9.荷重(1) 【Ⅳ構造:過去問20年の類似項目別による出題問題一覧表】 平成8年度 問題8 平成9年度 問題7 平成9年度 問題8 平成10年度 問題7 平成10年度 問題8 荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 1 倉庫業を営む倉庫における各部の積載荷重は、実況に応じて計算する場合であって も、定められた下限値を下回ってはならない。 1 気象庁の震度階は、地震の震源で放出されるエネルギーの大きさを表すマグニ チュードと同意語ではない。 1 建築物の固有周期は、剛性の平方根に反比例し、質量の平方根に比例する。 1 設計用地震力については,建築物の耐用年限中に数度遭遇する程度の中地震動に よるものと、建築物の耐用年限中に一度遭遇するかもしれない程度の大地震動による ものとの2段階を考える。 1 超高層建築物など細長い構造物の風による振動は、一般に、強風時には、風方向の ほうが風直角方向より大きくなる。 2 柱間隔が均等な多スパンの剛接架構において、積載荷重によって柱に生じる曲げ モーメントは、すべての箇所に予定した積載荷重が載ったときに最大になる。 2 地震地域係数は、一般に、九州における値に比べて、本州の太平洋側における値の ほうが大きい。 2 閉鎖形の建築物において、水平面に対して10度以下の緩い勾配の片流れ屋根の場 合、水平な風は、吹上げ力として作用する。 2 地震層せん断力係数の建築物の高さ方向の分布を表す係数Aiは、建築物の上層ほ ど大きくなる。 2 多雪区域における暴風時の応力を計算する場合には、積雪荷重による応力を加える 場合と加えない場合のそれぞれについて想定する。 3 屋根に雪止めを設けない場合、積雪荷重は屋根勾配に応じて低減することができる が、外気温が低いと積雪底面が凍って滑雪しないことがあるので、低減に当たって は、このことに配慮する必要がある。 3 多雪区域における暴風時の応力を計算する場合には、積雪荷重による応力を加える 場合と加えない場合のそれぞれについて想定する。 3 事務室の床の設計用積載荷重は、実況に応じて計算しない場合、180kg/㎡とするこ とができる。 3 地震地域係数Zが1.0、振動特性係数Rtが0.9、標準せん断力係数C0が0.2の場合、 地上部分の最下層の一次設計用地震層せん断力係数Ciは0.18としてよい。 3 積雪荷重による応力は、屋根全体に雪が一様に分布している場合に比べて、その一 部が溶けて不均衡な分布となった場合のほうが、不利になることがある。 4 多雪区域内の建築物について、暴風時の短期応力を算定する場合には、積雪荷重 のある状態と無い状態を想定して行う必要がある。 4 地震時の応力を計算する場合には、地震地域係数の大きさにかかわらず、地震力に よる応力と風圧力による応力とを同時に作用させなくてもよい。 4 地下外壁に作用する土圧を算定する場合、土の内部摩擦角や粘着力などの土の性 質にかかわらず、一般に、静止土圧係数を0.5としている。 4 建築物の地下部分の水平震度kの算定においては、その部分の地盤面からの深さが 20mを超えるときは、深さを20mとすることができる。 4 建築物の地上部分における各層の必要保有水平耐力を計算する場合、標準せん断 力係数C0は、1.0以上とする。 5 屋上から突出する水槽、煙突等の地震力に用いられる水平震度kは、地震地域係数 Zに1.0以上の数値を乗じて得た数値とする。 5 中高層建築物においては、一般に、地盤が軟弱な場合ほど、地震層せん断力係数を 小さくすることができる。 5 積雪荷重の計算に用いる積雪の単位重量は、原則として、積雪量1cm当たり2.0kg/ ㎡以上とする。 5 建築物の地上部分におけるある層に作用する地震層せん断力は、その層の全重量 に、その層の地震層せん断力係数Ciを乗じて計算する。 5 構造計算の対象別の積載荷重の大小関係は、一般に、床用>大ばり・柱・基礎用> 地震力用である。 1 解答 (正解肢2) 解答 (正解肢5) 解答 (正解肢3) 解答 (正解肢5) 解答 (正解肢1) ○ ○ ○ ○ ○ 超高層建築物など細長い構造物の風による振動は、強風時には、風方向より風直角 方向の方が、高さ方向に渦が発生するので大きくなる。 1 2 1 × 積載荷重によって柱に生じる曲げモーメントは、すべての箇所に予定した積載荷重が 載ったときに最大になるとは限らない。 ○ 2 ○ 3 1 ○ ○ 3 ○ 4 ○ 5 ○ 2 3 4 5 1 × 事務室の床の設計用積載荷重は、実況に応じて計算しない場合、180kg/㎡ではな く、300kg/㎡とする。 ○ ○ 3 ○ 4 ○ 5 ○ 2 3 ○ 4 × 地盤が軟弱な場合ほど、地震層せん断力係数は大きくなる。 ○ 2 5 ○ 4 × 地震層せん断力は、その層の全重量ではなく、その層より上部の全重要に、その層の 地震層せん断力係数Ciを乗じて計算する。 ○ 5 平成11年度 問題7 平成11年度 問題8 平成12年度 問題7 平成12年度 問題8 平成13年度 問題8 荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 建築物等の構造計算に用いる荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当な ものはどれか。 1 地震地域係数Zは、その地方における過去の地震記録に基づく震害の程度及び地 震活動の状況などに応じて定められた数値である。 1 屋根の積雪荷重は、屋根に雪止めを設けない場合、その勾配が30度を超え60度以 下の場合は、一般に、その勾配に応じて低減することができる。 1 地震地域係数Zは、一般に、九州における値に比べて、本州の太平洋側における値 のほうが大きい。 1 積雪荷重の計算に用いる積雪の単位重量は、原則として、積雪量1cm当たり2.0kg/ ㎡以上とする。 1 風圧力を計算するに当たって用いる速度圧は、屋根の高さ、建築物の周辺の状況及 び地方の区分に応じて求める。 2 層間変形角の計算に用いる標準せん断力係数C0は、原則として、0.2以上とする。 2 雪おろしを行う慣習のある地方では、垂直最深積雪量が1mを超える場合において も、雪おろしの実況に応じて、それを1mまで低減することができる。 2 屋上から突出する水槽、煙突等の地震力に用いられる水平震度kは、地震地域係数 Zに1.0以上の数値を乗じて得た数値とする。 2 百貨店の売場に連絡する廊下の積載荷重は、実況に応じて計算しない場合、百貨 店の売場の積載荷重と同じ数値とすることができる。 2 風圧力を計算するに当たって用いる風力係数は、風洞試験によらない場合、建築物 の断面及び平面の形状に応じて求める。 3 建築物の設計用一次固有周期Tは、建築物の高さが等しければ、一般に、鉄筋コン クリート構造より鉄骨構造のほうが長い。 3 風の速度圧は、地盤面からの高さの2乗に比例する。 3 地震力に対する各階の必要保有水平耐力Qunは、地震力によって各階に生じる水平 力Qudに構造特性係数Ds及び形状係数Fesを乗じて計算する。 3 屋根の軒先などの局部の風力係数は、屋根面や壁面の風力係数より大きくなる場合 がある。 3 限界耐力計算において、極めて稀に発生する大規模な地震動に対して建築物の各 階の保有水平耐力を確かめる場合、建築物の変形状態及びその変形能力による効 果は、構造特性係数Dsを用いて算定する。 4 建築物の地下部分の地震力の計算に用いる水平震度kは、その部分が深くなるにつ れて大きくなる。 4 風圧力は、風の速度圧に風力係数を乗じて計算する。 4 気象庁の震度階は、地震の震源で放出されるエネルギーの大きさを表すマグニ チュードから算定して決められる数値である。 4 擁壁に作用する土圧は、背面土の内部摩擦角から求めた主働土圧係数を用いて算 定する。 4 構造計算に用いる積載荷重の大小関係は、一般に、床用>大ばり・柱・基礎用>地 震力用である。 5 振動特性係数Rtは、建築物の設計用一次固有周期Tが1.0秒の場合、軟弱地盤の場 合より硬質地盤の場合のほうが小さい。 5 倉庫業を営む倉庫の床の構造計算における積載荷重は、400kg/㎡未満とすることは できない。 5 地震層せん断力係数Ciは、建築物の設計用一次固有周期Tが1.0秒の場合、硬質地 盤の場合に比べて、軟弱地盤の場合のほうが大きい。 5 建築物の固有周期は、剛性の平方根に反比例し、質量の平方根に比例する。 5 擁壁の設計に用いる土圧の水平方向の単位幅当たりの合力については、一般に、擁 壁の鉛直高さをHとした場合、基礎底面から鉛直上方H/3の位置に作用するものとし て算定する。 解答 (正解肢4) 解答 (正解肢3) 解答 (正解肢4) 解答 (正解肢2) 解答 (正解肢3) ○ ○ ○ ○ ○ 1 1 ○ 2 ○ 2 ○ 3 4 3 × 地下部分の地震力の計算に用いる水平震度kは、20mまでは深くなるにつれて大きく なり、20m以下は全て20mとする。 ○ ○ 風の速度圧は、0.6×屋根の高さと周辺状況で算出した数値×基準風速地盤面から の高さの2乗で求める。 2 ○ 3 ○ 4 ○ 5 1 2 4 ○ 5 1 1 × 百貨店の売場に連絡する廊下の積載荷重は、映画館や集会場などの「その他の場 合」の積載荷重と同じ数値とする。 ○ 3 × 震度階は、地震の強さを人体感覚等で表す指標であり、地震の規模の指標であるマ グニチュードとは異なる。 注)類似の選択肢問題は、10色(黄色、緑色、紫色、水色、オレンジ色、薄い黄色、薄い緑色、薄い紫色、薄い水色、薄いオレンジ色)にて分類している。出題問題の図は、手書きとしている。 3 ○ 4 ○ 5 ○ 2 ○ 4 ○ 5 ○ 限界耐力計算では、構造特性係数Dsを用いて算定しない。 ○ 5 9.荷重(2) 【Ⅳ構造:過去問20年の類似項目別による出題問題一覧表】 平成14年度 問題8 平成15年度 問題8 平成16年度 問題8 平成17年度 問題7 平成17年度 問題8 建築基準法における建築物の構造計算に用いる風圧力に関する次の記述のうち、最 も不適当なものはどれか。 建築物等の構造計算に用いる荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当な ものはどれか。 荷重、外力等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 建築基準法における建築物の構造計算に用いる風圧力に関する次の記述のうち、最 も不適当なものはどれか。 建築基準法における荷重、外力等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはど れか。 1 地表面粗度区分を決定するに当たっては、都市計画区域の指定の有無、海岸線から の距離、建築物の高さ等を考慮する。 1 構造躯体及び仕上げを軽量化することにより、固定荷重とともに地震力についても低 減することができる。 1 劇場の客席の積載荷重は、実況に応じて計算しない場合、固定席の場合よりその他 の場合のほうが小さい。 1 基準風速V0は、その地方における過去の台風の記録に基づく風害の程度その他の 風の性状に応じて、30m/sから46m/sまでの範囲内において定められている。 1 積雪荷重は、積雪の単位荷重に屋根の水平投影面積及びその地方における垂直積 雪量を乗じて計算する。 2 基準風速は、稀に発生する暴風時の地上10mにおける10分間平均風速に相当する 値である。 2 床の構造計算において、単位面積当たりの積載荷重は、実況によらない場合、教室 に比べて学校のバルコニーのほうが小さい。 2 構造計算における積載荷重は、許容応力度等計算を行う場合と限界耐力計算を行う 場合とは同じ値を用いることができる。 2 単位面積当たりの風圧力については、一般に、「外装材に用いる風圧力」より 「構造 骨組に用いる風圧力」のほうが小さい。 2 床の構造計算を実況に応じて計算しない場合、所定の規定による設計用積載荷重の 大小関係は、店舗の売場>教室>住宅の居室である。 3 ガスト影響係数は、風の時間的変動により建築物が揺れた場合に発生する最大の力 を算定するために用いる係数である。 3 地下外壁に作用する土圧を静止土圧として算定する場合、砂質土及び粘性土につ いては、一般に、静止土圧係数を0.5程度としている。 3 風圧力における平均風速の高さ方向の分布を表す係数は、一般に、「極めて平坦で 障害物がない区域」より「都市化が極めて著しい区域」のほうが小さい。 3 速度圧qは、基準風速V0の二乗に比例し、建築物の高さhの平方根に比例する。 3 地下部分の各部分に作用する地震力は、一般に、当該部分の固定荷重と積載荷重 との和に水平震度を乗じて計算する。 4 風圧力の計算に用いる速度圧は、その地方における基準風速の平方根に比例する。 4 多雪区域における暴風時に組み合わせる積雪荷重は、短期の積雪時における積雪 荷重を低減して用いることができる。 4 許容応力度等計算において、地震力の計算時には、特定行政庁が指定する多雪区 域にあっては、積雪荷重を考慮する。 4 ガスト影響係数Gfは、風の時間的変動により建築物が揺れた場合に発生する最大の 力を計算するために用いる係数である。 4 地震地域係数Zは、その地方における過去の地震の記録に基づく震害の程度及び 地震活動の状況その他地震の性状に応じて、1.0から0.7までの範囲内において定め られている。 5 閉鎖型の建築物における風力係数は、一般に、その建築物の外圧係数と内圧係数と を用いて算定する。 5 風圧力の計算に用いる速度圧は、その地方における基準風速の2乗に比例する。 5 多雪区域を指定する基準において、垂直積雪量が1m未満の区域であっても、積雪の 初終間日数の平年値が30日以上の区域については、多雪区域となる。 5 平均風速の高さ方向の分布を表す係数Erは、地表面粗度区分(I-Ⅳ)に応じて計算 する。 5 積載荷重及び固定荷重は鉛直方向にのみ作用し、地震力及び風圧力は水平方向 にのみ作用する。 1 解答 (正解肢4) 解答 (正解肢2) 解答 (正解肢1) 解答 (正解肢3) 解答 (正解肢5) ○ ○ × 劇場の客席の積載荷重は、実況に応じて計算しない場合、固定席の場合よりその他 の場合のほうが大きい。 ○ ○ 1 1 ○ 2 2 ○ 3 4 × 床の積載荷重は、実況によらない場合、教室に比べて学校のバルコニーのほうが大 きい。 × 風の速度圧は、0.6×屋根の高さと周辺状況で算出した数値×基準風速地盤面から の高さの2乗で求める。 3 ○ 4 ○ 5 ○ ○ ○ 1 2 3 4 ○ 5 ○ 2 ○ 3 1 × 風の速度圧は、0.6×屋根の高さと周辺状況で算出した数値×基準風速地盤面から の高さの2乗で求める。 ○ 3 ○ 4 ○ 5 ○ 2 ○ 4 ○ 5 5 × 積載荷重及び固定荷重は鉛直方向にのみ作用し、地震力及び風圧力は水平方向 にのみ作用するのではなく、水力方向へも作用する。 平成18年度 問題8 平成19年度 問題8 平成20年度 問題8 平成21年度 問題7 平成22年度 問題7 建築基準法における構造計算に用いる荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も 不適当なものはどれか。 建築基準法における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはど れか。 建築基準法における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはど れか。 建築基準法における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはど れか。 構造計算に用いる荷重に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 1 許容応力度等計算に用いる荷重及び外力の組合せにおいては、地震力と風圧力が 同時に作用することは想定していない。 1 雪止めのない屋根の勾配が45度の場合、屋根の積雪荷重は0とすることができる。 1 多雪区域外において、積雪荷重の計算に用いる積雪の単位荷重は、積雪量1cm当 たり20N/㎡以上とする。 1 風圧力を算出する場合の基準風速V0は、地方の区分に応じて規定されている。 1 鉄筋コンクリートの単位体積重量を算定するに当たり、コンクリートの単位体積重量に 鉄筋による単位体積重量1kN/㎥を加えて求めることができる。 2 積雪荷重において、垂直積雪量dは、「その区域の標準的な標高ls及び海率rs」、「周 辺地形あるいはその区域での観測資料等」を考慮し特定行政庁が定める。 2 多雪区域においては、暴風時においても積雪荷重がある場合と積雪荷重がない場合 とを考慮する。 2 垂直積雪量が1mを超える場合、雪下ろしの実況に応じて垂直積雪量を1mまで減ら して積雪荷重を計算した建築物については、その出入口、主要な居室又はその他の 見やすい場所に、その軽減の実況その他必要な事項を表示しなければならない。 2 多雪区域ではない地域において、暴風時又は地震時の荷重を、積雪荷重と組み合 わせる必要はない。 2 普通コンクリートの重量を算定するに当たり、単位体積重量については、設計基準強 度Fc≦36N/mm2のコンクリートにおいては23kN/㎡とし、36N/mm2<Fc≦48N/mm2の コンクリートにおいては23.5kN/㎥とすることができる。 3 単位床面積当たりの積載荷重の大小関係は、実況に応じて計算しない場合、「床の 構造計算をする場合」>「大ぱり、柱又は基礎の構造計算をする場合」>「地震力を計 算する場合」である。 3 事務室の柱の垂直荷重による圧縮力を計算する場合において、ささえる床の数に応 じて、積載荷重を低減することができる。 3 風圧力の計算に用いる速度圧qは、その地方における基準風速V0の二乗に比例す る。 3 多雪区域内において、長期積雪荷重は、短期積雪荷重の0.7倍の数値とする。 3 教室に連絡する廊下や階段の床の積載荷重は、実況に応じて計算しない場合、教 室の床の積載荷重と同じ2,300N/㎡としなければならない。 4 ガスト影響係数Qは、一般に、建築物の高さと軒の高さとの平均Hに比例して大きくな り、「都市化が極めて著しい区域」より「極めて平坦で障害物がない区域」のほうが大き くなる。 4 百貨店の屋上広場の単位面積当たりの積載荷重は、実況に応じて計算しない場合、 百貨店の売場の単位面積当たりの積載荷重と同じにすることができる。 4 店舗の売場に連絡する廊下の床の構造計算に用いる積載荷重は、実況に応じて計 算しない場合、店舗の売場の床の積載荷重を用いることができる。 4 沖積層の探さが35mの軟弱な第三種地盤の地盤周期TCは、0.2秒以下である。 4 倉庫業を営む倉庫の床の積載荷重は、実況に応じて計算した数値が3,900N/㎡未満 の場合においても、3,900N/㎡としなければならない。 5 基準風速V0は、稀に発生する暴風時の地上10mにおける10分間平均風速に相当す る値である。 5 風圧力を計算するに当たって用いる風力係数は、風洞試験によって定める場合のほ か、建築物の断面及び平面の形状に応じて定める数値によらなければならない。 5 倉庫業を営む倉庫における床の構造計算に用いる積載荷重は、実況に応じて計算 した数値が3,900N/㎡未満であっても、3,900N/㎡としなければならない。 解答 (正解肢4) 解答 (正解肢1) 解答 (正解肢4) 解答 (正解肢4) 解答 (正解肢3) ○ ○ ○ ○ 1 × 屋根の積雪荷重を0とすることができるのは、屋根勾配が45度ではなく、60度を超える 場合である。 1 ○ 2 ○ 2 ○ 3 4 ○ ○ 4 ○ 5 ○ ○ ○ 1 2 3 4 ○ 5 1 2 3 × ガスト影響係数Qは、突風などによる建物の揺れを考慮する係数であり、「都市化が極 めて著しい区域」より「極めて平坦で障害物がない区域」のほうが小さくなる。 1 ○ 3 × 店舗の売場に連絡する廊下の床の構造計算に用いる積載荷重は、実況に応じて計 算しない場合、劇場、集会場等の固定席以上の積載荷重を用いる。 ○ 5 注)類似の選択肢問題は、10色(黄色、緑色、紫色、水色、オレンジ色、薄い黄色、薄い緑色、薄い紫色、薄い水色、薄いオレンジ色)にて分類している。出題問題の図は、手書きとしている。 ○ 2 4 3 × 沖積層の探さが35mの軟弱な第三種地盤の地盤周期TCは、0.75秒より長いものであ る(0.2秒以下は第一種地盤である)。 × 教室に連絡する廊下や階段の床の積載荷重は、実況に応じて計算しない場合、教 室の床(2,300N/㎡)ではなく、3,500N/㎡以上としなければならない。 ○ 4 9.荷重(3) 【Ⅳ構造:過去問20年の類似項目別による出題問題一覧表】 平成23年度 問題8 平成24年度 問題7 平成25年度 問題8 平成26年度 問題8 平成27年度 問題8 図のような4階建ての建築物において、各部の風圧力の算定に関する次の記述のう ち、最も不適当なものはどれか。 建築基準法における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはど れか。 建築基準法における地震力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 建築基準法における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはど れか。 建築物の構造計算に用いる荷重に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれ か。 1 単位面積当たりの積載荷重の大小関係は、実況に応じて計算しない場合、教室>店 舗の売場>住宅の居室である。 1 建築物の地上部分の必要保有水平耐力を計算する場合、標準せん断力係数C0は 1.0以上としなければならない。 1 建築物の固有周期が長い場合や地震地域係数Zが小さい場合には、地震層せん断 力係数Ciは、標準せん断力係数C0より小さくなる場合がある。 1 多雪区域において、暴風時に考慮すべき積雪荷重は、短期の積雪荷重を低減して 用いることができる。 2 百貨店の屋上広場の単位面積当たりの積載荷重は、実況に応じて計算しない場合、 百貨店の売場の単位面積当たりの積載荷重と同じ数値とすることができる。 2 建築物の固有周期及び地盤の種別により地震力の値を変化させる振動特性係数Rt は、一般に、建築物の設計用一次固有周期Tが長いほど大きくなる。 2 ガスト影響係数Gfは、一般に、建築物の高さと軒の高さとの平均Hに比例して大きくな り、「都市化が極めて著しい区域」より「極めて平坦で障害物がない区域」のほうが大き くなる。 2 教室に連絡する廊下や階段の床の積載荷重は、実況に応じて計算しない場合、教 室の床の積載荷重と同じ値を用いることができる。 3 閉鎖型の建築物における風力係数は、一般に、その建築物の外圧係数と内圧係数と の差により算定する。 3 地震層せん断力係数の建築物の高さ方向の分布を表す係数Aiは、一般に、建築物 の上階になるほど大きくなり、建築物の設計用一次固有周期Tが長いほど大きくなる。 3 高さ13m以下の建築物において、屋根ふき材については、規定のピーク風力係数を 用いて風圧力の計算をすることができる。 3 建築物の各部の積載荷重は、「床の構造計算をする場合」、「大梁・柱・基礎の構造計 算をする場合」及び「地震力を計算する場合」において、それぞれ異なる値を用いるこ とができる。 4 風圧力における平均風速の高さ方向の分布を表す係数は、一般に、「極めて平坦で 障害物がない区域」より「都市化が極めて著しい区域」のほうが小さい。 4 建築物の地下部分の各部分に作用する地震力は、一般に、当該部分の固定荷重と 積載荷重との和に水平震度を乗じて計算する。 4 多雪区域においては、暴風時又は地震時の荷重を、積雪荷重と組み合わせる必要 がある。 4 一般的な鉄筋コンクリートの単位体積重量は、コンクリートの単位体積重量に、鉄筋に よる重量増分として1kN/㎥を加えた値を用いることができる。 解答 (正解肢2) 解答 (正解肢1) 解答 (正解肢2) 解答 (正解肢2) 解答 (正解肢2) ○ ○ ○ ○ 1 × 積載荷重の大小関係は、実況に応じて計算しない場合、店舗の売場>教室>住宅 の居室である。 1.高さh2の窓ガラスの検討に用いる風圧力の計算においては、ピーク風力係数を考慮す る。 2.高さh1の庇の風圧力は、庇の高さh1のみで検討し、建築物の高さと軒の高さとの平均 Hに影響されない。 3.屋根葺き材に作用する風圧力算定においては、ピーク風力係数を考慮する。 4.速度圧は、その地方における基準風速、地表面粗度区分及び建築物の高さと軒の高 さとの平均Hに影響され、風力係数は建築物の形状に応じて定められている。 1 2 × 風圧力は、速度圧と風力係数で求まり、速度圧は高さの影響を受けるので、設問の高 さの影響も受ける。 ○ 2 ○ 3 2 ○ 3 ○ 4 1 × 地震力の値を変化させる振動特性係数Rtは、設計用一次固有周期Tが長いほど小さ くなる。 2 ○ 3 ○ 4 1 1 × ガスト影響係数Gfは、突風などによる建物の揺れを考慮した係数で、「都市化が極め て著しい区域」より「極めて平坦で障害物がない区域」のほうが小さくなる。 ○ 3 ○ 4 注)類似の選択肢問題は、10色(黄色、緑色、紫色、水色、オレンジ色、薄い黄色、薄い緑色、薄い紫色、薄い水色、薄いオレンジ色)にて分類している。出題問題の図は、手書きとしている。 2 ○ 3 ○ 4 × 教室に連絡する廊下や階段の床の積載荷重は、実況に応じて計算しない場合、教 室の床より大きい、3,500N/㎡以上としなければならない。 ○ 4
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