保 健 だ よ り

保 健 だ よ り
2015.12.18
№8
楽しい
冬休みを!!
安達東高校保健室
今の自分、未来の自分を大切に!!
誘惑に負けない心と、断る勇気を持ってくださいね。
12月3日に、3年生を対象に「歯の健康講話」を実施しました。学校歯科医の三浦弘明
先生から、むし歯や歯肉炎の予防についてお話ししていただき、実際に歯みがきをしました。
むし歯や歯肉炎は将来歯を失う原因となります。若い今のうちからの予防が大切です。ま
だ歯医者さんに行っていない人は、冬休みを利用して受診してください。
早めの受診のメリット
①短期間で治療が終わる。
②進行して痛む前に治療が終わる。
③高校生まで福島県は医療費が無料
(歯石の除去や歯みがき指導も対象となります)
☆治療はお早めに!!
2015
その7
性のことについて考えよう!!
10代の妊娠について考える
福島県の10代の人工妊娠中絶実施率は、年々減少してはいますが、全国的
に見るとまだまだ高い水準にあります。10代で妊娠し、しかし出産はできな
いという人が多いことになります。
10代で妊娠した場合、2013年の統計では約60%は人工妊娠中絶を選
択し、残りの約40%が出産を選択しています。出産しないことを選んでも、
出産することを選んでも10代の妊娠は大変なことが多くあるというのが現実
です。
考えよう
もし今、高校生のあなたが妊娠したら?
パートナーが妊娠したら?
出産する?
しない?
学校は?
お金は
どうする?
生活
できる?
将来の
夢は?
育て
られる?
考えなくてはいけないことがいっぱいあります!!
高校生の今、自分や交際相手が妊娠したらどうしますか?
産みますか? 産みませんか? どちらも覚悟のいる重大な選択になり
ますね。
性行為は妊娠と結びつく行為です。命に関わることです。それだけ、
真剣に考えなくてはいけません。
みなさんには、幸せな妊娠、出産をしてほしいと思っています。望まな
い悲しい妊娠とならないように、高校生としてどうするべきかをよく
考えて自分の行動を選択してください。冬休み後に、自分やパートナー
が不安になったり、悲しい思いをしないようにしてくださいね。
10代の望まない妊娠の問題点
●人工妊娠中絶の問題・・・心身へのダメージがあります。
中絶した自分をずっと責め続ける人もいます。
●望まない出産の問題・・・自分が望まなくても、出産の選択しかない場合もあり
ます。
●学業の中断の問題・・・特に女性は問題となります。自分の夢はどうする?
●貧困や社会からの孤立の問題・・・子供が生まれ経済的に苦しくなることや、社
会とのつながりがなくなり孤独感を感じる
こともあります。
●パートナーとの関係の悪化の問題・・・中絶後や出産後にパートナーとの関係
が悪化する例もあります。
●虐待のリスクの問題・・・10代の望まない出産は特に子供への虐待のリスク
が高くなるというデータがあります。