ご要望 遺品や遺作等、いろいろなものをご弔問の方に見て頂きたく、どこにどの様に展 示したら良いでしょうか。 ■勲章等 故人の偉業を示すものであり祭壇に展示される事をお勧めします。祭壇には棺、遺影の他、 供花、供物、宗教関連の物品等も配置しますので、葬儀社様にご相談し、ご弔問者様が見や すい位置が良いでしょう。尚、祭壇であれば一応安全ですが、通夜の式典後、夜間等はご遺 族様のお手元にて保管する様にお願い致します。 ■優勝カップや賞状等 例えばスポーツ選手の様に それが故人の本業の世界で頂いたものであれば、やはり祭壇 が相応しいでしょう。モーターバイクの選手の葬儀では優勝トロフィーと共に愛車のバイク も祭壇に飾りました。一般的なご趣味で頂いたものであれば懇親会場がよいでしょう。 ■遺作等 楽譜・書籍・ドレス・絵画など、故人のご職業により遺作の大きさも形も多種多様ですが、 基本的には式場や懇親会場等の室内に展示をお願い致します。 ■仕事や日常生活において用いられていた用具・衣類等 作家の万年筆、俳優や舞踏家の御衣裳や小道具、台本なども展示されます。理工系の研究・ 開発でご活躍された方は知恵の結晶である機械や試作品、そのレプリカや図面など、またス ポーツ選手ではユニホームや使いこまれた各種用具等が展示されます。青山葬儀所は一日に 1 件だけ葬儀を行い、関係者以外は立入りませんのでガラスケース等で展示すれば回廊でも 一応は安心です。中庭の中央に展示すれば回廊からは立ち入り難く、より安全です。式場内 や懇親会場に展示する場合は、年表や当時のお写真、新聞記事等も含めて専用の展示コーナ ーが設けられます。ご弔問者同士がその前で懐かしく追憶されています。 俳優、歌手、芸能関係の方の場合は多数のファンがご弔問されますので、参列の脇となる 回廊の両側、または駐車場に設けられるファン専用の献花台の脇をお勧めします。貴重なも の、高価なものにつきましては、くれぐれも紛失等が起きないよう葬儀社様にご相談の上で 展示し、また夜間は安全な場所に移して保管をお願い致します。 回廊で囲まれた中庭(施設利用のない時)です。ここで様々な遺品の展示が行われています。 ■大型の物品 故人が愛用した大型の楽器、ジェットスキーやカヌー、数メーター程もある模型、デザイン されたドレス数十点等も中庭に展示されています。中庭は回廊に囲まれており、ご弔問者は 式場への行きと帰りに三方から見る事が出来ます。式場正面の中庭だけで約 90 ㎡あり、ここ に活躍された舞台や執筆されていた書斎などを再現する事も行われています。 回廊は駐車場と直結しており正面入口を通過出来る大きさであれば基本的に展示可能です。 非常に多くのファンの方に見て頂く場合 には、駐車場が展示場所として活用出来ま す。また特に大きなもの、例えば大切にさ れていたクラシックカー等は駐車場の建 物入口付近に展示すると良く、スポーツカ ー数十台を展示した事もございます。 ■趣味の遺品、思い出の品々等 自筆の文書、心血を注いだコレクション、スポーツや登山用具等は どなたでも大切にさ れ 最期まで身近な所に置いていた事でしょう。絶筆となった手紙の書きかけや思いを書留 めた紙片などは、その文字や言い回しから 懐かしさがこみ上げてきます。 ガラスケースなどに入れて展示するか、懇親会場内の遺品展示コーナーに配置し、他の品々 と併せてご覧頂く様にするのが良いでしょう。 中には棺に入れて差し上げ、故人と共に旅立っていく事が相応しい品々もございますでし ょう。この場合は棺の近くに展示します。葬儀社様にご相談の上、火葬上の問題などが無い 事をご確認頂く様にお願い申し上げます。 ■写真の展示や各種映像については「ご要望と実例」のページに戻り、 「写真展示や映像につ いて」をご参照下さい。 以上でございます。
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