3ページ(PDF形式:546KB)

エネルギー管理優良事業者
東日本興業株式会社
〒980-8534 宮城県仙台市青葉区一番町3-7-1
TEL.022-225-1191
平成27年度 東北経済産業局長表彰
改善例1
外壁工事で外気を取り組み、空調圧縮機の稼働時間を短縮
【改善の背景及び概要】(シティビル仙台第1)
【省エネ効果】

電力削減量:96千kWh/年(13.4%減)
電算室冷房用に年間を通じて空調圧縮機が稼
働していた。ビル2Fの外壁に吸気口を設け、
吸気口より外気を取り
冬期と中間期に空調機械チャンバーへ外気(冷
入れ、空調機チャン
気)を取り込むことで、空調用圧縮機の稼働時
バーへ送る給気ダクト
間を短縮させ、電気使用量を削減した。
改善例2
空調吹出口の調整と防炎カーテン設置により、空調圧縮機の稼働時間を短縮
【改善の概要】(シティビル仙台第1)
CVCF(※)室に熱のこもる場所があるた
め、空調圧縮機が連続運転していた。熱の
こもる場所を精査し、空調吹出口の向きを
調整して空気の流れを改善すると共に、防
炎カーテンを取り付けて冷房空間を縮小す
ることで、空調圧縮機の稼働時間を短縮し
空調効率を高めることができた。
【省エネ効果】
電力削減量:46千kWh/年(23.7%減)
※
定電圧周波数装置。停電や瞬間的に電圧・周波数が変動した際にも安定した電圧・周波数の電源を供給する。
改善例3 空調制御システム改良と熱源機器の運転合理化でピークカット&シフト
<蓄熱ピークシフト電力削減比較>
【改善の概要】(東北電力本店ビル)
(H23.1月対H27.1月)
最大電力(kW)
1.冷房時の空調機と自然換気の2システムは 3000
同時運転できなかったが、改良して同時運転 2800
合理的運転による削減
平成23年1月
可能にし、空調機稼働台数を削減した。
2600
2.夜間の氷蓄熱残量(夏)・温水残量(冬期)等 2400
蓄熱ピークシフト電力
を勘案して、運転の一部を手動化することで 2200
560W
熱源機器の合理的かつ、きめ細やかな運転・ 2000
制御を実現し、昼間時間帯の電力使用量を大 1800
平成27年1月
1600
幅にピークカットできた。
1400 22時から8時までが
夜間時間帯
【省エネ効果】
8時から22時までが昼間時間帯
1200
1.電力削減量:9.7千kWh/年
1000
2.コスト削減:1,512千円/年
時
(電力需給追加契約書蓄熱ピークシフト電力変更後の削減予想額)
【省エネ改善のポイント】
平成25年度の省エネ管理優良工場等表彰受賞(電
力ビル)後、全てのビルにおいて一層の省エネを推
進。日々の点検において、個々に空調圧縮機等の作
動時間を入念に調査するなど「現場力」を発揮し、
無駄の発見に努め、改善につなげている。
1
3
5
7
9
11 13 15 17 19 21 23
【受賞企業諸元】
本
社 宮城県仙台市
資 本 金 10億円
従業員数 168名
事業内容 不動産業・リース業・保険代理店業等
U R L
http://www.hnk.-i.co.jp
3