介護における安全とリスクマネジメント

介護における安全とリスクマネジメント
Life Risk Management
授業科目名
開講内容
学年・学期
3・半期
履修の方法
選択
授業方法
講義
単位数
2
担当教員
山野 英伯 / 五十嵐 梢
関連資格
介護福祉士国家試験受験資格
授業の概要
介護事故防止の取り組みを行うことは、事業者や利用者の双方にとって不幸な事故の発生を未然に防ぐことになる。事故を未然に
防止し、万一事故が発生しても適切な対応によりその損害を最小限にとどめる「リスクマネジメント」の重要性が認識でき、介護保
険制度下の事業運営に求められる介護サービスの質的向上に取り組める知識を養う。
授業の一般目標
自己の健康管理ができ、利用者の視点で介護リスクマネジメントのあるべき方向性を理解し実践できる能力を養う。
授業の到達目標
■
認知的領域
□
情意的領域
介護保険制度下の事業運営に求められる、介護サービスの質的向上に取り組む意義について説明できる
技能表現的
領域
授業計画(全体)
□
各授業テーマに沿った資料を用いた講義が中心となるが、より理解を深めるための視聴覚教材も用いる。授業テーマにより、授
業の感想と課題を授業内小レポートとして提出させることで、理解度・到達度を確認する。
授業計画(各回のテーマ等)
回 授業テーマとその内容
[テーマ] 福祉サービスとリスクマネジメント
[内容] 福祉サービスの質的向上について、アンケート調査を基に概説する
①
回 授業テーマとその内容
[テーマ] 産業界と福祉業界におけるリスクマネジメント①
[内容] 定義の差異について説明する
⑨
[授業外学習] シラバス記載内容を確認し、本授業進行の全体像を理解すること
[授業外学習] 配布資料を基に予習しておくこと
[テーマ] リスクマネジメントの意義
[テーマ] 産業界と福祉業界におけるリスクマネジメント②
[内容] 用語法に基づき、福祉領域で求められるリスクマネジメントについて説明
[内容] 業種別のリスクマネジメントの実例を基に説明する
② する
⑩
[授業外学習] 前回配布資料を基に予習しておくこと
[テーマ] 介護リスクマネジメントの重要性と背景事情
[内容] リスクマネジメントが説かれるようになった背景的事情等について説明す
③ る
④
⑤
⑥
⑦
⑧
[授業外学習] 前回配布資料を基に予習しておくこと
[テーマ] 介護リスクマネジメントの視点
[内容] 福祉サービスに求められる視点について説明する
⑪
⑫
[授業外学習] 課題を整理し、予習につなげておくこと
[テーマ] 施設経営・事業運営におけるリスク
[内容] サービス提供母体に係わるリスクと対処法について説明する
[授業外学習] 配布資料を基に予習しておくこと
[テーマ] 介護福祉サービス提供とリスクマネジメント①
[内容] サービス提供とリスクについて解説する
⑬
⑭
[授業外学習] 配布資料を基に予習しておくこと
[テーマ] 介護福祉サービス提供とリスクマネジメント②
[内容] 在宅介護現場に望まれるリスクマネジメントについて解説する
[授業外学習] 配布資料を基に予習しておくこと
[テーマ] 介護福祉サービス提供とリスクマネジメント③
[内容] 施設におけるリスクマネジメントについて解説する
⑮
⑯
[授業外学習] 配布資料を基に予習しておくこと
成績評価方法(方針)
[授業外学習] 配布資料を基に予習しておくこと
[テーマ] 災害と対策
[内容] 災害時の予防と対応策について説明する
[授業外学習] 課題を整理し、予習につなげておくこと
[テーマ] 介護従事者の健康管理①
[内容] 心身の健康管理について説明する
[授業外学習] 配布資料を基に予習しておくこと
[テーマ] 介護従事者の健康管理②
[内容] 心身の健康管理について説明する
[授業外学習] 配布資料を基に予習しておくこと
[テーマ] ] 感染症と対策①
[内容] 感染予防の意義等について説明する
[授業外学習] 配布資料を基に予習しておくこと
[テーマ] 感染症と対策②
[内容] 感染の予防対策と衛生管理について説明する
[授業外学習] 課題を整理し、予習につなげておくこと
[テーマ] テスト
[内容] 授業の理解度・到達度を確かめるために期末テストを行う
[授業外学習] テストに備えて復習をすること
試験は、期末試験を1回実施する(評価割合60%)。また、授業内レポート(評価割合20%)と、授業外レポート(評価割合20%)を課す。そして、
これらの結果を総合して成績評価を行う。出席は、評価割合に加えず、欠格条件となる。
成績評価方法(詳細)
成績評価方法 到達目標
認知的領域
定期試験
◎
授業内レポート
◎
授業外レポート
◎
情意的領域
技能表現的領域
演習・実技
授業態度
出席
履修上の注意(受講学生に望むこと)
評価割合(%) ・2/3以上の出席がない学生は、単位を修得することが出来ない(欠格条件)。
・授業態度が悪い学生に対しては、成績評価から減点する。
60
・20分以上の遅刻は欠席とみなす。
20
・授業中は携帯電話の電源を切り、をかばんの中にしまうこと。
・大学設置基準において、90分の授業に対して、予習・復習を各90分行うことが義
20
務付けられている。このシラバスを参考に、しっかりと予習・復習を行うこと。毎週の
評価対象外 90分の授業参加だけでは、単位を取得できないと肝に銘じておくこと。
・授業計画は、授業の進み方により、多少前後することがある。
減点アリ
欠格条件
関連科目
教科書
関係資料配布 ならびに 別途指示
参考書
連絡先
研究室:F棟2階212 オフィスアワー:火曜日 10:20~11:50