ＤＮＡシーケンスシステム保守請負 要求仕様書 ※本仕様書は、予告なしに修正又は訂正する場合があります。 その際は、当機構ホームページ上にて仕様書の修正又は正誤表等を公示い たしますので、必ずご確認下さい。 独立行政法人 製品評価技術基盤機構 １．目的 独立行政法人製品評価技術基盤機構東北支所（以下「東北支所」という。）で は、鉱工業利用における遺伝子組換え生物等の安全性確保のため、遺伝子組換え生 物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律（以下「カルタヘナ法」 という。）に基づく立入検査を実施しており、その立入検査に必要な収去・検出技 術の開発等を行っている。 これらの業務では、遺伝子組換え生物等の遺伝子についてＤＮＡ塩基配列解読 を行い、迅速にデータ解析する必要があることから、ライフテクノロジーズジャパ ン株式会社製「Applied Biosystems 3730xl DNA Analyzer」）を導入しているとこ ろである。本システムは、キャピラリー型機構を採用したもので、精密かつ高額な システムであるため、日常的にその維持管理に努めているところであるが、不具合 が発生した際には迅速な対応が必要なことから、当該システムについて、保守契約 を行うものである。 ２．保守対象 保守対象のシステム数 ： １式 以下のＤＮＡシーケンスシステムを保守対象とする。また、保守対象の範囲に は、各システムのハードウェアのほか、各システムに搭載されているソフトウェア も含まれるものとする。 ＤＮＡシーケンスシステム 機種 ：ライフテクノロジーズジャパン株式会社製 「Applied Biosystems 3730xl DNA Analyzer」 製造番号：１８１２７－００５（平成 18 年度導入） 設置場所：宮城県仙台市宮城野区東仙台４－５－１８ 独立行政法人製品評価技術基盤機構 東北支所 ３．仕様 以下の内容に従い保守を行うこと。 (1) 故障・トラブル等が発生した場合、東北支所から保守依頼の通知後、３営業日 以内に訪問し、速やかに修理・調整を行うこと。 なお、修理・調整は、当該システムに関する知識・技術を修得し、熟練してい る作業者が行うものとする。 (2) 修理・調整後は、正常に作動するか、動作確認を行うこと。 (3) 軽微な調整の場合に、電話での問合せに応じられるよう担当者を配置する等の 対策を講じること。電話での問い合わせは、行政機関の休日に関する法律第１条 に定める日及び製品評価技術基盤機構創立記念日（毎年 5 月 1 日）を除く平日の 午前 9 時から午後 5 時 45 分の間に対応ができること。 (4) 保守契約期間内に定期点検を１回行うものとする。点検作業は、当該装置に関 する知識・技術を修得し、熟練している作業者が行うものとする。定期点検の内 容は、別添による。点検の結果、不適合の項目があった場合、原則、その項目に つき適合となるまで修理・調整を行うこと。修理・調整が困難な場合は、東北支 所担当職員と対応を協議すること。定期点検終了後は、定期点検報告書を作成し、 東北支所担当職員に提出すること。定期点検の日時については、事前に各担当職 員と協議の上、決定すること。 (5) 保守作業に関する技術料、出張料及び当該保守作業に必要な経費（交換部品費 を含まず）については、本仕様の範囲に含まれるものとする。 ４．契約期間 平成２８年４月１日から平成２９年３月３１日までとする。 ５．その他 (1) 保守作業は、行政機関の休日に関する法律第１条に定める日及び製品評価技術 基盤機構創立記念日（毎年 5 月 1 日）を除く平日の午前 9 時から午後 5 時 45 分の 間に保守作業の対象となる DNA シーケンスシステムが設置されて東北支所内実験 室（バイオ実験室２）にて行うこと。ただし、東北支所担当職員が承認した場合 は当該時間以外に作業を実施できることとする。 (2) 保守作業終了後は、毎回、作業報告書を提出すること。 (3) 保守作業上知り得た東北支所に関する情報について、いかなる場合にも第三者 に漏らしてはならない。 (4) 入札者は、保守対象システムのメーカーが発行する代理店証明書又は販売店証 明書を提出すること。ただし、入札者が保守対象システムのメーカーである場合 はこの限りではない。 (5) 保守作業中に疑義及びトラブルが発生した場合は、速やかに東北支所担当職員 に連絡し指示を得ること。 (6) 請負者の過失により、東北支所が保有する物品、設備施設等に損害を与えた場 合は、請負者がこれを補償するとともに復旧を行うこと。 (7) 保守作業時に発生した不要物、作業場所の汚れ等は別途、東北支所側での費用 を生ずることなく請負者が適切に処分、清掃等を行うこと。 (8) 作業が複数日にまたがる場合であっても、一日の作業終了の都度、各担当職員 に作業内容を口頭等にて報告すること。 (9) 仕様書に記載されていない事項又は疑義が生じた場合には、東北支所担当職員 と別途、協議すること。ただし、軽微なものについては各担当職員の指示に従うこ と。 (10) 本役務の実施については、日本語で対応すること。 （ 別添 ） 定期 点検の 内容 項 目 点 検 箇 所 点 検 内 容 本体用 電源 本体 用電源 (200V)電圧 測定 PC、 周辺機 器用電 源 PC、 周辺 機器用 電源 (100V)電圧測 定 供給電 源 電源 入力状 態、オー ブン 温度、レ ーザー 出力、 EP 供給 、CCD 温 度 各部 使用状況の 各配線・接合部の接続状態、セイフティス 確認 イッ チの作 動点 検、外 観確 認 光学系 Grating 回 転、CCD 回 転、レーザ ー光 線重複、 カメ ラフォ ーカ ス・強 度分 布、開 始波 長、 波長 スロー プ レーザ ー部 レー ザー出 力の 上限・ 下限、ミ ラー・ レン ズ、 アッ セイキ ュー ブ偏光 板、 調整後 確認 点検後の性 能確 認 光学系 Grating 回 転、CCD 回 転、レーザ ー光 線重複、 カメ ラフォ ーカ ス・強 度分 布、 開始 波長、 波長 スロー プ 校 正 オート サン プラー ウエ スト位 置、 スタッ カー 位置、 キャ ピラリ ー位 置、オ ート サンプ ラー テスト 交換部 品 部品の 交換 状態 キャ ピラリ ー、 ポンプ ブロ ック
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