寄せられたご意見と市の考え方

●北見市過疎地域自立促進市町村計画(案)に対する意見募集の実施結果について
(1)意見募集期間
(2)資料の閲覧場所
平成27年12月21日(月)~平成28年1月20日(水)31日間
・市ホームページ
・市役所、総合支所、支所出張所
(3)意見の提出者数及び件数
等11ヶ所
1名、5件
(4)北見市過疎地域自立促進市町村計画(案)についての意見と市の考え方
項目
意見概要
2.産業の振興~10.
①各種施策の評価や反省、見直し等が
【計画(案)のとおりとします。】
その他地域の自立
行われたのかが不明であり、これがな
本計画(案)は、前計画の点検を踏まえ、
促進に関し必要な
されてから新案を検討するべきではな
達成できなかった事業や引き続き実施すべ
事項
いか。
き事業、今後想定される事業について幅広
過疎地域自立促進特別措置法施行から
く登載しております。
(3)計画
市の考え方
15 年が経過し、社会情勢は変化してお 市では、各種事務事業・施策の評価につい
り、従来の発想では過疎対策の実をあ
ては、行政評価を実施し、適宜見直しなど
げることは困難な時期にあり、早急に
を行っております。
有効な手立てが必要である。
②留辺蘂自治区の「人口減、少子高齢
【計画(案)のとおりとします。】
化」が突出しており、これまでの対策
人口減少・少子高齢化問題は、留辺蘂自治
は全く機能せず、なぜそうなったのか
区のみならず、本市全体の喫緊の課題であ
等の分析がなく、計画の事業内容はお
ると認識しており、今年度中に人口減少や
そまつである。
地域活性化に向けた対応のため地方創生総
自治区のことは自治区に任せ、大胆な
合戦略を策定し、対策を進めてまいります。
施策を先行して実施すべき。
本計画(案)の対象地域である端野・常呂・
留辺蘂の各自治区の施策については、北見
市総合計画を基本に、まちづくり協議会か
らの意見を聴いた上で、緊急度や優先度等
を勘案し、実施しております。
③本案の大半はハード事業で、
「公共施
【計画(案)のとおりとします。】
設マネジメント基本計画」や「地方版
本計画(案)は、まちづくりの最上位に位
総合戦略」との整合性について触れて
置付けられている北見市総合計画をはじめ
いないことは疑問である。
各種個別計画と整合を図りながら策定して
また、ソフト事業についての記述が不
おります。
足しているのではないか。
また、ソフト事業については、現在想定さ
れる事業について登載しておりますが、今
後、事業を追加する必要がある場合は、そ
の都度、本計画を変更いたします。
3.交通通信体系の
④公共交通の取組に将来「廃線」が懸
【計画(案)のとおりとします。】
整備・情報化およ
念される石北線存続のJR対策を加え
JR 石北本線の運行維持については、当地域
び地域間交流の促
るべきではないか。
の振興に不可欠であることから、今後とも
進
関係自治体と連携して、鋭意取り組みを進
めてまいりますが、その対策については、
(3)計画
単に本計画(案)の対象となる3自治区、
ましてや一自治体だけではなく、広域的に
対応していかなければならない課題である
ことから、今後の検討課題とさせていただ
きます。
(提案)
⑤これまでに無い形の「しかけ」と「し
貴重なご意見ありがとうございます。
くみ」が必要であり、以下のとおり提
今後の事業実施にあたって、参考とさせて
案する。
いただきます。
・仮称「自治区地域会議」~若年層を
含む各年代、男女、各界各層に加え、
自治会や老人クラブ等幅広い層にボ
ランティアで出てもらい、現状と課
題、将来予測等を示して、自由に発
言し方向をまとめていく。
その上で、
「市長との懇談会」を経て、
自立促進とその対策を企画する。
・財政の無駄、見直しによる余剰資金
を生みだし、金をかけない運営を行
う。
・自治区長権限を拡大し、一定の予算
を自治区限りの施策に使用できる
「しくみ」を早急につくる。