２７自部工国・国第２４号平成２７年１１月９日会員企業代表者各位一般社団法人日本自動車部品工業会知的財産権部会部会長鈴木嘉浩ＵＡＥでの模倣品対策活動への参加募集の件拝啓時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。平素は弊会の事業にご理解、ご協力を賜り誠にありがとうございます。さて、弊工業会では本年度の模倣品対策活動として、模倣品流通の中継基地と目されるアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）を訪問、下記要領にて事業を実施する予定です。つきましては本活動への参加につきご検討のほどよろしくお願い申し上げます。なお、本案内状を知的財産関連部署または模倣品対策対応部署へご展開頂ければ幸甚です。敬具記１．活動の趣旨ＵＡＥのドバイおよびシャルジャの２首長国関係当局を訪問し、参加各社および製品のプレゼンテーションの実施や模倣品差止めに必要な情報の提供をおこない、各機関の対応及び取締まりの強化を要請すると同時に、模倣品対策に取り組む現地民間団体とも意見交換をおこない、参加各企業及び自動車部品業界として模倣品の流通阻止を訴える。２．概要（１）訪問予定首長国ドバイ首長国、シャルジャ首長国（２）訪問日程２０１６年１月２９日（金）同１月３０日（土）同１月３１日（日）～２月４日（木）同２月５日（金）日本発ＵＡＥ・ドバイ着模倣品対策活動ＵＡＥ・ドバイ発、日本着（３）訪問予定機関 ①ドバイ税関、警察、経済開発庁（DED： Department of Economic Development）等 ②シャルジャ税関、警察、経済開発庁（SEDD: Sharjah Economic Development Department）等（４）活動内容 ①訪問先各機関での参加各社による製品のプレゼンテーション実施＊日英の通訳は用意いたします。 ②同上模倣品の差止めに必要な情報の提供＜例＞・模倣品製造業者情報（ブラックリスト）・差止め時に税関当局からの依頼に対応できる担当者情報（連絡先情報含む） ③自動車部品市場の視察 ④現地反模倣品団体との意見交換の実施等（５）参加費用の目安 ①航空賃・ビジネスクラス使用の場合： ¥515,640 ・エコノミークラス使用の場合：¥115,640 ＊上記航空券については弊会を通じても手配可能ですが、料金は変動する場合があります。 ②現地活動費・参加 1 名につき ¥400,000(目安、事業実施後実費精算) ＊現地の活動費内訳：現地ホテル代、移動交通費、食事代、会議会場費、通訳費、贈呈品代等＊現地参加の場合の費用は別途積算いたします。３．参加申込み方法添付の参加・不参加回答書に必要事項をご記入の上、弊会国際部までファクシミリまたはメールにてお申込み下さい。（１）申込締切り 2015 年 12 月 15 日（火）（２）お問合せ先国際部山本 Tel：03-3445-4213 Fax：03-3447-5372 E-mail：[email protected] （参考）本活動の背景・中国で製造された膨大な数量の模倣品が中近東やアセアン諸国等を中継して全世界に流通しているといわれています。特にＵＡＥのドバイ首長国には世界最大の自由貿易区と呼ばれる『ジュベル・アリ・フリーゾーン』があり、中国から輸送船で運ばれた模倣品が同区を経由して、ＵＡＥ国内や他の中東諸国、アフリカ諸国などの第三国内に流れている状況があるとみられています。２０１４年に実施しましたＪＡＰＩＡアンケートにおいても、ＵＡＥでの模倣品被害件数が一番多いという結果が出ております（添付資料ご参照願います）。・こうした状況に対して、日本政府や日系企業もＵＡＥの政府機関に対し取締まり強化を求める声を上げ始めておりますが、模倣品の流出は阻止しきれないのが現状です。日本の自動車部品業界としても、ＵＡＥの模倣品取締り機関に対する取締まりの強化・継続の声を上げていくことは極めて重要と考えており、特に『ジュベル・アリ・フリーゾーン』を管轄するドバイ税関・ドバイ警察を始めとする各取締り機関への表敬と情報提供を通じて、模倣品の取締まり件数の増加を促進し、模倣品の撲滅へと繋げていきたいと考えております。以上