資料8-1 和光市人口ビジョン(案)について Ø 人口ビジョンでは、本市における人口の現状を分析し、人口に関する認識の共有化を図ったうえで、 今後目指すべき将来の方向と人口の将来展望を検討・提示します。 Ø 人口の現状分析のための基礎データの整理や分析方法については、国の作成した「『地方人口ビジ ョン』及び『地方版総合戦略』の策定に向けた人口動向分析・将来人口推計について」に基づき、 現在作業を進めています。(今日は、作業途中のビジョン構成案をお示ししています。) 主な掲載内容(想定案) <人口と現状の動向> ・ 本市の人口は、昭和 50 年より一貫して増加を続けています。近隣市(朝霞市、新座市、志木市 等と比べて、平成 22 年時点での人口増加率は最も高くなっています。 ・ 年齢区分別にみると、0~14 歳(年少人口)、15~64 歳(生産年齢人口)は、平成 23 年から 平成 27 年にかけて減少しています。 ・ 平成 25 年は転出超過でしたが、平成 26 年には転入超過に転じています。転入・転出率は近隣 市と比較して大きく、人口移動が著しいといえます。 <将来人口の推計> ・ 国立社会保障・人口問題研究所の推計によれば、市の総人口は 2030(平成 42 年)まで増加 を続け、その後減少に転じますが、2050(平成 62)年までは 2010(平成 22)年の人口を上回る と推計されています。また、今後、高齢化が加速すると推計されています。 ・ 本ビジョンでは、人口の社会増減(転入・転出)に係る仮定値や、人口の自然増減(出生・死亡) に係る仮定値について、複数のパターンを設定し、シミュレーションを行っていきます。 <将来人口の推計> ・ 市内の事業所数や就業人口等の基礎データを用いて、産業構造等の現況を明らかにします。 <人口動態および少子高齢化の影響に関する考察> ・ 「都市基盤」「教育・文化・交流」「保健・福祉・医療」「生活・環境・産業」「財政」など、市民の生活 に係るさまざまな分野における人口動態の影響を考察します。 <人口展望> ・ 5月に実施している「市民意識調査」の結果等も踏まえ、今後目指すべき将来の方向と人口の将 来展望を提示します。
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