PDF(53KB) - 加賀市総合サービス

発信元
:
加賀市総合サービス株式会社
石川県加賀市小菅波町一丁目67番地
〒 922-0424
Tel/0761-72-3915 Fax/0761-72-3918
担当:寺井
プレスリ リ ース カ テ ゴ リ ー: 【 決算報告】
2010年 7月 発信
報道関係者各位
加賀市総合サービス(株)の平成21年度の営業報告・決算報告をお知らせいたします。
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営業報告書
【業務の経過及び成果】
1.経過
①平成18年10月2日
会社設立
②平成18年10月から平成19年3月まで事業開始までの準備
③平成19年4月1日 第2期事業開始 (実質の事業開始初年度)
④会社の経営理念
行政サービスの補完団体として「新しい公共空間の実現を目指して」
・民間的経営手法活用により、より質の高い市民サービスを提供する。
・豊かなスキルを持った団塊世代や中高年の能力を活用する。
⑤平成21年4月1日 第4期事業開始
2.実績と成果
創業3年目、公募初年度の経営方針を「地域社会の発展と市民福祉の向上に寄与するとともに自主自立の
精神による新たな事業展開を行う」こととし
①マーケティング手法による新しい公共サービスの提供を図る
②各界・各層と協働、異業種・同業者と連携による管理運営、事業展開推進
③経営効率化、市場、顧客開拓、雇用の安定の持続的な追及
④指定管理制度の問題、課題、とりわけ損益が出た場合の配分方法、修繕等の適切な役割分担と委託料
の積算方法、施設館長・座長の有効な選定、自主事業・委託事業の明確な区分基準、施設と利用者の
実情に配慮した料金や営業時間の見直し
などを具体的な課題、指針として活動してきた。
【部門別営業状況 (損益)】
単位:千円(消費税抜)
区 分
指定管理
売 上 高
375,612
163,377
43,758
11,198
3,179
597,122
▲6.2%
人 件 費
118,818
146,247
45,596
185
33,012
343,857
0.3%
経 費
174,804
3,635
28
5,131
10,781
194,376
▲22.3%
149
755
2,301
13.6%
3,202 - ▲ 38,240
0
-
減価償却費
本部負担金
営業外損益
経常利益
業務受託
1,397 22,602
12,436
4,025 17,206
1,059
派遣業務
自主事業
▲ 5,067
本 部
合 計
前期対比
▲ 2,714
378
1,686
232.9%
162
▲ 2,751
10,610
234.3%
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【部門別営業状況】
1.指定管理施設
・体育施設の利用者数が若干減となったが、他の施設はほぼ前年並み
・今年度より指定管理期間が延長され中長期的な経営方針を重点化
職員の専門性の育成と外部委託の内製化、専門業務の外部委託の長期契約等によりコスト削減効果大
・中期的な営業ツールとして顧客リストの作成と活用、効果的なPR、営業活動の展開
・指定管理業務とは別にソフト事業(市指定事業・自主事業)を全施設で展開
OEK演奏会、アートギャラリー等どの小演奏会、山中座昔話の会、体育施設での昔遊び等の主崔、後援
支援等を基本に積極的に展開
・施設予約システムの稼働、施設公式ホームページと予約システムを連動する形でリニューアル整備の実施
・芸術文化の鑑賞、普及、創造、教育活動を、協働と底辺拡大を命題として推進
・施設のサービス補完事業としてミュージアムグッズ・飲食提供等の業務拡大を図る
・施設老朽化による故障対応
異常の早期発見と初期修繕等の工夫で延命を図る
大修繕・改良が必要なものについては、市当局に強く働きかける
2.受託業務
・受託者側にサービス向上や経営効率化の余地が少なく、労働局の立ち入り調査で偽装請負とならない
よう指導を受ける
・学校給食、保育園の給食調理業務は、市直営の施設に遜色なく、事故もなく安全でおいしい給食を提供
・来年度以降の学校の業務委託計画、保育園統合計画が見直され、市の委託料積算に準じた多種多様な
職員の雇用形態で、安定的な確保が課題
・加賀温泉駅前駐車場の管理と料金収納業務は本部業務として問題なく実施中
3.労働者派遣業務
・学校・保育園の給食調理等、同一事業所への派遣期間の制限、登録型派遣の禁止の法改正が予定され
偽装請負の監督官署からの指導がされている
・給食調理員の代替派遣等一部を残し労働者派遣業務から撤退し、最小限に縮小していく
4.自主事業(企画事業)
・売り手(当社)良し、買い手(お客様)良し、世の中(行政市民)良しの「三方良し」の見極めと、現状に満足
せず失敗を恐れずやってみることを企業理念に掲げ実施
・全ての指定管理施設と文化会館、時には業務受託の施設もフィールドとして、「新しい公共空間」における
「新しい公共サービス」を実践した
・事業企画は年度の区切りを気にせず、公共マーケティング手法を工夫し、継続的、積極的に中期計画を展開
①貸館、保守管理を除く施設の補完・間接的なサービス
②指定管理施設の利用促進を兼ねたイベントの開催
③新しい公共空間を構成する団体、機関、企業との協働、サポーター育成
④経営的に独立した純粋な事業
・菊の湯たまごの他土産品とのパッケージ化や観光事業者との協働商品化、販路の拡大に努めた
・物販事業は、地産へのこだわりで観光客に「思い出作り」となる品揃えで売上向上を目指す
・会館をホームグランドとして舞台芸術や音楽活動は今後も展開
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貸 借 対 照 表
(平成22年3月31日現在)
(金額単位:円)
資産の部
流
現
動
金
・
売
た
預
掛
な
前
卸
払
未
貸
資
収
倒
資
負債の部
産
( 137,213,666
金
112,047,919
)
流
動
負
債
(
買
掛
金
3,771,258
金
918,741
未
払
金
29,337,743
未
産
3,410,873
用
10,169,161
費
用
557,677
未払法人税等
2,945,900
入
金
20,398,456
未払消費税等
17,694,700
引
120,000
産
(
9,309,561
)
固定負債
(
有 形 固 定 資 産
(
7,625,443
)
負債の部合計
(
た
て
資
り
金
)
2,839,144
0 )
66,757,906
)
79,765,321
)
の
4,681,600
建 物 付 属 設 備
2,069,947
株
車 両 ・ 運 搬 具
332,051
資
器
541,845
資 本 剰 余 金
(
(
29,765,321
)
(
29,765,321
)
具
も
預
費
△
定
当
払
金
固
66,757,906
備
品
純資産の部
無 形 固 定 資 産
(
1,616,042
)
ソ
(
1,616,042
)
主
資
本
本
(
金
50,000,000
投資その 他の 資産
68,076
利 益 剰 余 金
その 他 利 益 剰 余
金
繰越利益剰余金
長 期 前 払 費 用
68,076
評価・換算差 額等
(
新 株 予 約 権
(
繰
フ
ト ウ ェ ア
越
資
産
資 産 の 部 合 計
(
0 )
146,523,227
純資産の 部合計
負債・純資産 の部
合
計
0 )
29,765,321
0 )
0 )
79,765,321
146,523,227
損 益 計 算 書
(平成21年4月1日から平成22年3月31日現在)
(金額単位:円)
売上高
利用料収入
100,949,143
事業収入
107,274,558
受託料収入
388,898,178
597,121,879
48,920,272
48,920,272
597,121,879
売上原価
期首たな卸高
商品仕入高
合計
期末たな卸高
1,823,765
50,744,037
3,079,991
47,664,046
売上総利益
549,457,833
販売費及び一般管理費
販売費・一般管理費
540,533,644
540,533,644
営業利益
8,924,189
営業外収益
受取利息割引料
雑収入
40,542
2,028,455
2,068,997
営業外費用
貸倒償却
205,267
雑損失
177,652
382,919
経常利益
10,610,267
特別利益
特別利益
0
0
特別損失
特別損失
0
税引前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
当期純利益
0
10,610,267
3,929,000
3,929,000
6, 681, 267