資料1 検案医確保困難地域の解消について

1
現状
③警察署別・検案件数(H25年度)
多摩検案医の高齢化や不在地域の発生、若い検案医が十分確保できていない
①-1 登録検案医(島しょ除く)※の年齢構成
※N=51
40歳未満
6%
40歳代
11%
80歳
以上
21%
70歳代
12%
60歳代
23%
50歳代
27%
①-2 登録検案医(島しょ除く)※の年齢層
別の検案件数
40歳未
満
3%
※N=51
70歳代
3%
資 料 4
検案医確保困難地域の解消について
80歳以
上
18%
60歳代
27%
40歳代
21%
50歳代
28%
80歳以上の検案医対応件数:1,017件
日野市
225件
②登録検案医確保困難地域・不足状況(H25年度)
地区医師会
西多摩
北多摩
調布市
武蔵野市
三鷹市(大学除)
町田市
東久留米市
八王子市
多摩市
西東京市
小金井市
府中市
稲城市
日野市
立川市
計
検案実施
医師数
5
7
1
4
1
1
1
2
3
1
1
0
0
0
0
27
検案
件数
518
975
29
151
128
382
130
929
234
124
989
0
0
0
0
4,589
(H25年度検案数5,619件)
1人当たり
平均件数
103.6
139.3
29.0
37.8
128.0
382.0
130.0
464.5
78.0
124.0
989.0
多摩中央※
267件
※ 多摩市、稲城市
(警視庁の意見)
「地域によっては検案業務の継続が困難になる可能性あり」
↓登録検案医確保困難地域では大学や周辺医師会が対応
多摩中央署
医師会
多摩
大 学
計
慈恵
1 現在、周辺地区医師会の検案医等が対応している検案医確保困難
地域の検案について、大学への持込による検案へ切り替えを進めていく。
29
253
5
56
343
【参考】その他の警察署別・検案件数(H25年度)
2 調整が必要な事項
(1)現在検案を委託している医師会との調整
(2)大学への持ち込みについて
① 受け入れ先大学の態勢
慈恵・杏林大学
検案・解剖の実施
日野署
府中署
八王子
194 調布
234
小金井
小金井
1
北多摩
33 慈恵
30 慈恵
267
225
青 梅 五日市 福 生 高 尾 八王子 南大沢 町 田 昭 島 立 川
284
78
336
251
356
250
461
168
1
東大和 小金井 武蔵野 三 鷹 調 布 小 平 東村山 田 無 島しょ
218
230
181
251
434
249
375
447
58
2 当面の対応(案)
大学の医師による
府中市
343件
遺体を大学へ搬送
異状
死体
② 搬送方法
第5回東京都死因究明推進協議会(平成27年12月24日開催)
配布資料抜粋・一部修正
多摩地域の検案体制について
◆検案実施医師数が少ない医師会◆
医師会
検案数
実施
医師数
稲城市
0
0
府中市
0
0
日野市
0
0
調布市
0
0
三鷹市
主要実施医師の年齢
96
1 80歳代
東久留米市
100
1 80歳代
西東京市
107
1 80歳代
小金井市
1,059
1 50歳代
町田市
399
3 80歳代
武蔵野市
114
2 50歳代
※大学除く
※3名中、検案数90%以上を1名で実施
※2名中、検案数90%以上を1名で実施
◆東久留米・西東京は、80歳以上の高齢医師1名が担っている。
◆町田市・武蔵野市は複数の医師が検案を行っているものの、検案数の90%以上を医師1名が担っている。
これらの地域が、今後、登録検案医不在地域となった場合、周辺地区の登録検案医の負担がさらに増加する。
検案医が不在となっている日野警察署管内について、
東京慈恵会医科大学の協力を得て法医による検案を開始
(※27年12月から試行的に実施)