平成27年度 みんなが主役の元気な地域づくりセミナー 開催要綱 1 目 的 近年、経済的困窮や社会的孤立、子どもの貧困や虐待等の社会問題が深刻化する 中、地域における「つながり」「絆」の大切さが見直され、その再構築に向けて、 官民一体となった取り組みが求められています。 本セミナーは、地域が抱える問題や地域のつながりづくりの大切さについて、 地域住民、ボランティア活動者、専門職などの参加者が一緒に考え、官民一体 となった住民主体の元気な地域づくりを進めることを目的に開催します。 2 主 催 社会福祉法人 福岡県社会福祉協議会 3 後 援 福岡県(予定) 4 協 力 福岡県レクリエーション協会(予定) 5 協 賛 株式会社 ハローデイ 6 開 催 日 平成28年2月17日(水) 7 会 場 福岡国際会議場 8 2階 多目的ホール(福岡市博多区石城町2-1) 参加定員 1,000名 9 参加対象 (1)市区町村社会福祉協議会、校区(地区)社会福祉協議会、民生委員児童委員、 老人クラブ、シルバー人材センター、福祉推進員、自治会、公民館等福祉活動 に関わる者 (2)高齢者ふれあい・いきいきサロンの代表者、世話人、ボランティア (3)市区町村行政職員(保健師、地域包括支援センター、福祉事務所、地域福祉 担当課、生涯学習課、社会教育課等) (4)社会福祉施設職員 (5)これから地域福祉活動に関わろうとする者や地域福祉活動に興味のある者 10 参 加 費 無料 11 内 9:30 容 10:10 10:20 受 開 付 会 11:50 講 演 12:50 休 憩 13:20 レクリエ ーション 13:30 場面 転換 15:00 パネルディスカッ ション 閉 会 (1)受付(9時30分~10時10分) (2)開会(10時10分~10時20分) 福岡県社会福祉協議会 (3)講演(10時20分~11時50分) 「2025年に向けた地域づくり~地域でともに暮らす支え合いとは~」 講師 NPO法人全国コミュニティライフサポートセンター 理事長 池田 昌弘 氏 現在、我が国の高齢化は急速に進行し、2025年には4人に1人が75歳 以上となる超高齢社会が到来すると言われており、いわゆる「2025年問題」 として注目されています。 「2025年問題」に向けては、誰もが安心して住み慣れた地域で暮らすこと を目指す「地域包括ケアシステム」の構築が急務とされ、市町村が中心となり、 地域の実情に応じて作り上げていくことになります。そこには、住民や社会福祉 法人、NPO等の多様な主体が参画し、多様なサービスを充実させることにより、 地域の支え合いの体制づくりを推進し、要支援者等に対する効果的かつ効率的な 支援等を可能とする新たな仕組みづくりが求められています。 本講演では、地域において、誰もが安心して暮らすために何が必要か、人と人 との関わりの意識化、ともに暮らすための支え合い活動について考えます。 【講師紹介】 池田氏は、全国社会福祉協議会、栃木県社会福祉協議会、社会福祉法人東北 福祉会「せんだんの杜」副杜長を経て、平成17年から現職。全国コミュニ ティライフサポートセンターは、「誰もが地域で普通に」暮らし続けることの できる地域社会の実現を目指して活動している。 また、国から「新しい東北」先導モデル事業の指定を受け、誰もがなじみ 深い地域で少しでも長く生活を続けていくために、持続可能な「地域包括 ケアシステム」を担う一環として、住民主体による「支え合い活動」 「生きが い仕事」「生活支援サービス」の立ち上げ支援を行っている。 (4)昼食休憩(11時50分~12時50分) (5)レクリエーション(12時50分~13時20分) 福岡県レクリエーション協会 専務理事 佐藤 靖典 地域で実践できるレクリエーションを実演します。 氏(他2名) (6)場面転換・休憩(13時20分~13時30分) (7)パネルディスカッション (13時30分~15時) テーマ「実践!地域の暮らしを支える」 【実践報告①】 はまおう助っ人センター(福岡市博多区) 「はまおう助っ人センター」は、地域住民が地区福祉座談会を経て、平成 25年6月に結成。それぞれできることでお互いに助け合い、支え合うことを 通して、住みよい『よか大浜』づくりをめざしている。活動は、ゴミ出し、 買い物、外出支援、掃除、電球交換、庭木の伐採等を行っている。 また、平成26年7月からは、ご近所どうしの助け合いの仕組みとして、 町内ごとに「助っ人サポーターチーム」も結成している。 【実践報告②】 川瀬北行政区サロン(八女郡広川町) 「川瀬北行政区サロン」は、個人の意見を出し合う「アイデアミーティング」 を行い、困りごとの意見を吸い上げ、買い物支援等を実施。サロン活動の延長 線上として、自分たちのできる範囲で新たな取り組みを行っている。 【実践報告③】 下矢部西部地区社会福祉協議会(熊本県上益城郡山都町) 「下矢部西部地区社会福祉協議会」は、住民の共通の悩みである買い物や 通院・交通手段を解消し、生活の質の維持向上や助け合いや生きがい、楽しみ をこの地域で暮らす人たちにとって大切なことと考え、コミュニティカフェや 買い物支援等を行っている。活動の中でニーズキャッチ(つぶやき拾い)を 行う等、悩みや困りごとが聞きやすい場づくりや、そこで聞いた会話の中に 課題を見つける工夫をし、新たな活動に繋げている。 【コーディネーター】 NPO法人全国コミュニティライフサポートセンター 理事長 池田 昌弘 氏 (8)閉会 12 参加申込 (1)申込方法 別添申込用紙に必要事項をご記入のうえ、FAXまたは郵送で申込みください。 なお、FAXの場合は受信確認の連絡をお願いします。 (2)締切日 平成28年2月3日(水) 13 問い合わせ・申込先 社会福祉法人 福岡県社会福祉協議会 地域福祉部 地域課 担当 岡山 〒816-0804 春日市原町3-1-7 クローバープラザ6階 TEL 092-584-3377/FAX 092-584-3369 14 そ の 他 (1)当日受付で希望者のみ昼食の斡旋販売を行います(税込500円お茶付き)。 弁当については、申込み時に希望があった個数のみ準備しますので、弁当を 購入する場合は、必ず弁当希望欄に○を付けてお申込みください。 (2)会場ロビーにおいて、福岡県の障害者施設で作る心のこもった「まごころ製品 (セルプ商品) 」を販売しますので、是非お立ち寄りください。 (3)大型・マイクロバスを利用する場合は駐車場を確保できますが、一般車両の 駐車場は確保できません。研修会場へは、可能な限り公共交通機関をご利用くだ さい。
© Copyright 2024 ExpyDoc