド・ブラジル
Ltda.を設立。
1975(昭和50年)水処理施設・装置の運転管理会社として栗田水処
理管理
(株)
(現
(株)
クリタス)
を設立。
1978(昭和53年)東南アジアにおける水処理薬品・水処理装置事業
の拠点となるクリタ
(シンガポール)
Pte.Ltd.を設立。
1980年代
1986(昭和61年)精密洗浄事業を展開。
電子産業分野で確立した販売網や化学洗浄で培った技術を活かして、
半導体製造装置に使われる部品・治具などを洗浄する事業に参入。
1986(昭和 61 年)インドネシアに水処理薬品の製造・販売を行う
P.T.クリタ・インドネシアを設立。
1987(昭和62年)台湾に水処理薬品の製造・販売を行うクリタ(タイ
欧州水処理関連事業買収
2015
( 億円 )
超純水供給
2,500
2002
土壌浄化
1991
2,000
精密洗浄
1986
1,500
1,000
500
2012
0
本社移転(中野)
1973–1991 年
安定成長期
加工組立産業(家電・自動車)
半導体産業(コンピューター)
ワン)
Co.,Ltd.を設立。
1989(平成元年)欧州における水処理薬品の製造・販売拠点として
クリタ・ヨーロッパGmbHをドイツに設立。
1989(平成元年)タイに水処理薬品の製造・販売を行うゴシュー・ケ
を設立。
ミカル社
(現クリタ-GKケミカルCo.,Ltd.)
1990年代
1991(平成3年)土壌浄化事業を開始。
土壌汚染問題が大きな社会問題となり、水処理で培った技術
を活かし、
土壌浄化事業を開始。
1995(平成7年)中国における水処理薬品の製造・販売拠点として栗
田工業
(大連)
有限公司を設立。
1996(平成8年)アメリカに水処理装置の販売およびメンテナンス・
サービスを行うクリタ・アメリカInc.を設立。
1997(平成9年)栗田工業(株)が、メンテナンス・サービス事業を行
う栗田テクニカルサービス
(株)
を合併。
1998(平成10年)韓国において水処理装置の生産・販売およびメン
テナンス・サービスを行う韓水テクニカルサービスLtd.に資本
参加。
2000年∼現在
2001(平成13年)土壌浄化に関わる総合コンサルティング会社で
あるランドソリューション
(株)
を設立。
2001(平成13年)土壌浄化に関わる総合コンサルティングを開始。
1991–2015 年
情報化社会進展期
マルチメディア産業
(パソコン・デジタル家電)
土壌浄化の実績を活かし、
汚染リスクのヘッジや浄化後の土地
の円滑な売却へとつながるスキームを提供する事業を開始。
2001(平成13年)中国における水処理装置の販売およびメンテナ
ンス・サービスの拠点として栗田超純水設備
(上海)
有限公司
を設立。
2002(平成14年)超純水供給事業を開始。
お客様に代わりクリタが設備を所有、運転管理を行い、超純水
を供給するというアウトソーシングビジネスを開始。薬品・装
置・メンテナンス・サービスの各事業で培った技術・製品・サー
ビスを融合したビジネスモデルを構築。
2003(平成15年)グループ各社の精密洗浄事業を分離統合し、クリ
テックサービス
(株)
を設立。
2003(平成15年)グループ各社の分析部門を統合し、クリタ分析セ
ンター
(株)
を設立。
2004(平成16年)中国における水処理装置の生産・販売拠点として
栗田工業
(蘇州)
水処理有限公司を設立。
2005(平成17年)開発拠点を統合し、クリタ開発センターを開設。
2009(平成21年)水処理薬品の製造新会社として、クリタ・ケミカル
製造
(株)
を設立。
2012(平成24年)東京都中野区に本社を移転。
2015(平成27年)欧州水処理関連事業買収。
Israel Chemical Ltd.よりBK Giulini GmbHの水処理薬品・
クリタ・
紙プロセス薬品・アルミナ化合物の 3 事業を買収し、
ヨーロッパAPW GmbHを設立。
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