学力向上プラン検証 - 堺市教育センター

家庭数
平成27年度
学力向上プラン検証
堺市立白鷺小学校
学力向上に関わる重点目標
総合的な学力(
「教科学力」
「学びの基礎力」
「社会的実践力」)の向上
★学力向上に関わる重点目標・具体的取組
1.本年度の重点取組
堺市教育重点目標: “ゆめ”の実現に向けて「学校力」を高める
・
「児童理解」を教育の基盤と捉え,子ども一人ひとりの“ゆめ”の実現に向けて,教職員が確か
な専門性と豊かな人権感覚に基づく「教師力」を高め,組織としての「チーム力」を発揮し,
課題にチャレンジし,克服のために「共通実践」を行う。
・人権研修や人権委員会,こども支援委員会,いじめ対策委員会,職員会議,職員朝礼等で,気
になる児童を報告し,支援を共通理解する。
・個々の教職員が自覚と責任を持ち,学年組織,校務分掌のチーム化を図る。
・月1回自主的に若手研修(若鷺の会)を行い,授業力を高める。
・教育活動の実態把握・評価・改善(R-PDCAサイクル)~学校評価書等の活用
(教育課程実施状況(授業時数),学力向上プラン・体力向上プランン,児童の学習状況,教
育アンケート,学びの診断等)
①
豊かな心の育成
・
「思いやる心でつながる学校」
「明るく笑顔あふれる学校」をめざした教育活動
・人権尊重の精神に徹し,教育活動のあらゆる場で豊かな人権感覚の育成
・特別支援教育の充実(一人ひとりの障害の状態,能力及び特性等に即した適切な指導)
・道徳教育推進教師を中心に,教育活動を通じた道徳的実践力の育成
・教職員の協力体制による問題行動の早期発見,早期に適切な生徒指導の徹底
②
総合的な学力の向上
・静謐な教育環境づくり~「規律のある落ち着いた学校」をめざした教育活動
・「教科学力」「学びの基礎力」「社会的実践力」の向上
・学び合う授業づくりの工夫
・自ら学ぶ力の育成と主体的な学習活動の充実
・学習規律・生活規律の確立~家庭との連携による基本的な学習習慣・生活習慣の習得
③
健やかな体の育成
・「美しい学校」をめざした教育活動~子どもたちが気持ちよく生活できるための教育環境
づくり
・健康な生活習慣づくりのために,「早寝・早起き・朝ごはん・歯みがき」の徹底
・保健指導を充実し,児童の健康管理の徹底
・児童実態を把握し,体力向上プランの策定と実践
・「7つのやくそく」など基本的生活習慣の確立
【検証】
①
・4年 学級内で自分の思いをだし,仲間をいろいろな角度から見て受け入れようとする集団になってきた。
・4年 全体に広めるため,学年集会を持つ機会を増やし,共通の目標に向かって活動する場面を設定した。
・5年 帰りの会で,自分のがんばったことやうれしかったこと,友だちのいいところを発表することで,
認め合い安心できるクラスづくり,学年づくりをしてくことができた。
・6年 児童一人ひとりの気持ちを大事にし,トラブルが起こったときは,しっかりと話を聞いて対応した。
1
②
・4年 学級のルールを徹底することで,落ち着いて学習に向かう環境が整ってきている。
・4年 グループ・ペア学習をする場面を多くとった。
・4年 懇談会等で保護者に協力をお願いしているものの,家庭学習の徹底に課題がある。
・6年 学びあう授業を行うために,友だちの話をしっかり聴き,発言しやすい学級づくりに取り組んだ。
③
・1年 生活アンケートを年間に 2 回とり,子どもの実態を把握できた。早寝や歯みがきに課題のある児童
が数名いる。
・4年 年 2 回の生活調べと夏休みと冬休みの生活記録記入で意識付けがされつつある。その結果をもとに
保護者と懇談等で話し合うことでより効果があがる。
・4年 週 1 回の清潔検査をすることで,ハンカチやティッシュやつめ等の自己管理ができつつある。
・4年 大なわ大会・かけ足記録会などの行事を行うことで,休み時間を利用して自主的に活動する児童が
増えた。
・5年 ほとんどの児童が早寝,早起き,朝ご飯が習慣づいているが,一部の児童には課題がある。
2.具体的取組
(1) 総合的な学力の向上
◇・下線 :今年度改善事項
太字:重点事項
教育アンケート:昨年度結果→今年度目標値 →今年度結果
①教科学力の向上を図る。
ア.授業改善の取組~授業力の向上(職員の資質向上)
★目標値:教育アンケート 学びあう授業
児童88→95%→87%
授業がよくわかる 児童89→95%→90%
◇全学年研究授業を実施
積極的な授業公開
教科研修テーマ:読む力を育み自分の思いや考えを表現する授業づくり
~国語科における授業づくりを通して~
◇研修教科「国語科」の授業研究
「読むこと」を通して,文章を読みとる力をつけ,自分の思いや考えを表現し合い,自分
の考えを広めたり,深めたりする。
●「読む力」を身に付けた児童像
①文章に書かれたことを正確に読むことができる児童
②文章に書かれたことをもとに根拠を明確にし,自分の考えを持つことができる児童
③自分の考えや目的に応じて分かりやすく伝えることができる児童
⇩(継続的な指導)
①学習の系統 を重視した読みを深めるために共通理解となるもの(スキル,方法)となる
ものを確認する。
②国語辞典等を使い,書かれている言葉の意味が分かるなどなどの語彙を増やす機会を設
ける。
③授業展開の工夫を行う。
④指導事項にそって,単元を貫く言語活動を設定する。
・月一回の学年会を学年研修(学年会のうち月1回は学年研修にあてる)の時間確保
・全学年による研究授業(7/1・9/16・10/16・12/9・1/13・2/17)
・授業改善の取組~授業力の向上(職員の資質向上)
公開授業を行い,職員研修による課題把握と共通理解,共通実践へ
◇言語活動の充実による授業改善
あらゆる教科・活動で言語活動の充実を図る。
「書く活動」の継続ときめ細やかな事後指導(ノート添削)
,
交流場面(表現する機会)の活性化
音読指導の徹底~発表の場,家庭学習(本読みカード)
【検証】
・1年 毎日の宿題に音読を出し,言葉のまとまりや響きを大切にしながらの音読指導に取り組んだ。
・1年 国語において,単元を貫く言語活動を設定したことで,読書や音読に意欲をもって取り組む姿が見
られた。
2
・2年 国語・算数では,めあてに対するふりかえりを書く時間をとれるよう心がけた。
・2年 週に一回の「あのねちょう」でよい文章を見つけ声かけや発表をした。内容が相手に伝わりやすい
文章になってきた。
・2年 先行読書・並行読書を行った。自分で読みたい話を読んだり,友だちのおすすめの話を読んだりす
ることで読書の幅を広げることができた。
・3年 国語の学習の中で,ねらいをもった音読を意識的に取り入れてきた。
・3年 ノート添削を行い,児童の「書く」意欲向上に努めた。
・4年 フラッシュカードを使った学習を継続することで,語彙を増やし,言語に関心を高めることができ
た。
・4年 国語辞典を常時携帯することにより,自主的に使おうとする児童が増えてきた。
・4年 ノート添削をすることによって,あらゆる教科で児童のがんばろうという意欲と次への課題を持て
る児童が増えてきた。
・4年 書く活動を継続することで,自分の考えを表現することができる児童が増えてきた。
・4年 国語の授業時間の中で,音読の時間の確保ができなかった。
・4年 国語の授業の最初に,必ず全員で教科書を音読する時間を確保した。
・5年 叙述や書き方の構成や工夫に着目して読み,登場人物の気持ちや筆者の考えを注意して読むことが
できるようになってきたが,自分の考えを書くことがまだ難しい児童がいる。
・5年 国語辞典を使う習慣が身についている。
・6年 学年会では授業研究を多く行い,授業の改善に取り組むことができた。
・6年 研修教科国語だけに関わらず,他の授業においても「書く活動」を取り入れ,言語活動の充実に取
り組んだ。
・6年 積極的にノート添削を行い,児童の「書く活動」への意欲向上を図った。
・全学年で研究授業を行った。職員間でも授業研究を行い,授業改善に取り組んだ。
・授業研究を通して,読む力とは何なのか共通理解をはかることができた。
・並行読書をする学年が増え,本に触れる機会が増えてきている。
◇読書指導~読書ノートの積極的活用(学期毎に評価 ),担任による読み聞かせの充実 等
読書時間の確保,学級文庫の充実
★読書年間目標 低学年150冊 高学年100冊
★目標値:教育アンケート
進んで読書 児童76→90%→82%
家族で読書 保護者53→60%→48%
読書指導
職員100→100%→71%
図書館サポーターと連携した読書活動の充実 (ブックトークや並行読書)
図書館サポーターによる図書館環境整備,図書管理の電算化
ボランティア(まほうのたまご)の読み聞かせによる読書への意欲付け
図書委員会の啓発活動
【検証】
・1年 担任による読み聞かせや月 2 回のまほうのたまごの読み聞かせにより,知っている本を増やし,そ
れを読書ノートに書くことで意欲的に読書に向かう児童が増えてきた。
・1年 図書室の電算化により,児童の書く負担が減り,とてもスムーズに貸出・返却作業がおこなるよう
になった。
・2年 電算化で本の貸し出し返却の管理が簡単にできるようになった。ありがとうございました。
・3年 図書館整備をしていただいたことで,利用しやすくなった。電算化により,貸し借りもスムーズに
なっている。
・3年 児童は月1回の読み聞かせをたいへん楽しみにしている。
・3年 絵が多い本と字が多い本を同じ1冊でカウントするなど,読書ノートは一概に評価できない部分が
ある。冊数を競うように読むのではなく,一冊の本を余韻に浸りながらじっくりと読むことも大切
なのではないか。
・4年 読書ノートを毎回チェックすることで,一言感想の語彙が増えてきた。
・4年 まほうのたまごの読み聞かせを興味を持って毎回集中して聴くことができた。
・4年 図書館環境整備のおかげで利用しやすくなった。電算化をすることで,貸し借りがスムーズにでき
るようになった。
3
・4年 家庭学習の徹底には至っていない。懇談会等で保護者に協力を要請するが,徹底できていない。
・5年 叙述や書き方の構成や工夫に着目して読み,登場人物の気持ちや筆者の考えを注意して読むことが
できるようになってきたが,自分の考えを書くことがまだ難しい児童がいる。
・5年 国語辞典を使う習慣が身についている。
・6年 国語科で並行読書を行った。
・6年 読書目標を冊数にすることで,児童は内容ではなく,量に目がいきがちである。
・6年 まほうのたまごの読み聞かせを行っていただくことで,児童が本に手を伸ばす姿が見られた。
・読書ノートを一年間継続して活用するためには学期ごとに達成感を感じることのできる場を設定するなど
の方法もあるのではないか。
・
「まほうのたまご」さんの活動によって本に親しむ機会が増え,興味関心もより芽生えた。
・環境整備が整
い,図書室を活用しやすくなった。
◇「アクティブラーニング」の充実による授業改善
課題の発見・解決に向けて主体的・協働的に学ぶ学習(発見学習,体験学習,調査学習等)
のための指導の方法(グループディスカッション,ディベート,グループワーク)の充実を
図る。
・思考力・活用力・表現力等の育成
【検証】
・1年 具体的な操作活動やゲームを取り入れた授業で,意欲的に参加できるよう取り組んだ。
・1年 目的意識が高まる活動や発問を工夫していく。
・3年 理科の実験や観察,社会科の見学や体験を効果的に取り入れ,児童が課題をもちながら学習を進め
られるよう取り組んだ。
・4年 国語学習「手と心で読む」単元では,実際にアイマスク・白杖体験をし,自分たちにできることは
何かということをインターネットで調査し,整理したことを発表しあうことができた。
・5年 ペアやグループで考えを交流したり話し合ったりする活動を取り入れ,様々な意見を知り,自分の
考えを深めることができた。
・5年 少人数で授業をすることにより,子ども同士の教えあいが活発になった。
・クラスでペアやグループ学習の力をつけているため,どんな場所でもグループでの話し合いや活動をでき
る力がついている。
◇効果的な振り返り場面(授業のまとめ)を設定 し,学習内容の定着を図る。
支援の必要な児童への働きかけ
★目標値:教育アンケート 振り返り学習 児童85→90%→80%
【検証】
・1年 授業や単元の終わりに,これまでの学習内容や身についた力について振り返った。
・1年 振り返りを毎時間書かせる時間は確保できていない。
・3年 振り返りを書くことで,教師が児童の理解度を把握できる。学習内容の定着にもつながっている。
・4年 ノートチェックをていねいにすることによって,児童の学習内容の把握を知ることができ,次時へ
の授業の組み立てにつながった。
・5年 振り返りを書くことで,学習したことを整理するとともに自分の考えを書ける児童が増えてきた。
・6年 振り返りを書くことで,授業のめあてを再確認したり,次時の授業の問題提起に活用したりするこ
とができた。
・6年 児童の中にも,振り返りを書くことが定着している。
イ.算数科を中心に 学力実態に応じた きめ細かな少人数指導・習熟度別指導。
(重要単元,課題のある単元,個の実態に応じた指導体制,スクールサポーターの活用 )
【検証】
・3年 少人数指導やスクールサポーターの活用によって,一人ひとりが学習を定着できるよう取り組んで
きた。
・4年 スクールサポーターが入ってくれることで,支援の必要な児童にマンツーマンで関わってもらうこ
とができ,学習理解をする上で効果的であった。
4
・6年 T.T指導や少人数指導を行うことで,個人に対応した指導をすることができた。
・マイスタディやスクールサポーターの活用が,学力向上につながっている。
ウ.計画的な朝学習(週2回実施)~読み・書き・計算等の基礎的・基本的内容の習熟を図る。
学期ごとの目標・計画・効果検証 (※学力向上担当)
朝学習の目標(つけたい力)
※1学期予定
1年 ひらがなの復習 算数の復習プリント
2年 1年の復習(カタカナ・計算) 漢字 計算(たし算・ひき算)
3年 2年の復習(漢字・計算) 漢字復習 漢字テスト 言葉の学習 計算復習
4年 3年の復習(漢字・計算) 計算復習 意味調べ(国語辞典の使い方)
100マスかけ算・たし算
混合計算
5年 4年の復習(漢字・計算) 漢字 算数(少数と整数,体積) 作文
6年 前月にならった漢字 前月にならった算数
★目標値:教育アンケート 朝学習 児童84→90%→87%
【検証】
・1年 全員が時間内に終われる問題数や内容のプリントを意識して用意し,やり切れた達成感とともに,
学力の定着につなげることができた。
・3年 漢字や計算の復習,ローマ字など,朝学を計画的に行ったことで,基礎・基本の力が定着してきて
いる。
・4年 朝学習では漢字・計算の復習を中心に行ったが,漢字を書くことにおいて学びの診断では3.8ポ
イント目標値に達していない。計算においては目標値を5.3ポイント上回ることができた。今後
も継続が必要である。
・5年 読み慣れない漢字や同音異義語などのプリントをすることにより,興味をもって取り組み,漢字の
定着につながった。
・朝学習が定着している。
エ.外国語活動(3~4年)
15 分×21コマの実践(金曜日の朝学習)
【検証】
・3年 ゲームを効果的に取り入れることで,児童は外国語に親しみを感じ,興味・関心をもちながら取り
組んでいる。
・4年 デジタル教材の Hi, friends plus を使って活動することが多かった。きれいな音声を聞きながら学
習できるため,子どもにとって興味深かったのかもしれない。
オ.キャリア教育・環境教育等の推進~積極的に計画的な外部指導者の活用
【検証】
・4年 社会科「ごみはどこへ行くの」
・
「ネットいじめ防止プログラム」など,具体的に指導してもらうこ
とができた。
・6年 今年から始まった外国語活動のために,フラッシュカードなどの教材を整理し,使いやすい環境を
整えた。
カ.情報教育計画の作成及び 実践 と教育 ICT の効果的な活用を図る。
ICT サポーターの有効な活用~計画的に支援を位置付ける
タブレットの有効活用~デジタル教材
視覚によるわかる授業
【検証】
・1年 タブレットやデジタル教材を活用し,視覚支援に役立っている。
・2年 デジタル教科書を多く使用することで全体交流しやすかった。
・3年 タブレットで考えを書いたノートを提示して交流したり,理科で実験や観察の動画を見ることで,
関心・意欲を高め,理解を深めることにつながったりしている。
・4年
・6年
タブレットでデジタル教材を効果的に活用することができた。特に算数・外国語・社会において。
各教科でパワーポイントを活用し,視覚に訴える教材で授業を行った。
5
②学びの基礎力の向上を図る。
ア.「すすんで学習」の習慣形成
・学習規律(白鷺スタンダードの 策定 )の確立及び集団づくり
★目標値:教育アンケート 授業開始5分の取組 職員71→100%→83%
振り返り学習の定着 職員95→100%→94%
★目標値:教育アンケート チャイムで学習
児童88→100%→91%
・教科に適した授業開始5分間の工夫した取組は定着。振り返りを確実に行う。
1 時間の授業の流れとして,開始 5 分「さあ,やるぞ」 終了 5 分「わかつた(振り返り)」を
位置付けた基本形を作る。
・
「聞き方・話し方」の学習規律の習得
【検証】
・1年 チャイム着席や発表の仕方・話の聞き方など学習のルールを示し,学年で取り組んできた。
・2年 話す時のきまり・話を聞くときのきまりを掲示し確かめながら授業を行った。
・3年 授業開始5分間で前時の復習を行ったり,興味・関心をひく導入を行うなど,効果的な取り組みを
行っている。
・4年 授業の開始 5 分は前日までのノートの確認からスタートした。授業中発表者の方を向いて聞くこと
を徹底した。
・20分休憩のチャイムが鳴る前に教室に入る姿が見られる。
イ.ノート指導 (学年発達に応じて)の徹底~考えや思い,思考過程が見られるノート
ノートの形式(パターン)の工夫
ノート紹介
【検証】
・1年 教師が児童と同じノートを作って計画し,マス・行を意識して指導した。
・2年 めあてを必ずノートに書き,そのふりかえりを書いた。
・2年 ワークシートをノートに貼るときの工夫を指導した。
・4年 子どもの書いている感想をクラス全員で読みあう活動を取り入れた。
・5年 自分がわかりやすいノートにしていくように指導し,考えを書くようにしている。
・5年 自主勉強ノートを掲示して紹介し,他の児童も参考にしてするようになった。
・6年 ノート添削で評価を書きこむことで,ノート作成への意欲を高めた。
・ノートの使い方は,白鷺小学校の形ができあがりつつある。
ウ.学びあい学習~「個を高め,互いに協力し,認め合い,思いやる」集団学習
・授業公開による職員研修で共有→授業改善に生かす。
※研修テーマの実践
・ペア学習やグループ学習による学び合い→思いや考えを伝える表現(発表)の機会→自信
【検証】
・1年 ペア学習や自分の作品などをグループで紹介しあう活動を通して,思いが伝えられた喜びを表して
いる様子が見られた。
・2年 ペア交流や全体交流で自分の意見を相手に伝える機会を多く持った。
・4年 ペア学習・グループ学習による学びあいをすることで,自分の意見を伝えることのできる子どもが
増えてきた。
・6年 自分の考えに自信が持てない児童が多いときには,ペア学習を取り入れることで,挙手する子が増
えた。
・ペア・グループでの活動は,どの授業でもできている。
エ.学校のきまりや生活規律を守れる子の育成
★目標値:教育アンケート 学校は楽しい 児童87→100%→90%
◇「白鷺のよい子のきまり」「白鷺のルール」については,年度初めに,全教職員で共通理解を
図り,指導の統一を図る。徹底指導
※指導部会(生徒指導)
6
【検証】
・1年 白鷺小学校のルールを知り,守れる子どもを育てるために朝の会などで,ルールの話を折に触れて
するようにしている。
・2年 ストップ30など子どもたち同士でルールを確かめ合う場面を多く持てた。
・3年 年度初めに全職員で共通理解を図ることで,統一した指導を行うことができた。何か問題があった
ときは,その都度話し合っている。
・4年 年度初めに全教職員で確認したことで統一した指導を行うことができた。
・6年 何か問題が生じたときには,職員会議や職員朝礼で伝達し,共通理解することができた。
オ.「家庭学習のてびき」の改善と活用~自学自習の態度の育成,
◇家庭と連携をとって学習習慣を確立する~低学年からの自主学習をすすめる。
◇家庭学習の徹底 宿題の徹底と宿題の内容検討,自主学習の内容紹介
★目標値:教育アンケート 家庭学習 児童82→100%→83%
「家庭学習のてびき」の配布と懇談会で「宿題は必ずやってくるもの」という意識を育て
るために,家庭と協力して宿題の徹底を行うことを伝える。
【検証】
・1年 宿題の徹底を呼びかけているが,家庭の協力が難しい児童もいる。
・2年 一人でできる宿題を毎日出した。
・3年 家庭学習はほぼできているが,定着していない児童もいる。自主学習は内容を紹介しているが,取
り組んでいる児童はまだ多くない。
・4年 家庭学習の徹底には至っていない。懇談会等で保護者に協力を要請しているが,徹底は難しい。
・5年 家庭学習は,毎日声かけや指導を続けることで全員がやってくるようになってきている。
・6年 宿題を必ずすることを徹底するために,学校での啓発と家庭との連携が必要不可欠である。
・6年 自主学習を促しているが,まだまだ人数が少ない。
・「家庭学習の内容」の配布によって啓発をうながしてはいるが,まだ家庭によって意識に差があり,難し
い。
③社会的実践力の向上を図る。
ア.教科,
「総合的な学習」の時間,キャリア教育,環境教育,福祉教育等の実践
「総合的な学習」の時間の主要領域
3年~「福祉」
(ユニバーサルデザイン 障がい者との交流)
4年~「命をつなぐ」
,
「環境教育」
,
「異文化交流」
「二分の一成人式」
5年~「環境教育」
,
「福祉」
(認知症,高齢者との交流)
6年~「堺学」
「茶の湯」
「みんなのために」
・問題解決力,プレゼンテーション力・自己成長力等を育成する。
【検証】
・4年 府立大学留学生との交流会を 2 回持つことができた。外国の文化に対しての関心を持つことができ
た。また,日本文化の良さを見つけ出した児童も多くいた。
・6年 茶の湯体験を行い,堺の伝統的な文化を体験することができた。
イ.外部人材の活用や関係機関と連携において,学習の深化を図る。
【検証】
・1年 糸車の出前授業によって,糸がどのように作られるのかを知り,物語を想像しながら読むことがで
きた。
・4年 「ごみはどこへ行くの」
・
「ネットいじめ防止プログラム」で出前授業を行い,外部の人材による授
業で理解が深まった。
・6年 租税教室を行い,社会科で習う税のしくみについて,学習を深めることができた。
ウ.支援学級児童,高齢者,障がい者,認知症状者等との交流を行い,学校や社会の中での
自分の役割を考え,行動できる力をつける。
【検証】
7
・1年 七夕交流会を通して7月にしらさぎ学級との関わり合い,七夕飾りを喜んで教えてもらう姿がみら
れた。
・3年 しらさぎ学級とともに支援学級合同学習発表会に出演し,しらさぎ学級の友達を知るとともに,達
成感も味わうことができた。
・4年 支援学級児童の思いを知り,支援学級での活動について報告することを繰り返すことで,少しずつ
つながり始めた。
・5年 認知症サポーター小学生養成講座では,社会福祉法人の方に来ていただき,認知症とは何か,自分
たちにできることは何かを知り,これからの生活につなぐことができた。
・6年 しらさぎ学級との交流会では,グループごとにゲームや遊びを通じて交流をおこなった。その後,
廊下などで声をかける姿が見られた。
エ.◇支援学級との交流や支援学級担任の障がい者理解教育の授業を効果的に位置付けて,各学年
で障がい者理解教育を計画的に取り組む。
・交流会予定~1年(7月七夕飾り作り)2年(2月節分集会)3年(7月七夕集会)
4年(2月) 5年(6月) 6年(1月)
・障がい者理解教育のねらい
低学年:体の不自由な人がいることを知り,その人たちのがんばりに気づく。
中学年:ハンディキャップ体験を通して,障がいのある人の思いや願いを知り,自分た
ちができることを考える。
高学年:さまざまな障がいやハンディのある人がいることを知り,それらの人々の
困難さや努力に目を向け,自分には何ができるか考え,実践しようとする。
【検証】
・1年 「さっちゃんのまほうの手」の授業を支援学級担任から授業してもらい,障害について知るきっか
けになった。
・2年 日曜参観に障害者理解の授業をした。支援学級の担任に出前授業をお願いした。
・3年 障がい者の立場を考えた校区探検や,車いす体験を通して,様々な立場の人がいることを知り,自
分にできることを考えられるようになってきた。
・4年 白杖・アイマスクのキャップハンディ体験を通して,障害を持つ人々の願いを知り,自分たちがで
きることを考えることができた。国語教材の「だれもが関わりあえるように」の学習で点字を文章
を書く体験を行うことができた。
・各学年との交流の年間計画を立て実施することで,支援学級の児童の特性の理解をすることができた。障
害者理解教育もねらいに沿った年間計画を立て,行った。毎年の積み重ねによって,理解が深まってきてい
るように思われる。
(2) 豊かな心の育成
①周りの人や生き物を思いやる心を育てる。
ア.相手の立場や気持ちを考えることができる思いやりの心を育て,子ども同士信頼し合い,
安心して学習に取り組める 静謐な学習環境 をつくる。
安心して話せる学級集団・助け合える(共助)集団・学び合える集団づくり
【検証】
・1年 思いやりを感じる行動を紹介してみんなの前で褒めていくことで,自然と助け合う姿がよく見られ
るようになった。
・1年 自分の思いを通そうとする児童が見られるので,その都度指導していく必要がある。
・4年 学級ルールを徹底することで,落ち着いた教室環境となった。お互いを知りあう活動を行うことで,
自分の思いや生活が出せる場となった。自尊感情の育成につながる活動を行うことで,自分らしさ
が出すことができ,安心して過ごせるクラスとなった。
・6年 常に相手の気持ちを考えた指導を行っている。
イ.◇言葉づかいの指導 ~場や相手に応じた正しい言葉,おもいやりのある言葉,
相手を気づかう言葉(ほかほか言葉),丁寧な言葉(最後まではっきり)
8
【検証】
・1年 発表の仕方や場に応じた話し方の指導を続けてきた。友だちに対し乱暴な言葉遣いになってしまう
児童も見られるので,相手の気持ちを考えた言葉について指導を続けていく必要がある。
・4年 丁寧な言葉づかい,優しい言葉づかいを日常的に指導することで,友だちのことを考えて言葉を選
ぶことができる児童が増えた。
・6年 校外に出たときなど,目上の人に対する適切な言葉づかいができていない。
・言葉遣いに関しては,個人差が大きい。例として,「ふわふわことばといがいがことば」などの学校とし
て共通理解をはかって指導する必要がある。
ウ.相手の人権を傷つける暴言暴力に対して毅然とした指導を行う。
いじめ・暴力を排除する予防的取組
(年 3 回生活いじめアンケート,いじめ予防基本方針,教育相談,特別対策委員会等)
課題を共通理解し,すぐに対応し,解決・予防 (早期発見,早期解決)
★目標値:教育アンケート思いやりのある態度 児童90→100%→93%
【検証】
・1年 学年会や普段の学級指導など,機会を捉えて友だちの気持ちを考えて行動できるよう指導を続けて
きた。相手の気持ちを考えない言動をとる児童もいるので,今後,道徳の時間や人権の学習・取組
を充実させていく。
・3年 毎学期生活アンケートをとり,早期発見・解決に努めている。子どもどうし様々なトラブルがある
中で,相手の気持ちや思いを考える場面をたくさん設けてきた。
・4年 生活アンケートより子どもの実態の聞き取りをし,早期解決を図った。また,保護者とも情報交換
をしたことが早期解決につながった。
・5年 友だち関係の悩みや,言葉づかい,ちょっかいなど,些細なことでも話を聞いて対応した。アンケ
ートをとり,聞き取りや声かけをしながら,安心してすごせるようにした。
・6年 「あほ」
「ばか」
「でぶ」などの言葉を普通に使う子どもが多い。その都度指導をする必要がある。
・6年 ふざけのつもりで相手を傷つけている場合があり,その場その場での指導が必要である。
エ.カウンセリングマインドによる児童への対応と積極的な教育相談を推進する。
丁寧な聴き取り 保護者との連携(教諭)
【検証】
・1年 学期に1度の生活アンケートにより,児童同士の関係や出来事について把握し,一人ひとり丁寧に
聴き取りをして解決に努めた。
・4年 保護者との連絡を密にとり,共通認識を持った上で,子どもと対応することができた。
・6年 年に三回いじめアンケートをとり,一人ひとりに聞き取りを行っている。
オ.人権教育の充実 ~授業参観時の授業公開による保護者啓発
・職員の人権感覚を磨く 校内研修~堺人権研究大会報告にむけての人権研修
人権研修テーマ:人権尊重の理念を理解し,それを具体的な態度や行動に現すことのできる
心豊かな子どもを育てる。
人権教育重点目標:自尊感情を高めるとともに,自他の違いを認め,相手の立場に立った
考えができる子どもの育成
1年:みんなとなかよくできる子
2年:やさしく たくましく みんなで伸びていく子
3年:人の気持ちを考えられる思いやりのある子
4年:自分を大切にし,他を思いやることのできる子
5年:互いのよさやちがいを認め合い,協力し合う子
6年:互いのよさやちがいを認め,差別を許さない子
【検証】
・1年 「みんななかよし」を学年目標にし,どうしたらなかよく過ごせるかを学期ごとに学年集会を設け
てみんなで共有している。
・3年 子どもの実態を職員間で共有したり,平和集会を行ったりするなど,計画的に実施できている。
9
・4年
・4年
日曜参観時に道徳「正直に明るい心で」を参観してもらうことができた。
堺人権研究大会報告「共に歩む仲間づくりをめざして ~Aが安心できるクラスづくり~」の研修
を行ったことで,より具体的に「安心できるクラスづくり」をすすめることができ,子どもが落ち
着いて過ごせる環境づくりができた。
②「明るく笑顔あふれる学校」をめざした指導
ア.◇すすんで,笑顔であいさつ運動~学級(学年)で
児童会で
自主的に
等
(職員もすすんで元気なあいさつ を心がける。同僚に,児童に,来校者に)
【検証】
・1年 教師から進んであいさつすることで,児童も元気にあいさつを返している。
・3年 児童会を中心に「あいさつ運動」を行い,全児童に啓発している。
・4年 あいさつの意義を指導することで,すすんであいさつできる児童が増えた。
・5年 あいさつをすすんでするよう学校全体で指導し,クラスでもあいさつの大切さを指導した。
・児童会であいさつ運動を行ったり,教師からあいさつをして,返事をうながしたりしている。以前に比べ
ると「白鷺っ子は元気にあいさつする子」という自覚が児童から薄れてきているのではないか。
イ.すすんで「ありがとう」「すみません」「ごめんなさい」が素直に言える子
★目標値:教育アンケート 自信がもてる 児童82→100%→93%
【検証】
・1年 「わたしたちの道徳」を活用し,意識して「ありがとう」「ごめんね」などを言うことができた。
・4年 あいさつ・お礼を言い合う関係づくりをすすめることで,自分のしたことを友だちが見てくれてい
る,わかってくれている,と「認められている」感覚を持つことができ,自尊感情を高めることに
結び付いた。
・6年 児童会で「あいさつ運動」を行い,啓発運動を行っている。
③教育活動のあらゆる場で道徳的実践力の育成を図る。
道徳教育重点目標:自らの課題を持って生活を切り開き,友達と力を合わせて,
より生活を向上させようとする豊かな児童の育成
◎「友だちを大事にする思いやりのある子ども」
重点観点:自主1-⑴ 自立1-⑵⑶ 思いやり・親切2-⑵
信頼・友情2-⑶ 個性の伸長・向上心1-⑸⑹
低学年:みんななかよく,すすんで生活しようとする
中学年:思いやりの心をもち,友だちや周りの人々と関わり合い助け合う。
高学年:信頼し合い,より良く生きようとする。
ア.「道徳の時間」を要とした道徳教育の充実。
・「私たちの道徳」の活用
年間計画の作成と実践
道徳資料「未来をひらく」の活用
実践した授業指導案を残す
【検証】
・1年 年間指導計画をもとに道徳の授業を進め,学年で教材研究をして実践した。わたしたちの道徳は生
活科など他の学習とつなげて活用し,度々持ち帰らせて啓発に努めた。
・3年 「未来をひらく」を計画的に実施してきた。実践した指導案を綴じている。
・4年 道徳資料「未来をひらく」は身近な内容が多く,利用しやすかった。
イ.文章に記すことで振り返る習慣をつける。
道徳ノート(ファイル)の作成 等
【検証】
・1年 道徳の時間に書いたワークシートをファイルに綴って残している。
・3年 道徳の時間で児童が考えた内容には必ず言葉を添えて返却して道徳ファイルに綴じている。学期末
には自分が書いた内容を振り返るようにしている。
ウ.◇手紙・メッセージで感謝やお礼の気持ち,励ましの言葉を書く。
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親(家族)への感謝 地域の皆さんへお礼 しらさぎ学級へ ○年生へ 等
感謝やお礼の気持ち,励ましの言葉を書く(手紙・メッセージ )機会を多く設ける。
【検証】
・1年 転出の児童や入院した児童,仲よし会でお世話になった 6 年生への励ましやお礼の手紙を書く機会
を設け,初めは何を書いたらいいかわからない児童が多かったが,すらすらと書ける児童が増えて
きた。
・3年 社会見学のお礼や安全見守り隊の方々へのお礼の手紙,転校する友達への手紙など,感謝の気持ち
を伝える場面を多く設けた。
・4年 大阪府立大学のネパールからの留学生との交流を通し,地震にあったネパールの小学生たちに励ま
しのメッセージを書いた。転校する友だちに励ましのメッセージを学年で贈った。
・5年 行事や授業でお世話になった方にお礼の手紙を書いて,感謝の気持ちを伝える機会を多くもった。
・6年 連合運動会や茶の湯体験など,お礼のお手紙を書く機会を多く設け,感謝の気持ちを伝えた。
エ.保護者への啓発~参観授業(年1回)
掲示板で紹介(取り組んだ行事についての感想文や写真)
【検証】
・1年 日曜参観で道徳の授業をした。
・3年 日曜参観で,
「友達」についての授業を行った。道徳の時間に考えたことや大切にしたいことなど
を学級通信で保護者に伝えている。
・4年 授業参観で道徳の授業実践をし,保護者に啓発することができた。
・6年 ホームページを通じて学習の様子などを積極的に公開してきた。
④特別支援教育の推進
研修テーマ:共に歩む子どもの育成
ア.一人ひとりの特性に合わせた指導・支援の充実を図る。
・こども支援委員会(職員全員・月1回)や人権ケース会議で各クラスで気になる児童の実態
を情報交換し,関わり方などの共通理解を図り,その子への適切な対応を図る。
しらさぎ連絡会(原学級と支援学級)による実態共有と連絡調整。
【検証】
・1年 子ども支援委員会で児童の実態を共有し,関わり方の共通理解を図っていただいたことで,クラス
や気になる児童が落ち着いて授業を受けられるようになっている。
・2年 白鷺学級の児童と教師が関わる時間があるといいと思った。(年度当初)
・3年 子ども支援委員会やケース会議で共通理解を図りながら,教育活動を進めることができた。
・4年 情報交換をしたことで共通理解を図り,全職員で対応することができた。
・5年 こども支援委員会や職員会議で児童の実態を共通理解していく中で,共通して指導するべき事項を
確認していく意識が高まった。
・6年 子ども支援委員会では学校全体で気になる児童について考え,共通理解のもとで取り組みを進める
ことができた。
・今年から子ども支援委員会を全職員でやることによって情報共有でき,全員で指導にあたることができた。
イ.特別支援コーディネーターを核とした校内研修の充実
ウ.交流及び共同学習の場の充実 ~しらさぎ学級と通常学級(学年),
小小交流・小中交流~東百舌鳥中学校区4校交流遠足,中百舌鳥中学校区3校交流会
◇インクルーシブ教育(「ともに学び,ともに育つ教育」)のシステムの構築
【検証】
・1年 しらさぎ学級と七夕交流会を行ったり,幼稚園と交流してお互い行き来したりして,学級・学年以
外の交流を図ってきた。
・4年 日々,しらさぎ学級と通常学級の担任で情報交換を行ったことで,児童理解が深まった。
・各学年としらさぎ学級との交流は,年間計画をたてて実施することができた。交流遠足や3校交流会で,
各学校の児童と交流できた。
11
エ.◇ユニバーサルデザイン の視点を取り入れた学習環境・授業づくりを図る。
【検証】
・1年 視覚化を意識して授業の取り組んでいる。
・2年 授業では写真や映像で視覚にうったえた授業を意識した。板書計画を子どもと同じノートで作成し
た。
・4年 校内全体で教室前面掲示を統一した。
(3)健やかな体の育成
①「美しい学校」をめざした教育活動
ア.すすんでそうじをする子,身のまわりの整理整頓ができる子の育成
清掃目標:協力して,すみずみまで美しい学校にする。
【検証】
・1年 一人ひとりの掃除分担場所を明確に分けて行うことで,責任を持って進んで掃除を行っている。
・3年 掃除場所が広いが,グループで協力し合って清掃を行っている。
・4年 すすんでそうじをしている。
・5年 協力して掃除ができている。ゴミが落ちていると自ら拾ってきれいにしている。
・6年 床に線を引くことで,机の位置を正しく整えやすいように工夫している。
・委員会活動として毎週金曜日に「掃除調べ」をしたり,年度末に「お掃除大賞」を渡したりして掃除に対
しての意欲付をしている。
イ.安全で安心できる学校(学級)環境づくり~整然とした教室
【検証】
・1年 自分の持ち物の管理が苦手な児童が多く,落し物が多い。
・2年 授業後に日直の号令の下,机やいすをそろえた。教師が発言しなくても子どもたちが勝手にするよ
うになった。
・3年 教室の床に線を引き,机が整った状態で学習を進めている。
・4年 教室,校内とも整然としている。
・6年 美化委員会が,毎週金曜日掃除のチェックを行っている。
ウ.校内掲示,教室掲示による環境づくり
★目標値:教育アンケート 進んで行動 児童91→100%→93%
【検証】
・1年 計画的に掲示することで,児童の達成感を味わわせたり学習の理解を深めたりできた
・2年 教師も児童とともに清掃に参加した。清掃の仕方がわかりスムーズに動けるようになった。
・4年 教室掲示,校内掲示が工夫されている。掲示物も絵画,書写,作文,写真等内容豊富である。
②家庭と連携した生活習慣づくり
ア.すすんで「早寝・早起き・朝ごはん・歯みがき」のできる子の育成
※予防の歯みがきとむし歯治癒率を上げる 保護者への啓発
★目標値:教育アンケート 生活習慣 児童86→95%→90%
生活調べの結果を保護者と共有し、個別に啓発する。
【検証】
・1年 生活調べを通して実態が把握でき,保護者からのコメントを頂くことで,連携して児童への声かけ
ができた。
・3年 生活調べに保護者のコメントを記入していただくことで,家庭との連携が図れるとともに,児童に
とっても励みになっている。
・4年 寝る時間が遅い児童が増えてきている。朝の歯磨きはほぼ全員できているが,夜の歯磨きができて
いない児童が多い。
・5年 生活調べの結果を返却したり,懇談会で話したりして保護者に協力を呼びかけた。
ほとんどの児童が早寝,早起き,朝ご飯が習慣づいているが,一部の児童には課題がある。
・6年 年に 2 回生活調べを行い,保護者からの回答を求めることで,啓発につながっている。
12
・生活調べの結果を廊下に掲示して児童の意識づけをうながしたり,保健だよりを配布することによって保
護者と結果を共有することができた。
イ.「家での7つのやくそく」など基本的生活習慣の確立(家庭との連携)
・7つのやくそくデーによる啓発
・情報モラルに関する指導 (携帯電話等の通信機器の使用についてルールづくり)
【検証】
・4年 ネットいじめ防止プログラムの授業を実施した。
ウ.保健指導を充実し,児童の健康管理に努める。
・生活調べ 健康フェア ほけんだより HPでの啓発
・健康診断後,治療率を高める
【検証】
・1年 発育測定時に養護教諭より保健指導があり,定期的に発育や健康について学習することができた。
・3年 保健で,健康に過ごすためには,早寝早起きや運動,手洗いうがいなどが大切であるということを
学習した。
・4年 週一回の清潔検査(朝礼時)を実施したことで,自己管理意識が高まってきている。
エ.性教育の計画と 実践
性教育の目標:自他の命を大切にし,豊かな人間関係を育むことのできる子どもを育てる。
・各学年の取り組みを整理して,体育科(保健領域)だけでなく,人権教育や道徳教育ともリンクさ
せて,指導部会を中心に年間計画を検討作成し,実践する。
オ.がんに関する学習(6 年)
カ.喫煙・飲酒・薬物乱用防止教室の実施
【検証】
・6年 警察署から講師の方を招き,非行防止教室を行った。
③食育の充実
ア.食育年間計画に基づいた 指導実践 ~各教科内容と関連した指導
【検証】
・6年 家庭科の授業で栄養バランスについての食育を行った。
・年間計画を各学年で練り直し,教科に入れ込んだ。
イ.学校給食を通した給食指導(食事指導)
【検証】
・1年 毎日,給食中のマナーや栄養などについて指導を続けた。
・3年 給食の残食ができるだけなくなるよう声掛けをしている。
・4年 牛乳を飲まない(飲めない)児童が数名いる。,
ウ.給食試食会 給食だより HPでの啓発
【検証】
・1年 給食試食会や給食だよりで保護者へ啓発している。
・給食試食会で保護者に食の大切さを説明した。ただ,参加人数が少なく,残念であった。校報で食の大切
さを啓発してもらった。
④体力向上プランの策定と実践
ア.体育科授業~体育指導の手引の活用~年間計画に即した 体育授業 の実施
体力テストの結果による児童実態の把握と計画的な体育指導
【検証】
・1年 年間指導計画をもとに,計画的に体育の授業を実施した。毎時間,児童の実態を見ながら活動を考
えていった。
13
・5年 スポーツテストの結果で堺市平均より低かった項目の力がつくように,ボールを投げる運動などを
意識的に取り入れた。
イ.体育的行事 の充実
・体育大会 連合運動会 かけ足記録大会 大なわ大会
【検証】
・1年 かけ足カードや記録会に向けて,進んで意欲的に走る児童が多かった。
・1年 鉄棒カードやなわとびカードを実態に合わせて作成し,活用した。
・2年 大なわ大会で目標を達成できるように休み時間も練習する児童が多くいた。
・3年 かけ足記録会や大なわ大会に向けて,児童は意欲的に体力向上に努めている。
・4年 大なわ大会,かけ足記録会の前には児童はすすんで運動していた。
・6年 大なわ大会を行うことで,休み時間,外で練習をする子どもの姿が見られている。
・6年 今年は白鷺公園でかけ足記録会を行うことで,意欲的に参加する子どもが増えた。
ウ.すすんで 運動遊び(外遊び)のできる子の育成
・鉄棒カードやなわとびカードの活用
・みんな遊び
【検証】
・1年 みんな遊びでは喜んで外に出て,おにごっこなどを楽しんでいる。
・2年 外遊びを中心にみんな遊びを実施した。外で遊ぶよう声かけをし教師も外に出てあそんだ。
・3年 休み時間に外で遊ぶよう声をかけ,教師自身も少しでも外に出て一緒に遊ぶよう努めた。
・4年 週 1 回児童が自発的にみんな遊びを計画して,実施している。
エ.◇体力向上プランに沿った共通実践
★目標値:教育アンケート 体力の向上 職員 82→100%→88%
(4)つながる教育の推進
①9年間を見通した小中一貫教育の推進
・職員による授業参観 合同研修
・クラブ見学,授業体験,生徒会の学校説明会
【検証】
・3年 クラブ見学が,4年生に向けての意欲の高まりにつながった。
・6年 中百舌鳥小学校とのにんげん学習交流会を行い,児童・教師共に交流する良い機会となった。
・6年 夏季研修で中百舌鳥中学校と東百舌鳥中学校との合同研修会を行った。
・職員による,交互の参観をよびかけてほしい。今年は実施がなかった。夏休みの交流会ではなく,平日の
午後などに設定し,互いの授業の参観を行ったりすることはできないのだろうか。時間の調整が難しい。
②幼保小への円滑な接続
・職員による教育活動の参観 合同研修
・わくわくひろば~1年生と園児との交流(遊び,水遊び,給食,授業見学等)
・新 1 年生の情報の共有
【検証】
・1年 年間を通して計画的に幼稚園と交流を行っている。交流を通して,自分より小さな子への接し方な
どを学ぶことができた。
・5年 給食交流会では,白鷺幼稚園の園児と一緒に給食を食べ,来年度に向けた楽しい交流ができた。面
倒をよくみていた。
・児童と園児の交流は多いが,職員同士の交流が薄い気がします。
③将来の進路に向けた教育 ~計画的な指導・援助
ア.児童が自己の進路に対する明確な目的意識を確立し,希望と自信を持って積極的,意欲的に学
校生活に取り組めるような教育活動を行う。
14
【検証】
「二分の一成人式」という行事を通して,目的意識を持ち,自分のステップアップや自信につながる
場を設定した。
・児童の自尊感情を育てられるような「集団への指導・個への指導」が必要。
・4年
イ.◇キャリア教育を通して,人との出会いや体験活動等により「自分の夢をかなえる力」を育てる。
【検証】
・6年 しらさぎ祭りでは,一人ひとりの長所を生かした活躍する場を設定し,活動することができた。
ウ.児童が主体的に活動できる機会や場を設定し,成就感や充実感・自己有能感が味わえるように,
児童一人ひとりの良さを認め,ほめる。そして,自信がもてる子どもを育て,一人ひとりのゆめ
が実現できる子どもを育てる。
【検証】
・2年 生活科の「おもちゃランド」では作ったおもちゃでお店を広げ一年生を招待した。自分の役割を把
握し,責任を持って活動することができた。
・3年 しらさぎ祭りでは,児童一人ひとりが自分の役割を果たし,達成感を味わうことができた。
・4年 しらさぎ祭りという行事を通して,下級生が喜んでくれるという目的意識をもち,自分たちも思い
出に残る祭りにしようと一人ひとりがすすんで活動することができた。
・5年 学年始めに,行事ごとの実行委員を決め,全員が活躍できる場を設けた。
(5)ひろがる教育(地域協働型教育)の推進
①地域社会全体で子どもを育て,見守る体制の整備・推進
ア.子どもの安全見守り隊等~毎日の登下校時の見守り活動
※下校時刻の遵守
【検証】
・1年 見守り隊の方が,毎日見守りながら声をかけてくださることで,児童が安心して学校に登校できて
いる。
・3年 見守り隊の方々のおかげで,児童は安全に登下校できている。
・4年 見守っていただいているおかげで,情報がいち早くはいり,指導することができた。
イ.青少年健全育成事業への参加(白鷺小学校区・東百舌鳥中学校区・中百舌鳥中学校区)
◇児童・保護者・職員の参加を啓発する。
【検証】
・健全育成事業へ参加する児童が多く,協力してくださる地域の方が多い。
・PTA,レッドキャップ,まほうのたまご,見守り隊の活動がさかん。(土曜日の教育活動)
②学校支援のための地域連携の充実
★目標値:教育アンケート 外部人材の活用 職員 94→95%→88%
ア.読み聞かせボランティア(まほうのたまご)による活動
【検証】
・2年 まほうのたまごの読み聞かせをとても楽しみにしている。いろいろなジャンルの本を紹介してくだ
さるので,読書の幅が広がった。
・3年 時期を考えた内容の本を読み聞かせしていただいた。児童は,たいへん楽しみにしている。
・4年 まほうのたまごのみなさんには,学年,時期に応じた本を選んで読み聞かせをしていただいた。
・5年 まほうのたまごの方に,月に1回程度読み聞かせをしていただき,児童は楽しく聞いていた。
イ.茶の湯体験授業(6年生)
,茶道クラブの指導
ウ.白鷺小学校サポーター倶楽部「レッドキャップ」の活動
【検証】
・1年 レッドキャップのクリスマス会など,休日も児童が喜ぶ行事をたくさん計画してくださっている。
・3年 「さよならプール」や「金剛登山」など,児童が楽しめる行事を企画してくださっている。
・6年 「さよならプール」など,レッドキャップの方々には子どもたちが楽しめるような企画をしていた
15
だいている。
③地域の自然や文化を愛し,郷土を愛する心を育てる。
ア.地域行事への参加啓発 ~地域行事等との交流を推進する。
◇児童・保護者・職員の地域行事やPTA行事への参加を啓発する。
【検証】
・3年 校区体育大会や白鷺フェスタ,レッドキャップイベントなど,地域行事に積極的に参加した。
④積極的な情報発信,広聴による開かれた学校づくりの推進
★目標値:教育アンケート 情報発信 職員 75→100%→89%
ア.HP,校報,学年だより,学級通信,PTA新聞等による情報発信
イ.学校関係者評価の実施,学校協議員による学校参観
【検証】
・3年 ホームページや学級通信などで,情報発信に努めている。
・4年 行事についての情報を HP で発進した。
・HP がリアルタイムで配信されている(行事など)。校報も盛んに発行されている。
⑤学校・PTA・地域の連携強化
【検証】
・4年 PTA,地域にはいつも協力していただき,感謝しています。
(6)安全管理・危機管理意識の高揚
①安全点検・安全指導
ア.日頃から教職員が学校施設の安全確保に留意し,不良箇所の早期発見と修理に努める。
イ.日常の安全指導の徹底と災害時等における危機管理体制の確立に努める。
・ワンポイント避難訓練
ウ.「学校安全計画」「防災教育計画」の作成と 実施
・防災マニュアルを策定し,非常変災時における危機管理体制の確立と災害時対応の実地
★目標:計画の点検
エ.非常変災時における危機管理体制の確立と 災害時対応の実地訓練
★目標値:教育アンケート危機管理 児童97→100%→96%
職員100%→100%→100%
オ.プール工事期間中の安全対策
【検証】
・1年 毎月の安全点検や不具合が起こった時に,迅速に対応してくださっている。
・1年 避難訓練を定期的に実施し,指導を徹底している。
・2年 放送が聞こえたり聞こえなかったりする。いざという時に心配。
・3年 毎月,安全点検日にチェックし,不良個所があったときには早期対応していただいている。
・4年 年間 3 回の避難訓練や毎月の職員による安全点検により,危機管理体制を確立している。
・6年 毎月の安全検査で不良個所の確認を行っている。不良個所があった場合はすみやかに対応されてい
る。
・点検が多く,対応が早い。
②「階段・ろうかは歩こう」の徹底指導
★目標値:教育アンケート 児童79→85%→85%
職員100%→100%→95%
【検証】
・1年 「ストップ30運動」を通して,廊下は歩くという意識は高まっているものの,依然,走る児童が
多く,その都度の指導が必要である。
・2年 自分で作ったカードでストップ30を実施し児童の間で危険なことを話し合うことができた。
・3年 児童の中で,廊下歩行に対する意識はあるが,まだ徹底はできていない。
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・4年
・5年
・6年
学校全体で,取り組むことができた。まだ,走っている児童はいるが,子どもの中で注意しあう場
面がふえ,安全に対する意識が高まってきている。
階段ろうか歩行の大切さを考えさせ,意識して行動させている。
教師・児童共にろうか歩行に対する意識は向上してきているが,徹底はできていない。
③個人情報の適正な取扱と管理
・記録媒体・個人情報諸帳簿の保管管理の徹底,パスワード付USB保存
(7)学校力・教師力の向上
★目標値:教育アンケート 学校のチーム力 職員96→100%→100%
①研究・研修の機会確保
ア.変化する教育に対応できる資質を備える。
(学習指導,生徒指導,人権教育,危機管理対応等を含む)授業力・指導力の向上
【検証】
・1年 たくさん授業に入っていただき,具体的なアドバイスをいただいている。
・1年 職員の間で相談しやすい雰囲気がある。
・3年 職員間で授業研究を行い,授業力・指導力の向上に努めている。
・5年 校内研究授業を各学年で行い,学年間で話し合いをしながら教材研究をしていくことができた。
また,検討会を全員で行うことで,改善点や次回の課題を明らかにしていくことができた。
・6年 日々学年会を行い,授業力・指導力の向上に取り組んでいる。
イ.若手教員の授業力・指導力の向上に向け,研修の充実を図る。 ※若鷺の会
経験者教諭から初任者教諭への引き継ぎとフォロー
【検証】
・4年 自由参観が実施されることで,授業についての意見交換が積極的になされている。
ウ.積極的な全職員による 授業公開
★目標値:教育アンケート 授業公開・研修会参加
職員95→100%→89%
【検証】
・3年 授業参観がしやすく,学級に出入りしやすい雰囲気がある。
・4年 全学年で公開授業があり,充実している。討議会も活発で,前向きな意見が多く出た。
・6年 他学級の授業を見に行きやすい雰囲気がある。
・授業開始5分の工夫についての交流や情報交換があれば良い。
②教職員の資質向上・社会人としてのマナーと健康維持
ア.職員間の迅速な報告・連絡・相談 を大切にする。
・情報伝達が確実にできる職員,情報を聞き洩らさない職員,文書を見落とさない職員
【検証】
・1年 情報を共有し,対応するためにも,教員間で報告・連絡・相談をもっと徹底していく必要がある。
・5年 気になる子どもの実態を意見交換し,共通理解を図り,教師全体で児童を見ていった。
イ.経験者教諭は持ち味を,若手教諭は経験者教諭から学び,チャレンジする精神を発揮し,お
互いに切磋琢磨する教職員集団づくり。
【検証】
・1年 授業を参観し合い,相談し合える雰囲気がある。
・4年 若手教諭内で,普段の会話が多く行われているように感じる。学習活動や行事等,連携をとりあっ
て動いていることが多々ある。そのため,計画どおりにスムースに流れ,終了後も内容について,
話し合っている。
ウ.人権感覚豊かな教職員 校内人権研修の充実
★目標値:校内研修.人権研修会への参加
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【検証】
・1年 人権研修の取り組みにより,職員の人権意識向上につながった。
・4年 堺人権大会にむけ,校内研修が繰り返しあり,その中で研修の意義を考える時間をもつことができ
た。研修を積むことによって,学んだことが,子どもにかえっていく大切さを確認しあえたように
思う。
エ.授業アンケート(保護者)や授業参観アンケートを指導改善に生かす。
【検証】
・4年 授業アンケートや授業参観アンケートは真摯に受け止め,今後の指導改善に生かしていこうと思う。
オ.校務に対し,責任と自覚がもてる教職員
※分掌の確認と実践
カ.コンプライアンス (法令遵守と社会からの要請や期待に応える)の徹底
定期的な研修と指導
★目標値:職員研修(毎月職員会議)
・体罰根絶,個人情報,セクハラ,パワハラ等を遵守する教職員
★目標値:職員 体罰0
体罰研修(毎学期)
・服務遵守できる職員,一般常識をわきまえた教職員
ふさわしい服装・あいさつ
・信頼される保護者対応,電話対応,迅速な家庭訪問
キ.学校徴収金事務の適正化 ・透明性
~教材費・積立金の見直し
ク.ICT機器(コンピュータ,タブレット端末等)の活用できる基本技術取得
・ホームページの更新・管理,校務の効率化,文書管理,学校ウェブ活用
・文書管理システムによる情報の共有
子どもサポートシステム(通知表・指導要録電子化)の活用 による事務の効率化
★目標値:職員研修実施
【検証】
・2年 HPの更新は学年ではあまりできなかったので申し訳なかった。
・2年 子どもサポートシステムの導入で効率がよくなった。
・2年 掲示を活用することで職員朝礼などの時間を短縮することができるのではないでしょうか。
・3年 子どもサポートシステムにより,効率化につながった。
・4年 子どもサポートシステムにより,作成時間の短縮になった。
ケ.衛生委員会の充実~健康自己管理ができる職員
ゆとりの日,健康相談の確保
・同僚を大切にし,思いやりのある教職員集団
・喜び・苦労を共にできる温かい職場づくりに努める。
・退勤時刻を意識 し,健康管理に努める。
【検証】
・3年 職員室に笑いがある。何でも話せる雰囲気がある。
・4年 退勤時刻が遅い。健康面が心配される。「ゆとりの日」は退勤時刻を早める。(最終6時)
・6年 職員室内の風通しがよく,何でも話しやすい環境が整っている。
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