社会福祉法人 大垣市社会福祉協議会 行動計画

女性の職業生活における活躍の推進に関する法律に基づく
社会福祉法人 大垣市社会福祉協議会 行動計画
(平成28年4月1日~平成30年3月31日)
次世代育成支援対策基本法で本会が示した行動計画と連動し、女性が更に活躍できる職場
風土を醸成できるよう、次のように行動計画を策定する。
1
計画期間
平成28年4月1日から平成30年3月31日までの2年間
2 当社の課題
(1)労働者に占める女性労働者は72%で、係長職は75%であるが、管理職が45%
と少ない。
・労働者全体に占める女性割合と比べると女性管理職の割合が低く、バランスが悪
い状態である。
(2)介護サービスを事業展開する本会として、正規職員の平均勤続年数は13年であ
り、今後、継続して勤務ができる職場環境の維持が必要である。
・介護サービス分野全体に言えるが、求人してもなかなか応募がない状態である。
・本会職員は介護サービス分野の就労が大半であり、介護保険法が制定されて 15
年が経過し、今後、マンパワー確保の上からも、継続就労が可能な職場環境が必
要である。
3
目標と取組内容・実施時期
【目 標
1】労働者に占める女性割合と女性管理職割合との差を15%以内とする
【取 組 概 要 】
● 次期管理職を対象とした育成を計画的に実施します。
→職員教育訓練の検証と見直しを行います。
→将来の人材育成を目的とした教育訓練の充実を図ります。
【取 組 内 容】
● 平成 28 年 4 月~ 管理職登用において、女性割合を増やす方針や目標の設定
● 平成 28 年 6 月~ 研修プログラムの検討
● 平成 28 年 9 月~ 女性係長に対する研修ニーズの把握のためのアンケート等実施
● 平成 29 年 4 月~ アンケート等の結果を踏まえ、法人研修プログラムの決定
● 平成 29 年 9 月~ 管理職育成キャリア研修を実施
● 平成 29 年 9 月~ 新たな法人管理職研修を実施
【目 標
2】継続勤務年数を毎年1年アップし、平均勤務年数を15年にする
【取 組 概 要 】
● 意欲や能力のある職員が継続して就労できる職場環境を構築します。
→福祉分野の資格取得職員が多い中、資格更新に必要な経費補助等の見直しを行いま
す。
→次世代育成支援対策で作成した行動計画で目標とした「年次有給休暇の取得40%」
を各管理区分で達成できるようにします。
【取 組 内 容】
● 平成 28 年 4 月~ 資格更新をフォローできる方針の設定
● 平成 28 年 4 月~ 資格更新をフォローする内容(経費補助)の施行
● 平成 29 年 1 月~ 年次有給休暇の取得状況を所属長連絡会で報告
● 平成 29 年 4 月~ 年次有給休暇、特別休暇取得啓発を社内ランで行う
● 平成 30 年 1 月~ 年次有給休暇の取得状況を所属長連絡会で報告
女性の職業生活における活躍の推進に関する法律に基づく
社会福祉法人 大垣市社会福祉協議会 行動計画
女性の活躍に関する情報公表
●労働者に占める女性労働者の割合
雇用管理区分
(平成 26 年度)
正規(人)
A:当該年度の女性の在籍者数
B:当該年度の在籍者数
全体に占める女性割合(A÷B×100)
パート(人)
88 人
122人
72.1%
●係長職に占める女性労働者の割合
192人
222人
86.5%
(平成 26 年度)
12 人
4人
75.0%
300.0%
A:女性の係長職数
B:男性の係長職数
全体に占める女性割合 (A÷(A+B)×100)
男女割合 (A÷B×100)
●管理職に占める女性労働者の割合
(平成 26 年度)
5人
6人
45.4%
83.3%
A:女性の管理職数(課長以上の役職にある労働者)
B:男性の管理職数(課長以上の役職にある労働者)
全体に占める女性割合 (A÷(A+B)×100)
男女割合 (A÷B×100)
●男女の平均勤続年数の差異
(平成 26 年度)
雇用管理区分
正規
A:女性の平均勤務年数
145 月
12 年1ヶ月
158月
13 年 2 ヶ月
144月
12 年
112月
9 年 4 ヶ月
91.8%
128.6%
(期間の定めのない者及び通算労働契約期間5年を超える者)
B:男性の平均勤続年数
(期間の定めのない者及び通算労働契約期間5年を超える者)
男女割合(A÷B×100)
パート