添付2 - 京都市

仕
様
書
産業観光局農林振興室林業振興課
(担当 細井 222-3346)
委 託 名
平成28年度消防用設備保守点検業務 (山村都市交流の森)
契約期間
平成28年4月1日から平成29年3月31日まで
契約条件
本仕様書は,山村都市交流の森内に設置される消防設備の保守点検を委託するに
あたり,受託者の業務内容を定めるもので,受託者は契約書の他,本仕様書に基づき,
消防用設備機能維持ための業務遂行に努めるものとする。
1 目的
消防設備の保守点検を十分に行うことにより,消防用設備の機能を正常な状態に維
持し,防災体制の確立と消防用設備の円滑な運用を図ることを目的とする。
2 点検対象設備の概要
施設名称
場所
数量,型式等
防火水槽
山村都市交流の森
京都市左京区
センターエリア
花脊八桝町 206
屋外消火栓設備
耐震型 40t 級
エンジン付 11kw 級ポンプ及び消火栓
4基
ポンプ
テラルキョクトウ(株)MKF802-611
発動機
ミツビシ電機(株)SB-JR
3 必要資格
消防法第17条の3第3項に基づき,点検を行う者は,消防設備士免状の交付を受け
ている者又は総務大臣が認める資格を有する者とし,点検作業中は消防設備士免状等
を携帯していること。
4 業務の内容
(1)点検内容
消防法第17条の3第3項及び消防法施行規則第31条の6に基づき,「消防法施
行規則の規定に基づき、消防用設備等又は特殊消防用設備等の種類及び点検内
容に応じて行う点検の期間、点検の方法並びに点検の結果についての報告書の様
式を定める件(平成 18 年消防庁告示第 32 号)」に定めるところにより適正に行うものと
する。
機能点検
1回/6ヶ月
総合点検
1回/1年
なお,点検終了後は,元の状態に復元しておくものとし,機器類は点検と同時に清
掃を行うこと。
(2)業務実施計画
業務の実施にあたり,点検を行う日時,要領,緊急連絡先等を示した実施計画書
を作成し,本市に提出すること。
なお,実施計画に変更の必要があるときは,本市に報告し承認を得るものとする。
また,本市の都合により点検日の変更を命じることがある。この場合,本市は事前に受
託者に連絡するものとする。
(3)業務報告書
受託者は総合点検の実施後,速やかに点検結果報告書を2部作成し,本市管理
者印を押印したものを所轄消防署長に提出すること。また,機能点検の実施後,速や
かに点検結果報告書を1部作成し,本市に提出すること。
5 委託業務の運営
(1)受託者は,大雨及び台風等の災害事態発生時には速やかに対応できるように連
絡体制を整え,本市に報告すること。
(2)受託者は,大雨,台風等により,設備に損傷が生じた場合は直ちに本市へ報告
し,その指示に従わなければならない。
(3)受託者は,労務管理の一切の責任を負うものとし,作業員の勤務について労働基
準法その他関係法令を遵守しなければならない。
(4)業務内容のうち,危険を伴う作業については,作業員に対し常に労働安全衛生上
の指導を行い,適切な管理に努めなければならない。
6 業務上の留意事項
(1)天災等の不可抗力によって業務上支障をきたす損害が生じた場合は,双方協議
するものとする。
(2)受託者は,当該設備の故障がその責に帰すべき事由により生じたものであるとき
は,自己の負担において当該設備を現状に回復しなければならない。
(3)受託業務の履行中において作業員が負傷,その他の損害を受けても本市はその
責を負わないものとする。
7 委託業務の実施
(1)受託者は,当該設備を善良な管理者の注意をもって保守点検すること。
(2)受託者は,当該設備の保守点検において,規定能力が得られない状況となった
場合,本市に報告し意見を求め,指示に従わなければならない。
(4)受託者は,受託業務の内容に記載される業務以外の保守点検を行う場合には,
事前協議を行うこと。
(5)受託者は,作業に際して,山村都市交流の森の施設の利用者及び林内散策者等
に支障を来さないよう配慮しなければならない。
(6)受託者は,作業に際して,火災その他の災害防止に努めなければならない。
(7)点検結果により,管轄の消防署等からの改善命令に基づく補修,改修,部品交換
等が発生した場合については,本市に対し,状況及び改善の内容,必要性等につ
いて適切な説明を行うものとする。
8 委託業務の管理
(1)受託者は,業務の着手前に,着手届,組織表,管理技術者通知書を提出しなけ
ればならない
(2)受託者は,管理の一環として,保守点検等の点検作業の記録及び写真等により,
実施作業内容を明確にしなければならない。
(3)受託者は,点検作業の記録等を適切に保管し,本市がその記録を必要とする場
合は,検査記録等を提出しなければならない。
(4)受託者は,業務完了後,保守点検に関する完了届及び完了写真を提出しなけれ
ばならない。
9 負担区分
本市及び受託者の負担区分は,次のとおりとする。
(1)受託者の負担するもの
ア 事務用品
イ 点検に必要な工具,計測機器等
ウ 保守に必要な消耗部品,材料,油脂等
エ 清掃用品
オ 装着衣品,応急医薬品,その他点検に直接関係のないもの。
(2)本市において負担するもの
受託者の負担するもの以外のもの
10 委託料の支払い方法
(1)半期ごとに,当該期間の業務終了後,契約金額の2分の1の金額を支払うものとす
る。ただし,2分の1の金額に円未満の端数が生じる場合は,前期分に加算して支
払う。
(2)受託者から適法な支払請求書を受理したときから,30日以内に受託者に当該金
額を支払うものとする。
11 その他
(1)本仕様書に定めのない事項については,本市と受託者の協議のうえ定めるものと
する。
(2)受託者は,業務の完了に伴い,本市が保守点検業務を他の第三者と締結した場
合は,本市の求めに応じ,当該第三者との間で業務の引継ぎを行うこと。