北朝鮮 ミサイル発射

2016年(平成28年)
2 月7日(日)
■サガン キャンプ地に緊張
沖縄県の読谷村陸上競技場でキャンプを行ってい
るサッカー・J1サガン鳥栖は、午前9時20分ごろから
練習に臨んでいた。同9時32分、体幹トレーニングの
最中に、多数の携帯から緊急速報のアラームが鳴り
響くと、緊張が走った。その10分後に上空通過の一
報が入ると、フィッカデンティ監督らも安堵(あんど)の
表情を浮かべ、通常通り練習を行った。
詳しくはウェブサイト「佐賀新聞LiVE」と明日の朝刊で
沖縄上空を通過
北朝鮮は7日午前9時 分ごろ、西岸から弾道ミサ
イルを南方に発射した。日本政府が発表した。「
人工衛
星打ち上げ」
として予告していた事実上の長距離弾道
ミサイルとみられる。ミサイルは沖縄上空を通過した
が、日本の領域内への落下はこれまで確認されず、防
衛省は破壊措置を実施しなかった。北朝鮮による長距
離弾道ミサイル発射は2012年 月以来。
菅義偉官房長官は記者会見で「
北朝鮮に厳重に抗議
し、強く非難する」
と述べた。
日本政府によると、ミサイルは五つに分離し、四つは
朝鮮半島の西約150キロの黄海と南西約250キロの
東シナ海、日本の南約2千キロの太平洋に落下したと
みられる。太平洋の落下地点は北朝鮮が予告した地点
外だった。
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中国遼寧省丹東側から撮影した、北朝鮮側から打ち上がる事実上の長距離弾道ミサ
日本時間同9時 分ごろ)
(共同)
イルとみられる飛行体=7日午前8時 分ごろ(
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