おみやげ館販売委託規則 (趣旨) 第1条 この規則は、大河ドラマ「真田丸

おみやげ館販売委託規則
(趣旨)
第1条
この規則は、大河ドラマ「真田丸」くどやま推進協議会(以下、「協議会」とい
う。)が設置するおみやげ館の管理運営に関し、おみやげ館に出品する者(以下、「出
品者」という。)が遵守すべき事項を定めるものとする。
(目的)
第2条
おみやげ館は、九度山町及び周辺地域で生産・製造された農林水産物・加工品等
の商品を提供することにより、生産者と消費者との交流を図るとともに、地域の特産品
や地場で生産された生鮮品(農林水産物等)を展示販売することによって、商工業・農
林水産業の振興及び生産者の生きがいづくりに寄与するものとし、生産者、消費者双方
の利益に資することを目的とする。
(事業)
第3条
おみやげ館では、次の事業を行う。
(1)
生産者・製造者の委託による農林水産物・加工品・民工芸品等の販売
(2)
おみやげ品等の販売
(3)
九度山町及び周辺地域の情報発信事業
(4)
その他、目的を達成するために必要な事業
(営業期間及び営業日)
第4条
2
おみやげ館の営業期間は、大河ドラマ放送期間中とし、別途協議会が定める。
おみやげ館の営業は、期間中無休とする。ただし、協議会が特に必要と認めたときは、
休業することができる。
(営業時間)
第5条
おみやげ館の営業時間は、午前9時から午後5時までとする。ただし、協議会が
特に必要と認めたときは、開業時間を変更することができる。
(出品資格)
第6条
おみやげ館にて、農林水産物、加工品等の販売を委託する者は、別に定める販売
委託契約申込書で申込みを行い、協議会が認めたものとする。なお、契約期間は、おみ
やげ館閉鎖時までとする。
(販売品目)
第7条
おみやげ館で取り扱う販売品目は、以下のものとする。
(1)
九度山町及び周辺地域で生産・製造された農林水産物・加工品
(2)
和歌山県内及び近隣府県で生産された商工品
(3)
その他、特産品・お土産物
(4)
その他、協議会が認めたもの
(出品できる商品及び制限)
第8条
おみやげ館に出品できる商品(以下、「商品」という。)は、出品者が自ら生産
又は加工したものとする。ただし、協議会が認めた場合は、この限りでない。
2
商品は、食品衛生法にふれない物とする。
3
野菜・果物・食用花等を出品する場合は、必ず出品前までに生産履歴書を提出し、出
品許可を受けたものとする。
4
自家栽培品目による加工品を出品する場合は、必ず出品前までに自家栽培品の生産履
歴書を提出し、出品許可を受けたものとする。
5
加工食品等で営業許可を必要とする商品を出品する者は、加工食品営業許可証・製造
販売許可証・製造届出書等を提示するとともに、食品営業賠償共済やPL保険等に加入
しなければならない。
6
加工商品が原材料と形状が同じなど、おみやげ館の商品として相応しくないとおみや
げ館管理者(以下、「管理者」という。)が判断した場合、その商品の出品を制限する
ことができる。
(出品時間)
第9条
2
商品の出品時間は、原則として営業時間中に実施するものとする。
出品手続きの際、出品に関することや商品の陳列等については、管理者の指示に従う
こととする。
3
出品時間内に商品が過剰に納入されるなどして売場に陳列出来ない場合は、管理者の
判断により出品調整をすることができる。
(出品方法)
第10条
出品者は、出品の際、商品名・価格・出品者名・数量等を記載した出品票を提
出するものとする。
2
管理者は、提出された出品票に基づき店内バーコードラベルを作成し、商品に貼り付
けた上で、陳列する。なお、出品数量の多い場合、出品者は事前に前項の出品票を提出
し、バーコードラベルを貼り付けた上で、出品する。
3
有機農法で採れた野菜やEM農法で採れた野菜など特殊な農法・工法で生産された商
品を出品する者は、証明する書類等をあらかじめ管理者に提出し、内容を明記したもの
を商品に添付することができる。
4
商品についてのこだわりや作り方・食べ方等の「売り文句」並びにキャッチフレーズ
等をPRしようとする出品者は、その内容を明記したものを商品に添付することができ
る。
5
商品に傷等がある場合は、必ず表示して出品するものとする。
(販売方法及び販売手数料)
第11条
販売方法は、委託販売方式とし、販売手数料は次のとおりとする。
(1)
九度山町及び周辺地域の生鮮品(農林水産物等)の場合は、売上額の15%とする。
(2)
和歌山県内及び近隣府県の加工食品・工芸品・民芸品等の場合は、売上額の15%
とする。
(3)
和歌山県内及び近隣府県で生産される観光土産品等の場合は、売上額の40%を上
限とし、個別に協議する。
2
前項に掲げるもののほか、その他必要な事項が生じた場合は、協議の上、別に定める
とする。
(商品の価格)
第12条
商品の価格は、出品者が市場価格等を調査研究し、出品者自らが決定するもの
とするが、不当に市場価格等と格差があると判断した場合は、管理者が指導・助言を行
うことができるものとする。
2
商品の本体販売価格は消費税を含んで 10 円単位で設定するものとする。
(販売代金の精算)
第13条
商品の販売代金については、レジを通過した商品のみを売上として精算する。
その管理方法は、POSシステムを導入し、バーコードラベルによる販売とする。
2
販売代金の精算は、原則として毎月月末締めとし、翌月10日に各出品者の指定口座
に振り込むものとする。ただし、支払日が金融機関の休業日の場合は、直前の営業日と
する。なお、振込手数料は、出品者負担とする。
(荷姿)
第14条
出品者は、常に消費者の立場に立って考え、購入しやすい荷姿に努めるものと
し、商品については、衛生的に取り扱うこととする。また、荷姿については、傷まない
よう個々で工夫するものとする。
(残品の引き取り)
第15条
残品の引き取りについては、出品票によるもののほか、次に掲げる日数を基準
とする。
(1)
加工品・お菓子類は、消費期限又は賞味期限を出品者が自分で明記することとし、
消費期限が1日を超えない商品は、出品した当日又は翌日出品時間内に、それ以外の
商品については消費期限又は賞味期限を限度に引き取るものとする。
(2)
野菜類・果実・花等は、原則出品した当日又は翌日出品時間内に引き取るものとす
る。
(3)
工芸品・木工品・陶芸品・土産物は、15 日ごとに管理者と協議の上、販売動向、品
揃え等を検討し、引き取るものとする。
(4)
2
その他の品目については、管理者の指示のもと、引き取るものとする。
残品の引き取りの注意を受けた者が指示に従わない場合は、管理者の判断により、出
品停止処分の対象とし、対象者へは文書で連絡するものとする。
(事故及び苦情等の処理)
第16条
商品の苦情・返品については、出品者が責任をもって対処することとする。た
だし、苦情の緊急度、重要性を考慮し、管理者が必要と認め、管理者が対応した場合、
対応に要した費用はすべて出品者の負担とし、商品販売代金精算時に差し引くものとす
る。また、管理者の責に帰すことのできない理由により損害が発生した場合、出品者は、
その補償を協議会及び管理者に請求することはできない。
2
商品の破損及び紛失等は、原則として出品者の負担とする。
(処分)
第17条
商品に対し、事故及び苦情があった出品者については、管理者より注意又は改
善勧告を行い、改善等の対処が見られないと判断したときは管理者の判断で、出品停止
等を文書によって行うものとする。
2
出品者がおみやげ館の目的に反する行為を行ったときは、管理者の判断により出品停
止等の処分を文書によって行うものとする。
(その他)
第18条
この規則に疑義が生じた場合、または定めのない事項については、管理者と出
品者で協議の上、決定するものとする。
附
則
この規則は、平成27年10月6日から施行する。