高崎経済大学 経済学部 教授 水口 剛

高崎経済大学 経済学部
教授
水口 剛
CSR報告書・統合報告
CDP回答
企業
ESG
レーティ
ング
機関投資家
投資先選別
ESGファンド
方法論の進化
 インテグレーション / エンゲージメント
焦点の明確化
 水問題 / 持続可能な漁業 / 強制労働
個々の論点の深掘り
 気候変動戦略
2014年9月25日、PRIとUNEP FIが提唱
ポートフォリオのCarbon footprintを毎年、測定
して、公表することを約束
2015年12月のCOP21までに、120以上(運
用資産総額10兆ドル以上)の投資家が署名
「ポートフォリオのCarbon footprint」という概念
の提唱
 GHGプロトコルを中心にしたPortfolio Carbon
Initiativeが基準化の議論を開始
投資による気候変動への影響を定量化して把
握。
機関投資家の「責任」の議論を喚起
Carbon Trackerが報告書『Unburnable
Carbon』(2011年)で提唱
Carbon Budget(炭素制約):平均気温の
上昇を2℃以内に抑えるという前提で、排出し得
るCO2の量
 全体で1兆炭素トン。うち52%をすでに排出。
石油・石炭等の鉱区・採掘権は、使えない資産
= Stranded Assets(座礁資産)
 Carbon Asset Risk
ポートフォリオの脱炭素化
 ポートフォリオのCarbon Footprintの削減
 Carbon Asset Riskの削減
経済全体の脱炭素化
Carbon Footprint
現在の排出
Carbon Footprint
エンゲージメント
経済の脱炭素化
購入・売却
ポートフォリオの脱炭素化
座礁資産
将来の排出
Carbon Asset Risk
Green投資
総合点主義から個別論点(Materiality)へ
目先のリスク・リターンからSystemic issueへ