NEWS RELEASE 2016 年 2 月 24 日 報道関係各位 日本ケイデンス・デザイン・システムズ社 Realtek、ケイデンスのテンシリカ Fusion DSP のライセンスを取得 RTS3110/RTS3111 コンテキスト・ハブ・チップの 超低消費電力の常時オン機能に対応 ケイデンス・デザイン・システムズ社（本社：米国カリフォルニア州サンノゼ市、以下、ケイデンス）と Realtek は、2月23日(米国現地時間) 、Realtek がケイデンスのテンシリカ Fusion DSP (Digital Signal Processor) ライセンスを取得し、同社のコンテキスト・ハブ・チップが超低消費電力機能に対応したことを 発表しました。 Realtek は、センサー・フュージョンおよび音声トリガーの常時オン機能を Realtek の RTS3110/RTS3111 チップに統合するべく、ケイデンスのソフトウェア・パートナーである CyweeMotion および Cyberon と協 業してきました。このソリューションは、あらゆるスマートフォン、タブレット端末、ウェアラブル端末への シームレスな統合に理想的なものです。2016年2月22日から2５日、スペイン・バルセロナで開催されている モバイル・ワールド・コングレス（MWC 2016）で、このソリューションのデモを実施しています（会場： フィラ・グランヴィア、ホール６、スタンド6L36）。 Realtek の RTS3110/RTS3111コンテキスト・ハブは、高度に統合されたモーション検出および音声検出 のソリューションであり、その低消費電力で高性能な機能によってモバイル機器に理想的なものとなっていま す。また、 モーション検出および音声起動/認識検出のための Fusion DSP コアおよび Realtek の Voice Activity Detection (VAD)を内蔵しています。さらにモーションと音声機能を単一チップに搭載することにより、常時 オンのモーションセンサー、音声センサーアプリケーションのシステム設計の複雑さを回避することが可能に なりました。Realtek の RTS3110/RTS3111の提供開始により、システム OEM メーカーは、性能を犠牲にす る こ と な く Fusion DSP の 超 低 消 費 電 力 機 能 を 利 用 す る こ と が 可 能 に な り ま す 。 QFN(RTS3110)と WLCSP(RTS3111)は様々なアプリケーションにおけるニーズに応えます。 テンシリカ Fusion DSP は、Xtensa®プロセッサ・アーキテクチャ・ベースのライセンス可能な半導体 IP (intellectual property) コアで、常時リスニングをはじめとする低消費電力の IoT (Internet of Things) ア プリケーション向けに高度なコンフィギュラビリティとスケーラビリティを誇ります。 1 NEWS RELEASE Realtek・コメント： Yee-Wei Huang 氏 (vice president and spokesman)： 「モバイル業界が発展し続ける中、さらに高度な機能や性能を求める消費者の要望に対応する必要があります が、そういった機能はインテリジェントなセンサー管理で実現されます。我々は、テンシリカ Fusion DSP で 最適化された常時オンのセンサー機能を統合し、スマートフォン、タブレット端末、ウェアラブル端末を開発 しているお客様にこの機能を提供するべくケイデンスのソフトウェア・パートナーと協業してきました。 Realtek の RTS3110/RTS3111は、常時オンのモーション検出および音声検出機能をオフロードするシング ルチップソリューションを用いて、低消費電力設計のインプリメンテーションをより簡単に行えるようにしま す。」 ケイデンス・コメント： Larry Przywara (group director of audio/voice DSP marketing): 「Realtek の RTS3110/RTS3111コンテキスト・ハブ・チップは、常時オンのセンシング技術において市場 をリードするソリューションをお客様に提供します。Fusion DSP を統合することにより、ますます複雑にな るセンシングアルゴリズムに対応する電力効率、および高い拡張性をもって、モバイル機器でキーとなる競争 力ある差別化を提供します。 」 テンシリカ Fusion DSP の詳細な情報は、 http://www.cadence.com/news/fusionDSP/Realtek をご覧ください。 Cadence および Cadence ロゴは Cadence Design Systems, Inc.の登録商標です。 その他記載されている製品名および会社名は各社の商標または登録商標です。 2
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