平成２８年２月１６日株式会社七十七銀行「電子記録債権を活用した一括ファクタリング」の受託について（株式会社ヒロセ）株式会社七十七銀行（頭取氏家照彦）は、株式会社ヒロセ（宮城県仙台市、代表取締役菅井伸一、以下「当社」という。）が導入する「電子記録債権を活用した一括ファクタリング」（以下「一括ファクタリング」という。）を受託しましたのでお知らせいたします。当行は、今後もお客様の幅広いご要望にお応えできるよう、様々な金融サービスの提供に努めてまいります。記１．一括ファクタリングの概要支払企業が仕入先企業に対して発生させた電子記録債権を当行が包括的に買い取り、当行から仕入先企業に対し買取代金を支払う金融サービスです。また、仕入先企業のニーズに応じて、支払期日前の資金化にも対応可能です。なお、電子記録債権の支払期日前の資金化は、手形割引とは異なり、支払企業の信用力に基づいて行われるため、仕入先企業は自社の与信枠を使用せずに資金調達することが可能となります。２．一括ファクタリング導入のメリット支払企業は、支払手形削減により事務負担を軽減できるほか、仕入先企業に対して新たな資金調達手段を提供することとなり、仕入先企業との関係強化が図られます。また、仕入先企業にとっては、受取手形削減により事務負担を軽減できるほか、自社の与信枠を使わない資金調達が可能となります。３．当社概要当社は、昭和２０年創業の靴・履物卸売業者で、ブランドシューズをはじめ、紳士靴、特殊靴（安全靴、衛生長靴、医療用品靴）など多種多様な商品を取り扱い、靴専門店からインターネット販売業者に至るまで幅広い取引先に納品実績があります。当社では手形取引のある取引先約５０社のうち、同意を得た先について、２月から順次一括ファクタリングでの決済を開始しております。以上（参考）一括ファクタリングのスキーム図電子記録債権版一括ファクタリング提供記録機能提供 ⑤電子記録債権買取代金支払債務 ① 債務データの伝送 ② 売掛債権の発生ヒロセ ▼▼ 取引先電子化 (仕入先企業) ▼▼ 電子記録債権 ③電子記録債権の発生 ⑥口座間送金決済（最終期日決済）ヒロセ (支払企業) データ七十七銀行提携三井住友銀行（注）ＳＭＢＣ電子記録電子債権記録 (記録機関) 買取決済情報 ④電子記録債権の譲渡注．本件は株式会社三井住友銀行との提携により、ＳＭＢＣ電子債権記録株式会社の電子記録債権を活用しております。