総会議事録24

第24回大空町農業委員会総会議事録
平成25年5月31日第24回大空町農業委員会総会は、大空町役場東藻琴総合
支所大会議室に招集された。
1.委員の出欠状況
(1)出席者
1番
厚海
成冶
2番
山神
正信
4番
上野
一元
5番
晴山
棋一郎
6番
藤野
雅隆
7番
江口
美世司
8番
岩原
秀嗣
9番
石田
敦
11番
加地
稔
12番
岡内
祐一
政幸
14番
野間田
進
15番
澤井
忠雄
功
17番
苫米地
正幸
18番
川野
21番
田中
13番
加地
16番
辻
19番
吉村
國利
22番
貝瀬
義暁
23番
川井
悟
政昭
(2)欠席者
3番
小久保
謙
10番
永倉
誠二
20番
児山
政廣
2.職員の出欠状況
局長 竹内
智
主幹 高薄
敏行
主査 戸井
裕之
主事補
鈴木
聡
第24回大空町農業委員会総会議事録
午後5時00分
竹内局長
ご案内の時間がまいりましたので、ただ今から大空町農業委員会
第24回総会をはじめたいと思います。
それでは会議日程2に基づきまして、農業委員憲章を朗読いたし
ます。
【農業委員憲章朗読】
竹内局長
次に、川井会長よりごあいさつ申し上げます。
川井会長
皆さんこんにちは。今年は4月の終わりから5月の18日位まで
寒さ、雪、雨だとかで農作業の方も大変遅れました。
また、総会を24日に予定していましたけど、農作業が遅れてい
るとのことなので今日まで総会を延期しました。そのなかでも皆さ
んが忙しい中総会に出席して頂き有り難うございました。昨日まで
東京で全国要請大会に行って参りましたけど、その中で国会議員に
オホーツク管内の要望書を出しております。中身につきましては、
先月話しましたが7点ほどになります。大空町に関することについ
ては、町長に提出した建議書と同じです。忙しい最中でありますの
で、直ちに総会を開催いたします。よろしくお願いします。
川井会長
この際、活動状況報告を行います。事務局長。
竹内局長
4月22日開催の第23回総会後の活動状況報告を、お手元に配
布しました資料により説明いたします。
【資料による説明】
川井会長
ただ今より第24回農業委員会総会を開催いたします。
(午後5時05分)
ただちに本日の会議を開きます。諸般の報告をいたさせます。事
務局長。
竹内局長
ただいまの出席委員は、20名であります。
永倉委員、児山委員、小久保委員から欠席の旨の連絡がありまし
た。
会議規則第7条の規定による在任する過半数の委員が出席して
おりますので、本総会は成立しております。
本総会に提出された案件は、議案第1号から議案第5号までの合
計12件であります。
以上でございます。
川井会長
議事録署名委員の指名を行います。議事録署名委員は、会議
規則第14条第2項の規定に基づき、議長において6番藤野委員、
7番江口委員を指名いたします。
議案第1号 「農地法第3条の規定による許可申請について」 を
議題とします。
利用権設定関係1番及び2番について貸主が同一人ですので、一
括して提案理由の説明を求めます。
高薄主幹。
高薄主幹
議案第1号「農地法第3条の規定による許可申請について」
次のとおり農地法第3条の規定による許可申請があったので、そ
の可否について委員会の意見を求める。
平成25年5月31日提出 大空町農業委員会会長 川井政昭
(1)利用権設定関係
【1番議案及び2番議案朗読説明】
1番から3番までの貸付理由は同じであります。
貸主の佐藤氏が体調不良につき療養中であり、体調が回復するま
で同じ経営集団の川尻氏外2名が借受ける事となりました。
貸付期間につきましては、取り敢えず1年間であります。
1番の農地は3団地ありまして、小作料は実耕作面積に対しての
換算であり、住宅周りの畑が10a当り8,000円で、離れた畑
は10a当り4,700円であります。
借主の川尻氏の家族労働力は3人であります。
次に2番の農地は2団地ありまして、小作料は実耕作面積に対し
ての換算であり、10a当り7,000円であります。
借主の小森氏の家族労働力は4人であります。
1番及び2番につきましては、農地法第3条第2項の許可出来な
い項目に該当していないことを確認しておりますので、ご審議願い
ます。
1番の申請に係る図面は、1ページに掲載しております。2番の
申請に係る図面は、2ページ、3ページに掲載しておりますので、
ご参照願います。
以上であります。
川井会長
この件について第3地区川野委員長より補足説明があればお願
いします。
川野委員長
川井会長
両案件とも事務局の説明のとおりであり、周辺農地への影響はな
いと思います。
以上です。
これより利用権設定関係1番及び2番について質疑に入ります。
(なしの声)
これにて質疑を終了いたします。
これより議案第1号の利用権設定関係1番及び2番を採決しま
す。本案は原案のとおり決するにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり決しました。
ここで「農業委員会等に関する法律第24条第1項」の規定によ
り岩原委員の退席を求めます。
暫時休憩とします。
5時11分
(岩原委員退席)
休憩前に引き続き、会議を再開します。
5時11分
次に利用権設定関係3番について提案理由の説明を求めます。
高薄主幹
高薄主幹
【3番議案朗読説明】
この件につきましても、先程と同じ理由での貸付であります。
小作料は実耕作面積に対しての換算であり、10a当り8,00
0円であります。
借主の岩原氏の家族労働力は2人であります。
この件につきましては、農地法第3条第2項の許可出来ない項目
に該当していないことを確認しておりますのでご審議願います。
この申請に係る図面は、4ページに掲載しておりますので、ご参
照願います。
以上でございます。
川井会長
この件について第3地区川野委員長より補足説明があればお願
いします。
川野委員長
当案件につきましても、事務局の説明のとおりであり、周辺農地
への影響はないと思います。
以上です。
川井会長
これより利用権設定関係3番について質疑に入ります。
(なしの声)
これにて質疑を終了いたします。
これより議案第1号の利用権設定関係3番を採決します。本案
は、原案のとおり決するにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
ご異議なしと認めます。
よって本案は、原案のとおり決しました。
ここで暫時休憩とします。
5時13分
(岩原委員着席)
休憩前に引き続き会議を再開します。
5時13分
次に議案第2号「農地法第4条の規定による許可申請について」
を議題としますが、当案件の申請者は私 ですので「農業委員会等
に関する法律第24条第1項」の規定により退席させていただきま
す。
なお、当案件の審議については、貝瀬代理に議長を務めていただ
きたいと思いますので、よろしくお願いします。
暫時休憩とします。
5時14分
(川井会長退席)
(貝瀬代理議長席に着席)
貝瀬代理
高薄主幹
休憩前に引き続き会議を再開します。
5時15分
議案第2号「農地法第4条の規定による許可申請について」を議
題とします。
提案理由の説明を求めます。
高薄主幹
議案第2号「農地法第4条の規定による許可申請について」
次のとおり農地法第4条の規定に基づき農地の転用許可申請が
あったので、その可否について委員会の意見を求める。
平成25年5月31日提出
大空町農業委員会会長
川井政昭
【1番議案朗読説明】
この件につきましては、住宅の新築と合わせて農業用倉庫2棟を
建設したいということであります。
本件について、5月30日に第4地区農業委員さんに現地調査を
して頂いた結果、転用はやむを得ないということで判断しておりま
す。
また、農地法第4条第2項の許可できない項目に該当していない
ことを確認しております。
なお、この申請に係る図面を5ページ、6ページに掲載しており
ますので、ご参照願います。
貝瀬代理
この件について第4地区田中副委員長より補足説明があればお
願いします。
田中副委員
当案件につきましては、5月30日に第4地区委員及び事務局職
長
員で現地調査を実施しましたが、ただ今の事務局の説明のとおり住
宅及び農業用施設の建設を目的とするものであり、問題ないと思い
ます。
以上です。
貝瀬代理
これより質疑に入ります。
(なしの声)
これにて質疑を終了いたします。
これより議案第2号の1番を採決します。本案は、原案のとおり
決するにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
ご異議なしと認めます。
よって本案は、原案のとおり決しました。
当案件の審議が終了しましたので、議長を川井会長に交替しま
す。
ここで暫時休憩します。
5時18分
(川井会長着席)
川井会長
休憩前に引き続き会議を再開します。
5時18分
次に議案第3号 「農業経営基盤強化促進法第13条第4項の規
定による農用地利用集積計画の要請について」 を議題とします。
利用権設定関係1番について提案理由の説明を求めます。
高薄主幹。
高薄主幹
議案第3号「農業経営基盤強化促進法第13条第4項の規定によ
る農用地利用集積計画の要請について」
農業経営基盤強化促進法第13条第4項の規定により、下記のと
おり大空町長に対し農用地利用集積計画を定めるよう要請するこ
とについて審議を求める。
平成25年5月31日提出
大空町農業委員会会長
川井政昭
【1番議案朗読説明】
この件につきましては、昨年11月の米倉仁徳氏の経営移譲に伴
い、新たに息子の米倉輝彦氏と山本勝太郎氏と契約を更新したとこ
ろですが、台帳整理した際に登記面積が減少していることが解った
ので、本人に説明の上、合意解約し、再度契約し直すものでありま
す。
この件の小作料は田が10a当り14,000円、畑が10a当
り10,000円であります。
借主の経営面積は41ha、労働力は4人であります。
なおこの件につきまして、農業経営基盤強化促進法第18条第3
項にすべて適合していることを確認しております。
図面につきましては、小作地更新の見直しでありますので、省略
しております。
以上でございます。
川井会長
これより利用権設定関係1番について質疑に入ります。
(なしの声)
これにて質疑を終了いたします。
これより議案第3号の利用権設定関係1番を採決します。本案
は、原案のとおり決するにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
ご異議なしと認めます。
よって本案は、原案のとおり決しました。
次に議案第4号 「農業経営基盤強化促進法第18条第1項の規
定による農用地利用集積計画の決定について」 を議題とします。
所有権移転関係1番について提案理由の説明を求めます。
戸井主査。
戸井主査
議案第4号「農業経営基盤強化促進法第18条第1項の規定によ
る農用地利用集積計画の決定について」
農業経営基盤強化促進法第18条第1項の規定により、大空町よ
り決定を求められた下記の農用地利用集積計画について、議決求め
る。
平成25年5月31日提出
大空町農業委員会会長
川井政昭
【1番議案朗読説明】
図面につきましては、現在の賃借地から売買に変わる農地であ
り、耕作者が変わるものではありませんので、省略しております。
この件につきましては、北海道農業公社が平成20年度に買入し
た農地でございまして、平成25年8月が終期の5年ものでござい
ます。
元の所有者は、早川浩巳氏です。馬渡智昭氏の経営面積は63.
5ha、経営は3人で行なっております。
以上でございます。
川井会長
これより質疑に入ります。
(なしの声)
これにて質疑を終了いたします。
これより議案第4号の所有権移転関係1番について採決します。
本案は、原案のとおり決するにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
ご異議なしと認めます。
よって本案は、原案のとおり決しました。
次に2番について提案理由の説明を求めます。
高薄主幹。
高薄主幹
【2番議案朗読説明】
この件につきましては、平成23年11月に買入協議を行い、住
吉の金子友寛氏から購入した農地であり、農地保有合理化事業によ
り借受しておりましたが、準備金の積立の関係から5年の貸付期間
前に早期売渡を希望し、買い受けるものであります。
借主の経営面積は24haで、家族労働力は2人であります。
なお、この件につきまして農業経営基盤強化促進法第18条第3
項にすべて適合していることを確認しております。
図面につきましては、買入協議の審議の際に添付しておりますの
で、省略しております。
以上でございます。
川井会長
これより質疑に入ります。
(なしの声)
これにて質疑を終了いたします。
これより議案第4号の所有権移転関係2番について採決します。
本案は、原案のとおり決するにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
ご異議なしと認めます。
よって本案は、原案のとおり決しました。
次に利用権設定関係1番及び2番について、貸主が同一人ですの
で、一括して提案理由の説明を求めます。
高薄主幹
高薄主幹
【1番議案、2番議案朗読説明】
この件につきましては、小西康弘氏外2名の方から朝日の佐藤和
義氏に貸付しておりましたが、議案第1号でも説明しましたが、体
調不良により耕作が難しいとのことで返還されました。
従いまして、新規に貸付するに当り、円滑化団体に委任して、借
り手を捜すこととなりました。
この件につきましては、第4地区あっせん委員にご足労頂き、昭
和地区に公簿して2名の方に借受してもらうことで決定しました。
1番の借主である浜田氏の経営面積は35haで、家族労働力は
4人であります。
2番の借主である舛本氏の経営面積は30haで、家族労働力は
4人であります。
なお、1番及び2番につきまして、農業経営基盤強化促進法第1
8条第3項にすべて適合していることを確認しております。
図面につきましては、7ページに掲載しておりますので、ご参照
願います。
以上でございます。
川井会長
あっせんを担当された第4地区山神委員長より補足説明があれ
ばお願いします。
山神委員長
両案件とも借主の安定した経営のために規模拡大が必要と思わ
れます。また、作付等に変更はなく、周辺農地への影響はないと思
われます。
以上です。
川井会長
これより質疑に入ります。
(なしの声)
これにて質疑を終了いたします。
これより議案第4号の利用権設定関係1番及び2番について採
決します。本案は、原案のとおり決するにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
ご異議なしと認めます。
よって本案は、原案のとおり決しました。
次に議案第5号「土地の現況証明願いについて」を議題とします。
1番について提案理由の説明を求めます。
戸井主査
戸井主査
議案第5号「土地の現況証明願いについて」
土地の現況証明に関する規定に基づき、下記のとおり申請書の提
出があったので、その適否について審議を求める。
平成25年5月31日提出 大空町農業委員会会長 川井政昭
【1番議案朗読説明】
図面につきましては、8ページの黒く塗りつぶしている箇所でご
ざいます。
この件につきましては、所有者より地目が畑となっているため、
畑以外に地目変更したいと願いを受け、4月26日に第2地区の委
員により現地を確認しました。
現地については、33番4及び34番2につきましては、山頂で
あり、35番4につきましては、山腹にあり、ともに15年以上の
立木が繁茂しておるため、農地では無いとの確認を行なっておりま
す。
以上でございます。
川井会長
現地調査を実施しました第2地区澤井委員長より補足説明があ
ればお願いいたします。
澤井委員長
この案件につきましては、4月26日に第2地区委員及び事務局
職員で現地調査を実施しましたが結果については、事務局の説明の
とおりです。
以上です。
川井会長
これより質疑に入ります。
(なしの声)
これにて質疑を終了いたします。
これより議案第5号の1番を採決します。
本案は、原案のとおり決するにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
ご異議なしと認めます。
よって本案は、原案のとおり決しました。
次に2番について提案理由の説明を求めます。
高薄主幹
高薄主幹
【2番議案朗読説明】
この件につきましては、5月24日に第3地区の農業委員さんに
現地調査して頂いております。
申請地は、住宅周りの敷地及び農業用施設が建っている敷地であ
り、宅地であります。
現地は10数年以上前から農地・採草放牧地以外の土地として利
用されている状況であり、申請のとおり相違ないことを確認してお
ります。
なお、図面につきましては、9ページに掲載しておりますので、
ご参照願います。
以上でございます。
川井会長
現地調査を実施しました第3地区川野委員長より補足説明があ
ればお願いいたします。
川野委員長
川井会長
当案件につきましては、5月24日に第3地区委員及び事務局職
員で現地調査しましたが、結果については、事務局の説明のとおり
です。
以上です。
これより質疑に入ります。
(なしの声)
これにて質疑を終了いたします。
これより議案第5号の2番を採決します。
本案は、原案のとおり決するにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
ご異議なしと認めます。
よって本案は、原案のとおり決しました。
次に3番について提案理由の説明を求めます。
高薄主幹
高薄主幹
【2番議案朗読説明】
この件につきましては、5月30日に第5地区の農業委員さんに
現地調査して頂いております。
申請地は、畑として利用しており、申請のとおり農地である事を
確認しております。
なお、図面につきましては、10ページに掲載しておりますので、
ご参照願います。
以上でございます。
川井会長
現地調査を実施しました第5地区辻委員長より補足説明があれ
ばお願いいたします。
辻委員長
この案件につきましては、5月30日に第5地区委員及び事務局
職員で現地調査を実施しましたが、結果については、事務局の説明
のとおりです。
以上です。
川井会長
これより質疑に入ります。
(なしの声)
これにて質疑を終了いたします。
これより議案第5号の3番を採決します。
本案は、原案のとおり決するにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
ご異議なしと認めます。
よって本案は、原案のとおり決しました。
次に報告第1号 「専決事項の報告について」を議題とします。
事務局の説明を求めます。
戸井主査
戸井主査
報告第1号「専決事項の報告について」
大空町農業委員会会議規則第18条の規定により、会長専決事項
で処理した案件について次のとおり報告する。
平成25年5月31日提出 大空町農業委員会会長 川井政昭
期間につきましては、平成25年4月20日から平成25年5月
28日までに処理した案件となっております。
【案件数報告】
【その他軽微事務処理の報告】
この 1 件につきましては、農地法3条の許可の取消願いでありま
す。
利用集積により贈与された案件の取消をおこなうため、3条での
取消願いを承認しましたが、このことについて、経過報告させて頂
きます。
平成25年4月1日に東藻琴農政推進協議会から連絡がありま
した。内容は、贈与された農地について、税務署に「相続時精算課
税」の届出を提出するのを忘れていた方がいて、高額な贈与税が発
生することになったが、税務署に問い合わせたら「所有権移転登記
の名義人を元に戻せれば贈与がなかったと判断することは可能」と
の回答であり、所有権移転登記の名義人を元に戻すことが可能であ
るか」法務局に問い合わせてほしいとのことでした。
贈与については、基盤強化法による所有権移転による贈与であ
り、農業委員会の総会の後に大空町より公告した案件であり、農業
委員会で嘱託登記した案件であります。
法務局に確認したところ、基盤強化法による所有権移転について
は、贈与者、受贈者で、意思統一がされており、更に農業委員会の
決定を経て大空町が公告しているので、錯誤にはならず、合意解除
による所有権抹消になると回答され、添付書類として、農地法3条
での解除の許可書が必要となるとの説明でした。
法務局の基本的な考え方として今回のケースは、登記上移転され
た所有権を抹消という理由で元の所有者に戻す行為であるが抹消
と言えども所有権の移転と考え、農地の所有権を移転するに当たっ
ては、農業委員会の許可が必要とのことであった。
そのことについて、北海道農業会議、又はオホーツク振興局を通
じて北海道に確認をとったところ、農地法3条許可については、本
来的な手法とは言い難いが、必要であるなら、止むを得ない。また
農業委員会の議決についても、通常案件では無いため、農業委員会
で判断することとなるとの回答でありました。
以上、経過をご説明いたしましたが、今回の農地法3条の許可の
取消許可申請については、専決事項として処理したところです。
なお、今回の様な相続時精算課税制度の申請忘れを防ぐために、
農民協議会、農政推進協議会と今まで以上密に連携するとともに、
必要な場合は、農業委員会から対象者に通知することなども検討し
ております。
以上でございます。
川井会長
この件について何かご意見ございませんか。
(なしの声)
以上をもちまして、本日の総会に付議された議案はすべて終了
いたしました。
これで総会を閉じます。ご苦労様でした。
10分休憩後、委員協議会を開催いたしますので、よろしく
お願いします。
午後5時43分