第 42 号 米軍輸送機オスプレイの配備中止・低空飛行訓練計画の中止を

第 42 号
米軍輸送機オスプレイの配備中止・低空飛行訓練計画の中止を求める
意見書提出の件
1 米軍輸送機オスプレイの配備中止・低空飛行訓練計画を中止すること
自民党県議団の採決・・・不採択
垂直離着陸輸送機オスプレイは、老朽化した現行の輸送ヘリコプターと比較して高性能
で、島嶼防衛における即応能力を飛躍的に向上させるが、これまでに数度の墜落事故を起
こしていることから、その安全性を疑問視する見方があり、普天間基地が所在する沖縄県
では配備反対の県民大会が開かれるなど、配備に反対する声が強まっています。
米国政府との協議において、墜落事故の再発防止対策などの安全対策が示されたことか
ら、国は、9 月 19 日、オスプレイの安全を宣言しています。
これを受け、7 月 23 日に岩国基地に搬入され、一時駐機されていたオスプレイは、19 月
1 日、普天間飛行場に移動を開始し、今後、本格運用される予定です。
また、オスプレイの配備は、国民生活の安全確保とともに国の安全保障という観点から
判断すべき課題でもあり、米国政府との十分な協議や関係自治体との調整を経て進めるべ
き事柄であると考えます。
沖縄県民の懸念も一定理解でき、その不安を取り除く努力が必要であることは言うまで
もないが、オスプレイを「危険な欠陥機」と一方的に決めつけた上での本請願の趣旨には
賛同できないため、「不採択」としました。