活動案内 - 日本障害者セーリング協会

特定非営利活動法人
日本障害者セーリング協会
Para-sports Sailing Association of Japan
日本障害者セーリング協会(PSAJ)は 1990 年、
「より多くの人に海の楽しみを伝えたい」という
熱い想いを持ったボランティアによって設立されました。以来、普及振興の枠に止まらず、障害者
セーリングを通じてより良い社会環境を作っていくための様々な活動を実施しています。
セーリングは自然を相手に楽しむスポーツです。自然界は障害があってもなくても平等です。社
会も自然と同様、いかなる環境においても障害者の社会参加を妨げてはなりません。
海で遊んだ分少しだけ社会に貢献する。
本会は障害者への各種セーリング活動支援、制度法制改革のアドボカシー活動、設備環境の改善
への研究開発などを地域加盟団体、ボランティア、そして障害を持つセーラーと共に学び、感じな
がら、障害者と海をつなぐ社会活動に取り組んでいます。
海の社会貢献文化の構築。それこそが私たちの社会的使命と感じています。
【目的】
障害者に対して海洋スポーツ、セーリング支援に関する事業を行い、あわせて海のノーマライゼーショ
ンをはかり、もって障害者の社会参加に寄与することを目的とする。
【活動の基本】
・障害者のセーリングを通じた社会貢献文化の創造増進の活動。
・ボランティアの自主的参加による非営利活動。
・特定のヨットの販売、特定の機器販売等の営利活動は行いません。
・活動を通じて障害者の社会環境の向上、社会参加機会の増加に貢献する。
・活動は全ての障害、障害者も健常者も参加するソーシャルインクルージョン(社会的包容)です。
・豊かな心で、障害者セーリング支援を楽しむ。
【活動参加】
・ヨット経験は問いません。多様な海の障害者支援のボランティアによる活動。
・活動参加は、寄付のほか陸でのアドボカシー、デスクワークや整備、海での介助や一緒にセーリン
グなど多岐に渡ります。活動参加の中で共にセーリングに親しむ方も沢山います。
・個人、法人、団体共に基本はボランティア、活動に賛同し自主的な申し出で共に活動します。
・豊かな心で、まずは PSAJ 事務局に活動参加の連絡を(日本人はチョット不得意?勇気を出して)
取ることで始まります。一緒に活動しましょう、海を支援を楽しみましょう。
【活動案内】
自然は誰にでも平等だ! 障害が原因で行動が狭くなってはいけません。
○セーリングの楽しみを伝える。
共に加盟団体、ボートヨットオーナー個人、ボランティアで情報を共有し実施しています。
・乗降や船上などで日常での介助支援
・障害者セーリング練習支援
・ボート免許取得支援
・行くぞ海に! 体験会、デイ・ロングクルーズ、レース参加、飲み会、バーべキュウ、普及活
動、みんなで一緒にセーリングを楽しむ。
○障害者スポーツ競技の最高峰パラリンピックはじめフェスピック、アジアパラゲーム等の競
技参加支援。
1996 アトランタ、2000 シドニー、2004 アテネ、2012 ロンドンパラリンピックに参加。
強化練習、世界選手権など海外遠征、競技情報提供、選手推薦。
○障害者セーリングの研究、ボランティア、障害者セーリング指導者育成、講習会の開催
○セーリング環境整備のボランティア
パラベースキャンプのトイレ改造、アダプテーションの開発作成、活動使用ヨットの整備など
の支援活動。
○アドボカシ―活動
欠格条項の改定、NPO 法、スポーツ基本法、国連障害者権利条約、障害者差別解消法等の制度
改革、提言、陳情、要請等実施の障害者支援活動。
・小型船舶免許の欠格条項改定活動。
身体の検査でなく試験で判断するようする制度改定活動。
障害が有ってもボート免許の受験が出来るようになる。
その後ボート免許教室向けに障害者対応講習実施。
・研究会開発活動:障害者用海洋設備の研究普及活動。
基準がなく設備が進まないために本会経験と実証試験で
指針を作成。
・障害者用のヨット研究開発。(欠格条項の壁を超えました)
・海の障害者マークの普及活動:施設、ボートヨットなどバリアフリーがわかるように表示。
障害者支援の新たなシ―マンシップ文化の創造です。
国際シンボルマーク(車椅子マーク)使用承認を受け PSAJ が管理運用。
運輸省で菅義偉政務次官(当時)に報告
Illustrated by Tadami
○国際交流
日米障害者セーリング指導者交流(マイアミ)
、東京国際障害者ヨットレース、日中国交正常化3
5周年記念日中友好パラリンピックセーリング交流、東アジアパラリンピックセーリング交流(日、
中、韓、新)
、等々国際交流を実施。
○社会の理解を!講習・講演会
マリン関係者障害者セーリング講習会、障害者対応(差別解消法)講習会、スポーツ研究教育者
向け障害者セーリングセミナー、パラリンピアン、ボランティア、アドボカシー講習の主催や講
師の派遣。
パラリンピアンの講演
○ボランティア顕賞
○各種顕彰(助成)推薦
各地社会福祉協議会顕彰表彰。
都道府県スポーツ顕彰表彰。
障害者スポーツ顕彰表彰。
団体、企業の顕彰表彰。
助成に関する推薦。
【刊行物】
行くぞ、海に!講習開始1周年記念出版
グリーンセーラーズテキスト
改訂 GREEN SAILORS TEXT(編集)
IFDS 機能的クラス分けシステムおよび実施マニュアル(翻訳)
ISAF/IFDS レース運営マニュアル(翻訳)
元気がでるヨットエイドジャパンボラの巻
マリーナ障害者用設備指針
日本の海に合った障害者用ヨットの開発
DEVELOPMENT OF YAJ26 FOR DISABLED PEOPLE UNDER
CIRCUMSTANCE OF THE OCEAN
世界各国における障害者のボート免許制度調査報告
「障害者対応小型船舶免許講習への準備」身体障害者教習安心マニュアル
海外マリーナの事例研究
小型船舶操縦士級昇級試験過去問集(障害者 1 級への道)
障害者セーリングガイドブック
セーリングボランティアテキスト
精神障害者受入ガイドブック
障害者セーリング指導員テキスト
改訂「障害者セーリングガイドブック」
新障害者セーリングガイドブック
【PSAJ 組織図】
特定非営利活動法人日本障害者セーリング協会
Para-sports Sailing Association of Japan(PSAJ)
本部事務局
東京都葛飾区南水元 4-6-2-201
蒲郡パラセーリングベースキャンプ
愛知県蒲郡市港町 19-5
理事会・顧問
委
員 会
支援会員、支援企業
アライアンス、協業、相互協力、相互交流
【加盟団体】 定款会則、会計を持った団体が加盟
加盟会員:加盟団体からの会員。
ネットワーク会員:地域で個々に活動の会員。
【会員構成】
・支援会員
PSAJ 本部の会員。活動支援寄付のボランティア。
会費:年 1 口/10,000 円。
(12 月末で翌年の会費が未納の時は自動退会)
本会役員、委員は支援会員になっていただきます。会報、希望者にメルマガ送付。
・支援企業
活動を支援する企業、団体。
会費:年 1 口/50,000 円。
HP、行事などで企業名表記。会報、希望者にメルマガ送付。
・ネットワーク会員
個人のボランティア、障害者を乗せているオーナー、行事等でボートヨット提供のオーナー又
は本会加盟団体が無い地域か加盟団体に未加入な方。
会費:年 1 口 3,000 円(3 月末で翌年度の会費が未納の時は自動退会)
障害者支援、ボランティア情報の共有。会報、希望者にメルマガ送付。
・加盟会員
加盟団体からの申し出で加入となります。
会費は会報代として年/1,500 円。まとめて加盟団体より振込み。
(3 月末で翌年度の会費が未納の時は自動退会)
情報の共有と行事参加。会報送付。希望者にメルマガ送付。
・加盟団体
趣旨に賛同した団体で、任意の加盟会員15人以上いること。
アライアンス、協業、相互協力、相互協力。
年会費 10,000 円(3 月末で翌年度の会費が未納の時は自動退会)
支援情報の共有と行事開催の支援。会報、メルマガ送付。
【加盟団体】
地域ボランティア団体、セーリング団体、ヨットクラブ、福祉団体、海洋関係団体等、セーリ
ングを通じた海の障害者支援活動に興味が有り本会活動に賛同した団体。
障害者セーリング情報の共有、行事助成事業の協業、全日本大会開催、強化等の相互交流等、
相互協力の関係、共に PSAJ とのアライアンスで活動。
障害程度、セーリング形態、支援は多様、使用ヨットの形式は何でも可、ヨットの所有が無く
ても可。障害者セーリング支援は多様です。
加盟団体の会員メンバーでは申し出で PSAJ 加盟会員となる。
【委員会】
PSAJ の活動は各委員会で実施します。
・総務委員会(事務局)
運営、制度管理、連絡会、事務処理、会員に関わる事項を担う。
・強化委員会
JPC、選手強化、指導員育成、パラリンピックに関わる事項の対応を担う。
・国際委員会
海外連絡、国際交流、翻訳等を担う。
・メディカル委員会
選手健康管理、クラス分け、アンチドーピング等、メディカルに関わる事項を担う。
・社会文化委員会
研究開発部会、提言、陳情、アドボカシー、福祉に関する活動を担う。
・復活対策委員会
2020 年に向けた各種事項に関わること JSAF と連携を担う。
・行事委員会
大会、講習会、懇談会等の行事に係る事項を担う。