案 - 湖西市

(案)
(平成28年度~平成32年度)
湖
西
市
目
次
第1章 食育計画の基本的な考え方
1
2
3
4
計画策定の趣旨……………………………………………………………1
計画の位置づけ……………………………………………………………2
計画の構成…………………………………………………………………3
計画の期間…………………………………………………………………4
5
計画の基本的視点…………………………………………………………4
第2章 食を取り巻く現状と課題
1
2
3
4
5
本市の現状(人口・特産物など)………………………………………5
食生活と健康の現状………………………………………………………8
食育に関する意識…………………………………………………………15
食文化などに関する現状…………………………………………………17
食の安全・安心に関する現状……………………………………………18
6
食と環境に関する現状……………………………………………………20
第3章 基本的施策の推進
1 基本的施策の体系…………………………………………………………21
2 食育推進のための取り組み
(1) 食を知る(望ましい食習慣を身につけよう)………………………22
(2) 食を作り、楽しむ(地域の食材や食文化を楽しもう)……………24
(3) 食の安全、安心(食の安全について考えよう)……………………26
(4)
ライフステージに応じた重点施策……………………………………28
第4章 計画の推進体制
1
2
3
参考
食育推進のための連携体制………………………………………………31
計画の進行・管理…………………………………………………………32
食育推進のための評価指標………………………………………………33
第1章
食育計画の基本的な考え方
1 計画策定の趣旨
湖西市では、食育基本法(平成 17 年7月施行)に基づき、平成 22 年3月に「湖
西市食育推進計画」を策定しました。この計画は、市民活動としての食育の推進に取
り組み、市民一人ひとりが「食を知る」
・
「食を作り、楽しむ」
・
「食の安全・安心」を
通して生涯にわたり心も体も健やかな生活を送ることを目指し、国・県の計画や新・
湖西市総合計画及び湖西市健康増進計画との整合性を図り、策定されたものです。
飽食の時代と言われる昨今、食物やその生産に携わる人々に対する感謝の気持ちが
薄れているように感じられます。食べ残しによる食品の廃棄はその最も顕著な例とい
えましょう。栄養バランスが偏ったり、不規則な食事は、肥満や糖尿病等の生活習慣
病の一因です。また、過度の痩身志向等、価値観・ライフスタイルの多様化は、従来
の「食」に関する考え方を一変させています。
その一方で、「食」の国外依存は高まり、土地ごとの食材や食物の旬の時期は忘れ
られ、伝統ある食文化は失われようとしています。子どもの頃に身についた食習慣は、
心身の成長及び人格の形成に大きな影響を及ぼし、生涯にわたって健全な心と身体を
培い、豊かな人間性を育てていく基礎となるものです。様々な経験を通じて「食」に
関する知識と「食」を選択する力を習得していける人の育成が望まれます。
健康で心豊かな人間性を育むために、食育に関する施策を総合的かつ計画的に推進
していくことが重要です。今回、計画期間の5年を経過したことから、社会情勢や環
境の変化に対応した新たな「湖西市食育推進計画」を策定しました。
「食」をめぐる現状
社会情勢の変化・少子高齢化・核家族化・ライフスタイルの多様化
栄養バランス
の偏りや不規
則な食事の
増加
「食」を大切
にする心の
欠如
伝統ある
食文化の
喪失
肥満や
糖尿病等の
生活習慣病の
増加
「食」を取り巻く
問題等が発生
「食」の
海外への
依存
「食」の
安全上の問題
の発生
湖西市食育推進計画
1
過度の痩身
志向
2 計画の位置づけ
この計画は、食育基本法第 18 条*の規定により策定するもので、湖西市の食育推進
の基本計画となり、湖西市総合計画等の食育部門として位置づけられ、他の計画との整
合性を図り、推進していくものです。
湖西市
静岡県
国
新・湖西市総合計画
食育基本法
食育基本法
(第 17 条第1項)
食育基本法
湖西市健康増進計画
支援
(健康こさい21)
(第 18 条第1項)
湖西市教育振興基本計画
湖西市子ども・子育て支援事業計画
湖西市老人福祉計画
湖西市介護保険事業計画
湖西市地域福祉計画
湖西市食育推進計画
湖西市障害福祉計画
湖西市障害者計画
新・湖西市環境基本計画
食育推進
基本計画
第3次
静岡県食育推進計画
(ふじのくに
食育推進計画)
市民・家庭・地域・行政における食育推進行動
*
食育基本法第 18 条
市町村食育推進計画
市町村は食育推進基本計画(都道府県食育推進計画が策定されているときは、食育推進基本計画
及び都道府県食育推進計画)を基本として、当該市町村の区域内における食育の推進に関する施策
についての計画(以下「市町村食育推進計画」という。
)を作成するよう努めなければならない。
2
3 計画の構成
第1章 食育計画の基本的な考え方
1
計画策定の趣旨
2 計画の位置づけ
4
計画の期間
5 計画の基本的視点
第2章
3
計画の構成
食を取り巻く現状と課題
1
本市の現状(人口・特産物など)
2
食生活と健康の現状
3
食育に関する意識
4
食文化などに関する現状
5
食の安全・安心に関する現状
6
食と環境に関する現状
第3章
1
基本的施策の推進
基本的施策の体系
市が目指すもの:心も体も健やかな生活を送ること
K(賢く選んで) O(おいしい) S(食事) A(ありがとう) I(いただきます)
-食を通して人をはぐくむ-
2
推進
食育推進のための取り組み
食育目標と施策
(1) 食を知る
(2) 食を作り、楽しむ
(3) 食の安全、安心
望ましい食習慣を
地域の食材や食文化を
食の安全について
身につけよう
楽しもう
考えよう
・
・(4)
を ラ イ フ ス テ ー ジ に 応 じ た 重 点 施 策
・
第4章
計画の推進体制
1 食育推進のための
連携体制
2
計画の進行・管理
3
3 食育推進のための
評価目標
4 計画の期間
本計画の期間は平成 28 年度から平成 32 年度までの5年間とし、計画期間中に状
況の変化などが生じた場合には必要に応じて見直します。
5 計画の基本的視点
この食育推進計画は、ヘルスプロモーション*の理念に基づき、具体的な目標を掲
げ、関係者がお互いに連携をとりながら行動していくことによって食育を推進するこ
とを基本とします。
ヘルスプロモーション理念



家族

地域住民
めざすものはQOLの向上
本人



学校・保健

医療
等の行政

関係者


人生
豊かな
環境づくり
(島内

1987 ,吉田・藤内

1995 を改編)
※
ヘルスプロモーションとは
「人々が自らの健康をコントロールし、改善できるようにするプロセスである。
」
と定義されている。住民や本人の主体性を重視すること、各個人がよりよい健康の
ための行動をとることができるような政策等も含めた環境を整えることに重点が置
かれる。
4
第2章
食を取り巻く現状と課題
1 本市の現状(人口・特産物など)
湖西市の概要
静岡県の西の玄関口に位置し、南を黒潮寄せる遠州灘、東をわが国でも指折りの汽水
湖である浜名湖に接し、西北には赤石山系から続く湖西連峰を有する自然豊かな市です。
温暖な気候や地理的条件にも恵まれており、畜産、農業、花卉、みかんなどを中心に
品質の高い農作物の生産や浜名湖で水揚げされる新鮮な海の幸にも恵まれています。
全国で唯一関所建物が現存する新居関所、昔の町並みが残る白須賀宿などからもわか
るとおり、古くから交通、輸送の要所として栄え、現在も人・物・情報が盛んに往来し
ています。
[平成 27 年3月 31 日時点]
位置
東経 137°32′05″北緯 34°42′54″
面積
86.65 平方キロメートル(浜名湖水面を含む)
人口
61,027 人(男 31,203 人 女 29,824 人)
世帯数
23,257 世帯
人口と世帯動向
資料:住民基本台帳(各年 3 月 31 日現在)
人口が減少するのに反比例して世帯数は増加していることから、家族構成が多様化になって
きています。
5
人口ピラミッド
90歳以上
164
487
男性(31,370人)
1,820
65~69歳
2,167
60~64歳
2,151
55~59歳
1,907
1,746
50~54歳
2,322
2,563
1,668
45~49歳
1,936
40~44歳
2,346
2,053
1,992
1,971
30~34歳
1,707
25~29歳
1,533
20~24歳
1,368
15~19歳
1,437
10~14歳
1,375
1,319
1,500
2,294
35~39歳
1,702
1,510
1,589
2,000
1,379
70~74歳
2,254
2,134
1,841
2,500
1,261
75~79歳
1,756
女性(30,000人)
870
80~84歳
828
1,228
3,000
590
85~89歳
1,522
5~9歳
1,324
0~4歳
1,000
500
0
(人)
1,256
0
500
1,000 1,500 2,000
2,500
3,000
資料:住民基本台帳(平成 26 年 9 月 30 日)
高齢者の単身世帯数
■湖西市の高齢者世帯の状況(平成 12、17、22 年)
(単位:世帯)
湖西市
平成 12 年
世帯数
総世帯
平成 17 年
割合
世帯数
平成 22 年
割合
世帯数
割合
14,802
100.0%
15,430
100.0%
21,603
100.0%
4,456
30.1%
5,022
32.5%
8,316
38.5%
高齢夫婦世帯
768
5.2%
1,028
6.7%
1,500
6.9%
高齢単身世帯
434
2.9%
625
4.1%
1,155
5.3%
65 歳以上高齢者のいる世帯
資料:国勢調査
65 歳以上の高齢者のいる世帯は増加傾向にあり、平成 22 年度では総世帯の 38.5%です。高齢夫
婦世帯及び高齢単身世帯も増加傾向にある。
就業人口推移
就業人口推移
(人)
36,000
35,355
35,000
34,194
34,456
34,000
33,582
33,000
32,000
32,051
31,794
31,000
就業人口
30,000
S60年
H2年
H7年
H12年
H17年
H22年
資料:国勢調査
湖西市の就業人口は平成7年まで増加傾向にあったが、平成 12 年以降は年々減少し、平成
22 年では 31,794 人と、昭和 60 年以降過去最低となっています。
6
第一次産業
1 農業従事者数推移
農業従事者数推移
(人)
4,000
3,687
3,500
農業従事者数
3,749
3,000
2,500
1,831
2,000
2,024
1,500
1,000
500
0
H7年
H12年
H17年
H22年
資料:農林業センサス
湖西市の農業従事者数は年々減少し、平成 22 年は 1,831 人で、平成7年からの 15 年間で
1,918 人減少しています。
2 湖西地域での農産物等の出まわり期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
じゃがいも
だいこん
だいこん
ブロッコリー
さつまいも
セロリー
セロリ
とうもろこし
ミニトマト
ミニトマト
キャベツ
キャベツ
さやえんどう
たまねぎ
コマツナ・チンゲンサイ
スイカ
メロン
いちご
いちご
みかん
みかん
アマリリス
アマリリス
ホオズキ
こでまり
一輪菊・スプレーマム
米・豚肉・牛肉・鶉卵・酪農
資料:湖西市農業振興協議会
7
2 食生活と健康の現状
(1)
学童期の健康指標
ローレル指数*による肥満、やせの推移(平成 22 年度から平成 26 年度)
湖西市小学生肥満児童数の推移
%
湖西市中学生肥満生徒数の推移
5.6
%
4.7
4.5
3.9
3.3
4.6
4.5
3.6
3.7
3.1
3.0
4.8
5.5
5.2
4.8
4.3
3.9
4.2
4.0
3.7
3.4
3.1
5.2
4.3
2.9
2.5
H22
H23
H24
全体
男子
H25
H22
H26
H23
年度
女子
3.7
3.1
H24
全体
男子
2.1
2.2
H25
H26
年度
女子
湖西市中学生やせ生徒の推移
湖西市小学生やせ児童数の推移
%
%
1.9
1.8
1.5
1.4
1.3
1.4
1.3
1.2
1.5
1.9
6.0
H23
H24
全体
男子
4.2
1.2
H25
5.5
4.8
4.8
4.6
1.4
0.9
H22
6.0
5.4
3.1
3.0
H22
H23
4.1
3.8
3.5
3.5
H24
H25
3.9
H26
年度
H26
年度
女子
全体
男子
女子
肥満傾向の小学生、中学生は減ってきている反面、やせの小学生、中学生が増えています。
健康指標とは健康状態を示す数値です。従来、学童期の肥満状態についてローレル指数を用い
て傾向を把握していましたが、平成 27 年度からは肥満度を健康指標として用いることになりま
した。
平成 22 年度から平成 26 年度まで(ローレル指数)
*
ローレル指数とは、幼児・小学生・中学生の
肥満状態を知る上で、学年全体の傾向や年次
推移など集団の傾向を表すのに用いられます。
肥満度とは、標準体重に対して実測体重が何%上回
っているか算出し判定するものです。
標準体重は健診などの全国平均値をもとに決められ
ます。身長が同じでも、年齢、性別によって体形や体組
成に差が生じますので、標準体重は男女別・年齢別・身
長別で算出されています。
ローレル指数
=体重(kg)÷身長(cm)÷身長(cm)÷身長
(cm)×10
肥満度
[ローレル指数の分類]
やせすぎ
平成 27 年度からの指標(肥満度)
9 9 以
=(実測体重-標準体重) / 標準体重×100 (%)
[肥満度の分類]
下
やせぎみ
100 ~ 114
プラスマイナス 20%以内 … 標準体重
標
準
115 ~ 144
プラス 20~30%まで
… 軽度肥満
太りぎみ
145 ~ 159
プラス 30~50%まで
… 中等度肥満
太りすぎ
1 6 0 以
50%以上
上
8
… 高度肥満
(2)
歯の健康指標
歯科健康診査結果の年次推移
9
平成 26 年度湖西市小中学校歯科健康診断結果(永久歯)
3歳児、5歳児、小学6年生、中学3学年
の歯科健康診断結果では、むし歯数及び有病
者率は、平成 22 年に比べ減ってきています。
3歳児、5歳児については、むし歯の有
病率及びむし歯数が県平均に比べて高くな
っています。
小学校・中学校では、小学校5年生と中
学校3年以外はむし歯の有病者率が県平均
より低くなっています。
歯の残存歯数
歯の本数は年齢が上がるにつれ喪失歯が増えていて、50 歳代以降が顕著です。
10
(3)
成人の健康指標
BMI*による肥満、やせの状況
BMI階層(女)
BMI階層(男)
0%
20~29歳
30~39歳
20%
40%
13.3
3.1
50~59歳
2.9
60~69歳
5.2
70~74歳
3.7
18.5未満
80%
61.3
5.7
40~49歳
60%
100%
17.3
67.8
61.5
27.1
66.9
69.2
20.9
78.0
18.5以上25未満
15.9
25以上30未満
40~49歳
8.3
40%
60%
30.6
30~39歳
3.4
26.5
20%
20~29歳
8.0
23.0
0%
17.6
68.4
11.5
8.2
4.7
60~69歳
8.4
69.7
2.4
70~74歳
9.3
69.1
16.4
74.8
18.5以上25未満
7.2
11.0
68.9
50~59歳
18.5未満
100%
60.4
3.7
30以上
80%
15.0
18.0
19.6
25以上30未満
1.8
2.9
3.3
2.0
3.9
2.1
30以上
資料:平成26年度湖西市住民健康基礎調査
男性は 30 歳~50 歳に肥満が、
20 歳代にやせが目立ちます。
女性は若い世代にやせが目立ち、
20 歳代で3人に1人がやせになっ
ており、増加傾向です。
≪ 肥満の判定方法 ≫
*
B M I (Body Mass Index)を用いる判定。
BMI=自分の体重(㎏)÷身長(m)÷身長(m)
(例) 56kg ÷ 1.6m÷1.6m ≒22(BM
I)(例)身長 160cm の場合の適正体重 47.4~
64.0 ㎏
18.5 未満
18.5 以上 25 未満
25 以上
や せ
適 正
肥 満
ボディイメージの認識
資料:平成 26 年度湖西市住民健康基礎調査
男性では肥満であっても、太っていると感じていない人が 45.9%です。
女性では、やせていてもやせていると感じていない人が 52.3%です。
自分のBMI判定を正しく認識していない人がいます。
11
メタボリックシンドローム* の発症状況
メタボリックシンドローム予備群・該当者(男女別)
男
67.5
14.4
女
87.7
県男
7.2 5.1
64.4
15.5
県女
20.1
89.3
0%
20%
40%
非該当
18.2
4.4 6.3
60%
予備群
80%
100%
該当者
平成25年度特定健康診査結果
*
メタボリックシンドロームの定義
① 血清脂質異常
腹部肥満
腹囲(おへその高さ)
・
・
男性
85cm 以上
女性
90cm 以上
中性脂肪
+
150mg/dl 以上
HDL コレステロール値
40mg/dl 未満
② 高血糖
空腹時血糖値
110mg/dl 以上
予備群・・・腹囲(腹部肥満)に加え、
①②③が1つある人
該当者・・・腹囲(腹部肥満)に加え、
①②③が2つ以上ある人
③ 高血圧
最高血圧
130mmHg以上
最低血圧
85mmHg以上
男性の3人に1人がメタボリックシンドローム予備群・該当者(32.6%)であり、県平均(35.6%)
とあまり変わらない現状にあります。平成 20 年度に比べると湖西市と県どちらも減っています
が、まだまだ多い状態です。
12
(4)
食生活の現状
湖西市幼児、小・中学生の朝食摂取率
朝食摂取状況
99.6%
99.2%
98.5%
98.8%
99.4%
99.1%
98.4%
98.4%
98.4%
98.8%
98.7%
98.6%
98.6%
98.6%
全ての学年において朝食
摂取状況は県の現状値より
も高い傾向にあります。どの
学年も目標の 100%に近づい
ています。
99.0%
98.1%
98.2%
96.6%
96.0%
95.2%
資料:平成26年度静岡県教育委員会朝食摂取状況調査
朝食の欠食と夕食、夜食の摂取状況
朝食を食べているか?
0%
20%
40%
遅い夕食や夜食を食べるか?
60%
80%
100%
0%
20~29歳
52.7
24.7
14.5
20~29歳
30~39歳
68.9
16.4
5.3
11.3
78.4
10.1
5.5
60%
80%
18.3
100%
37.1
6.2
29.8
18.7
45.3
6.0
40~49歳
50~59歳
87.5
7.3 3.1 2.1
60~69歳
88.2
7.3 2.8
8.3
50~59歳
28.0
5.6
18.1
24.8
39.0
17.8
58.5
1.7
60~69歳
70~74歳
40%
33.3
9.3
30~39歳
40~49歳
20%
8.1
2.5 8.7
17.7
71.0
96.3
70~74歳
毎日食べる
ほぼ毎日食べている
時々食べている
0.5
3.2
11.8
よく食べる
ほとんど食べていない
84.5
時々食べる
ほとんど食べない
食べない
資料:平成 26 年度湖西市住民健康基礎調査
若い人ほど朝食の欠食が多く、遅い夕食や夜食を食べる割合が高くなっています。
栄養のバランスに気をつける人の割合
栄養バランスに気をつけているか?(男女別)
栄養バランスに気をつけているか?(年代別)
0%
20~29歳
20%
20.4
40%
60%
65.6
80%
100%
0%
男
30~39歳
23.1
40~49歳
23.4
62.2
65.6
60~69歳
70~74歳
31.6
28.5
36.6
気をつけている
40%
60%
80%
100%
19.7
61.6
18.6
14.7
11.0
女
50~59歳
20%
14.0
59.7
61.3
51.1
少し気をつけている
33.8
60.5
5.7
8.7
10.2
計
27.5
61.0
11.5
12.4
気をつけている
気をつけていない
少し気をつけている
気をつけていない
資料:平成 26 年度湖西市住民健康基礎調査
20 歳代、30 歳代に栄養のバランスに気をつけていない人が多い。
男性に栄養のバランスに気をつけていない人が多い。
県に比べ、男女とも栄養のバランスに気をつけている人が少ない。
13
栄養のバランスに気をつけている人の割合(県との比較)
男
19.7%
女
61.6%
18.7%
33.8%
県男
60.5%
36.0%
県女
48.0%
16.0%
48.2%
0%
10%
5.7%
20%
46.8%
30%
40%
気をつけている
50%
60%
70%
少し気をつけている
5.0%
80%
90%
100%
気をつけていない
資料:平成 26 年度湖西市住民健康基礎調査、平成 25 年度健康に関する県民意識調査
栄養成分表示を参考にしている人の割合
栄養表示を参考にしているか?(男女別)
栄養表示を参考にしているか?(年代別)
0%
20%
20~29歳
40%
60%
80%
47.3
0%
100%
20%
男
37.3
55.6
7.1
40~49歳
37.6
54.1
8.3
50~59歳
38.2
24.5
50.3
28.6
参考にしている
48.1
参考にしていない
100%
19.4
47.0
47.5
5.6
10.8
15.5
計
70~74歳
80%
56.1
女
51.0
34.2
60%
4.3
48.4
30~39歳
60~69歳
40%
37.0
51.3
11.7
23.2
見たことがない
参考にしている
参考にしていない
見たことがない
資料:平成26年度湖西市住民健康基礎調査
食生活と健康の課題
むし歯の有病率は年々減ってきているが、3歳・5歳・小5・中3が県よ
り多い。かむ力が低下しないように口の中の健康を保つことが大切です。
男性の3人に1人がメタボリックシンドロームの該当者と予備軍です。メ
タボリックシンドロームは食に関係が深く、個人に合った適切な栄養のとり
方が知ることが必要です。
20歳代、30歳代の朝食の欠食率が高くなっていて、遅い夕食や夜食を
食べている人が多い。生活習慣病予防のためには若いうちからの規則正しい
食習慣づくりが必要です。
男性の30歳代から50歳代の肥満と若い女性のやせの問題があります。
適正体重を知り、栄養のバランスに気をつける必要があります。
14
3 食育に関する意識
(1)
市民の食育への関心度
食育に関心があるか?(男女別)
食育に関心があるか?(年代別)
0%
20~29歳
20%
40%
18.3
60%
80%
44.1
0%
100%
20.4
12.9
4.3
6.2
8.0
男
30~39歳
26.2
40~49歳
22.5
50~59歳
23.7
44.0
15.6
50.0
18.8
4.1
20%
15.8
60~69歳
20.8
20.6
43.4
18.8
7.3
7.5
27.9
41.9
関心がある
どちらかといえば関心がある
関心がない
食育の意味がわからない
16.3
35.8
80%
24.7
100%
12.8
10.9
28.8
51.5
13.6
2.8
3.3
4.5
9.5
計
70~74歳
60%
4.6
女
43.9
40%
5.8
23.0
44.5
18.5
7.3
6.7
8.1
どちらかといえば関心がない
関心がある
関心がない
どちらかといえば関心がある
食育の意味がわからない
どちらかといえば関心がない
資料:平成26年度湖西市住民健康基礎調査
食育に関心がある人の割合
男
15.8%
35.8%
24.7%
12.8%
10.9%
2.8% 3.3%
女
28.8%
県男
28.8%
51.5%
13.6%
7.2%
39.5%
16.7%
7.8%
1.5% 3.5%
県女
40.7%
0%
10%
20%
45.9%
30%
40%
50%
60%
関心がある
どちらかといえば関心がある
関心がない
食育の意味がわからない
8.4%
70%
80%
90%
100%
どちらかといえば関心がない
資料:平成 26 年度湖西市住民健康基礎調査、平成 25 年度健康に関する県民意識調査
男性より女性のほうが「食育」に関心がある人が多くいます。
湖西市は県に比べ関心がある人が少ないです。
(2)
食材のバランスを考えた家庭での取り組み
食べないならそ
のまま残させて
いる
14.8%
みじん切りに
したり、味付け
の工夫、調理
形態の工夫で
自然と食べら
れるよう努力
している
30.5%
食卓に出さない・
親だけ食べる
5.6%
家庭では「嫌いなものでも料理の中に加え
て食べさせている」
、
「一口食べさせるように
努力させている」等、親が子どもに対して努
力している姿がみられます。
嫌いなもの
でも料理の中
に加えてその
まま食べさせ
ている
33.1%
一口は食べる
ように努力さ
せている
42.6%
資料:平成 26 年度湖西市公立保育園アンケート調査
15
(3)
高齢者が健康のために心がけていること
資料:平成 25 年度高齢者実態調査
健康のために心がけていることにお
いては、
「食事に気をつける(栄養バラ
ンスを意識する、体に良い食べ物をと
るなど)」が 50.8%と最も高く、次い
で「休養や睡眠を十分にとる」が
44.1%、
「健康診断などを定期的に受け
る」が 37.8%となっています。
食育に関する意識の課題
課
題
湖西市は県平均に比べ食育に関心が低く、
「心も体も健やかな生活を送
るため」にどの年代も食育に関心を持ってもらう必要があります。
旬や地場産物を知るために調理体験の場を設定し、食に対する興味・
関心を高めることが必要です。
16
4 食文化などに関する現状
(1) 湖西市の幼児・小・中学生
共食の状況(朝食)
「1人で食べる」割合が学年
が上がるほど高くなっている
反面、家族みんなで食べる中学
生が多い。参観会、PTA行事
などを活用して食事の重要性
や意義について啓発を行うこ
とが望まれます。
朝食は誰と食べますか?
50%
45%
40%
35%
30%
25%
20%
15%
10%
5%
0%
ひとりで
子どもだけで
年長
大人といっしょに
小6
家族みんなで
中2
資料:平成 26 年度静岡県教育委員会朝食摂取状況調査(抽出調査)
(2)
学校給食で使用した地場産物の割合
ふるさと給食週間に使用した地場産物の割合
使用した食材
70.0%
60.0%
桜えび・大根・浜名湖のり・じゃがいも・
50.0%
マッシュルーム・しらす・たまねぎ・
40.0%
みかん・黒はんぺん・うずらの卵・
30.0%
しいたけ・煎茶・うなぎ・とうもろこし・
20.0%
ナイルメロン・すいか・いちごジャム
10.0%
0.0%
H22
H23
H24
湖西市
H25
H26
静岡県
資料:静岡県教育委員会ふるさと給食週間実施報告書
ふるさと給食週間は国の食育月間にあわせて6月開催としました。
地場産物の平均活用率は県平均と比べ高くなっています。
食文化などに関する課題
課
題
共食は、食事のマナーや好ましい食習慣を身に付けるよい機会になるとともに、
食事がコミュニケーションの場となり、おいしく食べる事ができます。
できるかぎり家族と一緒に食べるように啓発していく必要があります。
学校給食においてふるさと給食週間に地元の産物を利用する率や使用した食材
が増えてきています。今後も地元の産物を知り、再確認し、ふるさと給食週間以
外にも地元の食材を使っていくことが大切です。
17
5 食の安全・安心に関する現状
(1)
食の安全・安心に関する意識
【県内で購入する食品の信頼度】
平成21年度 3.2
平成25年度
51.5
6.4
0%
25.7
59
20%
15.1
19
40%
60%
9.1
80%
おおいに信頼できる
ある程度信頼できる
どちらともいえない
まったく信頼できない
わからない
無回答
1.4 0
3.2
1.1
0.6
4.7
100%
あまり信頼できない
資料:静岡県企画広報部「平成 21 年度、平成 25 年度県政世論調査結果」
平成 25 年度の県内で購入する食品の信頼度は、
「おおいに信頼できる」と「ある程度
信頼できる」を合わせて 65.4%で、平成 21 年度と比較すると 10.7 ポイント上昇してい
ます。
(2)
栄養成分表示店*について
年度
~23
24
25
26
新店舗数(店)
21
4
3
1
合計
21
25
28
29
※登録後取り消しとなった店も含む。
*栄養成分表示店
食事や弁当などにエネルギー・脂質・塩分などの栄養情報を提供している店。
(3)
食品の安全性の確保に関する事業(エコファーマー*)
年度
23
24
25
26
人数(人)
22
22
15
8
資料:農林水産課
*エコファーマー
「持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律」に基づき、都道府県知事など
から土づくりや化学肥料、農薬などの使用を一体的に行う計画(持続性の高い農業生産
方式の導入の促進に関する計画)の認定を受けた農業者です。
18
(4)
食品表示の講演会の実施状況
年度(回数)
24(3)
25(2)
26(3)
参加人数
(人)
55
51
64
消費者にとって、食品の表示は食品を選ぶ際の重要な情報源と
なります。そのため、
「食品表示の見方について」など、消費者
にわかりやすく啓発をする講演会を実施しています。
(5)
市内幼稚園の食農体験の現状
育てた食材
たまねぎ・トマト・ミニトマト・なす・
年度
26
食農体験の回数
9.5回
食農体験の食材を使った
料理体験の回数
5.8回
オクラ・ピーマン・ゴーヤ・きゅうり・
じゃがいも・大根・さつまいも・
ラディッシュ・ブルーベリー
資料:平成 26 年度公立幼稚園実績報告
(6)
市民農園の利用について
市民農園の利用率
空き
区画
30%
市民農園の状況(平成 27 年 12 月1日現在)
使用
区画
70%
資料:農林水産課
食の安全・安心に関する課題
安全な食品を市民に提供するため、生産者に対する意識啓発と情報提供を
行います。
食の安全の環境づくりのために、食の安全・安心に関心を持つ人を増やし
ます。
農業体験を通し、自然の恵みに感謝し、食物を粗末にしないなどの意識啓
発を行います。
19
6 食と環境に関する現状
(1)
湖西市の廃棄物処理量の推移
(2)
家庭での生ごみの堆肥化の状況(容器補助件数+キエーロ配付件数)
容器補助件数+キエーロ配付件数
容器補助件数
キエーロ配付件数
累計値
220
200
180
160
140
120
100
80
60
40
20
0
4200
4000
3800
3600
3400
3200
H22
H23
H24
H25
H26
家庭から出される生ごみの減量を図るため、生ごみ堆肥容器(生ごみ処理機)の購入
への補助をしています。また、生ごみ消滅容器キエーロをモニターに配付しています。
(3)
家庭へのエコ対策について(エコクッキング)
環境対策とエコクッキングについての講話と調理実習を実施し、食と環境について見
直し、情報提供の機会を持っています。
年度
22
23
24
25
26
回数(回)
2
2
2
2
2
食と環境に関する課題
課
題
限られた資源を有効に使い、市民一人ひとりが環境対策を考えていけるよ
う、情報提供の機会を増やしていく必要があります。
20
第3章
基本的施策の推進
1 基本的施策の体系
市が目指すもの
心も体も健やかな生活を送ること
食を通して
人をはぐくむ
食育目標と施策
K(賢く選んで)
O(おいしい)
S(食事)
A(ありがとう)
I(いただきます)
(1) 食を知る
(2) 食を作り、楽しむ
(3) 食の安全、安心
望ましい食習慣を
身につけよう
地域の食材や
食文化を楽しもう
食の安全について
考えよう
家庭
地域
団体
保育園・幼稚園
小、中学校
21
行政
2
食育推進のための取り組み
(1) 食を知る
― 望ましい食習慣を身につけよう! -
①
目
標
ア
正しい生活のリズムを身につけよう。
イ
栄養のバランスを考えよう。
ウ
歯を大切にして、おいしく食べよう。
②
評価指標
評価指標
現状値
目標(値)
朝食を毎日摂っている幼児・児童・生徒の割合
幼児 99.2%
児童 97.9%
生徒 96.1%
100%に近づける
朝食を毎日摂っている 20~30 歳代の人の割合
81.7%
85%
肥満(肥満度 20%以上)の小学生・中学生の
割合
小学生 5.4%
中学生 5.4%
減少
やせ(肥満度-20%以下)の小学生・中学生
の割合
小学生 2.1%
中学生 4.8%
減少
肥満の成人(40 歳以上)の割合
(BMI≧25 又は腹囲基準値以上)
男性 41.4%
女性 22.5%
男性 40%以下
女性 20%以下
メタボリックシンドローム(内蔵脂肪症候群) 男性 32.6%
予備群と該当者の割合
女性 12.3%
男性 30%以下
女性 10%以下
栄養のバランスに気をつけている人の割合
(成人)
男性 19.7%
女性 33.8%
男性 35%以上
女性 45%以上
栄養成分表示を参考にしている人の割合
男性 24.5%
女性 47.0%
増加
189人
200人
14.1%
10%
一人暮らしの高齢者が配食サービス(高齢者等
食生活サービス事業)を利用する人数
5歳児でむし歯を経験した歯が5本以上の者
の割合
22
③
家庭、地域・団体、保育園・幼稚園・小中学校、行政の取り組み(例)
家
庭
地域・団体
保育園・幼稚
園・小中学校
行
政
・寝る時は部屋を暗くし、朝は目覚めをよくするために太陽の光を浴びます。
・生活リズムが出来るよう、朝、ラジオ体操など意識して体を動かします。
・家族でタイムスケジュールを作り、目につく所に貼り、時間を意識します。
・テレビやゲームをする時間を決めます。
・料理教室や料理番組を参考に栄養のバランスを考えた食事をします。
・出来るだけ時間を決めて、三食をきちんと摂ります。
・三度の食事の栄養バランスを考えて摂ります。
・食事を見直すために料理教室に行き、バランスの良い献立を目指します。
・誕生日を目安にして歯科医院を受診します。
・家族全員で歯を大事にするよう、声かけします。
・毎食後、歯磨きやうがいをします。
・自治会や地区で減塩のための料理教室を実施します。
・地域でお年寄りの食生活を応援します。
・地区ぐるみで塩分摂取量を意識し、減塩を呼びかけます。
・地区組織やサークルで「出前講座」を利用し、情報収集に努めます。
・老人会や寿大学で食の健康教室を実施します。
・食育ボランティアでバランス食の普及と減塩の情報提供に努めます。
・自治会において健康と食についての情報を提供します。
・園だよりや給食だよりで食育の情報を提供します。
・毎月のおたより等で早寝早起き、健康管理を呼びかけます。
・
「うんちカード」や「うんち体操」で関心興味を持たせ、排泄の習慣を意識
づけます。
・食育の日に保護者懇談会で栄養や食事について話をします。
・嗜好調査を行い、食育活動を家庭に働きかけます。
・食後の仕上げ磨き、歯磨き指導を推進します(フッ素洗口の実施)
。
・給食では、個に合わせて配膳の量を加減します。
・よく噛んで食べることの大切さを知らせたり、食後の歯磨き指導をします。
・おたよりを通して早寝早起き、朝ごはんの大切さを家庭へ知らせます。
・栄養バランス(小学校:3色・中学校:6群)のとれた給食を提供します。
・栄養のバランスや「早寝・早起き・朝ご飯」について情報提供します。
・市と協力して歯磨き指導をします。
・保健だよりなどで正しい生活のリズムを身に付ける必要性について呼びか
けます。
・生活習慣カードを作成し、親子で食事や健康について見直す目当てを決め、
実践します。
・給食後の歯磨き指導、学級活動から(歯の役割…)保健学習から(健康な
生活・正しい生活のリズムを)家庭科の学習から(栄養バランスを考えた
食事…)を指導し、実践します。
・母子保健事業において、生活リズム、バランスのとれた食事や成長に合わ
せた食事の支援、相談をします。
・市民健康教室や生活習慣病予防教室で、自分の健康状態と体に合った食事
量がわかるように支援します。
・栄養改善教室(一般介護予防事業対象者)を開催します。
・自分の標準体重を知る人が増えるよう啓発します。
・栄養成分表示の周知、啓発をするため、講演会等を実施します。
・健康づくり食生活推進協議会、保健推進委員会の活動を支援します。
・
「80 歳で 20 本以上自分の歯が残せるよう」及び「歯の健康を維持できるよ
う」情報提供や歯科教室を実施します。
・口腔機能向上教室(一般介護予防事業対象者)を開催します。
・減塩についての知識の普及をします。
23
(2) 食を作り、楽しむ
― 地域の食材や食文化を楽しもう-
①
目
標
ア
料理をする力を身につけよう。
イ
地元のものを食べよう。
ウ
食を通してコミュニケーションをとろう。
②
評価指標
評価指標
現状値
目標(値)
調理体験をしている幼稚園・保育園の年
間実施回数
5.8回
増加
調理室の利用者数
健康福祉センター・西部公民館・北部
地区多目的研修集会施設、南部地区構
造改善センター・青少年ホーム・はつ
らつセンター・子育て支援センター
9,486人
増加
学校給食における地場産物を使用する
割合(食材ベース・ふるさと給食週間)
48.8%
現状維持
年長
3.7%
小6 14.3%
中2 34.4%
減少傾向へ
67.5%
90%
92名
増加
「子ども一人」で朝食を食べる割合
食育に関心のある人の割合
食のボランティアの人数
24
③
家庭、地域・団体、保育園・幼稚園・小中学校、行政の取り組み(例)
家
庭
地域・団体
保育園・幼稚
園・小中学校
行
政
・旬の野菜や地場産の食材をとり入れた調理を心がけます。
・地域の野菜を購入します。
・子供と一緒に野菜を育てたり、食事の際に野菜を話題にします。
・料理をつくり、近所へ配り、喜びを共感します。
・行事や季節を意識して料理します。
・地区で行う健康教室に参加します。
・親子で料理をする機会をつくります。
・市の健康教室に参加し、見聞を広げて自分のものにします。
・食事のあいさつをします(「いただきます」
「ごちそうさま」)。
・みんなで、地域の行事に一緒に参加して活動する。
・いきいきサロンのお手伝いで地域の方との交流をする。
・老人クラブで料理教室を実施します。
・男性料理教室を実施します。
・団体で持ち寄りパーティーをします。
・地域で「おすそわけ」をして習慣を啓発します。
・集団給食施設や飲食店において地産地消をすすめます。
・生産者と消費者が交流する機会を持ちます。
・老人クラブで郷土食を次世代に伝えます。
・農業関係団体において幼稚園、小学校で食農体験を実施します。
・農業関係団体において地元の食材を使った料理教室等を実施します。
・食に関する関係団体において積極的に食の安全に関する知識の普及を図り
ます。
・園の食育計画に基づき、食育活動を実施します。
・給食のスプーンから箸への使い方、食事のマナーを伝えます。
・園で収穫した食材を使ってクッキングをします。
・旬の食材を使って「触ったり、かいだり、見せたり」します。
・味噌造りなどを通じて親子クッキングをします。
・園で収穫した食材を使ってクッキング保育を行い、旬を知らせます。
・保護者と一緒に料理をし、食べることで、いつもとは違う雰囲気を味わい、
コミュニケーションをとりながら食事を楽しみます。
・給食を通じて箸の正しい使い方、食事の作法を伝えます。
・正しい食事のマナーを知らせます。
・給食時間での「旬」について提供します(食材と情報)。
・ふるさと給食の日(毎月 23 日)前後での地元・県内産の食材を使用します。
・基本的な調理技術と知識を習得できるようにします。
・家庭科の学習で調理に関心を持ち、調理の基礎的、基本的な知識及び技能
を身に付けるよう指導します。
・ふるさと給食週間、給食記念週間などで静岡県や湖西市で生産されている
食材を使った献立を考え、地元の食材を使います。
・給食だよりで地元の食材を使った献立を紹介します。
・給食委員会活動で放送や掲示物などで紹介します。
・親子の料理教室を実施します。
・高齢者や男性を対象にした料理教室を開催します。
・jiba立ち寄り処(入出はつらつセンター)を開催します。
・ライフステージに合わせた料理教室を開催します。
・調理実習に旬の野菜を取り入れます。
・共食の大切さを啓発します。
・はつらつデイサービスを実施します(虚弱高齢者)。
・食育を推進するための人材を育成します。
25
(3) 食の安全、安心
― 食の安全について考えよう -
①
②
目
標
ア
食品を選ぶ力をつけよう。
イ
食に関する生活環境を見直そう。
ウ
食体験をしよう。
評価指標
評価指標
現状値
目標(値)
栄養成分表示をする店の数
29件
34件
8名
増加
年2回
年2回以上
914g
860g
39.0%
38.0%
9.5回
増加
69.8%
増加
エコファーマーの人数
エコクッキングなどの実施回数
一人一日当たりの一般廃棄物排出量
リサイクル率
食体験を実施している幼稚園・保育園の年間
実施数
市民農園の利用率
26
③
家庭、地域・団体、保育園・幼稚園・小中学校、行政の取り組み(例)
家
庭
地域・団体
保育園・幼稚
園・小中学校
行
政
・買いものをするときには成分表を見ます。
・庭で家庭菜園をします。
・農業の大切さについて皆で考えます。
・食の安全に関心を持ち、情報を意識します。
・水切りをしてできるだけ生ごみを減らすとともに、生ごみの堆肥化等に取
り組み、生ごみをなくす努力をします。
・生ごみを減らすため食材の有効利用に努めます。
(必要なものを必要なだけ買い、食材を使い切る。
)
・生ごみ減量化やエコクッキングに努めます。
・資源ごみも集団回収に協力します。
・
「もったいない」と思う気持ちもちます。
・地域やサークルで料理教室等を企画して情報交換を行います。
・農家の人の話を聞く機会をつくります。
・生産者は市民に農業体験の機会を提供します。
・食の提供者としてお店の衛生管理に気を配り、衛生教育を実施します。
・農産物直売所では、新鮮な食材を提供します。
・集団給食施設で従業員に衛生講座を実施します。
(食品衛生法)
・食品販売者や食品加工者に食品表示、賞味期間について情報を提供します。
・野菜の栽培を通して成長を感じとり、食べる楽しさを体験する機会をつく
ります。
・地域の畑で玉ねぎや芋掘りの収穫体験をして交流を行い、食べ物の大切さ
やおいしさを体験します。
・野菜の栽培で、収穫までの大変さや食べる楽しさを体験します。
・給食を作ってくれる人や家庭で食事を作ってくれる人がいることに感謝の
気持ちを持ち、残さず食べることを知らせます。
・生活科、総合学習における野菜・くだもの・米等の栽培活動や収穫までの
体験をします。
・収穫したものを調理して作り、食べる楽しさを味あわせていく活動に取り
組みます。
・家庭科の学習で、健康で安全な食育を推進します。
・食事、栄養、食品、調理、安全、衛生、食文化について、小中学校では系
統性を持たせて指導します。
・食品の安全性に関する情報の提供を行います。
・消費生活グループと連携して、市民の食品表示に対する意識向上を目的と
した啓発活動を行います(現計画同様)
。
・栄養成分表示をする協力店を増やします。
・エコクッキングを実施します。
・食品廃棄物は堆肥化などの適正処理を勧めます。
・市民農園の整備、利用希望者への紹介を行います。
・生ごみ堆肥化容器等購入費補助金の交付をはじめとして生ごみ減量の各種
施策を展開します。
(キエーロ、水切りグッズの普及等)
27
4 ライフステージに応じた重点施策
妊娠期
Ⅰ.食を知る
Ⅱ.食を作り、楽しむ
Ⅲ.食の安全、安心
・望ましい食習慣を
身につけよう
・地域の食材や
食文化を楽しもう
・食の安全について考えよう
・妊婦講座で食の大切さに気
づいてもらえるようにします。
・料理を作ることの楽しさを知る妊 ・食品表示に関心を持ち、食品を
婦を増やします。
選ぶ力をつけていきます。
・おかあさん教室で食事の基 ・地域の食材を使った料理を提供
本、バランスのとれた食事の情 します。
報提供をします。
・朝食及び3食の大切さを知っ ・共食の大切さを啓発します。
てもらいます。
乳幼児期
・離乳食教室、すくすく育児教 ・園の食育計画に基づき、食育活
室を通し、食の基本を知っても 動を実施します
らいます。
・野菜の栽培を通して、成長を感
じとり、食べる楽しさを体験させま
す
・食後の仕上げ磨き、歯磨き指
導を推進します(フッ素洗口の
実施)
・園だよりや食育だよりを配布
します。また、毎月のお便り等
で、早寝早起き、健康管理をよ
びかけています
・「うんちカード」「うんち体操」
で、関心興味をもたせ、排泄の
習慣を意識づけています
・給食のスプーンからの箸への使
い方、食事のマナーを伝えていき
ます
・園で収穫した食材を使ってクッキ
ングをします。
・野菜の栽培で、収穫までの大変
さや食べる楽しさを体験させます
・個々の食事量に応じて配膳
の量を加減していきます。
・味噌造りなどを通じて親子クッキ
ングをします
・旬の食材を使って触ったりかいだ
り見せたりします
・嗜好調査を行い、食育活動を ・地区組織の人と交流します。
家庭に働きかけています。
・共食の大切さを啓発します。
28
・給食を作ってくれる人や家庭で
作ってくれる人がいることに感謝
の気持ちをもち、残さず食べるこ
とを知らせます。
Ⅰ.食を知る
Ⅱ.食を作り、楽しむ
Ⅲ.食の安全、安心
・望ましい食習慣を
身につけよう
・地域の食材や
食文化を楽しもう
・食の安全について考えよ
う
・栄養バランス(小:3色 中:6 ・給食時間での「旬」についての ・収穫したものを調理して作
群)のとれた給食の提供しま
提供をします。(食材と情報)
り、食べる楽しさを味あわせて
す。
いく活動に取り組みます。
学童期
・栄養のバランスや「早寝・早起
き・朝ご飯」についての情報提
供します。
・市と協力して歯磨き指導をし
ます。
・親子の料理教室を実施しま
す。
・ふるさと給食の日(毎月23日)
前後での地元・県内産の食材の
使用をします。
・基本的な調理技術と知識の習
得をする。
・家庭科の学習で健康で安全
な食育を推進します。
・食事・栄養・食品・調理・安
全・衛生・食文化について小
中学校では系統性をもたせて
・給食だよりで地元の食材を使っ 指導していきます。
た献立を紹介します。
・給食委員会活動で放送や掲示
物を使い地元の食材や旬につい
て紹介します。
・給食だよりで食育の情報を提 ・基本的な調理技術と知識の習 ・家庭科の学習で健康で安全
供していきます。
得をする。
な食育を推進します。
思春期
・給食後の歯磨き指導、学級活
動から(歯の役割…)保健学習
から(健康な生活・正しい生活
のリズムを)家庭科の学習から
(栄養バランスを考えた食事
…)を指導し実践します。
・給食委員会活動で放送や掲示 ・食事・栄養・食品・調理・安
物を使い地元の食材や旬につい 全・衛生・食文化について小
て紹介します。
中学校では系統性をもたせて
指導していきます。
家族と一緒に楽しく食事をとる
「共食」を推進します。
教育委員会最新の取り組みを掲載す
る
29
青壮中年期
Ⅰ.食を知る
Ⅱ.食を作り、楽しむ
Ⅲ.食の安全、安心
・望ましい食習慣を
身につけよう
・地域の食材や
食文化を楽しもう
・食の安全について考えよ
う
・市民健康教室や生活習慣病 ・食育を推進するための人材育
予防教室で、自分の健康状態 成をします。
と、体に合った食事量が解る
ように支援します。
・食品の安全性に関する情報
の提供を行います。
・自分の標準体重を知る人が ・共食の大切さを啓発します。
増えるよう啓発します。
・食品表示に対する意識向上
を目標とした啓発活動を行い
ます。
・減塩の必要性に関する情報 ・男性にも料理教室へ参加する
の提供を行います。
ように呼びかけます。
・生ごみを減らすための情報
を提供します。
・栄養成分表示の周知、啓発
をするため講演会等を実施し
ます。
・高齢者や男性を対象にした ・はつらつデイサービスの実施を ・庭やプランタンで家庭菜園を
料理教室をします。
します。(虚弱高齢者)
します。
高齢期
・口腔機能向上教室(一般介 ・jiba立ち寄り処(入出はつらつ ・「もったいない」の気持ちを持
護予防事業対象者)の開催し センター)の開催をします。(高齢 ち、若い世代にも伝えていき
ます。
者)
ます。
・栄養改善教室(一般介護予
防事業対象者)の開催しま
す。
・三食の食事をバランスよく食
べることを啓発します。
老人クラブで郷土食を次世代に
伝えます。
友人や仲間などと一緒に食べる
機会を増やします。
30
第4章
計画の推進体制
1 食育推進のための連携体制
心身の健康を確保し、生涯にわたっていきいきと暮らしていくためには、
食育は欠かせません。一人ひとりが主体となるのはもちろんですが、さまざ
まな人や機関が相互に協力しあうことで、食育はより大きな効果を発揮しま
す。さまざまな経験が「食」に関する知識と「食」を選択する力の習得に通
じるといわれることから、あらゆる機会・場所を利用して積極的に食育を推
進し、食育を地域に根づかせる取り組みを進めます。
教育機関
保育園
幼稚園
小学校
中学校
関係機関
医療機関
生産者
JA
高等学校
商工会
など
福祉関係団体
食育
家
行
庭
地
域
地域福祉会
自治会連合会
健康づくり食生活推進協議会
保健推進委員会
公民館利用者
老人クラブ
ボランティア
NPO
31
政
2
食育推進連絡会
広く食育に関する意見や提案を求めるとともに、関係機関・団体の連携及
び協働体制の強化をはかるため、有識者、各種団体、生産者、販売者、教育
機関、健康づくり関係者等から構成する「湖西市食育推進連絡会」を設置し
ます。この連絡会では、意見・提案の聴取、情報の共有及び指標・成果の評
価等を行います。
3 計画の進行管理
本計画は、5年後の平成 32 年度における数値目標と単年度の指標を掲げて
施策を実施します。健康づくり推進協議会及び食育推進連絡会は、計画の進行
管理(施策や成果の評価)を行い、これらの評価は次期食育推進計画に反映さ
れます。
32
3 食育推進のための評価指標
評価指標
Ⅰ
食
を
知
る
(
望
ま
し
い
食
習
慣
を
身
に
つ
け
よ
う
)
Ⅱ
食
を
作
り
、
楽
し
む
(
地
域
の
食
材
や
食
文
化
を
楽
し
も
う
)
現状値
県現状値
目標(値)
朝食を毎日とっている幼児・児童・生
徒の割合
幼 99.2%
小 97.9%
中 96.1%
幼 98.7%
小 96.5%
中 96.3%
100%に近づける
朝食を毎日摂っている20~30歳代の
人の割合
81.7%
男 70.5%
85%
現状値:平成26年度 湖西市住民健康基礎調査
目標:県食育推進計画(H34男性目標値)
肥満(肥満度 20%以上)の小学生・
中学生の割合
小 5.4%
中 5.4%
小 6.1%
中 7.5%
減少
平成27年度発育状況調査集計表(静岡県学校保健会)
やせ(肥満度 -20%以下)の小学生・
中学生の割合
小 2.1%
中 4.8%
小 1.4%
中 3.3%
減少
平成27年度発育状況調査集計表(静岡県学校保健会)
肥満の成人の割合(40歳以上)
(BMI ≧25または腹囲基準値以上)
男 41.4%
女 22.5%
男 45.6%
女 20.3%
男 40%以下 現在値:平成25年度 特定健診・特定保健指導に係る健診
等データ報告
女 20%以下 目標:湖西市独自
メタボリックシンドローム(内蔵脂肪症
候群)予備群と該当者の割合
男 32.6%
女 12.3%
男 35.6%
女 10.7%
男 30%以下 現在値:平成25年度 特定健診・特定保健指導に係る健診
等データ報告
女 10%以下 目標値 県健康増進計画目標(H34)
栄養のバランスに気をつけている人の
割合(成人)
男 19.7%
女 33.8%
男 35.8%
女 47.8%
男 35%以上 現状値:平成26年度 湖西市住民健康基礎調査
県現状値:平成25年度健康に関する県民意識調査
女 45%以上 目標:湖西市総合計画(H32)
栄養成分表示を参考にしている人の
割合
男 24.5%
女 47.0%
男 18.8%
女 40.1%
増加
一人暮らしの高齢者が配食サービス
(高齢者等食生活サービス事業)を利
用する人数
189人
─
200人
平成25年利用者数
目標:こさい高齢者プラン(H29)
5歳児でむし歯を経験した歯が5本以
上の者の割合
14.1%
12.3%
10.0%
平成26年度5歳児歯科調査
目標値 県健康増進計画目標(H34)
調理体験をしている幼稚園・保育園の
年間実施回数
5.8回
─
増加
現状値:平成26年度 公立幼稚園実績報告
(市内幼稚園実施回数÷園の数)
調理室の利用者数
おぼと・西部公民館・北部地区多目的
研修集会施設、南部地区構造改善セ
ンター・青少年ホーム・はつらつセン
ター・子育て支援センター
9486人
─
増加
平成26年度 利用実績数
学校給食における地場産物を使用す
る割合(食材ベース・ふるさと給食週
間)
48.8%
─
現状維持
「子ども一人」で朝食を食べる割合
備 考
県現状:平成25年度朝食摂取状況調査
目標:県食育推進計画(H34)
現状値:平成26年度 湖西市住民健康基礎調査
県現状値:平成20年度県民健康基礎調査
平成26年度ふるさと給食週間実施報告書
年長 3.7% 年長 15.5%
小6 14.3% 小6 26.9% 減少傾向へ 県現状:平成25年度朝食摂取状況調査
中2 34.4% 中2 41.4%
食育に関心のある人の割合
67.5%
76.5%
90%
現状値:平成26年度 湖西市住民健康基礎調査
県現状値:平成25年度健康に関する県民意識調査
目標:県食育推進計画(H34)
食のボランティアの人数
92名
─
増加
平成27年度湖西市健康づくり食生活推進委員の数
33
評価指標
Ⅲ
食
の
安
全
・
安
心
(
食
の
安
全
に
つ
い
て
考
え
よ
う
)
現状値
県現状値
目標(値)
栄養成分表示をする店の数
29件
─
34件
現状値:平成26年度までの集計
(登録後取り消しとなった店も含む)
目標:毎年1件以上を目標増加
エコファーマーの人数
8名
─
増加
現状値:H26エコファーマー登録者数
年2回
─
一人一日当たりの一般廃棄物排出量
914g
─
860g
現状値:平成26年度ごみ減量課
目標値:湖西市総合計画
リサイクル率
39.0%
─
38.0%
現状値:平成26年度ごみ減量課
目標値:湖西市総合計画
食体験を実施している幼稚園・保育園
の年間実施回数
9.5回
─
増加
現状値:平成26年度 公立幼稚園実績報告
(市内幼稚園実施回数÷園の数)
市民農園の利用率
69.8%
─
増加
現状値:H27.12.1現在 農林水産課調べ
エコクッキングなどの実施回数
34
備 考
年2回以上 現状値:H26エコクッツキング実施回数
参考資料
湖西市に伝わる行事食
月 日
行 事
行事食
参 考
1日 お正月
お供えもち・雑煮 もち米
おせち料理
7日 七草
七草がゆ
七草を入れたおかゆを作る。
せり、なずな、ごぎょう、は
こべら、ほとけのざ、すず
な、すずしろ
おしるこ
お供え餅で、おしるこを作
る。
ごはん・だいこんとにんじん
のなます
ごはん・野菜類のにもの
16日 小正月
神
(ごはん・なます)
仏
(ごはん・にもの)
小豆がゆ
20日 初えびす
ごはん・おひら
3日 節分
豆まき
ごはん・おひら(にんじんと
ごぼう・さといも・だいこ
ん・こんぶ・しいたけの煮
物)
大豆を煎り、ますに入れて神 節分は本来、立春、立夏、立秋、
前に供える。
立冬の前日のことですが、今は立
春の前日(2月3日頃)を指す。
節分には豆(大豆)まきをする。
「鬼は外、福は内」と豆まきをし
て、1年の無病息災を願う。
餅をついて大豆のざらびきを 願をかけてそれができるまで作
る。
いれる。
1 11日 鏡開き
月
15日 お年の夜
2
月
たなもち
8日 ことはじめ おもちつき
15日 釈迦忌
3
月
行事食説明
あずき・米でおかゆを作る
正月の朝は家族そろっておせち料
理を食べてお祝いする。
おせち料理の「数の子には子孫繁
栄」「田作りは豊作」「昆布巻き
は喜ぶことがあるように」などの
意味がある。
七草がゆを食べると、万病を防ぐ
と言われている。七草をきざむと
きのうた「七草なづな 唐土のと
りが 日本の国に渡らぬうちに
七草なづなでトントントン(まな
板を叩く音)」
お正月にお供えした鏡餅をお汁粉
にして食べて、一家の円満を願
う。
煮た小豆とその煮汁を混ぜて炊い
た小豆がゆを1年中の邪気を払う
ものとして食べる。
灸もちともいい、草もちを作る
花草団子
よもぎ・くちなし・紅で色を お寺にお参りして、花草団子をい
つけ・花びらのようにまとめ ただく。
る。
3日 ひなまつり あん入りの餅
餡入りの餅やよもぎを入れた 女の子の健康を祝う桃の節句。ひ
餅を作る。
なまつり。ひしもちの白、緑、紅
ひし餅
白・草(よもぎ)・黄(くち の三色には、「雪がとけ、草が芽
なし)・桃(桃の花)と重ね 生え、花が咲く」という意味があ
る。
白酒・寿司・酢味 る。
噌あえ
18日 彼岸の入り 迎えだんご
米粉でだんごを作る。
21日 春分の日
ぼたもち
もち米とうるち米と7:3の 春分の日を中日として、前後各3
割合で炊き、たわら型にして 日間を合わせた7日間が春のお彼
あんをつける。
岸です。お彼岸には「ぼたもち」
を作ってお供えします。あずきの
つぶつぶを季節のぼたんの花にみ
たて「ぼたもち」と言う。
24日 彼岸明け
送りだんご
米粉でだんごを作る。
35
月 日
行 事
8日 花祭り
4
月
行事食
甘茶
(釈迦の
はなくそもち
誕生日)
5日 端午の節供 柏餅・ちまき
5
月
農休み
6
月
7日 七夕
7
月
14日
8
月
15日
甘茶の葉にて作る
参 考
寺院にて誕生仏像に甘茶を注いで
拝する。
米粉をねり、それに色を付け
棒状にし、蒸して小口に切
る。
米粉にねりあんを入れ、柏の 男の子の成長を祝う端午の節句。
葉に包み蒸す。ちまきは米粉 端午の節句はもとは中国から伝
をねり棒状にし、よしの葉で わった、疫病や災厄を払う行事で
包み蒸す。
す。鯉のぼりを立て、凧を揚げて
菖蒲湯に入る。
ぼたもち、だんご もち米とうるち米と7:3の 田植えが終わって、体を休ませ
まんじゅう
割合で炊き、たわら型にして る。農家の嫁を休ませるためとも
あんをつける。その他、いろ いわれている。
いろなごちそうを作る。
忙しい間の栄養不足を補うためと
もいえるかもしれない。
野菜類
(8月にす そうめん
るところも
多い)
果物類
下旬 土用
うなぎ
13日 盆の入り
行事食説明
なす・きゅうり・かぼちゃ・ 庭先に季節の野菜や果物を添えて
うり
供える。笹竹に5色の短冊を吊る
し、願い事をする。そうめんの流
そうめん
れる様を天の川にみたてている。
ぶどう・すいか
うなぎ
お迎え団子
米粉をねって団子を作る
白飯
みそ汁
豆腐と青味の味噌汁
ごま和え
ささげのごま和え
煮物
なす・ひりうず・しいたけの
煮物
煮豆
ぼたもち
五目飯
ふだま汁
酢の物
煮物
福神漬
白飯
みそ汁
煮物
ごまあえ
白和え
夏の土用丑の日には、体力回復に
うなぎのかば焼きを食べる習わし
がある。
迎え火をたき仏様を迎える。
現在、又はすし飯
麩と青味のすまし汁
きゅうりとわかめの酢の物
かぼちゃの煮物
豆腐とあげの味噌汁
馬鈴薯・なす・ひりゅうずの煮物
きゅうりのごま和え
15日夜送り火をたき夜12時過
ぎに仏様にあげたものと送り膳
(ごはん・なすもみ・生味噌を混
ぜた物)送りだんごを供えて全部
川に流す。現在はお寺で燃やす。
にんじんとこんにゃくの白和え
これは、ある家庭の盆供養の様子です。
今では、特別に作らず、その時の家族の食する料理を供える家も増えてきています。
36
月 日
行 事
行事食
20日 彼岸の入り 迎えだんご
行事食説明
米粉でだんごを作る
中旬 十五夜
月見団子・里芋・ お芋をかざる…芋名月
(お月見) 栗・ぶどうなど
をかざる … 豆名月
9
月
23日 秋分の日
彼岸明け
豆 中秋の名月。旧暦8月15日。こ
の夜は、月の見える場所にすすき
を飾り、月見団子、里芋、栗、ぶ
どうなどを盛って月見をする。
おはぎ
もち米とうるち米とを7:3
の割合で炊き、俵型にしてあ
んをつける。ごはんの中にあ
んを入れるものもある。
送りだんご
米粉でだんごを作る。
八幡様祭典 寿司・甘酒・餅
10
月
ごぼう、にんじん、かんぴょ
う、ちくわ、きゅうり、卵焼
き等を中心に入れた太巻き寿
司。野菜のたくさん入れたち
らし寿司。あんの入ったおも
ち。
赤飯を堀り飯にし、新わらに
て「つと」を作りその中に入
れる。
秋分の日を中日として、前後3日
間を合わせた7日間が秋のお彼岸
です。「おはぎ」を作ってお供え
します。あずきのつぶつぶを季節
に咲く萩の花にみたてて「おは
ぎ」と言っています。「ぼたも
ち」と「おはぎ」、季節によって
呼び名が変わる趣のある食べ物で
す。
昔は、15日と決まっていたが、
現在は土日とあてることが多い。
これを作らねばというものではな
いが、現在では、寿司も店で作っ
てもらうことが多い。
1日 神送り
赤飯の堀り飯
20日 えびす講
掛け魚
魚2匹を新わらに向かいあわ 恵比寿様のお祭り
せでつるし、神前に供える。
このおさがりをいただくとお嫁入
りが遅れると嫌われている。
えびす膳
(いつもと違って
向きを反対にして
食器を並べる)
ごはん・なます(だいこんとにんじ
んの酢の物)・おひら(にんじん・
だいこ ん・ ごぼう・ さ といもむす
び・こんぶ・がんもどき等)
11
月
30日 神 様 の お か やきもち
えり
12
月
参 考
くず米で粉にし、これを練っ 出雲からのおみやげ
てあんを入れ焼く。
冬至
冬至かぼちゃの煮 かぼちゃを煮る。
物
餅つき
餅
28日 おせち作り おせち料理
31日 大晦日
年越そば
神様の出雲へのおみやげといわれ
ている。
赤飯の堀り飯とは「井戸を掘り飲
む者は飢ゆる事がなし」という言
い伝えより、赤飯を井戸にたとえ
掘り飯にする。
冬至にかぼちゃを食べると、カゼをひ
かないといわれています。寒さが一層
きびしくなる時期、栄養豊富で保存性
のあるかぼちゃを食べて冬を元気に乗
り切ろうという昔の人の知恵からきてい
ます。
もち米を蒸して、餅をつく。 末広を願って8日につく。
各家庭においても違いがある
が、けんちん(野菜の煮
物)、なます、こんぶまき、
田作り、黒豆の煮物、かずの
こなど。
温かいそば、ざるそば等
お正月の準備で大忙しの中で、手
軽に支度ができる年越しそばの習
慣は、江戸中期頃から始まりまし
た。細く長く伸びるそばにあやか
り、家運や寿命が続くようにと縁
起をかついだもの。
37
湖西の地場産物をおいしく食べよう♪料理コンテスト
K(賢く選んで)O(おいしい)S(食事)A(ありがとう)I(いただきます)を合言葉に、地場
産物の普及のため、料理レシピを募集し、コンテストを開催しました。
平成23年度から27年度の5年間に渡り開催し、幅広い年代の方から応募がありました。
○テーマ食材
平成23年度・・・豚肉、トマト、みかん、切干大根
応募総数 117 献立
平成24年度・・・しらす、小松菜、じゃがいも
応募総数 162 献立
平成25年度・・・うずら、さつまいも、キャベツ
応募総数 225 献立
平成26年度・・・豚肉、あさり、チンゲン菜
応募総数 203 献立
平成27年度・・・過去のテーマ食材すべて
応募総数 267 献立
平成23年度最優秀賞
材料(4人分)
豚ロース薄切り 12枚
大葉
12枚
長いも
100g
A
赤味噌
大さじ3
砂糖
大さじ3
みりん
少々
豆板醤
お好みで
レタス
1/4個
ミニトマト
8個
豚豚太鼓焼き
作り方
1 豚ロース肉にAを塗り、千切りにした大葉、
7mmの厚さの輪切りに切った長いもをのせ、
二つ折りにする。
2 1をフライパンで蓋をして焼く。
1人分の栄養価(エネルギー144kcal たんぱく質14.7g 脂質3.8gカルシウム30mg 鉄分1.1mg 食塩1.2g)
平成24年度最優秀賞
材料(4人分)
しらす
40g
鶏ひき肉 80g
ねぎ
4本
青じそ
4枚
しょうが
1かけ
味付けぽん酢
大さじ4
きざみのり
適量
いりごま
大さじ1
米
2合
しらすとそぼろのさっぱり丼
作り方
1 鶏ひき肉とすりおろしたしょうがをフライパンで炒める。
2 ねぎは小口切り、青じそはみじん切り。
3 粗熱のとれた1のそぼろにしらす、ねぎ、
青じそ、ごまを入れて混ぜる。
4 全部混ざったら、味付けぽん酢を入れて味
をなじませる。
5 丼にご飯を盛り、刻みのりと4の具をのせ
て出来上がり。
1人分の栄養価
(エネルギー326kcal たんぱく質 11.9g 脂質 3.4g カルシウム 69mg 鉄分 1.0mg 塩分 1.8g)
38
平成25年度最優秀賞
材料(4人分)
さつまいも 150g
水
120ml
牛乳
100ml
粉寒天
4~6g
砂糖
大さじ2
うずらたまご 5個
生クリーム 80ml
黒みつ
適量
さつまいもプリン
作り方
① 皮をむいて2cmの輪切りにしたさつまいもをやわらかくなるまで蒸す。
(ゆでてもよい)
② 鍋に水、牛乳、粉寒天を入れ沸騰させ1分煮たて中に、砂糖を入れて煮溶
かす。
③ 生クリーム、うずらたまご、①②を
ミキサーにかける。
④ 型に流しいれ、冷蔵庫で冷やす。
(好みで黒みつをかける)
1人分の栄養価 (エネルギー 196kcal たんぱく質 3.6g 脂質 11.0g カルシウム 60mg 鉄分 0.6mg 食塩 0.2g)
平成26年度最優秀賞
材料(4人分)
豚もも薄切り肉240g
片栗粉
適量
玉ねぎ
100g
赤パプリカ
40g
ピーマン
60g
にんじん
80g
れんこん
60g
★黒酢
大さじ2
★砂糖
大さじ2
★しょうゆ 大さじ2
炒め油
適量
豚肉黒酢炒め
作り方
①豚肉は食べやすい大きさに切り、玉ねぎ、赤パプリカ、ピーマンは一口大に切
る。
②にんじんは乱切り、れんこんは半月切
りにし、軽く茹でる。
③★の調味料は混ぜておく。
④豚肉に片栗粉を薄くまぶし、フライパ
ンで揚げ焼きにする。
⑤豚肉を取り出し、玉ねぎ、にんじん、
れんこんを炒め、火が通ったらパプリ
カ、ピーマン、豚肉を入れて炒める。
⑤ 調味料を入れ、軽くとろみがつくま
で炒めて盛り付ける。
1人分の栄養価(エネルギー 232kcal たんぱく質 13.3g 脂質 12.4g カルシウム 22mg 鉄分 0.7mg 食塩 1.4g)
平成27年度最優秀賞
材料(4人分)
ひじき(乾燥)12g
サラダ豆
60g
ツナ缶
小1/2缶
玉ねぎ
40g
トマト
160g
オクラ
8本(80g)
かいわれ大根
20g
(1/2パック)
味付きポン酢 大さじ2
ごま油
小さじ2
中華風ひじきサラダ
作り方
①ひじきは水で戻し、さっと茹でて水気を切る。サラダ豆は水洗いをし、水気を
切る。
ツナ缶は汁気を切る。
②玉ねぎは薄切りにし、水にさらす。
トマトは食べやすい大きさに切り、オ
クラは茹でて小口切りにする。かいわ
れ大根は食べやすい大きさに切る。
③ボウルにかいわれ大根とトマト以外の
材料を混ぜ、
ポン酢とごま油で和える。
④器に③を盛り、トマトとかいわれ大根を添える。
1人分の栄養価(エネルギー 96kcal たんぱく質 4.7g 脂質 4.7g カルシウム 77mg 鉄分 2.4mg 食塩 0.9g)
39
用
語
説
明
(五十音順)
栄養成分表示
食品や料理に含まれるエネルギーやたんぱく質、脂質、炭水化物、
塩分などの栄養成分量を、パッケージやメニューなどに表示するこ
と。栄養表示ともいう。通常 100g あたりで表示。
エコクッキング
食材を無駄なく使う、ガスや電気、水を大切にする、ごみを減らす
など、環境のことを考えて「買い物」
「料理」
「片付け」をすること。
郷土料理
ある地域で、作り、食べ、伝承されてきたその土地特有の料理のこと。
行事食
正月や節句、お祭りなど年中行事や結婚式などの儀式などで、
「ハレ
の日」に食べる特別な食事のこと。
共食
生活している人々と食行動をともにすること。食を通じた家族との
コミュニケーションを深め、はしの持ち方といった食事のマナー、
食べ物を大切にする心など様々なことを学ぶ時間でもある。
高齢化率
65歳以上の高齢者人口が総人口に占める割合のこと。
JAS法
農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律のこと。飲食
料品などが一定の品質や特別な生産方法で作られていることを保証
する「JAS規格制度(任意の制度)」と、原材料、原産地など品質
に関する一定の表示を義務付ける「品質表示基準制度」からなって
いる。
食育
様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習
得し、健全な食生活を実践するこができる人間を育てること。
食育基本法
平成17年6月に、国民が生涯にわたって健全な心身を培い、豊か
な人間性をはぐくむ食育の推進をするために制定された。
食育推進基本計画
平成18年3月に、食育の推進に関する施策の総合的かつ計画的な
推進を図るため、食育基本法に基づき、内閣府に設置される食育推
進会議において作成された計画のこと。
食品衛生法
食品の安全性の確保のために、公衆衛生の見地から必要な規制その
他の措置を講ずることにより、飲食に起因する衛生上の危害の発生
を防止し、国民の健康の保護を図ることを目的としている。主な食
品営業のほか、食品、添加物、器具、容器包装などを対象に飲食に
関する衛生について規定している。
40
食品廃棄物
食品リサイクル法で「食品が食用に供された後に、また食用に供さ
れずに廃棄されたもの」
「食品の製造、加工または調理の過程におい
て副次的に得られた物品のうち食用に供することのできないもの」
と定義される。具体的には、食品の製造加工業から発生する動植物
性残渣、流通段階での売れ残りや廃棄される賞味期限キレの食品、
外食産業や家庭から出る調理くず、食べ残しなどをいう。
食料自給率
国内の食料消費が、国内の農業生産でどの程度賄えているかを示す
指標のこと。
生活習慣病
「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が、その発
症・進行に関与する疾病群」のこと。脂質異常症(高脂血症)
、高血
圧、糖尿病を含めた代表的な生活習慣病としては、肥満、高尿酸血
症、循環器疾患、肝臓疾患等がある。生活習慣や食生活の改善によ
りさまざまな病気の発症や進行を予防することができる。
地産地消
「地域生産、地域消費」を短くした言葉で「地域でとれた生産物を
地域で消費する」という意味で使われる。
8020運動
80歳になっても自分の歯を20本以上保つという運動のこと。自
分の歯で何でもおいしく食べて、健康でいきいきとした生活を送る
ことを目的とする。
道の駅
道路利用者のための「休憩機能」
、道路利用者や地域の人のための「情
報発信機能」
、そして「道の駅」をきっかけにまちとまちとが手を結
び活力ある地域づくりを共に行うための「地域の連携機能」
、の3つ
の機能を併せ持つ休憩施設のこと。
もったいない
もったいないは、和製漢語「勿体(もったい)」を「無し」で否定し
た語。食育でいうもったいないは、
「そのものの本来の価値が生かさ
れていないで、無駄にされて惜しい。」という意味を指し、外国語に
訳すことが難しい言葉とされている。もったいないの精神は、ごみ
の減量をめざす3R運動、リデュース(ごみ削減)
、リユース(再使
用)
、リサイクル(再生利用)の精神を一言で表す言葉として、世界
中から注目されている。
41
「湖西市食育推進計画」計画策定の経過
会 議 等
内 容
平成26年6月~
健康調査実施と分析検討会
「湖西市住民健康基礎調査」の実施、集計、分析
平成26年 6月3日(火)
湖西市食育推進連絡会
湖西市食育推進計画策定の進捗管理
平成26年 10月
~平成27年2月
健康調査実施と分析検討
「湖西市住民基礎調査」の浜松医科大学医学
部・健康社会医学講座分析
平成27年 2月20日(金)
湖西市食育推進連絡会
旧湖西市食育推進計画の進捗管理
平成27年 3月19日(木)
湖西市健康づくり推進協議会
旧湖西市食育推進計画の進捗管理
平成27年 7月 3日(金)
湖西市食育推進連絡会
湖西市食育推進計画策定の説明・情報交換
平成27年 12月18日(金)
湖西市健康づくり推進協議会
湖西市食育推進計画(案)の報告
平成28年 1月19日(火)
ワークショップ
健康づくり食生活推進協議会員
栄養のたまごわくわくセミナー健康教室参加者
平成28年 1月20日(水)
庁内ワーキング
(メールにて意見聴取)
計画のための施策(案)について
平成28年 2月 8日(月)
湖西市食育推進連絡会
湖西市食育推進計画(案)の検討
平成28年 2月23日(火)
湖西市健康づくり推進協議会
湖西市食育推進計画(案)の承認
平成28年 2月下旬
市民パブリックコメント
平成28年 3月中旬
湖西市健康づくり推進協議会
湖西市食育推進計画(案)の最終確認
策 定 委 員 名 簿
所 属
氏 名
湖西市医会会長
伊藤 健
湖西市歯科医師会会長(浜名歯科医師会代表)
鳥居 賢一
湖西市薬剤師会代表
生野 保子
湖西市自治会連合会会長
竹島 清一
湖西市保健推進委員会会長
西原 静江
湖西市健康づくり食生活推進協議会会長
山本 眞弓
湖西市老人クラブ連合会会長
田内 清之
湖西市スポーツ推進委員会代表
佐々木 千代子
静岡県西部保健所長
安間 剛
湖西市教育長
山下 宗茂
(健康づくり推進協議会構成員)
42
湖西市食育推進計画
平成 28 年 3 月
発行 / 湖西市役所 健康福祉部 健康増進課
〒431-0442 静岡県湖西市古見 1044
TEL 053-576-4794
FAX 053-576-1150