賃上げ 底上げ 2016国民春闘 を 現 実 大企業はボロもうけを 中小企業・労働者にまわせ アベノミクスで大企業の内部留保は300兆円を超 えるため込みをしています。 しかし、実質賃金は下が り続け、不安定な雇用は増え続けています。中小企業 の廃業も増え、消費も増えず、地域経済は疲弊してい ます。最低賃金1500円をめざして、今すぐ1000円 以上への引き上げなどを実現しましょう。働く人の賃 上げ・底上げと雇用の安定こそが内需拡大につなが り景気回復の近道です。賃金引き上げ・底上げの実現 で、くらしを改善しましょう。 大企業の内部留保と平均賃金 480 467 460 440 420 400 350 461 内部留保・兆円 454 448 444 平均給与・万円 172 171 167 183 439 437 218 228 193206 435 437 242 258 266 268 272 285 300 250 430 412 142 406 200 414 409 408 415 380 360 300 150 100 50 97 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 0 資料:内部留保は、財務省「法人企業統計年報」から資本金10億円以上の金融 ・保険を除く全企業約5000社 平均給与は、国税庁「民間給与実態統計調査」から 「1年を通じて勤務し た給与所得者」の平均 くらしにえがおの 春を迎えよう 全労連・国民春闘共闘委員会 〒113-8462 東京都文京区湯島2-4-4 全労連会館内 TEL(03) 5842-5611 FAX(03) 5842-5620 2016.2 ! ! 反 違 憲法 兆円 5.1 戦争法 は 廃止を 軍事費(当初予算)の推移 5.0 安保 法制 4.98 4.96 4.9 4.6 れ、2016年度当初予算案は初めて5兆円を 4.5 突破し過去最高です。 「海外で戦争できる自衛 0 隊」をめざし兵器を購入する一方で、社会保障 447億円 ■米空母と一体の イージス艦 4.75 4.71 4.7 ■海外侵攻輸送機 オスプレイ (4機) 4.88 安倍政権 発足 4.78 4.8 安倍政権の下で軍事費は、4年連続増額さ 海外で戦争できる 自衛隊めざす装備 5.09 1734億円 ■航続距離のばす 新型空中給油機 231億円 2002 11 12 13 14 ■沖縄新基地など 米軍再編経費 15 16年度 1801億円 SACO(沖縄に関する日米特別行動委員会)・米軍再編関係経費を含 む当初予算。2002年度は安倍政権(第2次)発足前の最高額 費を抑制し、教育、中小企業対策、地方財政な (平和新聞より) ど の 予 算 は 軒 並 み 削 減 。1 7 年 度 は 消 費 税 10%への大増税も計画されています。戦争法 の道は、大軍拡・くらし破壊の道です。 ●過労自殺はこの 年で約 15 10 倍に ●1日6人が過労死・過労自殺 ! ! 労働時間の規制をハカイ 「残業代ゼロ法案」は廃案に 件 1400 1200 1000 過労死・過労自殺の (脳・心臓疾患) (精神障害) 労災申請件数 819 617 600 690 493 400 0 1136 過労死(脳・心臓疾患) 800 200 過労自殺は 増え続けている 155 212 265 816 742 341 447 869 938 952 931 819 889 802 己責任」制度の導入をねらい、 1257 1272 898 代ゼロで働かせ放題、過労死自 842 労働基準法を改悪しようとして います。さらに解雇自由化法も 狙っています。これ以上の働く 784 763 ルールの規制緩和はもうごめ 767 656 524 927 1181 1409 安倍政権は今国会で「残業 1456 んです。労働法制改悪をストッ 過労死は高止まり プさせましょう。安定した雇用と 過労自殺(精神障害) 労働時間の短縮、生活できる賃 金、誇りをもって働ける職場を 1999 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14年度 出典:厚生労働省「脳・心臓疾患と精神障害の労災補償状況」 ※死亡事案以外を含む 実現しましょう。 学生アルバイトのトラブル経験 ―労働基準関係法令違反のおそれがあるもの― 13.6% 準備や片付けの時間に賃金が支払われなかった なくそうブラック企業 働くルールの確立を 8.8% 1日に労働時間が6時間を超えても休憩時間がなかった 実際に働いた時間の管理がされていない (例えばタイムカードに打刻した後に働かされたなど) 7.6% 時間外労働や休日労働、深夜労働について、 割増賃金が支払われなかった 5.4% 5.3% 賃金が支払われなかった(残業分) ※厚生労働省「大学生等に対するアルバイトに関す る意識等調査結果について」 (2015年11月) より 0 5 10 15% 給料や残業代が払われない、過労死するほどの長時間労 ラック化」を招いている実態もあります。声を上げて、働く 働の強制、休憩時間もなく休みなしで働かせるワンオペな ルールを定めた労働法の規制強化を求めましょう。労働組合 ど、ブラック企業が横行しています。 に入ってブラック企業をなくしましょう。 労働法は守られず、心身ともに疲れ果てながら働いている 人は大勢います。学生アルバイトの調査では60%の人が労 働条件でトラブルがあったとの報告もあります。 また、バス事故に見られるように、規制緩和が「業界のブ ●困ったことがあったら相談して下さい 労働相談 ホットライン 0120-378-060 最寄りの労働センターにつながります
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