2月12日の基準価額の下落について

2016 年 2 月 12 日
受益者の皆様へ
DIAMアセットマネジメント株式会社
当社ファンドの基準価額下落について
当社の設定するファンドのうち別紙のファンドの基準価額が大きく下落いたしましたので、お知らせ
いたします。
1. 市況の動向
(1)中国株式
2月11日の香港株式市場は大きく下落しました。中国の景気は依然として低調な状況が続き、投資家
心理が悪化したことに加え、世界的な株安基調に拍車がかかり、旧正月休み明けの香港市場は連れ安を
余儀なくされる展開となりました。また、休日期間中に香港において反政府デモが起き、警官隊との衝
突が報道されたことから、政治面での不透明感も嫌気されました。
終値
指数
(2 月 11 日)
2 月 5 日比
騰落率
ハンセン中国企業株指数(H 株指数)
7,657.92
▲ 396.95
▲ 4.93%
ハンセン中国レッドチップ指数
3,273.30
▲ 130.18
▲ 3.82%
※1 基準価額への反映を考慮して2月11日の値および5日比の騰落率を表示しております。
※2 Bloomberg のデータを基にDIAMアセットマネジメント作成。
当資料は5枚ものです。P.5の「当資料のお取扱いについてのご注意」をご確認ください。
商号等 : DIAMアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第324号
加入協会:一般社団法人投資信託協会
一般社団法人日本投資顧問業協会
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(2)国内株式
2 月 12 日の国内株式市場は大きく下落しました。10 日に行われた米国議会において FRB(米連邦準備
理事会)のイエレン議長が追加利上げ時期の先送りの可能性を示唆したことから、為替市場ではドル売
り円買いの動きが急速に強まりました。更に翌 11 日は、日本が休日で取引が少なかったことが円高ト
レンドに拍車を掛ける形となり、海外市場でドル/円相場は一時 1 ドル=110 円台を付けました。このよ
うなことから、12 日も投資家のリスク回避姿勢は収まらず国内株式市場は全面的に売られる展開となり、
日経平均株価の終値は前営業日比 760.78 円安の 14,952.61 円となり、2014 年 10 月以来約 1 年 4 カ月ぶ
りに 15,000 円を下回りました。
終値
指数
2 月 10 日比
騰落率
14,952.61
▲ 760.78
▲ 4.84%
1,196.28
▲ 68.68
▲ 5.43%
10,780.40
▲ 636.16
▲ 5.57%
(2 月 12 日)
日経平均株価
東証株価指数(TOPIX)
JPX 日経インデックス 400
※ Bloomberg のデータを基にDIAMアセットマネジメント作成。
2.今後の見通し
(1)中国株式
足元の中国景気については生産活動が弱い状況が続いていますが、住宅市況についてはこれまでの金
融緩和が奏功し回復傾向にあります。また、中国は豊富な外貨準備高に代表されるように政策発動に必
要な資金を十分に有しているほか、金融緩和余地も大きく、今後も必要に応じて各種政策が発動される
ことが想定され、景気や株式市場を下支えすることが期待されます。一方で人民元や先進国株式市場の
動向は攪乱要因になり得るため、今後も状況を注視していく必要があります。今回の株式市場の下落で
割安感が強まってきた銘柄も多数出てきていることから、今後も優良銘柄組入れの好機と捉えて運用に
臨む方針です。
(2)国内株式
今後の国内株式市場は、引き続き世界経済の先行き不透明感を背景とした投資家のリスク回避姿勢が
続く中で、不安定な展開が続く可能性があると考えます。中国経済の減速や原油価格の下落、地政学リ
スクの高まりなどの波乱要素の他、米国の追加利上げを巡る見通しも混乱要因となっており、今後も経
済指標等が発表される度に市場が大きく変動する可能性があります。また、新興国市場やクレジット市
当資料は5枚ものです。P.5の「当資料のお取扱いについてのご注意」をご確認ください。
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場において混乱が生じるリスクも想定されます。
一方で、政府や日銀が円高を牽制する動きを見せ始めており、また 2 月下旬に予定されている G20(財
務相・中央銀行総裁会議)において市場の混乱に対して協調的に対応策が打ち出される期待もあり、円
高や株式市場の下落基調に一定の歯止めが掛かる可能性があると見ています。国内株式市場は、暫くは
外部要因に左右され変動幅の大きい不安定な動きが続く可能性がありますが、年明け以降の株式市場の
下落によって割安感が強まっていることもあり、投資家の過度なリスク回避姿勢が一服し、国内企業の
業績の堅調さや株主還元姿勢の変化などが改めて意識されるようになれば、再び堅調な地合いに回帰し
ていくと予想します。
以
※
上
前記の市場の動向は、過去の実績であり将来の運用成果等をお約束するものではありません。また、今後の見通し
は、作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等により変更される場合があります。
※
ハンセン中国企業株指数(H 株指数)及びハンセン中国レッドチップ指数に関する著作権等の知的財産その他一切
の権利は Hang Seng Indexes Company Limited に帰属します。
※
日経平均株価(日経平均)は、株式会社日本経済新聞社によって独自に開発された手法によって算出される著作物
であり、株式会社日本経済新聞社は、日経平均自体及び日経平均を算定する手法に対して、著作権その他一切の知的財
産権を有します。本商品は、DIAMアセットマネジメント株式会社の責任のもとで組成・運用されるものであり、株
式会社日本経済新聞社は、本商品を保証するものではなく、本商品に関して一切の責任を負いません。
※
東証株価指数(TOPIX)は、株式会社東京証券取引所(㈱東京証券取引所)の知的財産であり、指数の算出、指数
値の公表、利用など同指数に関するすべての権利は、㈱東京証券取引所が有しています。なお、本商品は、㈱東京証券
取引所により提供、保証又は販売されるものではなく、㈱東京証券取引所は、ファンドの発行又は売買に起因するいか
なる損害に対しても、責任を有しません。
※ 「JPX 日経インデックス 400」は、株式会社日本取引所グループ及び株式会社東京証券取引所(以下、総称して「JPX
グループ」という。
)並びに株式会社日本経済新聞社(以下、
「日経」という。)によって独自に開発された手法によっ
て算出される著作物であり、
「JPX グループ」及び「日経」は、
「JPX 日経インデックス 400」自体及び「JPX 日経インデ
ックス 400」を算定する手法に対して、著作権その他一切の知的財産権を有します。本商品は、DIAMアセットマネ
ジメント株式会社の責任のもとで運用されるものであり、
「JPX グループ」及び「日経」は、その運用及び本商品の取
引に関して、一切の責任を負いません。「JPX グループ」及び「日経」は、「JPX 日経インデックス 400」を継続的に公
表する義務を負うものではなく、公表の誤謬、遅延又は中断に関して、責任を負いません。
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(別紙)
ファンド名
基準価額(円)
DIAM新興市場日本株ファンド
2 月 10 日比(円)
下落率
31,486
▲ 2,696
▲ 7.89%
8,857
▲ 756
▲ 7.86%
14,688
▲ 1,092
▲ 6.92%
新日鉄住金グループ株式オープン
3,899
▲ 284
▲ 6.79%
IBJITMジャパン・セレクション
7,399
▲ 518
▲ 6.54%
DIAMジャパン・セレクション<DC年金>
14,204
▲ 994
▲ 6.54%
DIAM中国関連株オープン
14,239
▲ 958
▲ 6.30%
証券ジャパン日本株オープン
17,882
▲ 1,187
▲ 6.22%
DIAMジャパン
10,998
▲ 729
▲ 6.22%
DIAM新興企業日本株ファンド
10,164
▲ 670
▲ 6.18%
DIAM国内株オープン
11,994
▲ 788
▲ 6.16%
DIAMニッポン新産業革命ファンド
16,867
▲ 1,101
▲ 6.13%
7,403
▲ 483
▲ 6.12%
ハイブリッド・セレクション
13,801
▲ 900
▲ 6.12%
DIAM日本株式オープン<DC年金>
11,235
▲ 731
▲ 6.11%
みずほ日本株アクティブ・オープン
9,303
▲ 585
▲ 5.92%
日本経済『大転換』ファンド
7,661
▲ 466
▲ 5.73%
11,793
▲ 708
▲ 5.66%
JPX日経400ノーロードオープン
9,401
▲ 557
▲ 5.59%
DIAM日本経済成長戦略ファンド
7,681
▲ 455
▲ 5.59%
JPX日経400インデックスファンド
10,616
▲ 628
▲ 5.59%
9,459
▲ 559
▲ 5.58%
DIAM割安日本株ファンド
11,331
▲ 664
▲ 5.54%
ニュー・ブルーチップ・セレクション
12,347
▲ 713
▲ 5.46%
DIAM国内株式パッシブ・ファンド
16,618
▲ 959
▲ 5.46%
DIAM国内株式インデックスファンド<DC年金>
17,641
▲ 1,015
▲ 5.44%
8,589
▲ 494
▲ 5.44%
DIAM新興企業日本株オープン米ドル型
DIAMアジア関連日本株ファンド
DL日本株式オープン
DIAM成長株オープン
DIAM割安日本株ファンド(年1回決算型)
DIAM DC 国内株式インデックスファンド
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[お申込みに際しての留意事項]
●投資信託に係るリスクについて
投資信託は、主に国内外の株式・公社債および不動産投信(リート)等の値動きのある証券を投資対象とし投資元本が
保証されていないため、当該資産の市場における取引価格の変動や為替の変動等により投資一単位当たりの価値が
変動します。従ってお客様のご投資された金額を下回ることもあります。
また、投資信託は、個別の投資信託毎に投資対象資産の種類や投資制限、取引市場、投資対象国等が異なることか
ら、リスクの内容や性質が異なりますので、ご投資に当たっては投資信託説明書(交付目論見書)をよくご覧下さい。
●投資信託に係る費用について
ご投資頂くお客様には以下の費用をご負担いただきます。
■ お客様が直接的に負担する費用
購入時手数料:
上限 3.78%(税込)
信託財産留保額:
上限 0.5%
■ お客様が信託財産で間接的に負担する費用
運用管理費用(信託報酬):
上限 年率 2.6824%(税込)
■ その他費用・手数料
上記以外に保有期間等に応じてご負担頂く費用があります。
投資信託説明書(交付目論見書)等でご確認下さい。
※ 上記に記載しているリスクや費用項目につきましては、一般的な投資信託を想定しております。費用の料率につ
きましては、DIAMアセットマネジメント株式会社が運用するすべての投資信託のうち、徴収する夫々の費用にお
ける最高の料率を記載しております。
※ 税法が改正された場合等には、税込手数料等が変更となることがあります。
[当資料のお取扱いについてのご注意]
○当資料は、DIAMアセットマネジメント株式会社が作成したものです。
○当資料は情報提供を目的とするものであり、投資家に対する投資勧誘を目的とするものではありません。
○投資信託は、株式・債券および不動産投信(リート)等の値動きのある有価証券(外貨建資産には為替リスクもあります)に
投資をしますので、市場環境、組入有価証券の発行者に係る信用状況等の変化により基準価額は変動します。このため、
購入金額について元本保証および利回り保証のいずれもありません。
○当資料は、DIAMアセットマネジメント株式会社が信頼できると判断したデータにより作成しておりますが、その内容の完
全性、正確性について、同社が保証するものではありません。また掲載データは過去の実績であり、将来の運用成果を
保証するものではありません。
○当資料における内容は作成時点(2016 年 2 月 12 日)のものであり、今後予告なく変更される場合があります。
投資信託は
1.預金等や保険契約ではありません。また、預金保険機構および保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。加
えて証券会社を通して購入していない場合には投資者保護基金の対象にもなりません。
2.購入金額については元本保証および利回り保証のいずれもありません。
3.投資した資産の価値が減少して購入金額を下回る場合がありますが、これによる損失は購入者が負担することとなりま
す。
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