12 12月園だより 月園だより 月園だより 月園だより

2015 年 12月 1 日
12月園だより
12月園だより
社会福祉法人鎌倉たんぽぽ会
梶原の森たんぽぽ保育
梶原の森たんぽぽ保育園
園
冬の足音が近づいて来ましたね。残り一ヶ月で今年
冬の足音が近づいて来ましたね。残り一ヶ月で今年も終わりです。
も終わりです。
皆様にとって今年はどんな年でしたか。初めて保育園を利用なさった方は、お子様の事が心配で
ハラハラドキドキの毎日であった事かと思います。
反対に年長組保護者の方は、
反対に年長組保護者の方は、小学校
小学校への不安が多かった年だ
への不安が多かった年だと思います。又、お子さんが
への不安が多かった年だ 思います。又、お子さんが
思います。又、お子さんがお友達
と一緒に、心を通わせて作り上げて行く姿に沢山出合われた事と思います。
子どもの成長は、
子どもの成長は、どのお子さん、
どのお子さん、保護者の方にとっても嬉しい事だったと思います。
どのお子さん、保護者の方にとっても嬉しい事だったと思います。
年末年始は、大掃除から始まり、お年玉、おせち料理、お正月の挨拶、お正月遊びなど日本の
風習を、ご家族と一緒に味あう良い機会です。お子さんと一緒に十分楽しんで下さい。
風習を、ご家族と一緒に味あう良い機会です。お子さんと一緒に十分楽しんで下さい。
私達大人は分化を伝承する責任を背負っているのです。
文化の伝承ではありませんが、反対の意味で
文化の伝承ではありませんが、反対の意味で11月末に、三つの悲しい事件を耳にしました。
月末に、三つの悲しい事件を耳にしました。
周りの年長者から教えてもらわなかったのかな?と、残念に思われます。
一番心を痛めたのは、生後十六日の赤ちゃんが、泣いてうるさいので、自分達がゲームをするの
に邪魔となり、ごみ箱に捨て、
に邪魔となり、ごみ箱に捨て、上から箱をかぶせたとこ
上から箱をかぶせたとこ
上から箱をかぶせたところ、様子がおかしくなって救急搬送した
、様子がおかしくなって救急搬送した
が亡くなってしまったと云う事です。
亡くなってしまったと云う事です。
首も座らない赤ちゃんをどうやってゴミ箱に入れたのでしょう
首も座らない赤ちゃんをどうやってゴミ箱に入れたのでしょう。
。
赤ちゃんが泣くのは普通なのにそれも気に入らない
赤ちゃんが泣くのは普通なのにそれも気に入らないのかな
のかな。
お母さんは
お母さんは17歳、お父さんは
歳、お父さんは23歳と云う若い夫婦ですが、こういう
歳、お父さんは
歳と云う若い夫婦ですが、こういう生活経験すら伝えられ
歳と云う若い夫婦ですが、こういう生活経験すら伝えられ
ていないのでしょうか。
ないのでしょうか。 が暗く沈んでしまいます。
ないのでしょうか。心が暗く沈んでしまいます。
赤ちゃんの事件がもう一つありました。
1歳のお姉ちゃんと
姉ちゃんと10
10ヶ月の妹を
ヶ月の妹を10センチの水を張った浴槽に入れたまま、お母さんは外出
センチの水を張った浴槽に入れたまま、お母さんは外出
してしまいました。家に戻ると水位が上昇しており
してしまいました。家に戻ると水位が上昇しており10
10ヶ月のお子さんは亡くなっていた。
ヶ月のお子さんは亡くなっていた。
と云う事件でした。お姉ちゃんが水道のハンドルを下げてしまったのではと
う事件でした。お姉ちゃんが水道のハンドルを下げてしまったのではと
う事件でした。お姉ちゃんが水道のハンドルを下げてしまったのではと云われていました
云われていました
が、1歳児にとっても水は危険なものです。
歳児にとっても水は危険なものです。
歳児にとっても水は危険なものです。洗面器でも水の事故は起こると云われています。
洗面器でも水の事故は起こると云われています。
そう云う大事な事が教えられていないのでしょうか。残念な事です。
3つ目の事件は、高校
つ目の事件は、高校生の事件だったと思いますが、お母さんが自分の話しを聴いてくれず討
つ目の事件は、高校生の事件だったと思いますが、お母さんが自分の話しを聴いてくれず討
論になりお母さんの腹部を蹴っ
お母さんの腹部を蹴って殺してしまった、と云う事件です。
お母さんの腹部を蹴って殺してしまった、と云う事件です。
本人は殴ってはいないと云っているそうですが、ここまですると危ないと考
本人は殴ってはいないと云っているそうですが、ここまですると危ないと 考えられないのかな?
られないのかな?
大好きなお母さんを死に追い込むほどの問題が起こったのでしょうか。
その人が歩んできた人生の中で、「結果だけが大切にされ、
その人が歩んできた人生の中で、「結果だけが大切にされ、自分で考えたり、判断したりする
結果だけが大切にされ、自分で考えたり、判断したりする
ことに、心や、時間をかける事が足りなかったのかな」と思います。
私はお願いしたいと
私はお願いしたいと思います。お母さんの思いとお子さんの思いがくい違って
思います。お母さんの思いとお子さんの思いがくい違って
思います。お母さんの思いとお子さんの思いがくい違ってお子さんが
お子さんがダダ
をこねた時、お母さん一呼吸して優しく「どうしたの。」と聞いてみて下さい。「何で」では駄
目です。
お子さんが話し始めると、「そうか」『そうか』と
お子さんが話し始めると、「そうか」『そうか』と頷いて
頷いて聞いてあげて下さい。
聞いてあげて下さい。
大好きなお母さんがしっかり向き合って下さるので
大好きなお母さんがしっかり向き合って下さるので、お子さんはお母さんに思いを
お子さんはお母さんに思いを
お子さんはお母さんに思いを伝えてくれる
伝えてくれる
と思います。
お子さんの思いがお母さんの考えと違う時は、「あなたの気持ちは良く分かったよ。こうした
かったのね。」「でもお母さんは、こう思うのよ。
かったのね。」「でもお母さんは、こう思うのよ。ちょっと考えてみてね。」と考える時間を
ちょっと考えてみてね。」と考える時間を
保障して上げて下さい。自分で考える時間を取ってみましょう。
それでも納得しなかったら、「分かった。今はできないけど、これがすんだら一緒にやりましょ
れでも納得しなかったら、「分かった。今はできないけど、これがすんだら一緒にやりましょ
う」と妥協策を投げかけて見て下さい。
お母さんの思いだけをぶつけるのではなく、折り合いを付ける経験・考える経験を小さいうち
から取る事が大切だと思います。大人の方も譲る勇気が必要です。
お忙しい毎日でしょうが、
お忙しい毎日でしょうが、堪忍袋
堪忍袋の紐を長く緩めて
紐を長く緩めてみて下さい。
みて下さい。
本当に叱らなければならない時は、
1、人の命、自分の命が脅かされるような状況になる恐れがある時
2、 他人を傷つける行動、言葉を使った時
です。そう考えると叱る回数
です。そう考えると叱る回数がうんと少なくなると思いま
がうんと少なくなると思いま
がうんと少なくなると思います。
子育ても楽になりますよ。
子ども達も考える経験を沢山する事で、本当に考えないといけない時にちゃんと考えられる人
になると思います。
なると思います。
社会の状況から考えると
社会の状況から考えると、指示待ちの人が多く、自分で考えて行動する人が少なくなっている
、指示待ちの人が多く、自分で考えて行動する人が少なくなっている
ように思えます。
に思えます。
自分で考え、判断し、決断できる人になってほしいと思います。
来年は暗い話ではなくでき、明るい嬉しい話しが沢山出来る事を願っています。
・12月6
6日
バザー
・12月15
15日
避難訓練
・12月18
18日
お誕生会
・12月24
24日
クリスマス会
・12月25
25日
森は生きている
ミュージカル観劇(年長のみ)
・12月28
28日
仕事納め
2016
2016年
1月4日
仕事初め
お願い
・保育園も
・保育園も6日間お休みになります。
日間お休みになります。
衣装ケースの中に入っている衣類を一度ご自宅へ
お持ち帰り下さい。
衣装ケースも大掃除したいと思います。
・バザーのチケットをお求めの方は、お手数ですがチケットの裏側に
・バザーのチケットをお求めの方は、お手数ですがチケッ トの裏側に
一枚一枚お名前をお書き下さい。
毎年チケットの落とし物が出ています。
保育のこぼれ話し
・1
1歳児の K 君、毎日パパとママに沢山甘えて過ごしています。
とある
とある土曜日お母さんは出勤になりました。
土曜日お母さんは出勤になりました。
土曜日お母さんは出勤になりました。K 君は一日お父さんと過ごします。
後ろ髪を引かれながらお母さんは一日仕事に行きました。
仕事が終わり K 君の事が心配で足早に家に戻ると K 君はパパとニコニコで遊んで
いました。
いました。ママちょっとがっかり
ママちょっとがっかり
翌日パパが仕事から帰ってくると、
翌日パパが仕事から帰ってくると、K 君は大喜びで玄関に迎えに行きましたが、
何と「ママ、ママ」と口ずさんでいました。
ママはがっかりしてしまいました。「私の存在はたった一日で崩れ去るものな
ママはがっかりしてしまいました。「私の存在はたった一日で崩れ去るものなのだな」
と。・・・
と。・・・その日から
その日から K 君はパパの事をママと呼
君はパパの事をママと呼ぶようになったそうです。
ようになったそうです。
・先日保育園全体で行ったお祭りゴッコの時の出来事です。
年長組が、ウェイトレス・ボーイさんになってお給仕をしました。
N君は任されたお仕事にちょっと疲れたのかお仕事を休んで、廊下でくつろいでいまし
た。
それをお部屋で見ていた2歳児のNさん
それをお部屋で見ていた 歳児のNさん
「あら、あら、どうしたの。コックさん
「あら、あら、どうしたの。コックさん。」と心配そうにのぞいていました。
。」と心配そうにのぞいていました。
給食用の割烹着と帽子をかぶっていた姿がコックさんに見えたのでしょう。
11月28・29日湯河原で神奈川県保育問題協議会主催、保育大学学習会が行われました。
四つの講座に参加しました。それぞれ面白いお話しでした。
一日目午後、「子ども達の笑顔を守るために」と云う標題で、~子ども達の未来と憲法
「美しい国ニッポン」の危うさ~について自由法曹団弁護士高橋由美先生がお話をして下さい
ました。
その中で私が学んだことは、今、論議されている憲法は『国民の人権や自由を国家権力から守
る為につくられたもの」で、「国家が守るもの」と云う事です。
もう一つ、憲法改正は、国会議員の三分の二の同意で発議し、国民投票(有効投票数)で過半数
以上を占めた場合決定されるそうです。
戦争しない国日本を守る為、平和な世界を作る為、核兵器のない世界を作るため次の選挙では
必ず投票に行きましょう。
自分の意見をしっかり国会に反映させましょう。
先生が歌って下さった歌を紹介したいと思います。これは原爆被爆地、広島市立大州中学校
三年生有志が作った詩に、たがだりゅうじさんが曲をつけたものです。(2002 年)
私も本当にそうだと思います。
ね が い
1、 もしも
この頭上に
落とされた物が
無知や偏見から解き放たれて
2、 もしも
この地上に
君は戦うことを
ひびきあうものが
恐怖や憎しみにとらわれないで
4、 もしも
本やノートであったなら
やめるだろう。
爆音でなく
歌の調べであったなら
人は自由の歌を歌うだろう。
3、 もしもこの足もとに植えられたものが
うえや争いにくるしまないで
ミサイルではなく
地雷ではなく小麦の種あったなら
ともにわかちあってくらすだろう。
一つだけねがいかなうならば
戦争捨てて
世界に愛と平和を
この願いかなうまで
わたしたちは歩み続けることを
やめないだろう。
この願いかなうまで
わたしたちは歩み続けることを
やめないだろう。
AHー
AHー
AHー
ー
ー