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「2016 年度ソフトウェア工学分野の研究支援事業に関する委託契約」に関する Q&A
2016 年 2 月 23 日
独立行政法人情報処理推進機構
【Q1】 実用化の範囲として、企業の開発工程で活用する技術も含まれますか。
【A1】 含みます。
【Q2】 研究成果を実用化する企業が 1 社でなく、複数でも構わないのでしょうか。
【A2】 複数企業でも構いません。その場合、企業毎に研究成果の「研究成果の実用化計
画書」
(様式 3)を作成し、提出してください。
【Q3】 研究成果を実用化する企業とは、必ず事務処理要領別添資料 4 による再委託契
約を締結しなければならないのでしょうか。
【A3】 事務処理要領別添資料 4 による再委託契約は、研究の一部を再委託する場合に
必要ですが、研究成果の実用化を担う企業と再委託先が同一である必要はあり
ません。
【Q4】 「研究成果の実用化計画書」(様式 3)に記載する内容について、機密情報は守
られるのでしょうか。
【A4】 提案書類は外部に公開することはありません。事前評価やソフトウェア工学研
究推進委員会では外部有識者が評価、審査のため提案書類を確認しますが、守秘
義務があります。
【Q5】 研究成果の普及のために成果を公開することになっていますが、実用化のため
には機密扱いにしなければならない部分があると思います。その場合、成果の公
開範囲を一部だけにする、公開先の対象を制限するなどは可能でしょうか。
【A5】 実用化に支障がある場合、成果の公開については調整させていただきます。研究
成果の普及のため成果を広く公開する必要があると考えますので、公開先の対
象を制限することは想定しておりません。
【Q6】 人件費と事務経費の賃金は何が違うのでしょうか。
【A6】 人件費は委託研究の従事者である研究メンバーを対象にした費用です。賃金は
研究を補助するために臨時的に雇用したアルバイトの賃金です。人件費につい
ては事務処理要領 9 頁、賃金については同 29 頁の別添資料 2 をご覧ください。
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【Q7】 大学において研究メンバーを雇用する場合、年度途中の雇用となると人材確保
が難しいので、年度単位の雇用が可能な措置はないのでしょうか。
【A7】 ありません。計上ができるのは委託契約期間内に限ります。
【Q8】 旅費交通費は有識者を招聘する場合にも適用できますか。
【A8】 旅費交通費は研究メンバーが対象となりますので、それ以外の方への適用はで
きません。また、委託先で支払う有識者への謝金の中に旅費交通費を含めるこ
ともできません。
【Q9】 経費は契約期間内までに、検収、発注先等への支払を済ませる必要があります
か。
【A9】 検収を含む学内手続きが完了し、額が確定していれば支払が契約期間後になっ
ても構いません。
【Q10】 ソフトウェア工学研究推進委員による進捗確認・指導は委託先の大学で行われ
るのでしょうか、IPA で行われるのでしょうか。
【A10】 担当委員が指定する場所としており、IPA または東京近郊を想定してください。
その際、中間報告、最終報告と同様に旅費交通費の計上が可能です。
【Q11】 申請書類として必要となっている納税証明書は写しでも構わないでしょうか。
【A11】 構いません。
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