2月号(裏面)

こころの鬼退治 思いやりの心をまきましょう
2 月 3 日は,節分です。この日は「追な」と呼ばれ,豆をまいて鬼を追い払
い,福を招き入れる行事が広く行われます。日本の伝統行事である節分の日の
豆まきを伝えてほしいものです。最近は,巻きずしを丸かぶりするのが,すっ
かり文化として定着しているようですが…。
心の中にいる邪気,悪い鬼を追い出し,福(やさしい心・思いやりの心)を招
き入れましょう。そこで,みんなで「やさしい言葉」や「感謝の言葉」を伝え
る「ありがとう」の豆まきをしましょう。
学校で見かける「ありがとう」を紹介します。職員室に鍵を返しに来たとき
「ありがとうございました」と一言添えていました。教室の床にえんぴつが落
ちていたのを友だちに拾ってもらって「ありがとう」と感謝をして受け取って
いました。掃除の時間,掃除を手伝った時に「ありがとう」とお礼を言っても
らいました。行事で地域の皆さん一緒に活動を行った時に,子どもたちは,気
持ちを込めて「ありがとうございました」と,お礼を言っていました。学校の
中で「ありがとう」の言葉があふれるといいですね。
感謝の気持ちを伝える「ありがとう」の言葉を心の中にいっぱい蓄えましょ
う。家庭でも「ありがとう」をいろいろな場面で使ってください。まず,家族
で「ありがとう」を使い慣れてください。
「ありがとう」の反対の言葉をご存じですか。それは「あたりまえ」だそう
です。毎日の仕事や家事など当たり前と思っていることに「ありがとう」の感
謝の気持ちをもって,一番親しい家族であってもお互いに言葉に出して感謝の
気持ちを伝えてください。親の姿を見て子どもは育ちます。
「ありがとう」のシャワーでやさしい心が育ちます。
「あいさつ」の花を咲かせましょう
今,「あいさつ運動」を実施しています。毎朝,早くから「あいさつ運動」の当番
の子どもたち(代表委員・6 年生・5 年生・4 年生)が,担当の先生たちと元気に登
校してくる子どもたちに「おはようございます」とあいさつをしてくれています。
そんな,「あいさつ運動」の当番の子どもたちのがんばりのおかげで,小学校に
「あいさつ」の花が元気よく咲いています。
あいさつは,心にエネルギーを与える「魔法の言葉」です。しかし,面した人にあ
いさつされないと「自分への敵意」を感じるそうです。笑顔とあいさつは,心と心
をつなぎ,人を幸せにします。
あいさつは「○
あいてより ○
いつも さ
○きに つ
○たえる言葉」です。家庭で「あい
さつ」の花をたくさん咲かせてください。