平成27年度 働き方・休み方改革 取組事例 働き方・休み方改革シンポジウム (北海道)配布資料 株式会社エスプランニング 会社紹介 株式会社エスプランニング 札幌市中央区 ソフトウェア開発 (受託開発7割、特定派遣2割、自社開発1割) 従業員18名(うち女性3名) 平均年齢 33歳 2 働き方・休み方改革取組 のきっかけ 3 社長自身の起業の動機 「ソフトウェア開発=ブラックな職場」 という印象を変えたい 4 従業員のプライベート充実 よりクリエイティブな仕事に 面白いものを作るためには、従業員自身が 色々な経験をして、広い視野を持つべき 5 具体的な対策 6 = エスプランニングが 具体的に取り組んでいること 当たり前のことを、 当たり前にこなしていく 7 1.残業時間の削減 残業に対しては、法律に定められた割増賃金を支払う (当たり前ですが・・・) ⇒受託でのソフトウェア開発がメインの仕事 ・作業時間の見積もりをより正確にする ・出来るだけ残業をしないように仕事を終わらせる (想定外の大量の残業が発生すると赤字になる) 8 2.年次有給休暇取得率向上① 年次有給休暇は業務に支障がない範囲で取りやすい雰囲気作り ⇒開発者は納期があるため、プロジェクトによって取りやすい 時期にムラが発生 ⇒上司が積極的に休暇を取得 プロジェクトが落ち着いている時期や、大型連休・年末年始・ 夏休みはまとまった年次有給休暇を取りやすい雰囲気 9 2.年次有給休暇取得率向上② 社内SNSで休暇申請を提出 年次有給休暇取得率 85%(2014年実績) 10 実際の運用画面 ① 11 実際の運用画面 ② 12 3.子育てしやすい環境作り 男性も育児に参加しやすいように、産前から子が満1 歳に達す るまでの間、男性も取得できる5 日の特別休暇(有給)を新設 育児中の短時間勤務について、一日の8時間の所定労働時間を 最短で4時間まで短縮を可能に変更 当初は、短時間勤務は6時間までであったが、育児中の従業員の 希望により変更 テレワーク制度の新設 13 今後の課題 14 1.自社開発の業務割合 育児休業からの復帰、育児のための時間短縮勤務者 ⇒いざという時の残業対応の必要性から、受託開発チーム への合流が困難 自社開発の割合を増やしたいが、なかなか上手くいって いないのが現状 今は育児時間短縮勤務者の人数が少ないため対応出来て いるが、今後、割合が増えてきたときは、新たな業務を考 える必要がある 15 2.働き方・休み方改革取組への経験不足 制度を積極的に作りたい意思はあるが、私自身が育児未経 験のため、働きやすい制度がイマイチ分からず試行錯誤 当初、育児中の短時間勤務は6時間の勤務 ⇒育児中の従業員からの要望で4時間以上であれば、早退 扱いにしないということで流動的に対応 ⇒その結果、予定よりも多く働いていると判断され、補助 金の助成が受けられないことも・・・ 16 まとめ 17 充実した生活あってこその、充実した仕事。 よく遊び、よく働く 残業過多が常態化している場合、そもそもの体制に 問題がある 育児だけでなく、介護も今後発生してくる可能性も あるので、様々な状態でも安心して働き続けられる 仕組みを作るために試行錯誤中 18 ご清聴ありがとうございました 株式会社エスプランニング http://es-planning.jp/ 19
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