§02 ベートーベンとコーヒー豆【Red】 ■ 文法的解析 【表記のルール】 □ [ 名詞 ],( 形容詞 ), < 副詞 > ,同形の反復部は*, **, ***などで表現する □ 等位接続詞は □ 関係代名詞節の欠けにはφをうつ □ 代名詞の対応関係は# [ ~ ] で示す Beethoven was a coffee lover. He was <also> very particular <about food>. He limited his food and he drank (only) *wine, *mineral water, and *coffee. He said to his servants, "You must make my coffee <with <exactly> sixty coffee beans>." <Then>, he counted the beans <one by one>. 1 つずつ I hear [that the only thing (he had φ for breakfast) was his cup of coffee ]. S' V' I wonder [if Beethoven's bitter expression was due to his coffee habit]. ~かどうか ~のためで C' §02 ベートーベンとコーヒー豆【Red】 ■ 注意事項 ● he drank only wine, mineral water, and coffee 「彼はワインとミネラルウォーターとコーヒーしか飲まなかった」 動詞 drank(drink の過去形)に対して目的語が 3 つ(wine, mineral water, coffee)続いている。ここでの mineral は名詞が形容詞的に用いられている形。 ● with exactly sixty coffee beans「きっかり 60 粒のコーヒー豆で」 ここでは副詞の exactly は sixty「60(粒)の」を修飾している。前置詞 with は手段を表し、「~を使って」の 意味。 ● one by one「1 つ〔1 人〕ずつ」 ● I hear [that the only thing ({that} he had for breakfast) was his cup of coffee ]. S' V' C' only などの形容詞、また最上級の形容詞を使って修飾される語に関係詞節を続ける時は、主に that が用いら れる。この文は that が省略された形。 ● I wonder if「…かしら」 I wonder [if Beethoven's bitter expression was due to his coffee habit ]. S' V' C' この if は「もしも…ならば」という意味ではなく、「…かどうか」という意味。if 以下、つまり「ベートーベ ンの苦い表情は彼のコーヒーを飲む習慣によるものだったかどうか」全体が動詞 wonder の目的語の役割をし ている。 ■ 日本語訳 ベートーベンはコーヒーの愛好者だった。彼はまた、食べ物に関しても非常にうるさかった。彼は食べる ものを限定し、ワインとミネラルウォーターとコーヒーしか飲まなかった。彼は召使いに、「私のコーヒ ーはきっかり 60 粒のコーヒー豆で作らなくてはならない」と言った。そして、コーヒー豆を1つ1っ数 えた。彼が朝食に口にしたものはコーヒー1杯だけだったそうだ。ベートーベンの苦い表情は彼のコーヒ ーを飲む習慣によるものだったのではないかと思う。
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