平成 27 年度 ボランティアコーディネーター養成研修【基礎編】vol.5 「相談」研修開催要項 1.目 的 「ボランティア」という言葉が人々に広く知られ、その活動者を増やし、活動分野を広げる取り組みが始ま って久しく経ちます。これにつれて、 「ボランティア」についての考え方も多様さを増しています。 このようななか、 「ボランティア」に関する多様な考え方を知り、 「ボランティア」を支えるための多角的な 視点を持ち、柔軟に対応ができるボランティアコーディネーターが求められています。 ボランティアに関する窓口には、暮らしのなかの様々な相談ごとが寄せられます。相談者が語る内容から、 主訴を汲み取り、適当な速さで対応を組み立てていくには、最初の相談場面でどこまで信頼関係を築けるかに かかっているといっても過言ではありません。多くの担当者がこのインテーク場面の重要さを理解しつつも、 ほぼ一対一となる相談場面では、それを客観的に観て、ふりかえり、次に向けたステップアップに結びつける ことが難しいのが現状です。 つきましては、ロールプレイングの手法を用い、相談の受け手自身の特徴をつかみ、その強み、弱みを客観 視し、相談者と迅速に信頼関係を築き、よりよい相談場面づくりに役立てることを目的とし、本研修を開催い たします。 2.主 催:三重県社会福祉協議会 三重県ボランティアセンター 3.開催日時:平成 28 年 3月1日(火) 13:30 ~ 17:00(予定) 4.開催場所:三重県社会福祉会館 2階 大会議室 (津市桜橋 2-131 近鉄・JR津駅より徒歩 8 分程) 5.対 象: ・社会福祉施設、社会福祉協議会、市民活動センター、公共施設(公民館、図書館、博物館、美術館等) 、 企業、学校等でボランティアの受け入れに職務に携わっている方 ・窓口にて相談業務に携われている方 ・ボランティア団体、市民活動団体等に所属し、相談窓口の役割を担われている方 6.定 員:30名 ※先着順とさせていただきます。 7.参加費:無 料 8.講 師 室田 信一 (むろた しんいち)氏 首都大学東京 都市教養学部 准教授 東京都出身。 日本の高校を卒業したのち、 学部と大学院修士課程をニューヨーク市立大学ハンター校で過ごす。 大学院修了後はニューヨーク市内にあるセツルメント Queens Community House にて移民コミュニティのオーガ ナイザーとして勤務し、2005 年に帰国。日本帰国後は活動拠点を大阪に移し、同志社大学大学院に進学。大阪 府社会福祉協議会の社会貢献支援員や大阪府茨木市の NPO にてコミュニティソーシャルワーカーとして勤務。 大阪大学での特別研究員(日本学術振興会・PD)を経て、2012 年 4 月より現職。専門は地域福祉の実践研究や アクション・リサーチ。 NPO 法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン 副代表理事 相模原市社会福祉協議会 地域福祉活動計画推進委員会 委員長 調布市社会福祉協議会 地域福祉活動計画推進委員会 委員長 首都大学東京ボランティアセンター アドバイザー 主な著書・論文 (共著)『問いからはじめる社会福祉学』有斐閣,2016 年. (共著)『生活困窮者自立支援ハンドブック』中央法規,2015 年. (共著)『子どもの貧困/不利/困難を考える I』ミネルヴァ書房,2015 年. (単著)「地域と共に築く多様なセーフティネットのかたち」『ソーシャルワーク研究』2011 年. (単著)「アメリカにおけるコミュニティ・オーガナイザーとはだれか」『日本の地域福祉』2010 年. 9.お申し込み方法と締め切り 別紙参加申込書にご記入後、FAX か E-mail にてお申し込みください。 締め切りは平成 28 年2月23日(火) ※定員に達した場合は、締め切り日以前でも申込受付終了いたします。 10.お申し込み・お問合せ先 社福)三重県社会福祉協議会 三重県ボランティアセンター TEL:059-229-6634 FAX:059-229-6635 E-mail:[email protected] 担当:北出・坂口 11.会 場 三重県社会福祉会館(津市桜橋2-131) (三重県社会福祉協議会 TEL:059-227-5145) 3階 第1研修室 三重県教育文化会館 ファミマ ローソン ↑会場 ※会場ならびにその周辺の駐車場は他の研修等と重なりますと大変混み合います。できる限り公共交通機関をご 利用いただきたくお願い申し上げます。 12.履修証、修了証の発行について 今年度は、各回の開催となりますので、履修証、修了証の発行はありません。 なお、昨年度からの継続受講を希望される方は別途案内をさせていただきますので、上記問い合わせ先まで お知らせください。 以上
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