第 9 回市長定例会見概要 1 地域医療について ・北海道に対して、医師不足の地方病院に対する医師派遣の申入れを行ってきた。今般、自治医 科大学卒業の内科医の派遣が決定した。派遣期間は平成 28 年 4 月からの 1 年間となる。引き 続き医師確保に努力したい。 ・次期病院長となる長島副院長と、地域医療の在り方や名寄センター病院との役割分担、訪問診 療、新改革プランなどの方向性を議論しているところ。現院長には、定年退職後も市立病院に 残って地域医療を支えてほしい旨を伝えている。院長が替わる 4 月以降もしっかりとした体制 で臨んでいく考え。 2 2020 東京オリンピック・パラリンピックホストタウンへの登録について ・北海道では士別市を含む 4 市が登録を受けたところで、非常にうれしく思う。地方創生の戦略 として評価されての一次登録であり、今後、オリンピック・パラリンピックを通して、人的、 経済的、文化的な相互交流を図りながら、地域の活性化に向けて頑張っていきたい。 ・昨年 11 月には台湾に対し、合宿及び観光のプロモーションを行った。本市のこれまでの経験 を活かして、今後具体的にプロモーション活動等を行いながら、国の地方創生加速化交付金の 活用を視野に、実現に向けて努力する考え。 ・交流計画の概要は資料のとおり。 3 次期総合計画の策定方針について ・総合計画については現在の 10 年計画から市長の任期に合わせた期間とすべきだと考えており、 次期総合計画を 8 年計画で考えている。基本構想及び基本計画を 8 年、実行計画を前期 4 年、 展望計画を後期 4 年として策定する方針。 ・策定方針案は別紙のとおり。 4 士別フェアの開催について ・地方創生総合戦略の柱の一つである農業をテーマとした士別フェアを開催する。日頃から 6 次 産業化に取り組んでいる皆さんに参加いただき、旭川イオンモールの「きたキッチン」で 1 月 27 日から 2 月 2 日までの日程で行う。多くの皆様にご来場いただきたい。 5 質疑応答 (1) 2020 東京オリンピック・パラリンピックホストタウンへの登録について ・相手国をなぜ台湾としたのか。 【読売新聞社】 →今日まで、台湾や香港に対して多くのプロモーションを行っている。また、チャイニーズ タイペイウエイトリフティング協会との接点を持っており、加えて、ウエイトリフティン グに関しては、はまなす国体の経験やオリンピアンの輩出、多くの中高生が全道、全国大 会で活躍するなど、活かすべき蓄積が多い。 ・名寄市も一次登録されたが、今後の協力体制などの展開は。 【読売新聞社】 →事前に名寄市と協議等は行っていない。名寄市では既に台湾との子どもたちの交流や経済 交流など、一歩先行している。同じ地域として今後協議して連携を進めていく考え。 ・ホストタウン登録によって本市のウエイトリフティング施設整備計画に変更が生ずるか。 【北 都新聞社】 →施設が老朽化しているため、今後、地方創生加速化交付金の活用などを含めて国に提案す る予定。 ・ホストタウン構想に関して、和寒町・剣淵町との連携の予定は。【北都新聞社】 →国際交流を単独の自治体で行うのは難しい。現在、幌加内町も含め、合宿に限らず多方面 で連携を深めるための協議を進めているところ。 ・士別がホストタウン登録都市に選ばれた理由をどのように考えているか。【朝日新聞社】 →合宿の里推進協議会の活動や、年間延べ 2 万人に及ぶ合宿の受入れ、これまで培った人脈 を含めての歴史が評価されたものと考える。 ・合宿の聖地創造に向けて、オリンピック・パラリンピックを含め、どのようなソフト事業展 開を考えているか。 【朝日新聞社】 →ホストタウン構想ではウエイトリフティングが重点的に扱われるが、陸上やトライアスロ ンなど他の種目も含めて、これまで士別に来ていただいている合宿者を重視しながら、よ り一層の発展をめざす。これまでパラリンピアンによる講演やオリンピックデーランによ るパラリンピアンとの交流もあることから、パラリンピアンの受入れも視野に入れる。こ れまでの経験をさらにステップアップする中で合宿の聖地づくりに力を注ぐ考え。 (2) 地域医療について ・現院長の去就確定はいつごろか。 【北海道新聞社】 →なるべく早く結論をいただくようお願いしている。 ・今回決定した医師派遣のほかに常勤医が増える予定は。【北海道新聞社】 →現時点では確定していない。今後も継続的に招致活動を進める。
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