病理診断料を算定した場合における病理判断料の取扱いについて(2016

病理診断料を算定した場合における
病理判断料の取扱いについて
事例❷ 医 科
病理診断料を算定した場合の病理判断料の取扱いについては、平成26年3月5日付け厚生労働省告示第57号におい
て、次のように示されています。
【告示 平成26年3月5日付け厚生労働省告示第57号】
別添1
N006 病理診断料
医科診療報酬点数表に関する事項
1 組織診断料
第2章 特掲診療料
2 細胞診断料
第13部 病理診断 N007 病理判断料
第2節 病理診断・判断料
注1 行われた病理標本作製の種類又は回数にかかわらず、月1回に限り算定する。
注2 区分番号N006に掲げる病理診断料を算定した場合には、算定しない。
本事例については、N006病理診断料の「1 組織診断料」
とN007病理判断料がそれぞれ算定されていますが、告示
(平
成26年3月5日付け厚生労働省告示第57号)の区分番号N007病理判断料の注2に「区分番号N006に掲げる病理診断料
を算定した場合には、算定しない。」と示されていることから、N007病理判断料の算定はできませんので、ご留意く
ださい。
31
月刊基金 February 2016