1 夢部門 タイトル 提案者:土屋 和久 内容 2 近年、花粉症(杉、ヒノキ)に悩む日本での人 口比率は凡そ25%(全国平均)程度に上ると報 告されている。 又、その対応費用(医療費、薬代等)は概算数 千億円に上ると見積もられる。 それらの花粉症の被害を少なくする為に、短期 的、長期的な対応も進んでいるが、最善策は余り 見受けられない。 そこで、伊豆半島をそれらの花粉症の無い(か なり少ない)地域にする計画をここに提案し、雇 用促進、起業促進の起爆剤の端緒とするものであ る。 3 生活環境の改善 伊豆半島を花粉症被害の無い地域にし、安 心して、快適に生活できる環境を作る。 産業の活性化 上記の生活環境の改善により伊豆半島(既 に多くの魅力を持つ)に住みたいと云う動 機を更に高め、移住による人口増加、消費 の増加、就業機会の増加、起業創出の基盤 を作り出す。 4 1次目標 (3年) 目標値 1次目標:H16,22,26年度の半数(飛散量) 2次目標:1次目標の半数 3次目標:2次目標の半数(1次目標の1/4が達成される。グラフ上10) 5 前述の生活環境の改善を通じ、先ずは中・高 齢者の移住地としての魅力・名声を全国的に高 め(プロモーション)、移住・介護等の対応地 域としての活性化、その為のインフラ産業(衣 食住)の誘致、又その活性化を支える地域産業 の隆盛、就業機会の拡大を目指す。 結果として、伊豆半島諸都市にて全年齢的な 基盤で産業、観光、生活の活性化を実現し、全 国的な存在感を高めると共に、温暖な温泉リ ゾート地、安全・安心な介護地としての存在を 世界に発信する。 事業の進め方(手段・手法・参加主体など) ① 対応プロジェクトチームの発足(リーダー1名専任、 ② ③ ④ ⑤ ⑥ 6 担当責任者3名兼務) 杉、ヒノキの花粉散布状況の把握。つまり、どこの地 域から、どのくらいの花粉が、いつごろ、何処へ散布 されるのか 営林署・保健所 優先順位付・ランク付(容易、困難、下枝状況A,B,C) を行い、杉、ヒノキの下枝打ち計画立案・プロジェク ト計画のまとめ プロジェクトチームの市政承認 下枝打ち人員養成と機械化対応準備。従来の人出によ る対応人員の養成と機械化(下枝打ち機器)による対 応の両面での準備をする。プロジェクトチーム 実行・モニター(花粉飛散現象効果確認)。プロジェ クトチーム 並行して、起業・就業機会の向上計画との連携を取り、 産業の活性化、就業機会の創出を目指す。 市民・行政の役割 市民(個人・事業所・団体等) 行政 ①個人・団体所有地で ①プ ロ ジ ェ ク ト 援 助 (業務計画立案、市 の杉、ヒノキ森林の 政承認、関係諸官庁 情報提供(本数、生 への働きかけ) 育年数、下枝生育 ②プロジェクトチーム 等) の結成支援 ② 本活動への参画検討 ③ 予算の支援 ③花粉症症状の低減状 ④花 粉 症 低 減 の プ ロ 況等配信 モーションビデオ作 ④地域的低減対策の効 成(最初から達成ま での道のり) 果まとめ(年次) 7 財源案 8 ① 起業支援型地域雇用創造事業で支援を受ける 2億円/年 ② 5か年計画、10か年計画からすると、医療保険の支出を 前取して本プロジェクトを支援しても十分に回収出来る (市民への貢献、旅行者への貢献の全体を考慮して、国か ら国家プロジェクトの支援を受ける)。5億円/年 ③ 国家レベルの取り組みの先発の位置づけとして財源の支援 を受ける。3億円/年 ④ 花粉症に悩む市民の寄付 1千万円 ⑤ 故郷納税(プロジェクト支援)による資金充当(寄付者に 伊豆高原等の宿泊費援助)1億/年 ⑥ ゴルフ場でのプレイ費用に本プロジェクトの支援金を含ま せて頂く。将来快適なゴルフ等が実現される効果を理解頂 く。(500円×10万人、約5千万円/年) 効果見込 9 ① 直接効果:花粉症の症状は、飛散花粉量によって左右され る(飛散の多い年、少ない年のデータ)。従って、該当樹 木の下枝打ちによって、大きな効果を得る事が出来る(下 枝を70%減らせば、平年の1/3に出来る)。 ② ①を達成するために必要な人員規模は、対応スピードによ るが、100人規模でスタートしても良いだろう。(就業 効果)添付図 ③ 間接効果: -1:医療費の削減、伊豆半島への集客(介護施設、旅行 者、ゴルフ場の集客、学生の長期休暇時サークル活 動活性化) -2:②の支援産業の活性化、就業機会創設 -3:本プロジェクトの他府県・都市への支援効果(宣伝、 提携、派遣等) (万本) 単純見積もり(処理本数等) 1.優先順位の適応により、花粉飛散量は線形に減るのではなく、加速度的 に減る事が期待される。 ●花粉飛散密度への優先順位 雌花への対応(雄花、雌花のえり分け) ●地域的影響度の優先順位 飛散マップ(影響地域、発生源地域) 2.計測結果(年度毎)により、作業人員の対応計画(地域、季節) 10
© Copyright 2024 ExpyDoc