H27年9月 №7 乳幼児の事故 ・事故が発生する曜日は土日 土日が多い。 土日 ・時刻は夕方から夜 夕方から夜にかけて多い。 夕方から夜 ・年齢は1歳 1歳が最も多く、次いで2歳で、以後年齢とと 1歳 もに減少している。 ・事故が起こる場所は家庭内 家庭内、特に居間 居間で多い。 家庭内 居間 落ちる、転ぶが多い。 ・事故の原因としては、落ちる、転ぶ 落ちる、転ぶ ・ 擦過傷、捻挫、打撲が多い。 擦過傷、捻挫、打撲 軽症が多い。 ・治療不要や即日治療完了の軽症 軽症 転落・転倒の予防対策 「階段」:階段の降り口にはガード棚などを取り付けて 「階段」 おきましょう 「ベランダ」:子どもの足場になるような物を置かない 「ベランダ」 「ベット」:ベッドの棚はきちんと。寝返りしても落ち 「ベット」 ないようにね。 「ベビーカー・赤ちゃん椅子」:不安定なので転落する 「ベビーカー・赤ちゃん椅子」 恐れがあります。そのため、手を離したり、目を離なし たりしないようにしましょう。 「食事」:遊び食べに注意。食べ物がのどに詰まったり、 持っていたフョークやスプーンが喉に刺さったりするこ ともあり危険です。 「浴室」:湯が残っている浴室には、子どもを1人で入 「浴室」 らないようにする 「9月9日は救急の日」ご家庭に 救急箱はありますか?お子様が けがをしたり、具合が悪くなった りした時に、すぐに使えるように 準備をしておきましょう。 乳幼児の誤飲・窒息 乳児は生後 生後 5~6 ヶ月になると、 正常な発達行動と ヶ月 何でも口へ持っていくように して、手にした物を何でも口へ持っていく 何でも口へ持っていく なります。 わが国の誤飲の発生頻度は世界的にみても 異常に高く米国の3~4倍といわれています。 誤飲ワースト5 誤飲ワースト 5 ・医薬品・化粧品・洗浄剤・殺虫剤・たばこ・祖 母の薬(降圧剤)・ほう酸ダンゴ・かぜシロップ 1ビン・おもちゃのタイヤ・おもちゃの部品 な どです。(たばこは減少傾向にあるようです) くるみ保育園では、子ども事故から守り、保護者からも信頼される保育園づくりを 目指して、職員1人1人にインシデント報告(ヒヤリ・ハット)の義務付けを行って います。 下記の集計は平成26年度の集計結果です。この報告から、月別、曜日別、時間別、 場所別と集計分析し、子どもの事故につながるような危ない場面を早期に発見し情報 を共有し保育に活かしています。例えば「かみつき」を見て見ると、噛みつきの1番 多い年齢は1歳児でした。過去の集計でも、「かみつき」の多い年齢は1歳児です。 年齢が上がるにつれその件数は減っていき、5歳児になると0件になります。これは、 子どもの発達のよく表していると考えます。言葉で気持ちを伝えることができるよう になると噛みつきの件数は減っていきます。これからもインシデントを活用して安心 安全な保育を目指していきたいと思います。 平成26年度ケガ状況 平成26年度ケガ状況 0歳児(内容) 3歳児(内容) 1歳児(内容) 4歳児(内容) 2歳児(内容) 5歳児(内容) こどもの手の届くところに 置いてはいけないもの 気管異物のときの応急手当 薬、洗剤、たばこ、ライター、ポット、炊 飯器、包丁など刃物類、針、子どもの飲み 込める大きさの細かいもの(口径3.9c 幼児・乳児:呼吸困難 幼児・乳児 もみられるときは逆さ まにして、背中の上の 方を平手で強くたたく 幼児:後ろから抱きか かえ、みぞおちの当た りを圧迫する m以内の物は飲み込めます) こんな時は救急車 ・呼吸困難になっている ・意識がもうろうろしている ・ショック状態になっている
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