平成28年度県政広報誌企画編集業務仕様書

平成28年度県政広報誌企画編集業務仕様書
県政広報誌の概要
1.県政広報誌発行の目的
県政広報誌は、暮らしの中の課題やその解決に向けた県の考え方を県民のみなさんと共有
し、信頼関係のもとに県政運営を進めていくため、各家庭に県政情報を届ける重要な広報媒
体です。生活者の視点と幅広い年齢層を対象にした分かりやすい表現で企画編集を行い、読
者が県政を身近に感じ、課題解決への理解や行動につなげられる、また滋賀の良さを実感で
きるような誌面作りを目指します。
なお、人権施策推進課所管の「ふれあいプラスワン」および森林政策課所管の「琵琶湖森
林づくり県民税ページ」に関する内容も、県政広報誌の一部として作成します。
2.広報誌の体裁
大きさ :A4判(二つ折り・とじなし)
色
:表紙と裏表紙、見開き2ページはフルカラー、他は2色刷(年間同色)
紙 質 :上質紙64g/㎡とする。グリーン購入法に基づく国の「環境物品等の調達の
推進に関する基本方針」における判断基準の総合評価値80以上の用紙を使用
することとし、材料は、リサイクル適性Aランクのものを使用していること。
ページ数:16ページ
3.配布方法
県内全域に新聞折込。新聞未購読者等で希望者には個別に郵送。
県内の公共施設、郵便局、銀行、歯科医院、美容院・理容店、コンビニ、大学、JR琵琶
湖線や近江鉄道などの主要駅、平和堂、イオン等にも配置。
4.発行回数・各号ページ数・部数等
発行回数(年6回)
ページ数
印刷部数
折込部数
5・6月号(5月 15 日発行)
16p
510,000
480,000
7・8月号(7月1日発行)
16p
510,000
480,000
9・10 月号(9月1日発行)
16p
510,000
480,000
11・12 月号(11 月1日発行)
16p
510,000
480,000
1・2月号(1月3日発行)
16p
510,000
480,000
3・4月号(3月1日発行)
16p
510,000
480,000
3,060,000
2,880,000
年間合計部数
※人権意識の高揚を図る内容の「ふれあいプラスワン」
(4ページ・3回)
、琵琶湖森林づくり県民税に関する
内容(4ページ・1回)を含む。
県政広報誌の企画編集業務
1.業務内容
広報誌の各号について、県が提示する編集方針、展開・構成案等の資料に基づき、基本レ
イアウトを提案する。その提案に検討を加え、資料や取材に基づくコピー作成、図表・イラ
スト作成、デザイン処理、写真撮影等により原稿を作成し、校正を行い版下を作成するもの
とする。
2.業務回数
年6回
3.制作スタッフ
制作スタッフとして次の者を規定人数以上置き、各業務を専任で担当すること。また、各
スタッフは1年間を通じて広報誌の企画編集業務を担当すること。編集・校正に関する広報
課からの指示および修正後の確認等への対応は、原則として制作スタッフの責任者が行い、
緊急の事態にも、各スタッフが連絡・対応できるような体制をとること。
・ディレクター 1名
・ライター
2名
・デザイナー
1名
・カメラマン
1名
4.発行までの作業工程(企画編集~印刷~発行)
[発行日の3か月前]
初 旬
広報誌◎月号企画会議
(広報課でテーマアップ、企画の方向性を検討。関係課に情報収集)
中 旬
第1回編集会議
(広報課・テーマ関係課・編集業者で企画検討)
(編集業者作成のラフ案をもとに検討、取材先リストアップ)
[発行日の2か月前]
初 旬~
取材、原稿作成(20日間程度)
15日頃
情報コーナーの資料提供(広報課から編集業者へ Excel データで提供)
初稿提出前の原稿確認(広報課と編集業者で)
20日頃~ 知事コラムの原稿提供(広報課から編集業者へデータで提供)
校正原稿提出(校正作業(3回以上)
)
次月初旬にかけて
[発行日の前月]
初 旬
校正(続き)
、貼り合わせ見本(11部)提出
15日頃
校了、全体の版下完成(データ納品) 、点字翻訳用データ納品
20日頃
色校正、校正終了、ホームページ掲載用データ納品
25日
印刷物納品
◎月1日
発行
(1)編集会議・連絡調整等
・広報課と記事内容担当課が同席する半日単位の編集会議を、1回の発行につき1回以上
開催する。編集会議には必ず各スタッフが出席すること。
・1回の発行につき10日以上、広報課との間で連絡調整が可能であること。
(2)原稿作成(取材・編集・コピー作成・レイアウト・イラスト制作等)
・特集記事については、編集会議に基づき、企画から原稿作成まで委託業者が行う。
・外部の取材対象者および県関係機関等に対して必要な取材活動(日程調整を含む)を行
い、企画の趣旨をふまえた原稿を作成すること。
・取材は原則として企画編集業者が行うものとするが、内容上、企画編集業者が現地で取
材することが望ましくない場合は、広報課で収集した資料等を提供し、これに替える場
合もある。
・イラスト原画はカラーで作成すること。※ホームページはカラーで掲載
・2色刷の面もCMYKプロセスカラーで表現すること。
・最終校正原稿は、校正用の原稿5部および貼り合わせ見本を 11 部作成して提出するこ
と。
(3)校 正
・1回の発行につき、文字校正を3回以上、色校正を1回以上行う。
・県関係機関の校正には原則3日以上の期間を確保すること。
(4)読者プレゼント
・品物は事前に広報課と協議すること。
・広報課が作成した当選者リストに基づき、送付状を同封してプレゼントを発送するこ
と。
(5)外部の取材先への広報誌発送
・記事の作成のために取材協力いただいた外部の方など誌面に掲載した関係者へ、発行日
までに広報誌を送付すること。
5.成果物の納品
(1)広報誌印刷用(下記の他、印刷に必要なデータで代替も可)
ア 完全版下(デジタルデータ)
1部
イ 完全版下のコピー
1部
着色の指示(Y,M,C,BL を%で表示したもの)および印刷に必要なその他の
指示を行い、色や完成のイメージが理解できるよう着色したもの
ウ 写真原稿
一式
必要なトリミングを行い拡大・縮小のパーセンテージを表示
エ イラスト、模型等をポジフィルムに撮影したもの
「ウ」と同様の指示をすること
(2)手話翻訳用データ
(1)アと同程度のもの
一式
一式
(3)完全版下のホームページ掲載用デジタルデータ
一式
文字データはテキスト形式、画像データは JPEG または bitmap で保存したもの
※納品前に広報課ホームページ編集担当者を含めた打合せを行う。
6.成果物の納期
5・6月号を除き、原則として発行前月の15日に完全版下を納品するものとする。年間
スケジュールは下記を予定しているが、変更することがあるのでその都度指示するものとす
る。
原稿(データ)
発行月
ページ数
5・6月号
16
4 月 21 日(木)
5 月 10 日(火)
5 月 15 日(日)
7・8月号
16
6 月 15 日(水)
6 月 24 日(金)
7 月 1 日(金)
9・10 月号
16
8 月 15 日(月)
8 月 25 日(木)
9 月 1 日(木)
11・12 月号
16
10 月 14 日(金)
10 月 25 日(火)
11 月 1 日(火)
1・2月号
16
12 月 15 日(木)
12 月 26 日(月)
1 月 3 日(火)
3・4月号
16
2 月 15 日(水)
2 月 24 日(金)
3 月 1 日(水)
受渡日
印刷物引渡日
折込日
7.その他
(1)秘密の保持
県政広報誌企画編集業務を進めるうえで知り得た情報を、第三者に漏らしたり、他の
目的に利用したりしてはならないこと。
(2)使用言語
企画編集業務全般で使用する言語は日本語であること。
(3)著作権
委託業者により作成された誌面については、県が著作権を有することとし、そのデー
タや写真、イラスト等については、県が作成するウェブサイトやテレビのデータ配信、
印刷物等に自由に使用できるものとする。取材対象者には事前にその旨の了解を得てお
くこと。また、委託業務のために撮影した写真については、誌面で採用した写真以外も、
県の求めがあれば提供すること。