(様式1) 平 成 28 年 2 月 19 日 つくば市記者会 御中 つくば市科学技術振興部G7推進室 G7茨城・つくば科学技術大臣会合の 議題(アジェンダ)が決定しました! < 項 目 > (あ て は ま る も の す べ て に チ ェ ッ ク ) □イベント・会議等の事前周知依頼 □イベント・会議等の取材依頼 ■イベント会議以外の事業の周知依頼 □参加者募集の告知依頼 全 3 枚( 本 紙 含 む ) □その他( ) <概要> 本 ⽇ ,閣 議 後 の記 者 会 ⾒ において,G7茨 城 ・つくば科 学 技 術 ⼤ ⾂ 会 合 の議 題 (アジェンダ) が,島 尻 科 学 技 術 政 策 担 当 ⼤ ⾂ から以 下 のとおり発 表 されました。 アジェンダの詳 細 については別 紙 をご参 照 ください。 【G7茨 城 ・つくば科 学 技 術 ⼤ ⾂ 会 合 のアジェンダ】 1 Global Health 保健医療と科学技術~最新医療技術開発の促進と地球規模課題の解決を目指して~ 2 Gender and Human Resource Development for STI 次代を担う科学技術イノベーション人材の育成 ~人材の多様性、流動性の確保と女性活躍の拡大に向けて~ 3 Future of the Seas and Oceans 海洋の未来:科学的知見に基づく海洋のガバナンスの確立に向けて 4 Clean Energy 革 新 的 エ ネ ル ギ ー 技 術 開 発 : 2050 年 を 見 据 え た 革 新 的 技 術 の 開 発 、 導 入 に 向 け た 取 組 促進 5 Inclusive Innovation 持続可能な経済成長モデルの構築~格差のない社会を目指して~ 6 Open Science サイエンスの新たな時代の幕開け ~社会全体のイノベーションシステムの強化を目指して~ 別紙 G7 茨城・つくば科学技術⼤⾂会合のアジェンダについて 2016 年 2 ⽉ 19 ⽇ 政策統括官(科学技術・イノベーション担当)付 このたび、本年、5 ⽉ 15 ⽇(⽇)〜17 ⽇(⽕)に茨城県つくば市で開催する「G7 茨城・つく ば科学技術⼤⾂会合」のアジェンダが決定したのでお知らせする。 【アジェンダの設定の考え⽅】 アジェンダの設定は、昨⽇から本⽇にかけて開催されている G サイエンス学術会議会合や科学技 術イノベーション(STI)に関する国際会議等における議論の動向等を踏まえ、SDGs(国連持続可 能な開発⽬標:Sustainable Development Goals)や COP 21(国連気候変動枠組条約第 21 回締 約国会議)をフレームワークとする地球規模課題の解決に向けた国際連携・協調、さらには伊勢志 摩サミットに繋がるよう各国、関係者と調整を進めてきたところである。 このたびのアジェンダの決定を踏まえ、引き続き、各国と課題毎に国際協⼒の枠組みや政策的な 合意内容等について、調整等を⾏っていくこととしている。 【アジェンダについて】 ① Global Health 保健医療と科学技術〜最新医療技術開発の促進と地球規模課題の解決を⽬指して〜 ② Gender and Human Resource Development for STI 次代を担う科学技術イノベーション⼈材の育成 〜⼈材の多様性、流動性の確保と⼥性活躍の拡⼤に向けて〜 ③ Future of the Seas and Oceans 海洋の未来:科学的知⾒に基づく海洋のガバナンスの確⽴に向けて ④ Clean Energy ⾰新的エネルギー技術開発:2050 年を⾒据えた⾰新的技術の開発、導⼊に向けた取組促進 ⑤ Inclusive Innovation 持続可能な経済成⻑モデルの構築〜格差のない社会を⽬指して〜 ⑥ Open Science サイエンスの新たな時代の幕開け〜社会全体のイノベーションシステムの強化を⽬指して〜 上記のうち、③及び④については、昨年ドイツベルリンで開催された G7 科学⼤⾂会合のフォロ ーアップも兼ねて議論を⾏う。 会合に先⽴ち、4 ⽉に SOM(⾼級実務者会合)を開催し、本会合における議論・共同声明を実 務的に準備すべく、議題毎に特筆すべき研究開発課題や国際協⼒の枠組等について議論する。 1 (注) (参考)G サイエンス学術会議会合(2 ⽉ 18 ⽇、19 ⽇) におけるアジェンダについて ① 脳と⼼:脳に関する全世界的な理解・保護・活⽤ ※⼤⾂会合では Global Health において、関連した議論を⾏う。 ② 防災:持続的な開発に向けた災害に対するしなやかさの強化 ※⼤⾂会合では Inclusive Innovation において、防災関連について議論を⾏う。 ③ 科学者育成:将来に向けた優れた科学者の育成 ※⼤⾂会合では Gender and Human Resource Development for STI において、関連し た議論を⾏う。 (注)G サイエンス学術会議 Gサイエンス学術会議は参加各国の学術会議(アカデミー)がサミット参加各国の指導者に向け て政策提⾔を⾏うことを⽬的として開催される科学アカデミー会合。2005 年に発⾜。今回で 11 回⽬の開催となる。 政策提⾔は、会議後に各国との調整を経て世界同⽇付で共同声明として各国指導者に提出される。 ⽇本でも、これまで⽇本学術会議会⻑から総理⼤⾂に⼿交。 【共同声明について】 G7 茨城・つくば科学技術⼤⾂会合で議論した内容については、共同声明として取りまとめ世界 に発信する。 【議⻑国として】 我が国においては、本年 1 ⽉ 22 ⽇に第 5 期科学技術基本計画を閣議決定した。 「科学技術イノベーションは、国内外の持続的かつ包摂的な発展に貢献できるのか。」第 5 期科 学技術基本計画は、その問いかけに応え、⽇本国⺠、ひいては世界の⼈々を、より豊かな未来へと 導く羅針盤となることが求められていることを認識し、ものづくり等の産業分野のみならず、ICT を最⼤限に活⽤することにより、社会の様々な分野に広げ、社会変⾰につなげていく取組「Society 5.0」を打ち出した。 さらに課題先進国として、世界最先端の医療技術の実現による健康⻑寿社会の形成、⼈材の多様 性確保と流動性の促進(⼥性の活躍促進) 、国際的研究ネットワーク構築の強化、インクルーシブ・ イノベーションの推進、オープンサイエンスの推進等を打ち出し、世界規模での協⼒関係の構築に より科学技術イノベーションの国際活動と科学技術外交を戦略的に推進することとしている。 我が国は、議⻑国として、 「Society 5.0」の推進を提唱するとともに、G7 国間の連帯に基づく 国際連携・協調、協⼒体制の枠組を形成し、地球規模課題の解決、世界平和への貢献を果たすこと を⽬指す。 2
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