(仮)新富士見市民温水プール整備・運営事業 落 札 者 決 定 基

(仮)新富士見市民温水プール整備・運営事業
落 札 者 決 定 基 準
平成 28 年 2 月 19 日
大 津 市
目
次
1 本書の位置付け ······························································ 1
2 落札者決定の手順 ···························································· 2
(1)参加資格審査 ····························································································· 3
(2)基礎審査 ··································································································· 3
(3)加点審査 ··································································································· 3
3 落札者の決定 ································································ 5
別紙 提案内容の審査項目及び評価ポイント ········································ 6
1 本書の位置付け
本書は、大津市(以下「市」という。)が「(仮)新富士見市民温水プール整備・運営事
業」(以下「本事業」という。)を実施する民間事業者(以下「事業者」という。)を募集
及び選定するに当たり、入札参加者を対象に公表する入札説明書と一体のものである。
また、本書は、事業者選定に当たって、入札参加者のうち最も優れた提案を行った者を客
観的に評価し選定するための方法、基準等を示すものである。
1
2 落札者決定の手順
本事業を実施する事業者には、本施設の設計、建設、運営及び維持管理を通じて、効率的・
効果的かつ安定的・継続的なサービスの提供が求めるものである。したがって、事業者の選
定に当っては、入札金額のほか、事業者の有する高度な能力やノウハウ等の入札金額以外の
要素を加えて総合的に評価し落札者を決定する総合評価一般競争入札方式を採用する。
【審査の流れ】
参加表明書、資格審査申請書類の受付
参加資格審査
参加資格要件を満たさない場合
失格
入札書類(入札書、提案書)の受付
基礎審査
基礎審査項目を満たさない場合
失格
加点審査
価格点の算定
技術点の算定
総合評価値の算定
最優秀提案の選定
落札者の決定
2
(1)参加資格審査
市は、資格審査申請書類により、入札説明書に記載した入札参加者が満たすべき参加
資格要件について確認し、確認の結果を入札参加者の代表企業に対し通知する。確認で
きない場合は失格とする。
(2)基礎審査
1)審査方法
市は、入札参加者から提出された入札書類が本書に示す基礎審査項目を満たしている
か否かを審査し、その確認の結果を入札参加者の代表企業に対し通知する。
基礎審査項目について 1 項目でも満たさないことが確認された場合は失格とする。全
ての基礎審査項目を満たしていることが確認された場合、当該入札書類について加点審
査を行う。
【基礎審査項目】
審査対象
共通事項
入札書
事業実施に関する事項
施設整備に関する事項
運営に関する事項
維持管理に関する事項
事業計画に関する事項
審査項目
・提出が求められている書類が揃っていること。
・入札書類全体について、同一事項に対する 2 通り以上の提
案又は提案事項間の齟齬、矛盾等がないこと。
・入札書類全体について、指定された構成(項目の構成、ペ
ージ数制限等)となっていること。
・入札書に記載された入札価格が、予定価格を超えていない
こと。
・各様式(
「様式集」参照)に対して記載された提案の内容が、
要求水準を満たしていること。
・各様式(
「様式集」参照)に対して記載された提案の内容が、
要求水準を満たしていること。
・各様式(
「様式集」参照)に対して記載された提案の内容が、
要求水準を満たしていること。
・各様式(
「様式集」参照)に対して記載された提案の内容が、
要求水準を満たしていること。
・各様式(
「様式集」参照)に対して記載された提案の内容が、
要求水準を満たしていること。
・リスク分担について、入札説明書等で示したリスクの分担
方針との齟齬がないこと。
(3)加点審査
1)審査方法
大津市富士見市民温水プール整備・運営事業審査委員会(以下「審査委員会」という。)
は、事業者から提案された入札価格及び提案内容について、総合的に審査を行う。
入札価格以外の提案内容については、下記3)に従い得点化を行う。また、入札価格
3
については、下記4)に従い得点化を行う。審査委員会は、提案内容の得点及び入札価
格の得点の合計(総合評価値)が最も高い提案を行った入札参加者を最優秀提案者とし
て選定する。なお、総合評価値が同点の場合は、提案内容の得点がより高い提案を行っ
た入札参加者を最優秀提案者とする。提案内容の得点も同点の場合は、複数の最優秀提
案者を選定する。
2)審査項目及び配点
加点審査における審査項目及び配点については、市が本事業に期待する事項の必要性
又は重要性を勘案して設定したものである。
【加点審査における審査項目及び配点】
1
2
3
4
5
6
審査項目
事業実施に関する事項
(1) 事業実施体制
(2) 地域経済への貢献
施設整備に関する事項
(1) 実施体制
(2) 配置計画・外構計画
(3) 施設計画
(4) 動線計画
(5) 諸室計画
(6) 設備計画
(7) 施工計画
運営に関する事項
(1) 実施体制
(2) 運営業務
(3) 自主事業(必須事業)
(4) 自主事業(任意事業)
維持管理に関する事項
(1) 実施体制
(2) 維持管理計画
(3) 修繕計画
事業計画に関する事項
(1) 長期収支の安定性
(2) 資金調達の確実性
(3) リスク管理
入札価格に関する事項
合計
配点
5点
2点
3点
23 点
2点
3点
4点
3点
3点
4点
4点
23 点
5点
8点
7点
3点
9点
3点
3点
3点
10 点
4点
3点
3点
30 点
100 点
対応する様式
-
様式 7-1
様式 7-2
-
様式 8-1
様式 8-2
様式 8-3
様式 8-4
様式 8-5
様式 8-6
様式 8-7
-
様式 9-1
様式 9-2
様式 9-3
様式 9-4
-
様式 10-1
様式 10-2
様式 10-3
-
様式 11-1
様式 11-2
様式 11-3
様式 6
-
3)提案内容の得点化方法
審査委員会は、提案内容について、別紙に示す項目ごとに評価に応じて得点を付与す
る。
4
なお、提案内容の審査項目について、評価の視点ごとに、次の表に示す 5 段階評価に
基づき各委員が個別に評価を行い、その平均値を得点とし、小数点第三位以下を四捨五
入した値を付与する。
評価
A
B
C
D
E
判断基準
当該審査項目について特に秀でて優れている。
AとCの中間程度。
当該審査項目について優れている。
CとEの中間程度。
当該審査項目について優れていると認められない。
得点化方法
配点×1.00
配点×0.75
配点×0.50
配点×0.25
配点×0.00
4)入札価格の得点化方法
入札価格については、提案書に記された現在価値換算後(割引率:4%)の評価価格を
用いて、次の方法により得点を付与する。
ア 入札参加者の中で、最低評価価格となった提案に対し、入札価格に関する配点の
満点(30 点)を付与する。
イ 他の入札参加者の提案については、
最低評価価格との比率により算出する。
なお、
得点は小数点第三位以下を四捨五入した値とする。
(算定式)
入札価格の得点 =
最低評価価格
評価価格
× 30 点
3 落札者の決定
市は、審査委員会の審査結果を踏まえ、落札者を決定する。ただし、審査定委員会が 2 以
上の最優秀提案を選定した場合は、当該最優秀提案者によるくじ引きにより落札者を決定す
る。
5
別紙 提案内容の審査項目及び評価ポイント
審査項目
1 事業実施に関する事項
(1)事業実施体制
(2)地域経済への貢献
2 施設整備に関する事項
配点
評価ポイント
5点
-
ア 本事業の一体的かつ長期的な実施に向けて、効果的に事
業を推進する体制・方策が提案されているか。
2点
イ 市との円滑な協議体制について提案されているか。
ウ その他、事業実施体制について提案されているか。
ア 市内企業の活用、地元産資材の調達等について、優れた
提案がなされているか。
イ 市民の雇用について、優れた提案がなされているか。
3 点 ウ 近隣地域等の活性化について、優れた提案がなされてい
るか。
エ その他、地域経済への貢献について、優れた提案がなさ
れているか。
23 点
(1)実施体制
2点
(2)配置計画・外構計画
3点
(3)施設計画
4点
(4)動線計画
3点
-
ア 業務を円滑に行うための実施体制(業務の分担・連携、
責任の所在、緊急時など)が具体的に計画されているか。
イ 設計・建設を効果的に実施するにあたって、有効かつ具
体的な方法が提案されているか。
ウ その他、実施体制について、優れた提案がなされている
か。
ア 利用者と管理者双方の視点から、安全で利用しやすい工
夫や適切な駐車場等の確保が提案されているか。
イ 近隣住宅への騒音や圧迫感への配慮について、優れた工
夫が提案されているか。
ウ その他、配置計画・外構計画について、優れた提案がな
されているか。
ア 民間の創意工夫を活かし、地域や社会のニーズを踏まえ
た魅力的な施設やサービスが提供できる施設コンセプトが
提案されているか。
イ 立地条件や施設特性を踏まえた耐久性や安全性への工
夫、自然環境を生かした快適性(採光や通風、緑化など)
への工夫が提案されているか。
ウ 周辺環境との調和を踏まえた外観デザイン、本施設にふ
さわしい内観デザインへの工夫が提案されているか。
エ その他、施設計画について、優れた提案がなされている
か。
ア 諸室の配置や動線について、利用形態や様々な利用者の
利便性、安全性を踏まえ、運営方法の効率化とあわせた工
夫が提案されているか。
イ 維持管理(点検や清掃・セキュリティ含む)を踏まえた
施設計画上の工夫が提案されているか。
ウ その他、動線計画について、優れた提案がなされている
か。
6
審査項目
(5)諸室計画
(6)設備計画
(7)施工計画
3 運営に関する事項
(1)実施体制
(2)運営業務
(3)自主事業(必須事業)
配点
評価ポイント
ア 各諸室について、利用者数を踏まえた適切な規模、利用
者の利便性・快適性、運営内容を踏まえた機能性を有した
提案となっているか。
3 点 イ 備品等について、運営内容の充実、利用者の満足度を高
める工夫が提案されているか。
ウ その他、諸室計画について、優れた提案がなされている
か。
ア 機器の選定について、機能性や安全性、メンテナンスの
容易性への工夫が図られているか。
イ 高効率機器や再生エネルギーの採用など、省エネルギー
4点
や地球環境への配慮に積極的な提案がされているか。
ウ その他、設備計画について、優れた提案がなされている
か。
ア 工程計画及び施工計画について、工期遵守のための効果
的な計画が提案されているか。
イ 工事中の安全確保や周辺地域への配慮への取り組みにつ
4点
いて、効果的な工夫が提案されているか。
ウ その他、施工計画について、優れた提案がなされている
か。
23 点
-
ア 運営業務を円滑に行うための実施体制(業務の分担・連
携、責任の所在、適切な人材・人数の配置、明確な指示系
統、緊急時など)が具体的に計画されているか。
5 点 イ サービスの維持・向上にあたって、有効かつ具体的な方
法が提案されているか。
ウ その他、実施体制について、優れた提案がなされている
か。
ア 開館日(300 日以上)
、利用方法や料金体系等について、
利用者の利便性向上を踏まえた提案がされているか。
イ プール利用者の安全確保及び事故防止対策、衛生管理や
水質管理についての工夫が提案されているか。
ウ プールの利用形態・方法について、一般利用の利便性を
8点
高める優れた方策が提案されているか。
エ 運営・管理の効率化を図るための工夫が提案されている
か。
オ その他、利用者の満足度を高める優れた提案がなされて
いるか。
ア プールエリアの提案プログラムについて、幅広い年齢層
や目的・目標に応じた効果的かつ具体的な提案がされてい
るか。
イ 健康増進エリアの運営について、幅広い年齢層や目的・
目標に応じた効果的かつ具体的な提案がされているか。
7点
ウ 利用者のニーズを反映する取り組みについて、具体的に
提案されているか。
エ その他、自主事業(必須事業)について、優れた提案が
なされているか。
7
審査項目
(4)自主事業(任意事業)
4 維持管理に関する事項
(1)実施体制
(2)維持管理計画
(3)修繕計画
5 事業計画に関する事項
(1)長期収支の安定性
(2)資金調達の確実性
(3)リスク管理
配点
評価ポイント
ア 施設全体の利用促進、活性化効果、利便性の向上が期待
できる具体的な提案があるか。
3 点 イ 本事業の事業計画に影響がない提案となっているか。
ウ その他、自主事業(任意事業)について、優れた提案が
なされているか。
9点
-
ア 維持管理業務を円滑に行うための実施体制(業務の分
担・連携、責任の所在、適切な人材の配置、緊急対応など)
が効果的に計画されているか。
3 点 イ サービスの維持・向上にあたって、有効かつ具体的な方
法が提案されているか。
ウ その他、実施体制について、優れた提案がなされている
か。
ア 施設・設備の長寿命化、業務の効率化、コスト削減への
取り組みについて、効果的・具体的な提案がされているか。
イ 利用者が安全・快適に利用できるような取り組みについ
3点
て、積極的に提案されているか。
ウ その他、維持管理計画について、優れた提案がなされて
いるか。
ア 事業終了時の引渡し状態、施設・設備の長寿命化を踏ま
え、効果的な修繕・更新が計画されているか。
イ 事業終了時の引渡しに向けての考え方、市との協議方法
3点
などが具体的に提案されているか。
ウ その他、修繕計画について、優れた提案がなされている
か。
10 点
-
ア SPCの長期収支計画について、優れた提案がなされて
いるか。
イ 不測の事態への対応策について、優れた提案がなされて
4点
いるか。
ウ その他、長期収支の安定性について、優れた提案がなさ
れているか。
ア 資金調達計画について、優れた提案がなされているか。
イ 金融機関による融資の確実性について、優れた提案がな
3点
されているか。
ウ その他、資金調達の確実性について、優れた提案がなさ
れているか。
ア リスク管理の基本的な考え方について、優れた提案がな
されているか。
イ 本事業に伴うリスクの認識と対応策(リスクの内容、負
3点
担者、保険活用等)について、優れた提案がなされている
か。
ウ その他、リスク管理について、優れた提案がなされてい
るか。
8