平成27年度授業改善推進プラン 《体育》 西東京市立住吉小学校

平成27年度授業改善推進プラン 《体育》
西東京市立住吉小学校
●本校の実態を踏まえた学力等に関わる成果と課題
課題
成果
技能面の指導を例年以上に時間を取ることで、技のポ 基本的な基礎体力がまだまだあるとは言えない。授業を離
イントを押さえて活動に取り組むことができた。またそ れても体を動かすことに楽しいと感じ、意欲的に休み時間や
放課後を過ごせるような体力を身につけさせることが重要で
れにより、個々の能力を引き出すことができ、児童一 ある。そのために、授業では、技能を高め児童の意欲や自信
人一人が成果を感じることができた。
を向上させ、基礎的体力を身につけさせる。
●本校の実態を踏まえた学年ごとの課題及び改善策
学年
児童の実態及び指導上の課題
具体的な授業改善策
話をよく聞き、素直に活動を進められる児童がいる 指導の仕方を明確にし、児童が今何をすべきか、明瞭にする。
1年生 一方で、切り替えや安全に活動を進めることが難し 手本となる児童を積極的にとりあげ、意欲的に児童が授業に
2年生
3年生
4年生
5年生
6年生
い児童がいる。
個々の能力が高い児童がいる一方で、体育的活
動に消極的な児童も多い。体を動かす楽しさや、
面白さを十分に味合せ、より積極的に参加できる
全体的に話をよく聞き、活動に対しても意欲的であ
る。グループで相談したり、アドバイスしたりしてお
互いを認め合う雰囲気を大切にしたい。
発言に意欲的な児童がいる一方で、じっと物事を
考えて行動する児童がいる。話し合いにおいて、お
互いの意見を聞き、全員が話進めて課題に取り組
意欲的に活動し、話し合い活動も自然と行える。能
力差やできないことに挑戦する姿勢や工夫につい
て、どのように解決していくか課題が残る。
比較的、意欲を持って活動することができる。また
個々の能力は平均的に高い。一方で話し合い活動
やチームワークなどに課題が残る。
参加できるようにする。
関わりを大切にし、色々な楽しみ方ができるようにする。体力
を上げる活動を定期的に行い、自信を持って参加できるように
していく。
グループ活動を取り入れる。少人数だけでなく、クラス全員が
関わり合い、一人一人の役割や自己肯定感を高められるよう
な指導を心がけていく。
お互いの能力や現時点でのやるべきことを明確にし、チーム
全員の納得した活動を行えるように指導していく。
様々な活動において、問題解決型の学習を取り入れる。多様
な動きを十分に味合せ、児童の気づきを大切にした指導と心
がけていく。
グループ活動を積極的に取り入れるだけでなく、チームでの役
割や考え方など留意する点に配慮した指導を心がけていく。
●学校全体で取り組む内容
体育専科教員を配置することで、系統的に単元指導を行う。児童一人一人の能力を評価するさい、より多くの
教員で判断するため個人の達成感や課題が明確になりやすい。体育朝会や一学級一実践、一校一取り組み
などを行うことで、全体で取り組む課題とクラスで取り組む課題が明確になりり、一人一人の体力向上の目当
てを持ちやすくさせていく。