みんなと ともに ⑴ やくそくや きまりを まもって た ⑵ はたらく ことの よさを かんじて か ぞく せい かつ たの ⑶ 家族の やくに 立つ ことを がっ こう ⑷ 学校の 生活を 楽しく した ⑸ ふるさとに 親しみを もって 116 117 4 まち き あ みんなの 町だから、みんなで つかう ところや ものが、たくさん あります。 あん しん やくそくや きまりを まもって、いつでも 気もちよく 安心して すごしたいですね。 はな もし きまりが なかったら どう なるかを、みんなで 話し合いましょう。 118 119 ⑴ やくそくや きまりを まもって やくそくや きまりを まもって やくそくや きまりを まもって まわ わたしたちの みの 回りには、 がっこう まち ● 学校や 町の やくそくや きまりを しらべて、 かんが か ひと どうして やくそくや きまりが あるのかを、 いえ 家の 人から 家の 人から 考えて 書きましょう。 どうして やくそくや きまりが あるのか どうして やくそくや きまりが あるのか どのような やくそくや きまりが あるでしょうか。 やくそくや きまり やくそくや きまり せい かつ やくそくや きまりを まもって 生活 できて いますか。 まもれなかったのは どのような ときだったか、考えて みましょう。 120 121 学 校 町 やくそくや きまりを まもって じ ぶん 自分が つかう けれども、 自分の ものでは ありません。 みんなが つかう けれども、 だれかの ものでは ありません。 書きましょう。 どのように つかえば よいかを ● みんなが つかう ものを、 書きましょう。 か どのような ものが あるかを ● みんなが つかう ものには、 そんな、みんなが つかう ものには どのような ものが ありますか。 どう ぐ そうじ道具 だい すべり台 しゃ ボール また、どのように つかえば よいでしょうか。 がっきゅう ぶん こ 学級文庫 いち 一りん車 たい せつ 大切に あ みんなで なかよく ゆずり合って こわさないように ばん じゅん番を まもって 122 123 やくそくや きまりを まもって き いろ 黄色い ベンチ てん き あめ あ にちよう び きょう ふりつづいて いた 雨が 上がり、日曜日の 今日は、 すっかり よい 天気に なりました。 あさ ちか こうえん から 近くの 公園へ たかしくんと てつおくんは、朝 つく かみ い きのう 作った 紙ひこうきを とばしに 行きました。 「ひくい ところからじゃ、よく とばないよ。」 い たかしくんが 言いました。 み うえ ると、おかの 上に 黄色い 見 ベンチが あります。 「あの ベンチの 上から とばそうよ。」 ふたり と、てつおくんが 言ったので、二人は ベンチの 上から、紙ひこうきを とばす ことに しました。 たか ベンチの 上に のると 高いので、 き 紙ひこうきは すうっと、気もちよく とんで いきます。 雨上がりの 公園には、あちらこちらに みず 水たまりが ありました。 二人の くつは どろどろですが、 そんな ことには 気が つきません。 なん ど 二人は、ベンチに のって、何度も 何度も、 ちゅう む中で 紙ひこうきを とばしました。 124 125 やくそくや きまりを まもって ふたり すこ やす つかれた 二人は、少し 休む ことに しました。 たかしくんが、 「ぶらんこで あそぼう。」 い と 言ったので、二人で ならんで のりました。 た おんな こ ったまま、ぷらん ぷらんと こぎました。 二人は、立 かお かぜ あ に、つめたい 風が 当たって、とても あせを かいた 顔 き おも 気もちが いいと 思いました。 ご そこへ、五さいくらいの 女の子と おばあさんが やって きました。 はし って きて ベンチに すわり、 女の子は、走 はや 」 「早く 早く。 と、おばあさんを よびました。 「まあ まあ、こんな どろだらけの ベンチに すわって、スカートが 」 どろだらけですよ。 おばあさんは、女の子を 立たせて、 スカートに ついた どろを、 ふいて あげて います。 たかしくんと てつおくんは、 「はっ」と して、顔を み あ 見合わせました。 126 127 きまり カルタ どのような きまりが あるのかな。 あお 青は すすめ と ほ どう おうだん歩道 あか と 赤は 止まれの ど 一度 止まって ど 通りましょう とお み ひょうしきを 見て どちらかな 左右 かくにん さ ゆう いち しんごうき お きまりを しっかりと まもりましょう。 あ わ しっかり 分けて ごみ すてよう し はな きけんな ところに ちか 近づかない 通学路 つう がく ろ みんなを まもる き み あ ほかに どのような きまりが あるのかを、話し合いましょう。 128 129 き ⑵ はたらく ことの よさを かんじて いっ しょう ひと かお 一生けんめいに しごとを すると、気もちが よいですね。 がっ こう いえ はたらく 人の 顔は、かがやいて います。 まち 町で、学校で、家で、みんな だれかの た とう ばん 学校の 当番や 家の てつだいも、 たい せつ 大切な しごとですね。 130 131 やくに 立って、がんばって います。 はたらく ことの よさを かんじて わたしの しごと こんしゅう とう ばん しょく あと 今週は、わたしが きゅう食の 後に だい はいぜん台を ふく 当番です。 きゅう食の 後に、こぼれて いた おかずや ぎゅう 牛にゅうを、しっかりと ふきとりました。 台ふきも、きれいに あらいました。 せん せい そこに 先生が いらっしゃって、 ﹁きれいに なったね。ありがとう。﹂ い おも と 言って くださいました。 あした にち か しごとを がんばった ときの 気もち わたしの しごと 月 日 ∼ 月 日 また、その ときの 気もちを 書きましょう。 き できたら、 ⃝に 色を ぬりましょう。 いろ ● あなたが している しごとを 書いて、 明日も がんばろうと 思いました。 みんなの ために しごとを して、 まわりに えがおを がつ 月 日 ∼ 月 日 わたしの しごと 年 しごとを がんばった ときの 気もち 年 ねん 1 132 133 2 ふやして いきましょう。 はたらく ことの よさを かんじて はたらく ことの よさを かんじて もり 森の ゆうびんやさん 「こんにちは、ゆうびんですよ。」 くまさんは、森の ゆうびんやさんです。 いっ こえ 一けん、一けん、声を かけながら、 て がみ 手紙や にもつを はいたつします。 「いつも ありがとうございます。」 くまさんから ゆうびんを もらうと、森の みんなは、 おお 大よろこびです。 「こんにちは。かぜは なおりましたか。」 ひ 「はい、よく なりました。くまさんも、 からだ き 体に 気を つけて くださいね。」 たの こ はなし くまさんは、ゆうびんが ない 日でも、森の みんなと 話を したり、 よう す ほかの 森の 様子を つたえたりして います。森の みんなは、くまさんが く 来る ことを、とても 楽しみに して います。 ゆき どきました。 ある、雪の 日の ことです。ゆうびんやさんに、小づつみが と なか やぎじいさんへの ゆうびんです。くまさんは、かばんの 中に、 たい せつ い で 大 切に 入れて 出かけました。 小づつみを やまみち いえ 山道を のぼって いくと、 かお ようやく やぎじいさんの 家が み 見えて きました。くまさんは、 やぎじいさんの よろこぶ 顔を おも あし 思いうかべながら、いそぎ足で ある 歩きました。 134 135 はたらく ことの よさを かんじて ひ 「やぎじいさん、ゆうびんですよ。」 ゆき こ 日に、ごくろうさま。 「こんな 雪の 」 どなたからですか。 まち 「町に すんで いる おまごさんからですよ。」 だ くまさんは、かばんから 小づつみを ていねいに 出して、やぎじいさんに わたしました。 て 「ぽかぽかの 手ぶくろだ。ありがとう、 くまさん。」 「よかったですね。これで 雪の 日も あんしん 安心ですね。」 いえ かえ くまさんは、つぎに はいたつする 家に いそぎました。 いちにち 一日の しごとを おえて、くまさんは 家に 帰りました。 み いっつう て がみ はい ポストを 見ると、一通の 手紙が 入って いました。 もり の ゆう び ん や さ ん へ 森 やす い つも 休 ま ず に 、 ゆ う び ん を はいたつして くれて、 あ りがとうご ざ い ま す 。 森の みんなは、くまさんが、 だい 大すきです。これからも、 おしごとを がんばって くだ さ い 。 森の こりす より 136 137 か ぞく たい せつ あなたの ことを おも た いえ ひと ● 家の 人から、 か あなたへの メッセージを 書いて もらいましょう。 家の 人からの メッセージ いちばん 大切に 思って くれて いる 家族。 こころ ゆう がた 心が ほわっと したよ にち よう び 日曜日の 夕方、 からだ きゅうに 体が さむく なって きた。 ど ねつを はかって もらうと さん じゅう はち 三十八度も あった。 ベッドで ねて いると、 かあ お母さんが おでこの タオルを き よう す とりかえに 来て くれた。 なん ど おばあちゃんが 何度も 様子を み しん ぱい 見に 来て くれた。 おとうと 弟が 心配そうな 様子で わたしを 見ている。 あん しん ﹁みんなが いるから 安心して い ゆっくり ねなさい。﹂ あ お母さんが そう 言って て ふとんに 手を 当てた。 心が ほわっと あたたかく なった。 138 139 ⑶ 家族の やくに 立つ ことを 家族の やくに 立つ ことを 家族の やくに 立つ ことを か ぞく 夕はんの したくを ゆう 家族の ために できる ことは ないかな かあ ●お母さんは、いそがしそうに して います。 おとうと 弟は、お母さんに あそんで いま だ ほしくて、今にも なき出しそうです。 よう す み わたしは、その 様子を 見て、 弟と いっしょに、にわで あそぶ ことに しました。 お母さんは、 「ありがとう、たすかるわ。」 い と 言って、にっこりと わらいました。 とう かえ ●お父さんが、しごとから 帰って かお きました。お父さんは、つかれた 顔を して いたので、ぼくが、 ちゃ い 「お茶を 入れるね。 」 と 言うと、にこっと わらいました。 あと その 後、お父さんの かたを たたいて あげると、 き 「ありがとう。とっても 気もちが いいよ。」 と 言って、よろこんで くれました。 ぼくも うれしく なって、なんだか むねが あたたかく なりました。 140 141 家族の やくに 立つ ことを いえ おも だ ● 家の てつだいを した ときの き か ことを 思い出して、その ときの てつだった こと 気もちを 書きましょう。 ねん てつだいを した ときの 気もち てつだった こと てつだいを した ときの 気もち てつだった こと てつだいを した ときの 気もち ひと 家の 人から てつだった こと てつだいを した ときの 気もち 家の 人から 142 143 年 1 年 2 年 1 年 2 がっ こう せい かつ せん せい 学校では、 いろいろな 先生たちの せ わ よう お世話に なって います。 しょく きゅう食や 用むや じむの 世話を ひと こうちょう 校長室 じむ室 たの しょくいん室 いつも ありがとう ございます。 おも か ● 学校で お世話に なって いる 人たちに、 ほうそう室 と しょ 図書室 パソコン ルーム トイレ ほけん室 きょうしつ 教室 して くださる 人たちも います。 きゅう食室 き どのような ことを 思って はたらいて いるかを 聞いて、書きましょう。 144 145 ⑷ 学校の 生活を 楽しく 学校の 生活を 楽しく 学校の 生活を 楽しく もっと みんなが なかよく なって、 がっ きゅう もっと すてきな 学級に する ために、 あなたには どのような ことが できるでしょう。 いえ ひと がっこう ● 学校や 学級の ために、 か みんなで できる ことを 書きましょう。 ねん 書きましょう。 みんなで できる ことを ● 学校や 学級の ために、 家の 人から とう ばん かつ どう かかりや 当番活動を がんばって いますね。 学級を よく する ために、 はな あ みんなで 話し合います。 みんなの 学校だから、 みんなで きれいに しましょう。 家の 人から 146 147 年 1 年 2 学校の 生活を 楽しく がっ こう み か あなたは、学校の どのような ところが すきですか。 ば しょ ● すきな 場所 べんきょう ● すきな 勉強 たの どのような ことですか。 ● 学校で 楽しかった ことは どのような ことですか。 ● 学校で 楽しかった ことは 学校の たからものを 見つけて、書きましょう。 ねん しょく ● すきな きゅう食 ● すきな 場所 ● すきな 勉強 ● すきな きゅう食 148 149 年 1 年 2 げん き はる した つう がく ろ い お年よりも いる。 とし 赤ちゃんも いる。 あか しょうぼうしさんも いる。 おまわりさんや 先生が いる。 せん せい ともだちが いる。 まち 育だ つつ ここ とと がが 、 ああ なな たた のの 町町 のの みみ んん なな のの よよ ろろ ここ びび 。。 あなたが 元気に そ がっ こう こう えん 学校が ある。 と しょ かん 公園が ある。 図書館が ある。 びょういんが ある。 いえ しょうてんがいが ある。 あなたの 家が ある。 ま なつ タンポポが さいて いる 春の 通学路。 みず き 水しぶきが まぶしい 真夏の プール。 あき き 秋の お気に入りは、 ふゆ イチョウなみ木。 冬には みんなで おもちつき。 きん じょ いつも あいさつを する 近所の おじさん。 ひと ときどき すれちがう ゆうびんはいたつの 人。 くさ 草むしりを いっしょに した せ わ となりの 家の おばさん。 ちょうない かい おまつりの とき お世話に なった 町内会の おじさん。 150 151 ⑸ ふるさとに 親しみを もって ふるさとに 親しみを もって はっ こう び 発行日 まち ねん 年 ぎょうじ ● 町の おまつりや 行事 がつ 月 ば しょ ● わたしの おすすめの 場所 よ しん ぶん つく よう び 曜日 新聞 にち 日 ひと よう す ● 町の 人たちの 様子 ● みらいの 町の 様子 できた 新聞を みんなで 読んで みましょう。 152 153 あなたの 町を しょうかいする 新聞を 作りましょう。 ふるさとに 親しみを もって ふるさとに 親しみを もって ぎおんまつり きょうと まち コンコンチキチキ コンチキチン ・・・・・・ ぜんこく ぎおんまつりの ころ、京都の 町には、全国から おお ひと 大ぜいの 人たちが、やって きます。 き ぼくが のって いる * ぎおんまつりの ほこが、 かど まがり角に 来た ときです。 おと が ギギギーと いう 音 して、ほこが グーンと かたむきました。 「あっ、たおれる!」 「かべに ぶつかる!」 けんぶつ こえ 見物して いる 人たちの 声に、ぼくも ひ (たおれたら どう しよう。) からだ と、体を かたく しました。 ひと みち みず く 人や、まがりやすいように 道に 水を しかし、ほこを 引 うえ まく 人、ほこの 上から 「エーンヤラ」と はやす 人たちが、 き き 気もちを 一つに して、ほこは ぶじに 角を まがりました。 「わあ、みごとだ!」 せい と かん声を 聞いて、 しゅ 見物して いる 人たちからの はく手 ぼくは うれしく なりました。 154 155 ふるさとに 親しみを もって ことし きゅうしゅう はか た み き 州の 博多に すんで いる かずくんも、 ぼくの いとこで、九 ひとつき まえ 今年 はじめて、ぎおんまつりを 見に 来て います。 まち まえ にも、ずっと 前から かずくんが すんで いる 博多の 町 つづいて いる、 「どんたく」と いう おまつりが あるそうです。 きょう ぼくは、今日の ぎおんまつりの ために、一月くらい 前から おとな 大人と いっしょに、おはやしの れんしゅうを して きました。 あ わせる ことが はじめは、なかなか おはやしに、かねを 合 できなくて、しかられる ことも ありました。 とう さんに、 お父 「もう、やめたい。 」 い と 言った ことも ありました。 「お父さんも、よく おじいさんに しかられながら、れんしゅうした ものだ。みんな、そう やって、 せんねん 年も つづく ぎおんまつりを 千 まもって きて いるんだよ。」 とに したのです。 と はげまして くれたので、ぼくは がんばる こ うえ き で、気もちよく コンコンチキチキ ぼくは、ほこの 上 ひ と かねを たたきながら、おはやしの コンチキチン ・・・・・・ ほんとう おも れんしゅうを つづけて きて、本当に よかったなと 思いました。 ひと *ほこ ・・・・・・ ぎおんまつりで 人が 引く、うつくしい のりもの。 156 157
© Copyright 2025 ExpyDoc