慶應義塾大学看護医療学部【生物】解答例 〔Ⅰ〕 問1 A−46 B−1 C−三 D−4 E−100 問2 ⑴ 遺伝子発現の調節の際,選択的スプライシングで遺伝子産物の 種類を増やすと共に,それらの修飾や局在化,相互作用が起こる。 ⑵ あ−e い−c 問3 ⑴ F−脳 う−b え−d お−a G−直立二足歩行 H−眼窩上隆起,あご などから1つ ⑵ オ ⑶ 4 問4 ⑴ a−オ ⑵ b−ク c−ウ d−イ e−ア ヒト・インスリン遺伝子の mRNA から逆転写して得られた cDNA はイントロン部分を含まない。これを導入すればスプライ シングをしない大腸菌でも正常な遺伝子産物を合成できるため。 ⑶ ア 問5 Ⅰ−お Ⅱ−い 問6 ⑴ 兄弟姉妹−2 Ⅲ−え Ⅳ−う いとこ−8 ⑵ 4 ⑶ いとこ−6 兄弟姉妹−25 Ⅴ−あ 〔Ⅱ〕 問1 あ−F い−D う−G え−P お−N か−H き−R く−L け−Q こ−K さ−O 問2 ⑴ 亜型−A型H3 理由−発症直後は抗体量が少ないためA型H3を無効にでき ず赤血球が凝集するが,同じ希釈率でも回復期には抗体量 が多いため凝集しない。 ⑵ 低温の 4 ℃ではノイラミニダーゼが活性を示さず,ウイルスに よる凝集の原因である赤血球表面の糖鎖を切断できなかった。 問3 ⑴ ワクチンの接種後に体内で免疫応答が起こり,免疫記憶細胞が つくられる。このため,同じウイルスが体内に侵入すると,二次 応答が起こり,素早く大量に抗体が産生されるから。 ⑵ h ⑶ 利根川 進 ⑷ f 問4 ⑴ 競争的阻害 ⑵ 残基番号− 274 変異前 − ヒスチジン( His ) 変異後 − チロシン( Tyr ) 〔Ⅲ〕 問1 ⑴ 優占種 ⑵ お 問2 ⑴ 比 率−細胞 X:細胞Y=1:3 計算式− 細胞Xは 1 分子のグルコースに対して 6 分子の二酸化炭素 を,細胞Yは 2 分子の二酸化炭素を生成する。よって,細胞 X が x 分子のグルコースを消費したとすると,二酸化炭素に ついて次の式が成り立つ。 6x+2(4x)=12 これより,細胞 X は 1 分子,細胞Yは 41=3 分子のグル コースを消費したことがわかる。 ⑵ 44 問3 ⑴ ダイズ−根粒菌が窒素固定により合成したNH4+を受け取り,窒 素同化に利用する。 根粒菌−ダイズが光合成により合成した有機物を受け取る。 ⑵ 寄生 問4 ⑴ あ,お ⑵ い 問5 あ−種小 い−二名 う−古細菌 え−化学合成 問6 ⑴ (細胞内)共生説 ⑵ 核ゲノムとは異なる,ミトコンドリア独自のゲノム DNA をも ち,半自律的に分裂・増殖する。 内外で構造の異なる二重膜をもち,内膜はαプロテオバクテ リアの細胞膜由来,外膜は真核細胞の細胞膜由来である。
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