平成 28 年 2 月 25 日株式会社三菱東京UFJ銀行台北支店高雄出張所及び三菱東京 UFJ 銀行（中国）有限公司福州支店の同時開設についてひらののぶゆき株式会社三菱東京 UFJ 銀行（頭取平野信行）は、本日、台湾の高雄市に台北支店高雄出張所を開設するとともに、株式会社三菱東京 UFJ 銀行の全額出資子会社である三菱東京 UFJ 銀行ふくしゅう（中国）有限公司においても、中国福建省に福州支店を同時に開設し、営業を開始いたしました。台湾第 2 の都市で、南部に位置する高雄は、アジアでも香港港・シンガポール港・上海港に次ぐ、台湾最大の貿易港を持つ両岸ビジネス※1 の要所で、昨今は積極的な日系企業の誘致を行っております。また、福建省福州は、中国から東南アジア、そしてインド・アフリカ東岸・ヨーロッパまでの地域を繋ぐ中国の国家戦略である「一帯一路」※2 の重要起点に指定され、更に 2015 年 4 月には、自由貿易試験区※3 が設置されていることから、福州市はその省都として更なる発展が期待されています。 ※1：中国大陸と台湾との間のビジネス。 ※2：中国が提唱している、「シルクロード経済ベルト（一帯）」と「21 世紀海上シルクロード（一路）」の構築を目指す新経済圏戦略。新興国中心にインフラ投資を行ないつつ、貿易・投資の自由化を促進。 ※3：貿易・金融の規制緩和等を試験的に実施しているパイロット区。2016 年 2 月現在、中国の上海、天津、広東、福建の 4 ヶ所に設置されている。両都市は地理上隣接し、昨今、中国からの台湾への個人旅行者が急増していることや、台湾からの福建省への企業進出や投資が盛んに行われていることから、今後ますます両岸ビジネスが発展していくものと考えております。当行はこの両岸ビジネスの重要拠点である 2 都市に新たな店舗を同時に開設することで、同地域でのビジネス拡大を志向する日系企業や、両都市への進出を新たにお考えのお客さまなど、様々なニーズにお応えできるよう務めてまいります。《ご参考》福州支店開設後の三菱東京 UFJ 銀行（中国）有限公司の拠点網は以下の通りです。・支店：深圳、上海、大連、北京、天津、無錫、広州、成都、青島、武漢、瀋陽、蘇州、福州（計 13 ヵ所）・出張所：天津濱海、大連経済技術開発区、広州南沙、上海虹橋、北京経済技術開発区、上海自貿試験区（計 6 ヵ所※4） ※4：蘇州常熟は開設設準備中（それを加えると出張所は 7 ヶ所）以上