生殖免疫シンポジウム - 研究推進機構

琉球大学 平成 27 年度戦略的研究推進経費事業
「胎盤免疫とリンパ球:妊娠維持と感染防御の新しい生殖免疫学領域の開拓」
生殖免疫シンポジウム
2016 年 3 月 4 日 ( 金 )
18:00-20:00
琉球大学医学部
臨床研究棟 1 階 大学院生セミナー室
〒903-0215 沖縄県西原町字上原 207 番地
妊娠は哺乳類にとって最重要な生命現象の一つですが、免疫学的な視点からは謎の多い
現象でもあります。父型の遺伝子を発現する胎児は、母体にとって「異物的性格」が強い
自己であり免疫応答の標的となりうるにもかかわらず、正常妊娠では免疫による拒絶は起
こりません。胎児に対する免疫応答の抑制と病原体に対する感染防御の両立は、妊娠の成
立と維持に必須です。本シンポジウムは、「妊娠における免疫学的な謎」の解明に取り組む
研究ネットワークの形成を目指し、琉球大学の研究者に加えて 2 名のゲストスピーカーを
迎え、妊娠免疫研究の最前線を紹介します。
プログラム
生殖免疫と NK 細胞へのイントロダクション
- 腫瘍免疫から生殖免疫へ 松
吾朗
琉球大学 熱帯生物圏研究センター 感染生物学部門 分子感染防御学分野 教授
特別講演 1
NK 細胞と生殖異常
福井淳史
弘前大学医学部 産科婦人科 診療准教授
特別講演 2
胎盤形成に関わる uNK と NKG2D システム
大塚紀幸
北海道大学大学院医学研究科 分子病理学分野 助教
NK 細胞による浸潤性栄養膜細胞の制御
金野俊洋
琉球大学農学部 亜熱帯農林環境科学科 准教授
問い合わせ :
生殖免疫シンポジウム実行委員会
代表 金野俊洋
Tel: 098-895-8779
E-mail: [email protected]